再び、社会福祉充実のための増税だそうで・・・ 

恐らく、こんな理由づけは、財務省官僚が言わせているのだろうが、それにしても国民を愚弄していることよ。

「医療介護にも充当しなければならず」というが、昨年の選挙期間中は、消費税増税は全額医療介護社会福祉に回すと、安倍首相は言っていたのではないか。選挙が終わったら、安倍首相の主張は法人税減税にガラッと変わったが 笑。

さらなる消費税増税の理由づけとして、子育て支援の財源不足ときた。来年の統一地方選挙が終われば、また法人税減税等の本音に回帰するのだろう。

もっとも、10年間で200兆円という大風呂敷を広げた公共事業計画も、2014年度予算では、実質664億円程度の増額に終わっている。73%が国債に依存する予算編成では、あまりに硬直しており、予算で新たな政策を実行する余裕がないというのが本音なのかもしれない。

現在の行われている「未曾有の金融緩和と財政出動」も、結局財政破たんの先延ばし策に過ぎない。

何故、このように見え透いた嘘を、財政当局、政府はつくのだろうか。本当のことを言うべきなのではないか。


以下、引用~~~

子育て支援3千億円不足

2014年9月15日(月)2時0分配信 共同通信

 消費税率を8%に据え置いた場合、政府が消費税増税によって確保するとしている子育て支援の財源7千億円に対し、3千億円程度の不足が2015年度に生じることが厚生労働省の試算で14日、判明した。税率の5%から8%への引き上げによる増収分からは、医療や介護の充実にも充当しなければならず、子育てには4千億円強しか回せないためだ。

 安倍晋三首相は年内に15年10月から税率を10%に引き上げるかどうかを判断する。据え置きとすれば、子育て施策は大幅に圧縮せざるを得なくなり、政権が最優先課題に掲げる女性の活躍推進や人口減少対策が足踏みする可能性がある。

Kam N3KS 

7メガが、午後3時頃から北米に開けるようになってきた。実際にのんびり交信できるのは、午後5時過ぎ位からだ。昨夕は、メリーランドのN3KS Kamから呼ばれた。バックにノイズも混信もなく、とても快適。Kamは、800Wに3エレだそうで、そのためかもしれない。交信時間は45分ほどにもなったが、ずっと589から599で、国内信号のように聞こえていた。これまで、K3を二台並べて運用していたのだが、FTDX5000が気に入り、その機械二台に入れ替えた、と言って笑っていた。コスタリカにコンテスト局TI5Wも所有しているようで、そちらはK3とのこと。持ち運びしやすさのためだ、とのことだった。

彼は50歳台半ば。この夏にリタイアしたらしい。GPS Trackingのビジネス(って一体何だ・・・聞きそびれた)の会社のトップをしていたのだが、辞める前3年間ほどは英国の会社との関係が深まり、ストレスを感じることが多かった由。QRZ。comで調べると、お名前がKamalというらしい。あまり米国では聞かない名前だが、インドかパキスタン辺りのご出身かと尋ねた。エジプトの出身との返事。父親が、エコノミストをしていた関係で、いろいろな国・・・20か国で生活をしてきた、とのことだった。

彼は、恐らく米国で教育を受け、育ったのだろうが、エジプトのご出身というと、中東の問題には関心を持っておられるのではないか、と伺った。勿論だ、エジプトには家族がいるし、中東のニュースにいつも心を痛めている、現在の混乱は、経済が回復しないと収まらないのではないか、20年間ほどはかかるのではないか、と仰っていた。銃では、問題は解決しない、と。

第二次世界大戦後、欧米諸国の都合で、恣意的な国境線が引かれ、それによって宗教的、文化的な軋轢が各国、各地域で深まったのではないだろうか、またテロリストが民衆に受け入れられる余地が、民衆の生活レベルの問題等から生じている、銃で解決しないのは明らかだ、日本政府も、米軍と共同して、中東の戦争、武力衝突に自衛隊を関与させようとしているが、私は賛成できない、と申し上げた。彼は、大いに賛成だと言ってくれた。

彼の両親はリタイアし、フロリダで生活しているのだが、夏の間、そちらが余りに暑いために、真夏の7週間ほどは彼のもとに滞在しているらしい。彼は、これまであまりに忙しく、両親と時間を過ごすことができなかったので、せいぜい自宅で両親と過ごす積りだ、と言っていた。そうだ、時間は瞬く間に過ぎる。私も、同じ敷地内に両親と生活していたが、彼らはあっという間に、帰らぬ存在になってしまった、ご両親と貴重な時間を大切に過ごされるようにと最後に申し上げた。彼が、両親を大切に考えていることを聞き、少々こころ動かされるものがあった。

米国南東部には友人が何人かおり、FOCの集まりが定期的に開かれている。きっと、その集まりのどれかでお目にかかれることができるだろうと言うと、彼は、161と別れの挨拶を送ってきた。

これからしばらく、夕方日の暮れるころ、秋本番のパスが7メガで開ける。

「テロリスト殺戮、殲滅」は可能なのか、それで問題が解決するのか? 

Iイスラム国SISの兵士と思しき米国政府の言うテロリストたちを、ミサイルで攻撃、殺戮している状況を録画したvideo clipを、ネット上の某サイトで目にした。ある知り合いが、某サイトにアップしたのだ。イラク戦争の時に、ゲームよろしく敵を攻撃する赤外線カメラでとらえた映像と同じ。逃げ惑う「テロリスト」をピンポイントで爆撃している。至近弾を受けた人は、動かなくなる。気分が悪くなった。

ISISには、欧米から500人前後の参加者があるという。彼らは、欧米流の「民主主義」に絶望をして、この「テロリスト集団」に身を投じているのだ。グローバリズムによって、社会からはじき出された若者たちである。中東問題は、第二次世界大戦前の欧米列強による植民地支配、彼らによる恣意的な国境線の画定、さらにユダヤ人へのイスラエル建国の約束と実行等も背景にある。また、石油権益等も欧米がからむ背景にはあるのだろう。それらに否と言う人々を、武力で押さえつける、テロリストを殺戮しまくることで解決できるはずがない。暴力の連鎖を生むだけだ。

あのvideo clipを平然として眺め、これは必見だと述べるメンタリティは、問題をさらに深刻にさせるだけのような気がする。そのポストを行った方に対して、この殺戮では、問題は解決しないとだけ、コメントをした。

テロリズムは否定すべきだ。だが、それが1生まれる背景、また人々に彼らの思想が受け入れられる背景を理解し、それに対する息の長い対処を続けることが、必要なのだろう。

我々が受け取る情報は、欧米からの報道・その解説であることが多い。情報が偏っていることを常に念頭に置かなくてはいけない、と思う。

国際関係とその国々の国民への理解の不足は、わが国で見られる、中国・韓国およびその国民への「嫌悪」ともつうじるところがあるような気がする。根拠のない嫌悪感が、ネットやメディアに溢れている。国際関係の背後にあるものをよく理解すべきであろうし、またその国政府への否定的な感情が、当該国国民への嫌悪となって現れるのは、正常なことではない。


Chas NK8O 

Chas NK8O, 4月にお目にかかった時には、オレゴンの自宅から運用しておられた。何しろKX3のQRPの運用なので、会話を成立させるのが難しいのだ。前回のその交信では、ベランダに張った5mほどのワイアーから出ておられた。今朝は、25mほどのワイアーを木に引っかけて出ているという話しだった。でも、またKX3の5ワット。

Chasは、小児科医である。今回、コロラド、それにユタを回ってオレゴンに戻ってきたと仰る。旅行でもしていたのかと思ったら、各々の場所で大体2か月ほどパートの仕事をして回っているそうだ。元々は、自分の医院で仕事をしていたのだが、経営的にやって行けなくなったので、仕事を閉じ、現在のような仕事をするようになった由。詳細を伺えなかったが、現在の政府の保険制度ではやってゆけないということのようだった。仕事をたたむ小児科が多いらしい。

Chasは、仕事を楽しみ、そして時にこうやって無線でリラックスしている、と言っていた。でも、60歳を過ぎて、奥様とは離れて、「巡業」を続けるのはどんなものなのだろう。彼は、これからまだ数人の子どもたちを診察すると言って、無線機から離れて行った。

わが国の政府は、医療費が40兆円に届くとして、今後とも医療の「効率化」を進めると言っている。新たに厚労大臣に就任した塩崎氏は新自由主義経済の信奉者らしいが、彼は改めて医療の「効率化」と明言した。「効率化」とは、聞こえが良いが、結局、予算を減らすことだ。入院施設を減らし、既存の入院施設も入院期間をできるだけ短縮する、さらに外来では検査を極力しない、投薬はジェネリック、そして安価な薬を用いる、当局が医療機関に指示することは分かっている。行政からの「指導」という名の命令で、そうした「効率化」が徹底的に行われてきた。これ以上discountの医療を続けるためには、労働集約型の産業である医療では、人件費を減らすことしか対応方法があるまい。Chasの医師としての生き方も、他人ごとではなくなるのかもしれない。

で、結局、ツケは国民に回される。混合診療という、金の切れ目が命の切れ目という制度がさらに拡充され、さらに自由に診療を受ける施設を選ぶ権利もなくなる。現在の酷い国家財政は、医療によって生じたものではなかったはずだが・・・。

週末の夕食 その36 

相変わらず、夕食作りは欠かしていない。今日、14メガで会ったJoe W6KZに、リタイア生活はどうだと尋ねられて、こんな風に私は答えた。

医師として仕事をしてきたときには、何時も何かしらの目標を掲げて、それに向かって進んできた。だが、リタイアすると、その目標がなくなる。自由さにホッとする反面、目的がなくなったことで当惑も感じている、と。

彼は72歳。15年ほど前に、公的にはリタイアしたが、現在もJupiter Reserach Foundationという組織の長をしており、ザトウクジラの生態を研究している様子。

私には家事という新しい仕事ができたではないか、Joeは言う。すぐに割り切れるものではないが、そういうことなのだろうと、少し無理やり頷いた。徐々に、新しいこの生活に慣れてゆくのだろう。

話しはがらっと飛んで、今夕のメインディッシュは、鶏肉と野菜のトマト・バジル煮込み。鶏肉のトマト煮込みは、新婚時代の家内の「唯一の」十八番。レジデント時代に、先輩や同僚をあの狭いレジデントハウスにお呼びして、この料理をふるまったものだ。フォーレのバリトンによる歌曲集なぞをかけて、夜の更けるまでおしゃべりに興じたものだった。それをちらっと思い出して、作ってみた。なかなか上手くできた。問題は、二人分にしては大量に作ってしまうこと・・・。今日の調理中のバックグラウンドミュージックは、ショーソンのコンセール。

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JARDその後 

JARDが、アマチュア無線局の保障認定業務をTSSと並行して請け負うことになったと、JK7UST Sugiさんのブログで知った。えっ、と思わず声に出してしまった。

JARDは、1991年に、アマチュア無線家の養成講座をJARLから引き継ぐ形で、誕生した。私の理解する範囲では、この養成講座事業を手放したJARLは、その後赤字の悪化が目立つようになったようだ。

で、JARDの現在を、そのサイトでざっと見てみた。その事業内容の主たるものは、アマチュア無線技士の養成講座事業である。アマチュア無線機器の技術適合基準審査も行っているらしい。前者では、一人当たり1万4千円ほどをJARDが手数料として手に入れている。後者の収入は、無線機メーカーに対して行うもので、無線機の台数によって違うようだが、かなりの額だと聞いたことがある。ElecraftのWayneと、代理店契約による高コストについてやり取りをしたときに、JARDによる技適取得が、ネックであったことを聞いた。これは、我々には直接関係ないが、無線機のコストを引き上げる要因になっており、やはりユーザーである我々が、それを負担させられている。

予算は、以前は細かく公表していたようだが、今は詳細を公表していない。ただし、毎年2から3千万の赤字を出している。不思議なことに、投資による収入が計上されており、資産の一部で何らかの投資をしているようだ。現在資産は7億程度あるらしいので、20年、30年程度、またはアマチュア無線の斜陽化を考慮すると10数年で、赤字転落である。投資が上手く行かなくなると、それが早まるのではないか。

役員、評議員は全員非常勤らしいが、名誉会長には、前JARL会長で、JARLを赤字転落させた張本人である、JA1AN 原氏が就いている。評議員・役員にも、彼に近い立場の人物が多くいるように思われる。評議員の給与は、年額200万円を超えない範囲、と定めてあるようだ。評議員全員に毎年200万円づつ出しているとすると、丁度毎年の赤字額が、その給与全体に相当する。恐らく、評議員等のなかには、天下り官僚もいるはずである。これほど事業規模が小さい組織に、10数名の評議員、それに加えて10名近くの役員を置く必要があるのかはなはだ疑問だ。

JARLは、なぜ包括免許を当局に要求しないのだろうか。書類上の審査で、保障認定を行うということには、意味がない。いわば、ヤクザのしょば代稼ぎに似た制度だ。国際的にみても、こんな硬直した制度は見当たらない。また、アマチュア無線技士の養成講座で金もうけをしようとするJARDと結託し続けるつもりか。JARLの資産を持ち出したJARDには、すぐにでも解散を要求し、その事業をJARLが受け継ぐべきだ。そして、基本的にアマチュア無線免許制度を利潤追求の道具にすることを止めるべきだ。

官僚の意向が恐らく入ったのであろう、こうした制度設計はすぐには変わりそうにない・・・何か、日本という国の近い将来の没落を見るような気持ちになる。

要介護認定は、介護が必要になってから受けるべき 

要介護認定・更新を行うためのコストが、これほどかかるとは知らなかった。一件2万円。そして、要介護認定を受けて、サービスを受けていない人が100万人。そのコストが毎年200億円。介護が必要になれば、その時点で要介護認定は受けられるそうだ。

これは利用者の方で考えなくてはならない、問題だ。医療介護は、共通社会資本なので、皆で大切に用いることが必要だ。

以下、引用~~~

利用者も意識変えて 無駄な支出、財政圧迫 「

記事:共同通信社
14/08/22

 「どうしてデイサービスに行けなくなっちゃうの?」。昨年4月、埼玉県東松山市に住む女性(86)は、納得できない様子でケアマネジャーの男性に問いかけた。

 女性は足を骨折して家にこもりがちになったため、外出の機会を持ってもらおうと息子が2012年に要介護認定を申請。最も軽い要支援1と認定され、週に2回デイサービスに通った。

 他の高齢者との交流や運動で女性は心身ともに元気になり、1年後の要介護認定の更新では介護の必要がない「非該当」に。ところが女性が日中過ごせる適当なサークル活動などはなく、息子は「どうにかサービスをまた利用できるようにしてほしい」とケアマネに要望。新たに認定を申請し直した結果、要支援1とされ、利用を再開した。

 「体の具合が良くなれば、本来はうれしいことのはずなんですが...」と複雑な表情を見せるケアマネ。介護保険制度は自立支援を理念に掲げるが「要介護度が改善すると、受けられるサービスが減るので利用者からたいてい文句を言われる。必要がないのにサービスを使おうという、誤った『権利意識』が強い人もいる」と漏らす。

 一方、要介護認定だけ受けてサービスを使わない人もいる。横浜市内に住む80代の夫婦はそれぞれ3〜4年前に要支援2の認定を受け、毎年更新しているが、サービスは利用していない。認定を受けている理由について、夫は「2人とも持病があり、いざというとき安心だから」と話す。

 だが実際には、介護保険サービスはあらかじめ要介護認定を受けていなくても、利用申請した日から使うことができる

 横浜市では認定や更新1件ごとに約2万円の費用がかかっており、サービスを利用しない人の分は事実上、無駄な支出になっている。夫婦を担当するケアマネの村上一夫(むらかみ・かずお)さんは「それは説明したのだが、希望を拒否するわけにもいかない」と悩ましげだ。

 国民健康保険中央会のデータによると、12年現在、認定を受けている人のうちサービス未利用者は2割弱の約100万人。1件2万円で認定費用を単純計算すると年間200億円に上る。ある大手介護事業者の幹部は「削減できれば、このお金はほかのことに使える。国の財政が厳しい中、利用者にも意識を変えてもらう必要があるのではないか」と指摘している。

如何にしてCWを読むか 

で、如何にしてCWを読むか、という問題。前回のポストの続き。

また同じことの繰り返しかと思われる方は、ネットサーフを続けて、ここから立ち去って頂きたい。

CWを読むプロセスが、どのように行われているのかをまずは知ることが必要になる。

通常、次の三つのプロセスが同時に進行する。意識の中では、1)2)3)の占める割合は、3>2>1となる。

1)単語を理解する
2)文章を理解する
3)文脈を理解する

1)単語の理解では、送られてきた単語の(最初の)一部から単語を推測することが行われる。この際に、正確な単語の
知識(スペルと意味)が必要になる。実は、それまでの送られてきた、文章、文脈から、この単語を推測し理解することも、殆ど無意識のうちに行われる。この「推測をする」という作業は、意識的に行われることはない。メッセージの意味を理解するということに向けてほぼ無意識に行われるプロセスである。ただし、この単語単位で理解を進めることができないと、次の二つのプロセスも心もとなくなってしまう。もし理解できぬ単語で、文脈上重要な単語であると考えるならば、相手に尋ねるなり、または辞書に当たるなりすべきである。

2)文章の理解は、1)が上手く行っていれば、あまり問題になることはないだろう。ここでは、英語の文法の知識が必要になることがある。ただし、必要な文型はSVO、SVC、SVOC程度であり、それ以上の知識は必要でないことが圧倒的。ただ、相手に依っては、仮定法でひねった表現をしてくるような場合もある。会話は私はあまり得意ではないのだが、CWでも主語を略したり、語順が不正確だったりもする。しかし、その理解に際しても、正確な文法的理解ができているかどうかが、重要であり、非典型的な表現、省略を覚える必要はない。このプロセスでの理解は、1)の作業に還元されるし、また一方、3)にも直接つながる。

3)文脈の理解は、最終目的であり、一番重要だ。1)2)の積み重ねにより、達成される。この文脈の把握から、1)2)にフィードバックがかかり、現に進行する1)2)の理解がさらに進み、かつそれらの理解の確認が行われる。それによって、文脈の理解がさらに進む。いわば、スパイラルを描くように、全体の理解が進む。このプロセスは、いわば自動的に進むかのように思われるかもしれないが、相手の考え方、おかれた立場、さらには話題になっていることの背景等を考慮しつつ、全体をつかむ必要があるので、一番難しいといえるのかもしれない。

では、具体的にどのようにしてこうしたプロセスを容易に進められるようになるか、その訓練方法の体系だったものを私が提供できるわけではない。が、ヒントになりそうなことを列挙してみる。

〇英語の基礎的な知識、特に読む・書く能力を伸ばす必要がある。繰り返し述べてきたとおり、CW受信送信の本態は、読み書きに対応するので当然のことだろう。ただし、中学、できれば初歩的な高校生レベルの文法、それに自分の関心のある事柄の語彙の知識があれば十分。関心のあること、交信で理解できなかったことは、その知識を適宜補充し続ける。

〇受信の訓練が、送信のそれよりも数倍重要。送信は、受信ができるようになると、自動的に上達する。また、暗記受信でしか、このプロセスは進まない。筆記受信はもってのほかである。

〇意識は、文脈の把握で占められるのだが、基本的な作業は1)にある。1)がおろそかになると、2)3)のプロセスは進まない。従って、単語を意識的に理解しようとすることも大切。単語を一塊として送信してくる相手を選ぶことも、最初は大切である。単語間スペースを十分とってくれるように依頼することも時には必要だ。

〇自分の受信能力の不足、さらにバンドコンディションの問題で、完全にコピーできぬことも多い。それでも全体を把握できるように訓練すべきだが、相手の送ってくる情報でどうでも良いものは流してしまう(理解せずに済ます)ことも時にはありうる。ただし、こればかりでは話にならない 笑。メッセージのなかで、その時点で送られている内容が文脈上重要かどうかを判断する理解力、推理力が試される。

〇分からぬことは、尋ね返すことが基本。全体の文脈を、欠けた情報から理解する、上段の作業は、CWの能力がかなり上がって初めて可能になることだ。分からぬことがあれば、それを率直に伝え、尋ねることが重要になる。

と、毎度同じことを繰り返し記してみたが、参考になっただろうか。私も、記憶力がざるのようなりつつあるが、ぴしっと決まったCW交信の醍醐味を求めて、まだ訓練学習を続ける積りでいる。相手の考えを的確に理解し、自らのそれも理解してもらえた時の喜びは大きい。ゆっくりとしてペースで進む(とはいえ、30WPM前後だが)CWの交信と、自分の思考のペースがぴしっと同期したときにも愉悦を感じる。

というのは理想であって、最近はなかなかそういった交信相手にお目にかかれなくなってきた・・・相手がWの方であっても、である。それでも、続けてゆく積りだ。CWという通信手段の最後の輝きなのかもしれないが・・・。

CWを「読む」 

相変わらず、WのCWオペのなかに会話が成立しない方が結構いることに驚かされる。早く立ち去りたいのかもしれないが、QRZ.comのページで知った相手の情報について、尋ねたり、感想を言ったりしても、反応がないのだ。私の印象では、Wの連中の3、4割が、会話の成立しない方々である。

20、30年前は、このようなことは殆どながったような気がする。どうしてなのだろうか。モールスコードを覚えただけで、オンエアーする方が増えたのかもしれない。もう一方では、CWで送られる電文の意味をとる訓練を受けていない方々が増えている可能性もある。コッホメソッドや何やら、PCで訓練をして、無線にデビューする方が多いようだ。CWopsのCWAというプログラムで訓練しているやり方もそんなものだ。だが、それだけでは、会話ができるようにならない。

コードを覚えることと、会話ができるようになることとは、アルファベットを覚えることと、英会話ができるようになることの違いほどにおおきな違いがある。我々、non nativeでは英語というバリアーがあるのだが、nativeであっても、かように会話ができない方が多いとなると、英語の問題だけではなさそうだ。電文で送られる英文を「読む」訓練が必要なのではないだろうか。この点に関しては、訓練の必要を説く人がほどんどいない。

電文で送られる内容を読むことにこそ、CWの面白さがあるのだが、それに気づく方が少ないことは残念なことではある。

レセプト情報を用いて医療介護費用削減・・・何度も聞かされてきたお題目 

政府は、レセプト情報をもとに、都道府県単位で医療介護費用の支出目標を設定するらしい。

ターゲットは、高齢化に伴うコストだ。高齢化の進んで地域では、支出目標が低く抑えられるということなのかもしれない。

薬剤の後発品使用をさらに進めることで、コスト削減をするという、これまで散々繰り返されてきた方法が主要な手段になるようだ。でも・・・後発品を使えば、コストが下がるというのは当然のことではないか。問題は、後発品の信頼性、供給永続性にある。院外処方の高コスト体質には切り込まないのか。院外薬局は、初期投資は少なく、人員配置も少ないが、医療機関(診療所規模程度の場合)と同程度の収入を得ているようだ。院外薬局チェーンの経営状況を見よ。

コスト削減とは聞こえが良いが、結局、医療の質の低下につながる可能性が高い。国民は、それを良く心得ておくべきだろう。


以下、引用~~~

医療費抑制へ算定式作成 - レセプトなど活用し検討

記事:薬事日報
14/08/18

 政府は11日、「医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会」の初会合を開き、レセプトなど複数の医療情報を活用して医療、介護費の伸びを抑制するための議論に着手した。年内にも都道府県ごとの医療費支出目標を設定するための方法を作成する。

 同調査会は、社会保障制度改革推進本部(本部長・安倍晋三首相)の下に設置。会長には、永井良三氏(自治医科大学長)が就いた。

 調査会では今後、レセプトなどの電子情報を分析し、病院ごとの平均入院日数や傷病別の医療費構成などを把握すると共に、後発品の使用状況なども調べ、人口や年齢構成などの要素も加味して、各地域において適正な医療費水準を算定する。

 具体的な算出方法は、この日の会合で設置が決まった「医療・介護情報の分析・検討ワーキンググループ(WG)」において、リーダーの松田晋哉氏(産業医科大学教授)が中心となって進める。

 今後、WGが示す算定式を用いて、各都道府県は来年度以降、必要な医療体制などを盛り込んだ「地域医療ビジョン」を策定する。都道府県ごとに医療、介護費の支出目標を設定させることにより、高齢化で膨らみ続ける医療、介護費の抑制を目指す。

 また、この日の会合では、松田氏が福岡県飯塚市を対象に行ったモデル研究の資料を提示。外来薬剤費における後発品代替効果に関する分析を行った結果、2011年10月の外来医療における薬剤費1億7000万円を、仮に後発品に代替可能な薬剤に全て切り替えた場合、3700万円(22%)の薬剤費削減につながるとの結果を示した。