Kemp K7UQH
Kemp K7UQHから、エアーメールが届いた。少し大きな封筒で、やわらかなものが中にある。開けると、Supershyneという機械磨き用の布。あぁ、やはり送ってきてくれたのか・・・。
先日、彼と7メガで交信した際に、バグキーが話題に上った。私のVibroplexの機種名は何かと彼から問われたが、思い出せず。ノブの形状、ベースの厚さ等々を教えると、「それは、Originalというモデルだよ。」と教えてくれた。彼が1960年代から用いているバグキーは、Championというモデルで、一番安いものだそうだ。Vibroplexのバグキーについては、各モデルの特徴から価格まですべて覚えておられる様子。
彼は、開局時からずっと同じバグキーを用いているようで、バグキーの話題になると(否、CWの話題であれば、何でもそうなのだが)、話しは延々と続く。私が、時折短点の接触不良が起きる(起きた)と言うと、spring armを外して、接点をよく清掃する必要がある、とのことだった。
実は、私は、短点接点の固定された側を僅かに回転させ、接点同士が線接触にすることによって、かなり安定した動作をすることを確認し、そのセッティングで使用し続けている。面接触を試みると、単位面積当たりの力が小さくなり、接点上の僅かな酸化皮膜の抵抗が効いてきてしまうのではないか、一方、線接触にすると、単位面積当たりの力が大きくなり、酸化皮膜をキーイングごとに破るのではないかと想像している・・・のだが・・・。
いずれにせよ、彼は接点の清掃は必須だという考えの持ち主であった。そして、その清掃に具合の良い布があるという。linen bond paperといったか・・・。その時に、その布を大量にストックしているので、送ろうかと、彼から問われた・・・いや、大丈夫だ、と一応お断りしたのだが、そのストックの一枚を、私に送ってきてくれたのだ。
別なところで記した通り、彼との交流は、1960年代に遡る。Ed WA6UNFとTrevor VK2NSとの7メガでの定時交信に纏わり付いていた仲間のお一人がKempだった。1960年代から交信を続けてきた友人は、他にも何人かいるが、当時の交信の様子を鮮明に覚えている相手は、Kempだけになってしまった。彼は、その後プロの通信士になり、太平洋を航行中に、現在の奥様Junkoさんと無線で知り合い、結婚されたのだった。しばらくのQRTの時期を経て、私が無線にカムバックした1980年以降、Kempとは、時折交信させて頂いて来た。サイレントキーになる共通の友人を、一人また一人と見送ってきた。とてもold fashionedな交信スタイルを捨てず、交信の最後には、CW FOREVERと打つ彼は、得がたい友人だ。丘に上がったKempは、現在はセミプロのトロンボーン奏者としてビッグバンドで演奏している。
接点清掃用の布、使うことになるかどうか分からないが、こころからの御礼の手紙を差し上げようと思っている。
- [2009/11/03 21:28]
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小貝が浜緑地
昨日、茨城の小貝が浜緑地を訪れた。国道6号線沿線のこの辺りは、まだ研修医をしていた頃、幼い長男を車に乗せて、家内とともに良くドライブした場所。まだ常磐高速が出来ていなかったのだろうか・・・下の道をせっせと走った。目的地はなし。何しろ狭く汚いレジデントハウスという名のタコ部屋(笑)から一時でも逃れたいということだったような気がする。ある程度のところまで走って、帰りの時間を見計らって、戻るという無計画なドライブだった。その後も、子どもを連れて、また老母を乗せて、何度か茨城北部を訪れたことがある。
カメラ片手に撮影するためという目的は一応あるが、このように一人でドライブするようになることに感慨を覚えた。時は確実に経って行く。
薄い雲が空全体を覆っていた。その雲を突き抜けて、柔らかい太陽光が断崖の海岸と海を浮かび上がらせている。
海岸線という風景は、静的なものになりやすい。被写体としては面白みにかける・・・海岸線を歩くのはすきなのだが・・・。
嬉しいことに、日曜日の午後だというのに、観光客に殆どお目にかからない。繰り返す潮騒の音が聞こえる散歩道を、静かに歩くことができる。
この公園で唯一お目にかかった人物。断崖の上から釣り糸を垂れていた。
こうした公園をきれいに整備しているのは、日立市かと思ったが、ボランティア団体が、この公園の整備を行っているらしい。日立市も財政的な援助はしているのだろうが、この公園を自分達の手で整備・保持している地元の方々の努力に敬服させられる。下草はきれいにかられて、余分な木々も伐採されていた。観光客相手の商売などもなし。ゴミも見当たらない。静かな素晴らしい公園だ。
- [2009/11/02 18:59]
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歯科医療の倫理的崩壊
私の仕事場の近くに、大学時代の同級生が、歯科医院を開業している。私が開業するよりも大分前に開業したらしい。地域歯科医師会の幹部をしているようで、時々、診療報酬レセプトのチェックに駆り出されている様子だった。私の開業当初は、お祝いを持参し、何くれとなく訪れ、さらにご家族の健康管理を任せてくださった。心細かった開業当初に、大学時代の顔見知りが来てくれるのはありがたかった。
私も歯に問題が生じると、彼の診療所でお世話になってきた。昼休みが終わる直前に、お願いして、診てもらっていた。通わないで済むように、処置を一回ないし二回で済ませてくれた(こちらがお願いしたことではない)。何時も驚かされたのが、診療費の自己負担の少なさ、だ。歯科の診療報酬の公的な部分が、激安であることは以前から聞いていたが、数百円から千数百円の自己負担を請求されて、一体これで診療所を経営できるのかと心配になったものだった。
歯科は混合診療で、私費部分で収入を上げ、経営が成立するのだろうと漠然と思っていたが、どうもそれだけではないらしい。歯科の開業医が、MRICにその事情を記している。歯科開業医の方が、このように赤裸々に実情を記されることに敬意を表したい。最後に、この方の個人情報も載せられていたが、MLからの転載なのでここでは省いておく。
我々を含めて、患者側としては、医療はすべて低廉な料金で受けられれば、それに越したことはない。だが、低廉さも程度問題だ。6年間の専門教育を受け、その後数年間ないし十数年間の研修を積み、大きな初期投資を行って、スタッフを雇い入れて開業する。それに見合っただけの診療報酬が、確保されるべきだ。それは、各診療手技・材料費に、各歯科医・スタッフの人件費・社会福祉厚生費、さらに施設・診療機器の投資回収費用等を積み重ねれば、適切な金額が自ずと明らかになるはず。
ところが、現在の歯科医療は、滅茶苦茶なバーゲン料金になっている。まともな医療が成立しがたい診療報酬だ。で、この記事の筆者の言う「手抜き」が頻繁に行われることになる。歯科のその「手抜き」が止むに止まれぬものであることは、容易に想像がつく。それを行政は、もぐら叩きのように叩こうとする。行政の「指導」は、時に言葉の暴力を伴う。「指導」によって、自殺者が出たという話も聞く。その「手抜き」は、ますます地下に潜行する、という構図なのだろうか。
まともな診療報酬を保障せず、一方で行政的な締め付けを行い続けると、歯科医療は、経営的に立ち行かなくなる前に、倫理的に崩壊する。恐らく、その過程に既に入っているのだろう。専門家の倫理が崩壊すると、その被害は深く進行し、回復には大きな犠牲を要する。滅茶苦茶な歯科医療行政を行う政治・行政と、それに安住する国民に大きなツケが巡ってくる。
いや、歯科医療の問題は、他岸の火事ではない。開業医の担う地域医療でも、それに段々近づいている。歯科以外の医療の場合は、これまで経済的に比較的恵まれてきた高齢の開業医がリタイアを早めるという形で、この問題が表面化することだろう。それによって、地域医療の文字通りの崩壊(というか、不在)と、急性期医療機関への患者の殺到が起きる。それから、慌てても、容易には回復しないだろう。
以下、MRICより引用〜〜〜
▽ 歯科の本当の姿、問題点 ▽
津曲(つまがり)雅美
2009年10月30日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行
http://medg.jp
まず、歯科の診療報酬が物理的に診療行為として実行不能な低点数だということを、皆さまになんとかわかっていただきたいと思います。例えば、虫歯のムシがくった、罹患した部分をエンジンや、手でスプーンを使って取り除く行為は根気のいる仕事で30分から1時間もかかることもありますが、これが16点(1点10円ですから160円、以下同様)です。また根の治療が140円でこれも時間がかかる根気のいる仕事です。入れ歯の型取り、これは場合よっては2日2回に分けて、2時間くらいかかることもありますが、これが2250円です。総入れ歯を入れた時は22800円ですが、技工代、材料代などを払えば私の場合は1万円ほどしか手元に残りません。あれだけやったのにです。
また、話をわかりやすくするために、内容を簡略化しますが、同じ前歯の抜歯でも医師がやれば4578円、歯科医がやれば1500円です。同じく親知らずの埋もれている歯を抜歯すれば、同じく54830円と11500円です。抜歯と言えども外科手術です。神経も使いますし、事故などの危険性もある程度はあります。こんな点数で勘弁して下さいというのが正直な気持ちです。
また、歯周病(歯槽膿漏)の手術では、先進医療(混合診療)の時は58000円ほどだったのが、保険に導入されたら9000円になり、材料代が15000円〜31500円かかり、実際には施術できません。
九州大学の水田副学長によると、歯科の1カ月の売り上げは外科の1日分だそうです。
こういっても、にわかには信じられないと思います。今でこそ歯科医はワーキングプアとも言われ、前ほどは儲かる仕事ではなくなったが、昔は、または少し前までは儲かる仕事の代表の一つではなかったのか、儲かっていたということは、保険点数は、そこそこはもらっていたのだろう、歯科医の困窮化は数が増えすぎ たことだけが問題なのではないか、と思われるでしょう。当然です。
その理由を書かせていただきます。日歯学会編纂の『歯科診療行為(外来)のタイムスタデイ調査2004年版』で、各診療行為に要する時間が精査されています。各診療行為にかかる時間を複数のモニターを使って精査しています。現在、歯科保険医療機関が一か月当たりに上げる平均保険点数は約30万点(300万円)ですが、これを1時間あたりに換算すると、一日9時間働くとしても1400点(14000円)/時間です。各診療行為の点数を1時間当たりに換算して、この14000円と比較します。抜歯、サシ歯、義歯など高い診療行為で700点/時間で平均の半分、義歯の調整、根の治療など低い診療行為で70点/時間つまり平均の5%、歯科の診療行為中『平均の1400点/時間を上回るものがない』のです。これは明らかに矛盾しており、日歯学会は日歯の内部組織ですから『日歯自身が多くの歯科医が手抜きで食っている』といっているのです。このタイムスタデイどおりに診療したら、月に30万点どころか10万点ほどしか上がらないと思います。これは私個人が言っているのではなく、日歯自身が言っているのですから、我々は十分なる証拠だと考えます。点数が低いぶん、パッパッと手早く、手抜きでやっているのです。日歯がそう言っているのです。
手抜きには、不正・不当に密接に関連する部分があります。療養担当規則というものがあり「歯科医学上妥当適切に行うこと」と記載されているから、手抜きは同規則違反でもあります。外科や口腔外科なら、例えば抜歯したはずの歯が口の中にある、手術してないのに手術をしたことにして保険請求した・・・そんなこ とでもない限り基本的にはやった、やってないが全てで、不正も何もないわけです。だから我々一般歯科医のことは理解しづらい面があると思います。
我々が多く手がける一般歯科とでもいうべき治療、例えば虫歯の治療ですが、軟化牙質(虫歯のムシ食いの部分)を残して、パッパッと詰めモノを詰める、これは手抜きであると同時に、療担規則違反の不正請求になります。上から詰めてしまうから、ムシ食いが残っていることは、外からはわかりません。患者さんにも わかりません。前述の外科の不正に比べ、この入り組んだ、わかりにくい構成が何とも言えない特徴です。手抜きは不正・不当と密接に関連しますし、手抜きでした、下手なんです、スイマセンでは済まない面があります。『手抜きとは、十分なことをしないで、十分なことをやったとして保険請求することですから、それは当然不 正請求になります』。
そのようなわけで不正しているから技官が怖い、保険の個別指導が怖い。歯科医の技官への恐怖心は半端ではありません。引退し閉院し、子供が跡を継がない、保険指導が怖くいない歯科医しかモノが言えないと言っても決して言いすぎではありません。怖いから国民や厚労省や技官にモノが言えない、点数を上げてくれと言えないのです。だから営々と低点数でやってきたのです。
それと歯科の低点数を国民の皆さんに理解してもらうのは、大変に困難だと思います。歯科が低点数なのは事実なのです。前述のとおり、点数が低いなら点数を上げてくれと言えばいいではないということになります。しかし、やましいから、点数を上げてくれと言えない。「歯科医の困窮は、数が増えすぎたことだけで はないのか。昔はまたは少し前までは歯科医は金持ちの象徴だったのだから、点数が低いというのはどういうことなのだ」と言われれば、まさか「実は点数は低かったのです。だから手抜きで食ってました」とは中々言えません。「言うに言えない」状態で悶々と出口の見えないトンネルの中を彷徨っていると言っていいと思います 。医科は大まかにいえば歯科に比べて、「高点数で高収入」です。歯科は今まで述べたとおり「低点数で高収入」です。
低点数で、数で捌いて手抜きで稼いでいましたなど言ったら、大騒ぎになるでしょう。耐震偽造の事件では、誰しも建築業界ではこれが常識になっているのではないか、調べようがありませんが、業界の多くの業者がこんなことをしているのではないか、という疑念を持ったと思います。有罪判決を受けたイーホームズ(廃業)の藤田東吾社長が、今でも国民に訴えておられます。
しかし、この類の事件は、検察も新聞も深追いしないし、検察もある程度で捜査を打ち切るのは、周知のとおりです。マスコミもここまでは載せてくれません。だから国民に伝わりません。事実が全て明らさまになれば、国中が大混乱に陥るからでしょう。政治家の不審な死に方や自殺も、このような事件に関わっている からではないのか、と思っている人は多いと思います。
この歯科の低点数などの問題も、これに属するほどの件だと思います。国民は自分たちが手抜きの治療を受けていたと知ったら、それは簡単にはすまないでしょう。歯科界から社会、厚労省に保険点数の大幅アップを訴えるのは、そういう理由で中々に困難です。しかし、私たちは歯科の低点数の問題を正面から見据え主 張しないと、歯科医療、歯科界の再生はない、歯科医療は救われないと思います。物理的にできないものは、あくまでもできませんとしか言いようがありません。
保団連は「保険でいい治療を」と言います。逆にいえば「保険でいい治療はできない」と言っているのに等いのです。それなら、自費収入が保険の不採算をカバーできるほど多い歯科医または、自費収入が少なく、かつ、規則どおりにキチンとマジメに診療し、その結果当然なこととして極貧に喘ぐ歯科医など、それら以 外の多くのというより、ほとんどの歯科医が、毎日手抜きしながら歯科保険医療制度の改革を望むという自家撞着に陥ります。毎日手抜きしながら改革を望むことになります。
近年、厚労省の暴力とも言える指導監査が行われ、保険医、保険医療機関取り消し事由に当たらないのではないか、と思われえるケースでも、処分が行われています。さすがに、このままでは厚生行政に抹殺されるという思いが、医療界を立ち上がらせていると思います。
拙文を読んでいただいた方、ありがとうございました。ご意見、ご質問等あれば下記にご連絡ください。
- [2009/10/30 09:53]
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桐生市伊藤弦楽器工房をTさんと訪ねた
昨日午後、自由になる時間を使って、同じ北関東在住のバイオリン製作者I氏を訪ねた。室内楽でお世話になっている、バイオリンのTさんをお連れして紹介することと、I氏がつい先日クレモナで行われたバイオリンコンクールに提出した作品を見せていただくことが目的だった。
残念ながら、彼の作品は、まだイタリアにあって見ることができなかった。Tさんの弓・楽器を、I氏に診ていただき、彼の感想と今後のメインテナンスの方針を相談することに多くの時間を用いた。Tさんの楽器には、ニスのリタッチ・ペグ調整が必要のようだったが、急ぐことはないだろうとのことで、機会を改めて調整修理に持参するということになった。Tさんが不満に思っている、E線のハイポジでの音の伸びがもう一つなのは、フィッテング等の変更・調整等である程度解決できるのではないか、という話だった。
かの高名なバイオリン製作者佐々木朗氏のお弟子さんであるI氏・・・匿名にしておく必要もあるまい・・・桐生市の伊藤氏(伊藤弦楽器工房を主催され、ネット上でサイトも開いておられる)は、30歳前後の若手の製作家で、佐々木氏譲りの理論的な説明を、ソフトな語り口で丁寧にしてくださる。持ち込む楽器の良い点を必ず見つけて、楽器を大切にするようにと話されるところに好感を持つ。
Tさんは、既に何度かこのブログでも記した、演奏活動かつバイオリン教師をなさっている方だ。近々、自宅を出て独立することを考えておられると聞いて、感慨一入だった。彼女がまだ10歳代の頃、当時バイオリンを習っていた私の娘の同門で、上手に弾く優秀な生徒さんだった。音楽教育を終え、苦労なさって海外留学もなさり、今度は親元を離れて自立するというお話しに、なかなか大変なことだろうけれど、頑張ってもらいたいものだと心底思った。
彼女のお弟子さんには、大人の方も結構いるらしく、中にはアンサンブルの希望を持つ方もいるようだ。アンサンブルの好きなTさんは、将来弦楽合奏団を組織することが夢らしく・・・それとも、私が押し付けた夢?笑・・・同じくバイオリンを弾くTさんの妹さん、それに愚娘も引っ張り出して、弦楽合奏団を是非主宰して欲しい、私も参加させていただくとお話しした。
とりあえずは、来年1月、近くのホールで開かれる演奏会に、ブラームスのピアノトリオ2番を持ち込むことだ。11月8日の練習で、Tさんのご自宅にお邪魔することを約して、お別れした。
- [2009/10/29 10:25]
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低太陽活動期への「遷移」
無線をしておられる方には、とっくのとうに当たり前の情報なのかもしれないが・・・昨年暮れにサイクル23が終わり、サイクル24が立ち上がったが、低太陽活動期が今後少なくとも35年続くことが予測される、ということを、某雑誌の記事で知った。中々新しいサイクルに入らず、太陽黒点数の上昇も見られないと思っていたら、低太陽活動期に「遷移」したことが、経験則で分かったらしい。
1980年代から2000年頃にかけて、味わったあのハイバンドの熱狂が、生きているうちに経験できないと知り、大きな感慨を覚える。が、あの太陽黒点極期のコンディションが無くても、無線はできるし、むしろ、いろいろと工夫する楽しさも生まれようというものかもしれない。
先程、米国中部に住むArt K0ROと、7メガで、H1N1騒動のことなどを議論していた。Tamifluの効果などについて、かなり批判的な様子。その直後、emailボックスを覗くと、Massの友人Bill K1YTから短いメールが入っていた。Artと私の交信を聞いていたのだが、私の信号がカツカツで呼べなかった。7メガのワイアーアンテナをようやく上げ直したので、よく聞こえていたら、呼びたいとのことだった。まだ、リタイアのことを考えているか、実際にリタイアするのは、考えるのよりも難しいね、と結ばれていた。
Art、Billともに、お子さんがH1N1に罹患しているらしい。
で、米国の東海岸や、英国等とは、なかなか容易に交信できない時期が続く・・・少なくとも、私の生きている間は、それが難しくなることは覚悟してなければならない。でも、ネットの力を少しばかり借りて、そうした地域のハムの友人とは、連絡を取ることにしよう。無線の揺籃期のコンディションに戻るのだ。
- [2009/10/28 22:36]
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ワクチン接種回数を、医系技官が決めると・・・
先日にも拙ブログで取り上げた、新型インフルエンザワクチン接種回数変更問題の経緯について、東大の上准教授がMRICに寄稿されている。
厚生労働省、特に医系技官が、ワクチン不足の自らの責任を回避するために、マスコミを動員して、事実に基づかないことを勝手に世の中に広めた、ということのようだ。
政治や、行政などでは、交渉ごとなどで、様々な事象の判断が少しずつぶれるということもあるだろうが、医学的な事象には、科学的な判断を行うべきだ。医学的な判断を、自らにとって有利なように、恣意的に変えることは、決して許されない。
医系技官という職種の方々は、一体、どのように物事を考えているのだろうか。
マスコミを使った大衆操作という手法を、官僚が常用し、自らの判断を世間に押し付け、自らにとって有利なように物事を進めるのはいい加減止めてもらいたいものだ。それに対して、批判的な記事を書けぬマスコミの無能力は一体何なのだろうか。
第二次世界大戦前、日本は、軍部と、官僚によって支配されていた。敗戦によって、軍部の支配は終わったが、官僚支配は綿々と続いている。その延長に、こうした官僚のいい加減さ、出鱈目さがあるのではないだろうか。今回の政権の変化は、それを突き破り、官僚を真の意味での公僕にする良い機会だと思うのだが、さて、政府与党にそれを行う意思と能力はあるか・・・。
以下、MRICより引用〜〜〜
新型インフルエンザワクチンは、何回打てばいいのか?
東京大学医科学研究所
先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門
上 昌広
※今回の記事は村上龍氏が主宰する Japan Mail MediaJMMで配信した文面を加筆修正しました。
2009年10月24日 MRIC by 医療ガバナンス学会 http://medg.jp
新型インフルエンザの流行が急速に拡大する中、今週から予防接種が始まりました。医療現場ワクチン接種の準備に大慌てです。ワクチンの供給が十分でないため、多くの病院では、全て医療従事者が接種を受けることは出来ません。また、厚労省の方針では、事務職員は接種対象外のため、彼らが新型インフルエンザに罹れば、休診せざるをえない病院が出てくることが予想されます。
【新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会】
ここにきて、さらに病院を混乱させる事態が生じました。それは、16日に厚労省で開催された「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」でのことです。その議論内容は、当日の夕刊、および翌日の朝刊で広く報道されたため、ご覧になった方が多いでしょう。
産経新聞によれば、「厚生労働省の専門家会議は16日、免疫が上がりにくいとされる「1歳から13歳未満の小児」以外は原則1回接種とすることで合意した。」とあります。
この結果、「2回接種を想定した場合の2700万人分から大幅に増加し、4000万人分の国産ワクチンが確保されることになる(産経新聞)」となったようで、多くの国民は吉報と感じたでしょう。
【厚生労働省の専門家会議が合意した根拠は?】
果たして厚労省の言い分は、科学的に妥当なのでしょうか?どうして、突然、以前は2回打たねばならないと言われていたワクチンが、1回でよくなったのでしょうか?結論から申し上げますと、厚労省が下した結論は医学的に無理がありました。
この意見交換会で、厚労省はアメリカ、オーストラリア、そして日本で実施された3つの臨床試験の
結果を呈示しました。このうち、オーストラリアと日本の臨床研究では、アジュバントを含まない同じタイプのワクチンが用いられていて、研究デザインも似ているため、日本での議論の参考になります。
日本では、本年9月に20〜50歳代の健康な男女200人を対象に臨床研究が行われました。全体を二群にわけ、それぞれに対して、通常量、および倍量の国産ワクチン(北里研究所製)を接種し、3週間後に抗体価を調べました。その結果、1回分のワクチン量を打った96人のうち75人(78%)、倍量を打った98人では86人(88%)に効果が確認されたと言います。
【臨床研究結果を曲解した厚労省】
この結果をもとに、厚労省と専門委員は、1才から13才未満以外は原則として1回打ちにすることで合意しました。インフルエンザワクチンの予防接種の基本は「二回うち」です。果たして、その判断は妥当だったでしょうか。
問題点は以下です。
1)今回の研究で評価したのは抗体獲得率。この指標は、必ずしもワクチンの能力を示す指標の一つに過ぎません。抗体獲得が、実際の感染防御に直結するかも議論の余地があります。これまで、医療界がワクチンの2回打ちを標準としてきたのは、総合的に評価した結果であり、抗体獲得率だけで判断するのは危険を伴います。
2)臨床研究で検討したのは、通常量 vs. 倍量投与であり、1回打ち vs. 二回うちを検討したわけではありません。
3)日本、オーストラリアの何れの臨床研究も、研究対象は「健康な成人」。妊婦、中高生、持病を持つ人は対象外で、彼らはワクチンに対する免疫反応が弱い可能性があります。
4)今回の研究における抗体獲得率は、通常量、倍量接種で78%、86%であり、約10%程度の差があります。逆に、接種量を減らすことで、抗体を獲得できない人が5割ほど増加したとも言えます。これを許容するか否かは評価が分かれます。
今回の試験で分かったことは、健常人に対してはワクチンの1回接種で78%程度の人で抗体価が上昇することだけです。このため、今週から接種が始まる医療従事者、年明けから予定されている健常人には、1回打ちで対応可能かも知れません。
一方、妊婦、中高生、持病をもつ人に対しては、今回の臨床研究は何の情報も提供していません。既に、南半球やアメリカでは妊婦に死者が多いことが問題となっていますし、従来、5才以下に発症するとされてきたインフルエンザ脳症が5才以上の小児にも多発しています。更に、先日、16才の高校生が新型インフルエンザ脳症で亡くなりました。妊婦や中高生を、健常成人と同列に扱うのは無理があり、現時点では「標準的な接種法」である二回接種を推奨すべきです。
【厚労省の論拠】
では、今回の臨床試験結果を、厚労省医系技官がどのように解釈したのでしょうか?医系技官が厚労省幹部に提出した資料(レク資料)によれば、以下のようになっています。
この文章をみて、私は衝撃を受けました。まともな医学トレーニングを受けた医師が書いたとは思えなかったのです。この説明を受けた、足立信也政務官は激怒したでしょう。彼は筑波大学医学部の助教授まで務めた人物で、医系技官の誰よりも臨床経験が豊富です。彼は、後述するように、19日の深夜に緊急専門家会議を招聘し、政治主導で方針転換をはかりました。
以下に医系技官の主張をご紹介します。
1)妊婦は健常成人より免疫がつきにくいという根拠はなく、成人同様1回でよい。(筆者注:成人が妊婦と比べて免疫抑制状態であるのは、医学的公知。また、新型インフルエンザでは妊婦の死亡が問題となっています。)
2)高齢者は1回接種とする。(筆者注 今回の研究から高齢者は除外されており、データがありません。)
3)基礎疾患を有する者は1回接種を原則とする。(筆者注 今回の研究から基礎疾患を有する者は除外されており、データがありません。)
4)中学生、高校生は過去のインフルエンザの流行状況から考えると、成人同様にプライミングされていると考えられることから、成人同様1回接種を基本とするが、念のため、臨床試験を行うことを努力目標とする。(筆者注:今回の研究は中高生に関する一切のデータを提示していません。根拠のない推論です。)
5)季節性ワクチンの実績から、国内メーカー4社の品質に大きな差異はないと思われるため、今回の国内1社の臨床試験に基づいて国内メーカー4社の方針を決めても問題ない。(筆者 ワクチンの製法は各社で異なり、「大きな差異はない」と結論することは無理がある。この理屈を通すなら、外資系ワクチンメーカー、また他の薬剤の承認で厳しい臨床試験を求めていることとはダブルスタンダード。)
このように、医系技官の主張に共通するのは、「事実」と「推論」の区別が出来ていないことです。このあたり、医師教育においては、大学院や医局での研究を通じて徹底的に仕込まれます。医系技官の多くは、初期研修を終えて、そのまま行政官となっているため、トレーニングを受けていないことが関係するのかも知れません。
このあたり、自治医科大学の森澤雄司准教授は、以下のように述べています。「海外のワクチンが1回で効果があると言っても、それと国産ワクチンとは全く別物。それぞれ独立に判断しなければなら
ない。前提条件を3重にも4重にも間違えている。以前は確信犯的にやっていると思っていたのだけれど、最近は本当に知らないんじゃないかと思うようになった」
【単なる意見交換会の話し合いを、決定事項として報道するマスコミ】
今回の厚労省の発表は、「科学の仮面を被ったデタラメ」と言っても過言ではありません。しかも、意見交換会での議論が、恰も厚労省の決定事項であるかのように報道しました。例えば、前述の産経新聞は「輸入品の接種効果も調査中で、こちらも1回で効果が確認されれば、国内生産分と合わせ全国民にワクチンが行きわたる計算となる」とまで、解説しています。この論調は、産経新聞だけでなく、ほぼ全てのマスコミに共通したものでした。勿論、長妻大臣が承諾した訳ではありません。
これは、どう考えても変です。そもそも、12-14時にかけて開催された会議の内容が、当日の夕刊
には大きく報道されるのですから、誰かが事前に入念に準備したことは明らかです(夕刊に記事を載せようと思えば、12時過ぎまでには内容が固まっていなければ間に合いません)。その誰かは、容易に想像がつくでしょう。こうやって既成事実が積み重ねられていきます。
民主党は、記者クラブの開放を主張していますが、状況はもっと複雑です。記者クラブ以外に、リーク、記者懇など、さまざまはルートが存在し、「立派に」機能しています。
【足立政務官による緊急会議の招集】
事態が急転したのは19日の深夜です。事態を憂慮した足立信也政務官が、前回とは別の専門家も加えて、公開で議論をやり直したのです。前回の会議を主導した尾身茂 自治医科大学教授、田代眞人 国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長に加え、舛添要一前厚生労働大臣のアドバイザーを務めていた森澤雄司・自治医大病院感染制御部部長、森兼啓太・東北大大学院講師、岩田健太郎・神戸大大学院教授の3人が参加しました。
議論内容は、ロハスメディカルが詳細に報告しています(http://lohasmedical.jp/news/2009/10/20010545.php)。森澤、森兼、岩田氏らが、前回の合意内容について疑問を呈し、尾身教授たちは弁明に終始しました。どちらの言い分に説得力があるかは、明らかでした。
なぜ、尾身教授や田代部長が、専門家が見ればすぐにわかるような「暴論」に合意してしまった
のでしょうか。その真相は不明ですが、ワクチン不足を糾弾されている医系技官が、国産ワクチンの
「水増し」を狙い、尾身教授や田代部長は医系技官に同調したと考えるのが妥当でしょう。彼らは公衆衛生や基礎医学の専門家で、医療現場での経験に乏しいこと、および、尾身教授は元医系技官、田代部長は医系技官が人事権を行使する国立感染研の要職であることは、示唆に富みます。人は誰しも、人事権を持つものや、自分が属する「ムラ」には抗いにくいものです。
余談ですが、政権交代が常態化している米国では、医療行政の要職の多くが政治任用です。例えば、オバマ大統領はNIH長官にゲノム研究の世界的リーダーであるフランシス・コリンズ博士を任命し
ました。今回の会議でも、舛添大臣、および足立政務官が登用した森澤、森兼、岩田氏が「正論」を
唱えていることと相通じるものがあります。彼らは、「医系技官ムラ」の住人ではないので、「ムラ」の評価より、アカデミズム、および任用してくれた政治家の評価を気にします。そして、アカデミズムでは、「科学的正しさ」が何よりも求められます。どちらも一長一短ですが、現在の日本に限った場合、後者が活躍してくれる方が国民には有益でしょう。
【どうすればいいか?】
事態の経緯はどうであれ、厚労省の朝令暮改が国民、および医療現場に大混乱をもたらしています
。
責任者の足立政務官は、自ら国民に向かって説明しなければならないでしょう。そして、現時点でのインフルエンザワクチンの標準接種法が二回打ちであることを広報し、全ての国民に二回打ちの機会を保証すべきと考えます。そして、1回で済ますか否かは、医師と接種を希望する国民の判断に委ねるべきです。おそらく、多くの医師は、健常な成人は1回接種で大丈夫だと説明するでしょう。政府の責務は、医師の判断の細部をコントロールすることではなく、ワクチンの確保と遅滞なく医療現場に届けることです。厚労省の奮起が期待されます。
- [2009/10/28 11:29]
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川原千真女史の弾くバッハ無伴奏
川原千真という邦人女流バイオリニストの弾く、バッハの無伴奏バイオリンソナタ・パルティータ全曲を聴いた。バロックバイオリンによる演奏。この6曲は、バイオリンの曲として不朽の作品だ。が、様々なバイオリニストの演奏を聴いてきた経験では、ややもすると、演奏が切り口鋭く、聴くものの感性に突き刺さるようなものが多かった。クレーメルなど、神経質すぎるのではないかと聴くたびに思ってしまう。
川原女史の演奏は、バイオリンの音色自体に錆のような響きがある。技術的には、文句なし。ホールの性格なのだろうが、残響がかなりあり、少し気になる。
この一群の無伴奏曲は、舞曲の体裁をとって作曲されており、本来角ばった演奏ではなく、舞曲のように流麗に演奏される方が望ましい、という意見を読んだ記憶がある。一流どころの演奏では、苦しそうにギクシャク演奏するところはなく、流れるような演奏であることが多い。一方、川原女史の演奏は、流麗さが表立つのではなく、ぐいぐい食い込んでくるような演奏でもない。表現しにくいのだが、一種鄙びたような印象を与える。これは、バロック奏法のためなのか、彼女の演奏の特質なのか、良く分からない。両者が相俟っているのかもしれない。
聴いていて疲れることのない演奏。バッハが、すぐそこに感じられるような演奏だ。
彼女は、古典四重奏団の1stヴァイオリン奏者としても活躍なさっており、別な弦楽アンサンブルではビオラダガンバも弾かれる由。
- [2009/10/26 16:36]
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医療機関は有限な社会的インフラ
体調が今朝もあまり優れず、出来たら休診にしたい等と弱音を吐いていたが、ぎりぎりの時間に、えいやっと起きだし、シャワーを浴びて仕事場に向かった。こうしたことを、この15年間何度繰り返してきたことだろう。開業医は経済的にも恵まれ、当直業務はないし、恵まれているという声を、医師仲間の間でも聞くことが多くなってきたが、多大な初期投資を行い、スタッフを抱え、休めばすぐに減収につながり、患者さんも去って行く開業には、リスクと不安要因が満ち溢れている。開業医の一番の頭痛の種は、自分が倒れても、代わりに仕事をしてくれる人間がいないことなのだ。
で、仕事を始めてみると、患者さんが来るは来るは・・・。午前中だけ(といっても、午後にかかったが)で、78名。内、33名は、季節性インフルエンザの予防接種を受ける方々だった。共に、拙院の最近の新記録だ。予防接種は、平日に来ていただけないかと話しても、土曜日しか来れないという方が多いという受付事務の方の話だった。
需要があるならば、週末も仕事をしようかと考えるべきなのかもしれないが、私には、そのエネルギーがない。救急対応をするだけで手一杯だ。
私の仕事場のような一介の市中の小診療所でも、このような状態なのだから、基幹病院等では凄まじい状況になっていることだろう。実際、小児科医のメーリングリストでは、そうした医療機関で働く小児科医から悲鳴に似た発言が流れてくる。
ここで、医療機関をこの時期に利用される方に申し上げておきたいことがある。
○医療機関は、皆で共有する、有限の社会的インフラだから、それに負担をかけるような受診はできるだけ控えてもらいたい。ごく軽症なのに受診して、インフルエンザの検査をして欲しいと要望したり、平日日中に来院できるのに、週末または夜間に受診したりすることは、医療機関というシステムを破壊する。
○この時期に、混雑する週末に医療機関を受診することは、新型インフルエンザに罹患しに行くようなものだ。新型インフルエンザ、またはその疑いが強ければ、隔離するのだが、全ての例で診断がつくわけではない、また潜伏期からウイルスの排出は始まっており、感染を引き起こす。従って、医療機関(特に小児科)は、インフルエンザを始めとする感染性疾患の坩堝だ。混雑する日時を避けることは、患者さん自身を守る行動でもある。
○ご両親の都合で、お子さんの予防接種は、週末しか来れないということもあるのかもしれないが、予防接種児は、健常児なのだから、いかなる疾患の児とも近づくことは好ましくない。予防接種では、問診票を予め受け取っておき、それにしっかり記載しておけば、連れて来られるのは祖父母等でも大丈夫だ。予防接種児は、感染児の少ない日時に来院されることをくれぐれもお勧めしたい。
- [2009/10/24 16:15]
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どちらが本音?
同じことを報道するのに、こうも違う内容になるとは・・・。一体、どちらが本音なのか?
後段が本音だとすると、医療従事者としては、嫌な気分だ。まずは、政治家と官僚達が受けたまえと言いたくなる。きっと後段が本音なのだろうな・・・。
同じ報道機関が、こうも違う内容を報道しているとすると、玉虫色にしたい官僚の意向を受けてのことのような気がする。最初に予防接種を行なう群で、副作用の調査をしたいというのは、行政当局としては当然の希望だろう。そうであれば、そうと明確に述べるべきだ。前段のような根拠不明確な報道をすべきではない。
医療従事者が、インフルエンザによって倒れると、医療と言う社会的なインフラが機能しなくなるから、医療従事者に優先的に予防接種しようという、建前が忽ち色あせる。
医療従事者を特段大切に扱ってもらいたいとは思わないが、こうした行政の二枚舌は、行政、それにその背後に存在する(はずの)政治への信頼を損なわせ、医療従事者の士気を落とす。
m3から孫引き引用〜〜〜
NHKニュースより
“安全性 季節性と同程度”
10月19日 16時21分
厚生労働省は、国産の新型インフルエンザワクチンの安全性について、季節性インフルエンザワクチンと同じ程度と考えられると説明しています。
先月から行われた国産ワクチンの臨床試験では、接種を行った200人のうち、半数程度の人に注射した場所が腫れるなどの反応が出たほか、全身に発しんが出るなどのアレルギ ー反応が2人に出ましたが、特別に配慮が必要な副作用はなかったということです。しかし、今後、重い副作用が起きた場合、情報をいち早く集めるため、厚生労働省は、自治体 を経由せず、接種を行う医療機関から直接副作用を報告してもらう異例の体勢をとって、健康被害の発生に対応することにしています。また、自治体からは接種を済ませた人の数 や年齢などを報告してもらい、副作用がどの程度の頻度で起きるか、リアルタイムで専門家らと分析することにしています。
ワクチンの副作用 調査を開始
10月19日 18時57分
厚生労働省は、新型インフルエンザワクチンの医療従事者への優先接種にあわせ、接種を受けた2万人を対象に、どのような副作用がどれくらいの頻度で起きるのか調査を始めま した。
この調査は、妊婦や持病がある人など一般の人への接種が本格化する前にワクチンの安全性に問題がないかあらためて確認するためのもので、厚生労働省は全国の医療従事者およ そ2万人を対象に実施します。このうち東京都内の病院では、担当の職員が接種を受ける医師や看護師に調査票を手渡しながら協力を求めました。調査では、接種を受けてから2 週間、発熱や発しんなどの副作用が起きなかったかや、起きた場合の具体的な症状などを記録したうえで、医療機関ごとに報告を求めるということです。厚生労働省から調査の取 りまとめを委託されている独立行政法人国立病院機構の伊藤澄信研究課長は「多くの方がより安心して接種を受けられるように、副作用についての正確なデータを集めたい」と話 していました。厚生労働省は来月中旬までに結果を集計し、どのような副作用がどの程度の頻度で起きるのかを確認することにしています。
- [2009/10/19 22:59]
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益子 地蔵院
1,2週間前、近くに写真を撮りにでかけた。
高舘山という、当地では多少有名な峠から、西の方を望む。
益子町の地蔵院。室町時代に建てられたものと考えられている様子。落ち着いた境内。参観者・見物人は殆どいない。時間が止まったように思える場所だ。
地蔵院の建物の様子。
別な角度から。整った様式美ともいえるものが感じられる。
益子の田舎道から、丘陵を見る。あと数週間の間に、紅葉が進むことだろう。
- [2009/10/19 12:42]
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