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Don WB6BEE 人生は旅路 

昨夜遅く、7メガでDon WB6BEEが呼んでくれた。彼は、コールをする頭に、BTとかVとかを打つ。そのキーイングで、彼がIDを打たなくても、彼であることが分かる。少し角張ったバグキーのキーイング。彼にそれを言ったら、次は、私のコールのあとにDE VVVと打ってみようかと言って笑った。個々のバグキーの癖・特徴というよりも、やはり送り手の送信の特徴なのだろう。いわば、声の質にも似ている。こんな単純なコミュニケーション手段なのに、各人を特徴づけるものがあることに改めて驚く。

彼の奥様は、不動産取引を仕事にしている。この週末も、二件引き合いがあり、open houseをするということだった。しかし、昨年体調を壊してからは、少し仕事量を減らすことも考えているらしい。60歳代に乗ったのだし、それは穏当な判断だろうと思った。

どういう話の続きだったか・・・私が、太平洋岸の見晴らしの良いところに移住したいとかねがね考えていたが、年齢と、現在住んでいる土地、家内の仕事のことを考えると少し難しいかとも思っている、と話した。すると、彼自身、そう遠くない将来、アリゾナかヴァージニアに移り住むことを考えているとのこと。気候が温暖で(アリゾナは暑いわけだが)、住みやすそうな場所に移住したいのだ、とのことだ。ヴァージニアは、奥様が生まれ育った場所で、是非老後はそちらで暮らしたいと言っている由。彼は、どこでも良いのだが、HOAによるアンテナ規制のないところが良いなとあくまで無線中心。

カリフォルニアからコロラドに移住した彼の決断は、良かったではないかと昔の話を振った。すると、本当はカリフォルニアでの仕事を続けたかったのだ、と彼は言う。彼は、米を輸出・売買をする企業の責任者を任されていたのだが、その企業が売却され、買主に企業運営のノウハウを3年間教えて、できればその後も契約を継続してもらいたかったのだが、そうはならなかった。不本意ながら、カリフォルニアからコロラドに移住したのだ、とのこと。長く経験を積んだその業界であれば、自分で事業を起こしたら良かったのではと尋ねた。だが、起業には億円単位の資金が必要で、当時の彼には無理だったとのこと。コロラドの現在地に移り住んだのが、57歳の時。それから14年が経ったわけだ。

でも、コロラドに移ってから、無線を思い出し、再開した。それで、私に会うことができたのだから、悪いことばかりではなかった、と彼が言った。本心かどうか分からないが 笑、人生は旅路なのだと改めて思った。旅のときどきで出会う人がいる。そうした出会いを大切にして行きたいものだ。

冬至の交信 

この2,3日、7、14メガが北米に開ける時間帯にせっせと出ている。あちらが休暇であり、旧友たちが出現する可能性が高いから、というのが一つの理由だ。

昨日午後早い時間帯に、Glen NN6Tが7メガで呼んでくれた。午後3時ころだったか。さすがに彼の2エレでも信号は強くない。が、ノイズレベルが極めて低く、快適にコピーできる。彼は最近高血糖を指摘され、HbA1Cも8台だそうだ。家族歴もあるので、糖尿病はまず間違いないだろう。来年早々専門医を受診する由。奥様も膝に痛みがあり、時々膝関節置換術を考えるとのことだったが。まだ50歳台であり、保存的治療で当面行った方が良いのではないかと申し上げた。関節の軟骨の摩耗に対して、血小板濃厚血漿の局所投与が効果があるようで、米国でもそれほど多額の医療費をかけずに受けられるのではないか、ともお教えした。共通の友人、Ed W7GVE、Kemp K7UQHのこと。Edは、難聴に加えて記憶力の低下が起きて、今は息子さんのところで面倒を見て頂いている由。1980年代にカムバックしたころ、7メガでよく交信させて頂いた方のお一人。残念なことだが、仕方あるまい。ご家族が面倒を見て下さるということは彼にとってベストなことだ。Kempは、あちらの日曜日の夜遅く、仕事帰りの車から時々出てくるようだが、Glen自身もあまり聴くことがないようす。電話でしばらく前に話したときには、Glenと私しかCWで交信する相手がいなくなってしまったとKempが言っていたそうだ。だが、Kempには他に交信する相手がいるので、それは事実ではないと言って笑っていた。Glenは、かなりCWの上手な方なので、こちらも送信の練習がてら35WPM程度まで速度を上げてみた。やはり少し打ち間違えが増えるのと、思考速度が追い付かないことも時々あり、ちょっと速度オーバーかなと思ったが、昔を思い出して快適。

日が暮れてしばらくしてから、John K3TNもフワッとした信号で呼んできた。facebookで会おう会おうといい合っていながら、なかなかお目にかかれない。10年ほど前に日本に奥様と来られた時に、JE1TRV局のところでお目にかかった方。やはりリモート運用で、最近その局に3エレフルサイズが上がって、大変楽しめるようだ。お嬢様ご夫妻、その愛犬が訪れており、奥様がとてもうれしそうとのこと。にぎやかなクリスマスだ、ということだった。さすがに東海岸へのパスは長続きせず、10数分交信している間に、信号はふらふらと下がり始めた。再会の期待と、季節の挨拶の言葉を交わしてお別れした。

今朝は、14メガが北米に良く開けていた。何局か交信するうちに、Jim N3BBが呼んできてくれた。昨夜、7メガでN8AIと交信中に私をコールして、混信を与えて申し訳ないと仰る。私の送信の最後の部分だけを聴いて、私がCQを出し終わったのかと勘違いして呼んでくださった由。よくあることで、それだけ私たちの交信間隔が空いていたためだと答えた。彼は、クリスマスに奥様に息子さんを交えて昼食を共にする由。オースチン近郊の無線仲間の最近の様子を伺った。AC4CA Johnは、癌の治療を受けつつ、activeに出ている由。ただ、奥様の具合が良くないようだ、とのこと。

その後、Tom W7RN aka K5RCが呼んでくれた。日本向けに高い位置に6エレを立てており、日本の方向は崖になっており良く開けているようだ。信号はピークで20dB オーバーである。97歳になる母上が骨折から回復し、看護をしていた奥様がカリフォルニアから帰宅なさった由。Tom自身の健康状態も回復してきたようだ。現在、彼の無線局を三名のFOCメンバーに開放し、彼らがリモートで運用している。彼を含めて、いっぺんに四名のFOCメンバーに会えるといって、彼は笑っていた。K9DX、K5VWWそれに有名なW1YLだ。ただ、リモートオペレーションに使っていたElecraftのKPA1500が故障を繰り返したために、現在KPA500に置き換えた様子。三名の運用のスケジュールはどうしているのか尋ねたら、Ellenだけは08から12Zまで用いることになっている・・・他の二人は寝ている、と言って笑っていた。他の二人は、適宜空いている時に使うというやり方らしい。大変なのは、リモートオペレーションのためのソフトがアマチュア無線家の書いたものでバグが結構あり、その手当だそうだ。7メガ3エレフルサイズのスタックだったか・・・これほど大規模な局を彼らのために維持管理しているそのボランティア精神は素晴らしい。奥様と二人で静かなクリスマスを過ごすとのことだった。

というわけで、楽しめる冬至のCONDX。でも、こうした仲間との交信もいつまで行うことができるか・・・きっと最後の輝きのひと時なのだろう・・・一時一時を噛み締めつつ交信を続けている。

Ellen W1YL 93回目の誕生日 

リグのところに、19日20時 Ellenとメモを置いておいた。Ellenとの誕生日交信を忘れぬためだ。その時刻にリグのスイッチを入れると、彼女の強力な信号が7025KHzで飛び込んできた。VKとの交信を終えて、彼女はCQを再び出す。そこで彼女をコールした。すぐに応答あり。2か月ぶりだったろうか。お互いの健康を祝いあった。そして、彼女の93回目の誕生祝の言葉を差し上げた。喜んで下さり、私と家内が良いクリスマスを過ごせるようにとの返事。彼女の膝のこと等もっと伺いたかったが、Ned W1RANが彼女の知り合いに、その時間に出てくるようにと同胞メールを出していたために、そこそこにお暇した。その後、しばらく彼女が交信を他の局となさるのを聞いていた。Nedも出てこられた様子。彼女は、良いCONDXのためか、それとも知り合いの何人から誕生祝のメッセージを貰ったためか、いつにもまして機嫌よく、元気で堂々としたオペレーション。まるでCWの女王のような風格だ。

彼女のことはすでに何度か記したが、戦後すぐに無線を開始、ご主人とともに米国のアマチュア無線界を引っ張ってきた人物だ。ARRLで仕事を長くなさり、さらにQSTのDX欄のeditorもなさっていた。1980年代、ご主人のW1CWとともに、こちらの夜早い時間帯に7メガでよくお聞きした。あの頃は、ラグチューをなさるのはもっぱらご主人で、彼女はいつもせわしなく、交信を切り上げることが多かった。だが、リタイアし、息子さんK4OJとご主人を失くされてからは、ラグチューをなさることが多くなった。とくにW7RNの大きな設備を用いて運用できるようになった、この2,3年は、水を得た魚、または十代の少女のように生き生きと7メガに出ておられる。

昨夜も、おそらくカンペを打っているのだろう、日本語の挨拶をローマ字で盛んに打っておられた。本当に無線に対する情熱、愛情の深さを感じさせる人物である・・・某無線連盟の理事連中とは大違い 苦笑。

彼女は、リベラルな思想の持主だ。トランプ政権の危うさ、少数者排除の政治にいつも悲憤慷慨しておられる。彼女たちのすぐ前の世代が、移民として不安な気持ちでニューヨークの港にたどり着いたことを思い出すべきだ、と繰り返し仰っている。自分の信念を隠さずに表明する、あの真っすぐな生き方には脱帽だ。

これからも、毎朝、7メガでお元気なキーイングを聴かせて頂きたいものだ。

Ellen W1YLの誕生日 

Ellen W1YL が、この19日に90云歳の誕生日を迎える。彼女の誕生日を、空で祝おうという誘いが、彼女の旧友、そして私の旧友でもあるNed W1RANから来た。

Ellenを良く知る方も、そうでない方も、このアマチュア無線界のLegendでいらっしゃるEllenに一言お祝いのメッセージを送ってみられたら如何だろうか。W7RNのリモート運用なので、JAでも信号はとても強力。

19日20から21時JST 7025KHz

CWというモードの最終章を我々とともに生きておられる彼女に、こころからのお祝いを送ろう。

Nedからのメール;

You may care to mark your calendar:

Ellen White’s birthday is Wednesday,
December 19, 2018.

W1YL/7 operates W7RN remotely via internet,
courtesy of K5RC. Ellen is currently QRV weekday
mornings on or about 7.025 kHz. at 6 to 7 AM EST
or 11:00 to 12:00 GMT.

You may care to join us that morning
to express birthday greetings.

Feel free to QSP this note to any of her
friends I missed.

73, Ned W 1 R A N Waterford CT 12-12-18

Rod K5BGB 再び 

昨日は、小生の結婚40周年記念日だった。大した行事もなしに、淡々と過ごした。娘からお祝いの伊万里焼のカップが届いた。英文のブログの方に、感想と思い出を記した。それに対して、多くの友人からお祝いのコメントを(facebook上で)頂いた。何人かは直接お祝いのメールをくださった。その中の一人がRod K5BGBである。

Rodのことはしばしば過去にこのブログでも記した。1980年代から90年代にかけて頻繁に7メガでお目にかかった方のお一人。FOCに推挙して下さり(彼が唯一の存命の推挙人と記したが、G4BUEも存命だった・・・)、またARRLのA1OPにも推薦してくださった。彼の審美的なCWは忘れられないものだ。ことに以前、Sラインを用いていた時には、その美しいキーイングの形と、キーイングそのものにうっとりさせられたことだった。20年以上前に、現在の住居に移られてからは、アンテナの制限があり、ローパワーということもあって、昔のようにゆったりと交信することはままならなくなってしまった。だが、古き良き昔の時代を共有する大切な友人、先輩である。

彼も、8月に結婚50周年を迎えたとのこと。時間が瞬く間に過ぎ去ったという私の感想に同感だとのこと。奥様のCeliaと交わした結婚指輪に

One and 50 more

と刻印し、指輪の交換をし直した、とメールにあった。これがその際撮られた写真。良い表情のお二人。

file-8 (1)

これからも、お元気に過ごして頂きたいものだ。VK3CWBとの週一度の7メガでのスケジュールは続けている由。

CONDXが秋めいてきた 

昨夜、早い時間帯は、例のOTHレーダーがうるさくて7メガは使い物にならなかった。だが、10時過ぎ辺りから少し静かになった。CQを出すと、北米局からパイルになった。他に出ている局がいないためかもしれないが、パイルになるのは本当に久しぶり。Jim W0EB、Jack W8KR等と交信。米国の中部の小さい設備の局でもしっかり入感する。秋のCONDXだ。

今朝、14メガはいつものごとく静かだったが、PYと交信するSCの局が良く入っていた。CQを出すと、昔馴染みが何人も呼んできてくれた。あぁ、皆はやはりCONDXが悪いとすぐにオペレートするのを止めてしまうのだ、と納得。Dick K4XUは、月に1週間だけ仕事をしている由、毎日ジムに通っている、それはスキーを楽しむためという理由を聞いて笑ってしまった。185cmの身長で体重が100kg。それをなかなか減らせないとこぼすので、そんなに太っているとは思わないが、食べるものを例えば牛肉から鶏肉に替えてみると良いとアドバイス・・・先刻承知だろうが、奥様のChrisに言ってみる、と言いつつ夕食のテーブルに移動して行った。

他にも、14メガで、Joe KC0VKNが、タワーの上にTH5を上げて、強い信号を送り込んできた。今の場所に移転してから数年間低いワイアーアンテナしかなかったので、なかなかゆっくりラグチューをできなかった。ご家族、飼っている家畜たちもみな元気の様子。家畜に餌をやってこれから夕食だと言うので、Joeが奥様から餌をもらう番だというと笑っていた。

7メガのパイルのなかでそれほど強くないRob KD7Hを発見。前回の交信は2014年。facebookではやり取りをしているので、それほど時間がたったという風には感じていなかった。以前にも、彼のことは、このブログで何度か記した。1980年代に、宮城県に英語教師として滞在し、JAの免許もとり、無線をやっておられた。いつかアイボールしようといいつつそれが実現せず。2012年にシアトルを訪れた際にも、彼の友人達には会ったが、彼とは会えず仕舞い。1980年代に送ってくれた彼の写真は、精悍な顔つきで、もちろん髪がふさふさの青年だったが、最近facebookにアップされる彼の写真は、頭が寂しくなった、でもとても優しそうな笑顔である。もう72歳になった。最近、脊髄と膝の手術を受けたので、手術はもう結構だと言って笑っていた・・・。

この2,3か月は、こうしたオープニングが楽しめるかもしれない。でも、皆、それぞれに年を取ったな・・・私も含めて、という感想・・・。

Ellen W1YL 再び 

Ellen W1YL、92歳になるアマチュア無線界でlegendのような人物。しばらく前から、膝の具合が悪く、歩くことがどんどん難しくなってきている、とのことだった。関節置換術を受けないのか尋ねたら、心臓病の既往があるためにリスクが大きく適応にならない、とのこと。

最近、私も聞き知ったplatelet rich plasma PRPを局所に注入する方法はどうか、と勧めたら、是非次回医師の診察を受けるときに尋ねてみるとのこと。PRPはまだ実験的な治療法らしいが、手術の受けられぬ高齢者には福音になる可能性がある。でも、コストが心配とのことだった・・・あちらでは、こうした新しい治療の費用は保険がカバーしないことが多い。Pubmedという医学サイトで調べると、PRPを膝関節症に用いたという論文がたくさん出てきた。その中に、米国で施行した場合のコストに関するものもあった・・・さほど高額ではない。それも含めて、検索した論文の抄録を彼女に送った・・・診察の際に持って行くように、と。92歳とは思えぬほどしっかりしているEllen、まだまだ頑張ってもらいたいものだ。

こちらの夕暮れ時、ビール片手に7メガでCQを出す。呼んできてくれるのは、彼女「だけ」。本当に稀には、他の局もいるのだが、いるとしたら、彼女だ。バンドは開けているのに、交信相手がいないねと愚痴を言い合うことから交信が始まる。そうしながらも、その時間帯によく出ていた局で、聞こえなくなった局、亡くなられたハムのコールが、頭をよぎる。今年だけで、W7CB LarryとK7FU RayがSKになった。Ellenの快活なキーイングを聴きながら、やはりこの愉しみも終わりが近いと言うことを感じる。この最終章の楽しみが、少しでも長く続くことを祈りつつ、彼女といつもお別れする。

FOCQP Sept 2018 

この週末は、FOCのQSO Party。もう競争の催しには出る気が失せているが、数少ないJAメンバーのactivityが低いようなのと、14メガが良さそうなので、出てみた。大体呼びに回ったが、数局から呼ばれた。東海岸まで開けていた。

少し意地になって、なにがしかの近況報告をするように仕向けた。皆さん、古くからの知り合いなので、いろいろと懐かしい話を聞かせて下さる。どの交信も、昔を思い起こさせる楽しいものだった。が、全体的な印象では、やはり高齢化している。交信内容、それに亢進スタイル、キーイングまで、年齢を感じさせる。私がお目にかかった方々は、80歳台の方が結構多かった。話題は、やはり健康問題。それはそれで、楽しい。古くからの知り合いであれば、話されることに一つ一つ相槌を打つことができる。いやぁ、それでも高齢化をひしひしと感じる。

このクラブは、30、40歳台のメンバーはほぼ数えるほどしかいないのではあるまいか。事務局を取り仕切っているG7VJRとかDK7LXとかが例外的な若手だ。FOCに加入することがステータスという迷信に近いCWマンの思いもあり、全世界で500名限定というメンバーが定員割れすることはないのかもしれないが、昔のようにオールマイティなCWオペではなく、やはりコンテスト主体のCWマンに置き換わって行く予感がする。現に、今もそれが進行中だ。

ヨーロッパの知り合いの多くがメンバーを外れるか、SKになってしまった・・・。親しくしていたメンバーは、DL4CF、LA4XX、OZ4UN等々ごく少なくなってしまった。Gの面々では、GW3YDX、G4RCG、G4BUE等々のみ。CONDXの所為もあり、本当にご無沙汰している。今夕、14メガがLP・SPで開けるころに、ヨーロッパに向けてアンテナを振ってみるか・・・。

いつまでFOCのメンバーでいるか先が見えてきた気がする。その時まで、無線で友人たちとおしゃべりする。CWよ永遠にではなく、CWの思い出よ永遠にというところか・・・。

N4AR/8 

Bill N4ARと今朝14メガで会った。N5IRと昔話をしていたところにブレークを入れてくれたのだ。少し上の周波数に動いて、Billと続けた。彼はミシガンから出ていた。そうだった・・・昔彼が学生時代にK4GSU/8で出ていた場所から少し離れたところからだ。アンテナは35m高の4エレ。CONDXが中程度だったが、強い。

彼は、循環器内科医としての仕事を終えて2年。もう夜中に病院からの電話で起こされることも、午前3時にERに出向くこともなくなって、清々しているとのこと。テレビで新薬の宣伝を見ても、それが何なのか分からなくなってしまったが、もう構うことはないとも仰っていた。

以前にも記したが彼が現役の医師として働いていた折、あちらの早朝に7メガで強力に入感したものだった。VS6DO等と悠然と交信をしていた。私も時々お相手頂いた。母親の心臓や内科的な問題について助言をしていただいたこともあった。何しろ1960年代、彼がK4GSUで出ていた頃から交信を続けていたCW愛好家だったし、同じ職業であったということもあり、彼にはとりわけ親近感を感じていた。10数年前に、ice stormによってローバンドのアンテナをすべて失ってしまい、その後しばらく乗馬に凝って、無線から離れておられた(このことはすでに記した)。

今回滞在していたミシガンの別荘では、4エレのトライバンダーを35mに上げている。かなり強い。7メガの2エレも上げたいとのこと。ケンタッキーの自宅では、7メガは今2エレしかないが、早く3エレを元に戻したいとのことだった。

一頃、乗馬に精を出していたようだが、今は30%の時間だけを乗馬に割いているらしい。

ローバンドで彼の強力な信号を聴けるのも、そう遠くはない。

つい最近80歳になった由・・・今でも私の中ではこの画像のイメージなのだが・・・時間が経ったものだ。彼は80歳になるとは思っていなかったと言って笑っていた・・・。

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JA5DQH奈木氏が彼を訪問した際に撮った画像。1980年代末だったか・・・。

Ray K7FU 逝去 

先ほど、FacebookでRay K7FUが永眠なさったと、お嬢様がポストされた。昨年、T細胞リンパ腫に罹って、まる一年の闘病だった。化学療法を受け、骨髄移植を受けることを望んでいた。だが、それは実現しなかった。

彼とは、この10年ちょっとしばしば7メガでお会いした。PCログで2013年からの記録を見ると、79回交信していた。こちらの深夜、切れ味鋭いCWで良く呼んでくださった。生活のこと、家族のこと等を話した。古き良き運用スタイルを維持するお一人だった。

また病気を克服して、いつも楽しんでいた釣りをするのだと仰っていたが、それも叶うことがなかった。

Facebookでお悔やみを申し上げると、お嬢様がすぐに返事を下さり、彼が私と話をするのを楽しみにしていたこと、私のことをしばしば口になさっていたことをお知らせくださった。

アマチュア無線が、私の中で過去のものにまたなって行く。

過去に彼を取り上げたポスト、こちら。