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野菜の栽培 

今年は、野菜やイモ類をたくさん植えようと考えている。すでに、ジャガイモは、20、30個程度植えて、発芽し始めた。

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これ以外に、長ネギ、トマト、ゴボウ、サニーレタス、カボチャ、スナップインゲンそれにメロンも植えた。

ゴボウと、メロンは初挑戦。ゴボウは、土を80cm程度掘り起こし、さらに20cmの畝を作らなければならない。土に石灰と、有機肥料を鋤き込みながら、畝を作って行く。結構な仕事量だった。ゴボウは、煮物・きんぴらごぼうに使える便利な食材。以前この敷地にあった、コナラや様々な雑木の落葉が堆積してできたであろう黒土が、80cm掘っても続いている。メロンは、結構な場所を取り、さらに雨除けのシートをかぶせる必要があり、手間だったが、二つ植えた。毎年のスイカは、今年は無しだ。

トマトも大量に栽培し、ピューレとして保存する積りだ。インゲンも煮て、冷凍保存する積り。サツマイモも種枝を仕入れた。メインは、ジャガイモ。

この野菜栽培で、万一の時の食料難を乗り切れるとはとても思えないが、それを一応考慮してのことではある。日本の食料生産は、カロリーベースで必要量の37%。コロナ禍で、外国からの食料輸入が途絶える、先細りになる、さらに国内生産者が倒れ、流通機構が人手不足、コロナ感染で機能しなくなると、食料難は、簡単に起きる。人々が、トイレットペーパーを買いあさる光景を見ると、ポイントがずれているのではないかと思わずにいられない。勿論、保存食等は適宜買い入れているのだろうが、食料難がもし起きるとすると、1,2週間で解決するようなことはないだろう。食料自給率を高めること、食料生産・輸送・販売のルートを維持するように政治に働きかけること、そしてそうした仕事に携わる方々に精一杯の敬意を払うことが大切だ。食料供給が途絶するという可能性はゼロではない。

散歩道の脇にある小さな神社 

歩くことは、健康維持、とくに心肺機能の維持のために必要なこと。私の年齢層になると、生活で4000歩程度、それに散歩で4000歩程度歩く必要があると言われている。万歩計をつけているのだが、ついつい屋内での生活、車での移動になってしまい、この歩数すら確保できないことが多い。

それでも、週に一度は、遠くを歩くことにしている。本当は週二、三回は必要なのだが・・・。

最近、開発した散歩コースは、南側のまだ開発されていない地域。昔の面影を残している。左側の画像が、その散歩コース。両側に畑。その東側に集落。西側は、ずっと先に工業団地。狭い道なので、車はおろか人も殆ど通らない。ある場所には、昔人家があって、どうも放棄されたような場所があり、木がうっそうと伸び、雑草でおおわれている地所がある。これから、こうした放棄される土地、家が増えて行くのだろう。

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左側に杉の林が見える。何度か散歩するたびに、一体何があるのか気になっていた。先日、舗装されていない農道を通り、その杉林に近づいてみた。予期していた通り、小さな社が現れた。稲荷神社とある。

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世辞にも立派な社とはいえない。周囲の杉は結構な樹齢なので、きっと昭和の時代に建て替えられたものだろう。社の中を覗き込むと、小さな祭壇が祀られている。だが、周囲の荒れ方からすると、あまり熱心に手入れをしている様子ではない。

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この神社の説明の看板がある。中村宗村が鎌倉時代源頼朝に従って武勲を挙げたために、今の仙台で伊達家を起こした。その宗村が神社を創建したような記述。この稲荷神社のすぐ近くにも別な神社・・・そちらはそれなりに古く大規模・・・があり、そちらにも同じような記述があった。きっと宗村は、この土地の自慢の武士だったのだろう。

このようなど田舎に、いや田舎だからこそか、このような神社があることにこころ安らぐ思いになる。八百万の神々の一つで、時の権力者が権勢を誇るために建てたに過ぎないかもしれないが、この地域に住む人々が営々と神社を守り続けてきた(この神社は少し手抜きの世話になっているようだが)、神社に拠り頼み、人生を送ってきただろうからだ。そうでなければ、神社が残り続けることはない・・・この神社は、お隣の神社の勢力に押され気味な可哀そうな神社なのかもしれないが。

この地域は、元来母の実家のある地域。だが、その実家の祖先と言えども、明治時代、またはその前に、数km離れた地域から移り住んできたということを聞いた。あまり家系のことは興味がないのだが、多くの祖先が、この地域で生まれ、歩き、働き、そして死んでいった、ということだ。こうした神社に出会うと、そうした祖先が愛おしく、近しい存在に思えてくる。

念のために書いておくが、現在の神社の多くを取りまとめる、神社本庁という宗教団体は本来消えるべき存在。第二次世界大戦中国家神道となり、日本を誤った方向に向かわせた疑似宗教団体だ。今も、戦前の体制に戻そうと強烈な政治活動をしている・・・それに国民は気づいていない。年始のお参りや、賽銭の類は絶対にやらない。それは、神社本庁の活動資金になっているから。

動物性脂肪過剰摂取のリスク 

米国・カナダ産の牛脂には、発がん物質である女性ホルモンが、脂肪分以外に比べて数百倍多く含まれる、という報告を見て、動物性脂肪について調べていたら、次のような興味ある報告を見つけた・・・自分のためのメモ・・・

人間は、系統発生的に、飢餓には耐える仕組みがあるが、栄養過多に対処することが難しい、ということはよく言われている。

琉球大学の内科教授益崎裕章氏が、動物性脂肪の過剰摂取が、主に脳機能の異常をもたらし、その結果糖尿病の発症要因になることを述べている。

脳の食欲調節に関わる機能は二つ。

一つは、視床下部。末梢からもたらされるホルモン・自律神経により恒常性を維持する。いわゆる食欲中枢で、摂食の亢進・抑制に関与する。

もう一つは、線条体・側座核・腹側被蓋野等に機能が局在する脳内報酬系。食事の喜びや、満足に関係する。

習慣的な動物性脂肪の過剰摂取は、両者の機能を障害する。

動物性脂肪の過剰摂取は、以下の機序により、最終的に糖尿病の発症・悪化要因になる。

1)高レプチン血症により運動欲求の低下を起こす。

2)キサンチン・オキシダーゼ活性亢進により酸化ストレスを生み、細胞老化・代謝病・血管病を引き起こす。

3)レプチン受容体機能不全を生じ、過食・エネルギー消費低下を起こす。

4)視床下部の小胞体ストレスを増大、ドーパミンン受容体遺伝子エピゲノムの変化をもたらし、動物性脂肪依存を生じる。(次世代に遺伝する可能性)

5)すい臓ベータ細胞におけるドーパミン受容体亢進により、グルコース応答性・インスリン分泌の低下、即ち、糖尿病を発症する。

6)すい臓ベータ細胞におけるGLP1受容体のダウンレギュレーション、末梢血中DPP4活性亢進によりインクレチン作用低下を起こし、糖尿病を発症・悪化させる。

1)から4)は、代謝系全般に及ぼす悪影響、それが5)6)の機序と相まって、糖尿病を引き起こし、悪化させる。また、小胞体ストレスの機序は、動物性脂肪過剰摂取の依存が遺伝することを示唆している。

こうした問題への対処方法として、益崎教授は玄米食に注目している。玄米食が、食後高血糖・高インスリン血症を抑制し、肥満・糖脂質代謝異常等を効果的に改善することを、沖縄在住のメタボ男性に対するクロスオーバー試験で確認している。とくに、玄米に多く含まれるγオリザノールが、脳の視床下部・報酬系に作用し、代謝異常を改善することが分かっている。

引用は、ここまで。

だが、「玄米にグリホサートが高濃度に含まれている」と言われており、痛しかゆし。

動物性脂肪、いや肉そのものも、過剰にならないように適切な量を摂取すること、総カロリーをコントロールすること、十分な野菜類をとること、それに運動だ・・・。動物性脂肪の持つ危険性が、ここまで詳細に研究されていることが驚きだった。

今後、平均寿命が延びて行き、いわゆる成人病、糖尿病・がん・認知症が増えて行く。糖尿病は、後二者の大きなリスクファクターである。これをよくよく踏まえて、普段の生活を送るべきだろう。

秋深まる 

先日、天気の良い日に、阿武隈山地に連なる、茨城県北部の山、それに太平洋岸をドライブしてきた。

六号線は、レジデント時代に子供を連れて週末ごとに出かけた思い出の道。とくに、日立市十王町の辺りの景色が忘れがたい。

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幸か不幸か、この地域から北茨城市にかけての風景は殆ど当時と変わらない。日立市出身の方に聞くと、むしろさびれているそうだ。

本当は、南相馬市の柳美里さんが経営する本屋を訪れたかったのだが、時間切れで、西に方向転換。山のなかの細い道を抜け、常陸太田に出た。

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低い山々に囲まれた谷間に人家が点在する。人影はあまりなし。所々の家は放棄されたように見えた。

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至る所、みごとな紅葉。これは自生の欅だろうか・・・。

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これも燃え出るような黄金色に変わった銀杏の木。

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小高い丘に紅葉の林が続く。

常陸太田から那珂川沿いを北西に走り、故郷の街に戻ってきた。途中の道の駅で、立派なリンゴと梨を手に入れて・・・。

秋が深まっていく。


最初可笑しき・・・ 

明石順平氏のtweet・・・

「殴ります。今度こそあなたを殴ります。もう延期はしません。絶対に殴ります。・・・・・・やっぱり止めます。あなたを殴るのは延期します。」

「やったー!延期してくれてありがとう!やっぱり私にはあなたしかいない!あなたについていきます!」


最初、笑ったけれど、これが現実かと哀しみが湧いてきた。

ハクモクレン満開 

1週間ほど前から、ハクモクレンが開花。昨日には、一部花が落花し始めた。夕方外出する際に見ると、夕日を受けて、まるで燃え上がるようだった。

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木の下に行くと、まるで白いテントのなかに入ったようだ。

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以前にも記したが、この花は母がとくに愛していた。ニコニコしながら、この木に花が咲いたと私に報告してくれる母の姿が思い出される。彼女が逝って、もうすぐ8年。

これで春が本番となる。

満開の紅梅 

一週間ほど前から、紅梅が満開だ。白梅はすでに花びらが落ち始めている。

あと1,2週間すると、隣の中学校の桜が満開になる。その後、白木蓮が豪華に開花する。母親は、その白木蓮をことのほか愛していた。

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毎年、正確に、この順序で開花を繰り返している。

最近とみに思うのは、年老いた両親は、巡りくるこの花を観て、何を感じ、何を考えていたのだろうか、ということだ。

花が花開く時間は、あまりに儚い。その儚さを感じなかっただろうか。


早春の樹 

昨日、買い物に行く途中、小さな花が咲いている樹を見つけた。ある工場敷地の一角。車から降りて近づいてみると、梅が開花していた。7,8割の開花率か。我が家の白梅は、ようやく蕾が開きかけているくらいなので、それに比べると、とても早い。梅の種類の違いなのか、それとも北風をあまり受けず陽光を一杯に受けられる場所の恩恵なのか。

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クローズアップ画像。

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こちら北関東では、厳冬が続いている。毎朝、零下5から10度くらいまで下がる。土を掘り返そうと思っても、少し日陰に入ると、土が凍結している。

だが、日は長くなり、確実に春に向かっている。あと2か月もすると、庭の一角を掘り起こし、さまざまな野菜を植える作業に取り掛かる。

寒い冬はいつまでも続くわけではない。

耐久消費財と人生は有限・・・ 

我が家の冷蔵庫は、購入後11、12年経っている。最近、二つ不具合が生じた。外側から取り出す形の製氷室がきちんとその場所に収まらない。もう一つは、収納室の大きなドアがしっかりしまらず、ちょっとした振動で半開きになってしまう。製氷室は無理に製氷させようとすると、異音が出るのと、不便なので、修理を依頼した。数年前に家電部門が某中国メーカーに身売りされたT社。

サービス部門の女性オペレーターは、とても丁寧。あの丁寧さで、有料の通話時間を稼いでいるのではないかと疑うほど・・・。上記の修理を依頼すると、この機種は1年で製造中止になっており、部品の取り置きがなくなっている可能性があるので、リペアマンが診て修理できないということになる可能性がある、ということをとても強調なさる。ま、それはそれで仕方のないことと思った。製造物責任は、製造終了(製品手渡し)後10年で問えなくなるから・・・でも、1年で製造中止になるということは、多少のモデルチェンジであっても製造中止と見做しているのかと少し残念だった。

買い替え時期ではあるのかとも思ったのだが、こんな図体のデカい廃棄物を出すことに少し躊躇があった。以前用いていた冷蔵庫は、別な会社の製品で20年位トラブルフリーだった、ということもある。

今朝、家内が製氷室の入るスペースの奥に、氷の塊が落ちており、それを掃除したら、製氷室はスペースにきちんと収まり、どうも製氷も可能のようだとのこと・・・ま、ドアだけでも直してもらおうかと思った。

その後、リペアマンから電話連絡が入り、改めて症状の説明をし、製氷室の問題は解決したと告げた。彼も口調はとても丁寧なのだが、症状をあまり聞かないうちから、この機種は部品がない可能性が・・・と言い始めた。で、ドアを注意深く閉めれば済むことでもあるので、今回の出張修理はお断りした。

出張しての修理見積もりだけだととても低廉な費用設定になっており、T社は経済的にこれで大丈夫なのかと思ったが、あぁ、こうして大部分の古い機種は修理不能と答えて修理が断られることを前提にしているのかとも思った。

製造者責任期間終了後ではあるが、基幹部品は汎用であり、同じものを使い続けているのではないだろうか。例えば、ドアの構造が画期的に毎年変更されるとは考えにくい。メーカーとしたら、やはり古い製品は早めに買い替えてもらいたいというところなのかもしれない。修理作業は、人件費ばかりかかるし、部品の保存も大きなスペースと管理が必要になり、メーカーにとってはコストのかかる非効率部門なのだろう。

でも、それでも、粗大ごみを減らし、モノを大切にするという使用者としての観点から、もう少し信頼性の高い製品を作ってもらい、さらにその後のアフターサービスもしっかりしてもらいたいものだ。この一件だけから、製造業全体について言えないが、日本の製造業が、技術で世界をリードしている時代は、すでに残念ながら過去のものとなってしまった。そして、多くの製造業が、外資に身売りされている。このT社を始め、電気、車の製造業・・・日本の誇った製造業・・・の多くが外資支配下に置かれてしまった。

今、米中間で問題になっている貿易戦争は、結局中国がネット電子産業で実力を伸ばしてきており、自前でソフト・ハードを整えようとしていることに対する米国の危機感の表れでもあるようだ。Huawei等は、深圳に巨大な研究開発拠点を持ち莫大な研究資金を投資している。Huaweiのスマホにスパイウェアが組み込まれているというなら、その実物を出せば良いはずだが、米国はそれをしない。現状では、いわば、言いがかりに過ぎないとしか思えない。スパイウェアをスマホの一部の機種に組み込み、通話・通信を盗聴してみたところで、一体何になるのだろうか。それを問題にするなら、米国のネット通信をもれなく傍受するエシュロンは問題ではないのだろうか。日本の製造業では、こうした問題は起きない。それは技術面での遅れを意味している。

と、様々に思考が広がるが・・・我が家の冷蔵庫は、もうしばらく生き延びることになった。心なしか、ドアがすこししっかり閉まるように思えてきた。

人生は有限。何が重要なことなのかを、毎日判断しながら過ごすことだ。人生の終焉とともに、耐久消費財も使用期限を迎える、それが理想。冷蔵庫問題は、片隅に追いやって、まずはチェロだ。チェロ・・・。音楽は無限・・・。

防カビ剤、除草剤により食の安全が脅かされている 

米国で有毒な防カビ剤がワックスと混ぜられて、食品添加物扱いにされる。それを塗られた柑橘類をわが国が輸入する。発がん性のある除草剤のラウンドアップが米国で穀物栽培に用いられ、その穀物がわが国に輸入されており、最近その残留許容限度が高められた、という記事。

米国は、自国第一主義という自由主義経済に反する政策を取っている。だが、わが国は、米国に逆らえない。そして、わが国政府はなによりも自動車の米国への輸出を第一に考えている。国民の食の安全は二の次なのだ。

この規制緩和は容認できない。

以下、引用~~~

防カビ剤や除草剤に注意、日本は世界の流れに反し規制緩和

2018年11月26日 07時00分 NEWSポストセブン

防カビ剤や除草剤に注意、日本は世界の流れに反し規制緩和
国内での使用は禁止されているのに輸入は認可している成分

 輸入された農作物には、国内では使用されていない有害な農薬が使われるケースもある。 アメリカから輸入されるレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類に使用される「防カビ剤」がそれだ。収穫した後に使われる、いわゆる「ポストハーベスト農薬」といわれ、アメリカから日本まで海上輸送をする際、カビの発生を防ぐために散布される。

 食品の輸入事情に詳しい東京大学大学院国際環境経済学教授の鈴木宜弘さんはこう語る。

「アメリカで使用される防カビ剤は、イマザリル、チアベンダゾール、オルトフェニルフェノールなど。いずれも毒性が強く、吐き気や発がんといった人体への悪影響が指摘されます。日本では、それらの農薬は消費者の健康を考慮して使用されることはまずないのに、現実にはイマザリルなどの防カビ剤に汚染された輸入柑橘類が平然と店頭に並んでいます

 なぜそんなことがまかり通るのか。

「イマザリルなどの防カビ剤は、アメリカでワックスに混ぜられて柑橘類の表面に糊塗されます。ところがそれらの農薬は、日本に輸入される際に『食品添加物』として分類されることになり、なぜか、“制限されている『農薬』ではない”という建前になり、流通が認められています」(鈴木さん)

 つまり、本来は「農薬」であるものが、輸入食品の「食品添加物」として扱われることにより、規制をすり抜けるというわけだ。

 このダブル・スタンダードの背景には、1970年代に勃発した「日米レモン戦争」がある。 当時、日本に輸出する米国産レモンにはポストハーベスト農薬として、日本で未許可の防カビ剤が使われていた。そこで日本がレモンの輸入に難色を示すとアメリカ政府が激怒して、日本からの自動車の輸入制限をするなどの圧力をかけてきた。

「困った日本は、防カビ剤を食品添加物として認可する苦肉の策を打ち出しました。日本の食品安全行政はアメリカの外圧に屈し、国民の健康を守るという義務を放棄していまったのです」(鈴木さん)

 その結果、農薬にまみれた柑橘類が日本に氾濫することになった。問題となっているのは農薬だけではない。

「『ラウンドアップ』という除草剤は、WHO(世界保健機関)が発がん性を認めています。米カリフォルニア州では数年にわたってラウンドアップを使用してがんを発症したという男性が裁判に訴え、製造元のモンサント社に約320億円の賠償を命じる判決が出ました。

 日本では草にしかかけない“除草剤”なのに、アメリカでは大豆やトウモロコシなど穀物に直接かける方法が盛んで、成分が作物に残留しやすい。そのトウモロコシや大豆を世界で最も輸入しているのは日本です」(鈴木さん)

 発がん性が問題視されるラウンドアップは、EUや米カルフォルニア州など各国で使用禁止の規制が進んでいる。

「ところが日本は世界の流れに逆行し、昨年12月に厚労省がラウンドアップの残留基準を、品目によっては100倍以上に緩和しました。防カビ剤と同じく、アメリカの圧力に屈したのではないかといわれています」(鈴木さん)

※女性セブン2018年11月29日・12月6日号