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加計学園疑惑は終わらない 

岡山理科大学獣医学部は、専任教員に高齢者が多いとして、文科省から注意を受けた。

さらに、同学部の設立の大義名分は、深刻な四国の獣医師不足を解消するためということだったが、四国で獣医師になることを希望する「四国枠」合格者がたった1名しかいなかった。

このような状況の岡山理科大学獣医学部、その設立に安倍首相が特別の取り計らいを行った疑惑は、まだ全く解明されていない。その理由は、解明に必要な人物の証人喚問と、書類の提出を官邸が拒否し続けているからだ。

森友学園疑惑と合わせて、加計学園疑惑は、安倍首相の行政私物化に他ならない。

これら二校の疑惑以外にも、他の大学でも同じような私物化の疑いのあるケースがある。

加計学園疑惑を徹底解明することが必要だ。加計学園疑惑は終わらない。

加計学園の詐欺的行為 

これは序の口。

100億円の公的助成金を得るために、「首相と面会した(それで計画への賛同を得ている)」という嘘を加計学園の事務長が地方自治体側についた。それは詐欺そのもの。会って首相から支援の約束を貰っているのだったら、それは首相の責任が直接問われることになる。いずれにせよ、この案件はうやむやにしてはいけない。

こうして得た助成金が、幹部や関連企業に回っている。学生のためになっていない。

もっと大規模な詐欺で加計学園理事長を訴追すべきだ。

加計学園疑惑は終わっていない。

以下、引用~~~

加計理事長の告発状提出 市民団体、詐欺容疑で

2018年12月05日 11時51分 毎日新聞

加計理事長の告発状提出 市民団体、詐欺容疑で

 加計学園が愛媛県今治市に新設した岡山理科大獣医学部が市に図書費を水増し請求した疑いがあるとして、市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」が5日、学園の加計孝太郎理事長について詐欺容疑で松山地検に告発状を提出した。地検は受理するか検討する。

 告発状などによると、学園は文部科学省へ提出した資料に図書費として9928万円と記載。市に2分の1の補助金を請求し、全額の支払いを受けた。しかし、団体が独自に図書館の本を調査して推計したところ、図書費は3823万円に過ぎず、差額6105万円の2分の1に当たる補助金3052万5000円を市から詐取したとしている。

 提出後に記者会見した同会の武田宙大(ちゅうだい)・共同代表は「関係がない文系の本や、時間がたって使い物にならない試験のテキストもあった。今治市は精査もせずにお金を出している」と憤った。

 考える会は同日、文科省に図書館を実地調査するよう求める要望書を提出する。【木島諒子】

加計学園はゾンビ学園だ 

衆内閣委において、立憲民主党の川内議員が、加計学園 設置経費の多さについて述べた。

加計学園と同規模の国立大学では、標準設置経費
 施設費:17億8千万
 設備費:19億6300万
であるのに対して、

加計学園では
 施設費:148億1587万2千(標準の8.3倍)
 設備費:43億7679万9千(標準の2.2倍)
である。ここに多大な公費がつぎ込まれている。

その一方、加計学園の平成29年度決算は 9.1億円の赤字だそうだ。


加計学園獣医学部の建設は、理事長の親戚の企業が担当している。

もともと、今年春までに獣医学部を開設し、公的支援を受けないと、加計学園グループ全体が財政的に持続できないと言われていた。このゾンビのようなグループが、安倍首相との関係を悪用して、今治市に獣医学部を新設し、それによって自らが生き延びようとした、というのが、今回の問題の本質だ。

今後、加計学園には多大な私学助成金がつぎ込まれ続ける。

安倍首相の周りだけが、甘い汁を吸うような構造を許して良いのか。

今治市のエアコン設置 ゼロ 

この酷暑を、今治市の子供たちは、どうやって生き延びたのだろうか。

今治市の学校のエアコン設置率は0%。全く設置されていない。こちら。

今後5年間設置する予定がないそうだ。

今治市は、加計学園には96億円と、広大な市有地をぽんっと差し出している。

これが、今の政権、それにつき従う地方自治体のやり方だ。

凄い。

cronyism 

政治的なえこ贔屓、英語ではcronyismという。

これは、政治行政の公平性を損ない、社会の活気を削ぐ。

安倍政権は、cronyismによって、有意義な社会の競争を阻害し、政治行政への信頼を失墜させた。このような政権が、経済成長を起こせるはずがない。

森友学園・加計学園疑惑はまだ終わらない。

以下、引用~~~

特区申請前「今ごろ遅い」 内閣府幹部が京産大批判

2018年7月28日 07時06分

 国家戦略特区を活用した「加計(かけ)学園」の獣医学部開設を巡り、学園と競合した京都産業大の大槻公一元教授(76)=三月に退職=が本紙の取材に応じ、二〇一六年一月、内閣府幹部に特区の申請を相談した際、「今ごろ持ってくるなんて遅い」と批判されたと証言した。この幹部は学園には当初から「国家戦略特区で突破口を開きたい」と強力支援を表明しており、「加計ありき」の疑いを裏付ける証言の一つとして注目される。 (池田悌一)

 京産大は一九八〇年代から獣医学部開設につながるライフサイエンス(生命科学)研究を本格化。二〇〇六年には鳥インフルエンザ研究で世界的権威の大槻氏を招き、学部開設に向けた準備を進めていた。

 国家戦略特区制度は安倍政権が一三年に創設。愛媛県と今治市が一五年六月、加計学園グループを念頭に獣医学部の新設を申請していた。大槻氏と京都府の担当者らは翌一六年一月、内閣府で特区を取り仕切っていた藤原豊・地方創生推進室次長(当時)と面会したが、藤原氏から「今治はずっと前から努力している。あなた方、今ごろ持ってくるなんて遅いんじゃないか」と批判されたという。

 内閣府は特区の申請期限を設けていないが、加計学園の学部開設が既定路線であるかのような発言だった。だが、大槻氏は「加計学園より提案時期が遅いのは事実。中身で勝負すればいい」と受け止め、京産大と京都府も特区を申請した。

 しかし同年十一月、安倍首相が議長の特区諮問会議は、獣医学部の新設エリアは他に獣医学部が「広域的に存在しない地域」に限定した。京産大は大阪府立大に獣医師養成学部があるため、事実上排除された。

 さらに内閣府と文部科学省は一七年一月、獣医学部の新設は「一八年四月に開設する一校に限り」認めると共同告示したため、京産大は断念に追い込まれた。

 愛媛県の文書によると、藤原氏は学園や県の幹部らに「総理官邸から聞いている。かなりチャンスがあると思ってよい」と伝え、申請書類に何を書けばよいかアドバイス。柳瀬唯夫首相秘書官(当時)も「本件は首相案件。藤原次長のヒアリングを受ける形で進めてほしい」と助言するなど、学園厚遇が際立っている。

 大槻氏は「当時も『うちの計画がふたをされた』と思ったが、なぜ外されたのか分からなかった。学園の加計孝太郎理事長と安倍首相が旧友なのは獣医師界でよく知られていたが、友達だけ面倒見るとは夢にも思っていなかった」と憤る。

 「愛媛県文書を見ると、藤原氏の対応には明らかに差がある。京産大は首相案件じゃなかったから外されたんですね。ようやく符合した。国がえこひいきしていたとすれば、あってはならないことだ」

 本紙は内閣府に藤原氏の発言の確認を求めたが、期限までに回答はなかった。

(東京新聞)

加計孝太郎記者会見と安倍政権 そしてそれを受け入れる一部の国民 

加計孝太郎記者会見を改めて文春オンラインが検証している。

こちら。

記者会見を開くタイミング、内容ともに、ごまかし・虚偽にまみれたものであることは明白だ。大阪の地震、それにワールドカップの試合などを見計らったように、こそこそと地元記者相手に短時間の会見を行ったのみ。加計学園担当者と柳瀬元秘書官の面会の問題など、あからさまに虚偽と思われる内容もある。これで、加計学園疑惑が「晴れた」とはとても言えない。

だが、政権側は、これで加計学園疑惑は「晴れた」として、「先に進もう」としている。この記者会見のやり方は、安倍首相の政権運営と同じ手法である。虚偽を堂々と述べ、それによって自分の立場を正当化する、という方法だ。公文書改ざん、隠蔽、廃棄の事実が、安倍政権の手法を端的に示している。

国民も、それに気づいているが、一定の割合の国民が、それでも自民党・安倍首相を支持している。また、半数前後の国民は政治には無関心である。

その理由を解明し、対応しないと、この「国難」はさらに酷くなる。

人口が減少に転じて、もう大分たつ。現在の人口減少を止める、ないし人口増加に転じさせるには、数十年のオーダーで時間がかかる。人口減少は、国力の減退を意味する。

この事実は、成熟した国家の必然という側面もあるのだろうが、政治が経済格差を生じさせ拡大してきたことも大きな原因だ。

その政治の失敗について、国民が理解しない、目を向けようとしないことが大きな問題だ。この現実を直視することが必要なのではないか。それによって、この「国難」から抜け出す方策が見えてくるのではないか。


「利害関係者」の新たな解釈?!  

国家戦略特区とは、特定事業に特例的な規制緩和を与えるスキーム。その運用にあたっては、政官には特段の透明性が求められる。

だが、現在の政権、そしてそれに依存する行政には、そうした注意深さ、潔癖さは、このスキームの実施に当たって関係ないという立場のようだ。

これでは、国家戦略特区が、特定事業者に対する、政権による不透明な利権供与のために使われる・・・実際、そうであることが、加計疑惑で明らかになっている。政権・行政は、それが公になっても、居直っている。これでは、やりたい放題だ。腐敗の温床である。

やがて、内閣が、利害関係者の新しい定義を閣議決定することだろう。

かって、加計学園理事長は、安倍首相には年1億円位使っていると述べていた。夫妻で海外旅行に何度も同伴している。

この政権と行政には、腐敗臭がする。

TBSニュースより引用~~~

内閣府「加計学園は利害関係者にあたらない解釈も」

 出張の際に加計学園の用意した車を内閣府職員が使っていた問題で、野党側から「利害関係者からの車の提供」にあたるなどと指摘された内閣府側は、「利害関係者にあたらないとの解釈もある」という認識を示しました。

 「もう車の提供を受けたということにおいて、倫理規程違反ですから」(立憲民主党 川内博史議員)

 「そもそも利害関係者であるのかどうかということも、まだ我々としては、現在調査して、事実確認をして」(内閣府側)

 「明白な利害関係人じゃないですか。利害関係人にあたらない場合もありうるという判断を、いまだに内閣府はしているということなんですか」(社民党 福島みずほ議員)

 「我々としては、利害関係人にあたらないという解釈もあります」(内閣府側)

 野党側は、2015年8月に当時の内閣府地方創生室次長が愛媛県今治市に出張した際、加計学園の車を使っていたことについて、「無償で利害関係者から車の送迎を受けてはならないと規定されている国家公務員倫理規程違反だ」と指摘しました。

 これに対して、内閣府は「加計学園が利害関係者にあたらないとの解釈もある」という認識を示しました。

 また、当時の出張記録に「官用車」と記されていることについて、内閣府側は「旅費の手続きを行った職員が前例に照らして行ったこと」だと釈明しました。

加計学園理事長、初の「記者会見」 

加計学園加計理事長が、初めて公に場に現れた・・・その手順・内容は;

今朝記者会見をすると発表

その2時間後に地元記者だけを相手に30分間の会見をしただけ

というお粗末なもので、この事件を追っている記者たちの質問を避けたいという思惑がありありであった。

大阪の地震・ワールドカップの日本チームのゲーム・国会会期末等にぶつけてきた、この対象の限定された記者会見は、内容もまったくないものだった。

加計理事長によれば、首相と理事長の面会は、加計学園事務長がかってにでっち上げた嘘だというのである。

もし本当に嘘ならば、補助金を得るために、首相の名を騙った詐欺となる。森友学園理事長の罪状と同じであり、加計学園事務長・理事長を、安倍首相は訴追すべきである。でなければ、補助金取得の際に、虚偽がまかり通ることになる。

嘘が嘘ならば(苦笑・・・だが、こちらの可能性が高い)、愛媛県文書が正しいことになり、安倍首相は、昨年1月よりも前に、加計学園の獣医学部新設の計画を知っていたことになる。安倍首相の国会虚偽答弁である。

こんなこそこそした記者会見ではなく、加計理事長は国会で証人として喚問を受けるべきである。

以下、引用~~~

加計孝太郎理事長が初の会見 総理との面会「記憶も記録もなし」職員が勝手に…
6/19(火) 11:05配信 KSB瀬戸内海放送

 加計学園の加計孝太郎理事長が、19日午前11時から、問題発覚後初めてとなる記者会見を開きました。

 安倍総理と加計学園理事長の面談について、学園側が「愛媛県と今治市にウソの報告をした」として、当時の担当職員を減給処分。理事長自身も給与を自主返納することを明らかにしました。

 また、安倍総理との面会については「3年も前で、記憶にもないし、記録もなかった」と説明。獣医学部新設を前に進めるため、職員が「勝手にやった」という認識を示しました。

 会見冒頭、加計理事長は、愛媛県が国会に提出した文書をめぐり、学園職員が起こした不適切な言動について愛媛県民、今治市民、関係者に多大なるご明確、心配をおかけした」と謝罪。

 うその報告をした当時の担当者を減給10分の1、6カ月の減給処分に。自身の最終責任者としての監督責任を明らかにするとして給与の10分の1を12カ月間自主返納するという文書を読み上げました。

 愛媛県が先月、国会に提出した文書には加計孝太郎理事長と安倍総理が「2015年2月25日に面談した」とする記載がありましたが、加計学園と安倍総理はこれを否定。のちに、加計学園側が「うその報告をしていた」と愛媛県などに謝罪していました。

 これについて、会見で加計理事長は、職員が「ことを前に進めようとして言ったと報告を受けている」と説明。職員が勝手にやったという認識を示し、自身の関与を否定しました。

 加計学園が今年4月に愛媛県今治市に開校した岡山理科大学獣医学部を巡っては手続きに不透明な部分があると指摘されています。問題発覚から1年以上たって、理事長が会見を開いたのは初めてです。

KSB瀬戸内海放送

加計学園事務長の記者会見に既視感 

地方自治体との面談で、獣医学部新設計画が順調に進捗していなかったため、「その場の雰囲気で思わず嘘をついた」という、加計学園事務長。

もごもご言いながら、おぼろげだという記憶について語っていたが、「理事長からの指示は一切ない」と理事長の関与だけは明白に否定していた。

どこかで見た既視感。

部下にこうして嘘を言わせる上司が、あちこちにいるようだ。

加計孝太郎理事長が、これで逃げ切るのか。ことは100億円近い公金詐取の案件だ・・・。

補助金ビジネスの加計学園 


下記の記事によると、加計学園の受け取る補助金は3年間で93億円。その2/3は今治市、1/3は愛媛県が負担する。

今治市の予算712億円からすると、多くはないようにも見えるが、ぎりぎりの財政事情からすると、決して少ない額ではない。今治市が負担する年20.1億円の補助金は、市税211億円の1割強に当たる。

同じような補助金額、市の財政事情の銚子市は、千葉科学大学誘致により、財政が厳しくなった。加計学園の関係者が銚子市市長となり、同市に千葉科学大学を誘致したのだ。その際に、銚子市から、今治市から受けた額に近い補助金を、加計学園は受け取った。その結果、財政がひっ迫した銚子市では、市の公共サービスの値上げが起きている。大学誘致による経済効果も当初の目算の数分の一に過ぎない。銚子市は、第二の夕張になるのではないかと噂されている。

この記事によると、加計学園は、大学を誘致して、他の大学と比べて、多額の助成金を得ている。加計学園系列大学は、四つあるが、岡山理科大学以外は経営が厳しい状況と言われている。この今治市に開学した獣医学部に対する補助金がなければ、今春にも経営破たんする可能性があったと言われている。いわば、加計学園の自転車操業に、税金が充てられた構図である。

その際に、今治市議員に賄賂が渡っているのではないかと言われている。こちら。

中央政界にも、加計学園が賄賂攻勢を行っている可能性もある。自転車操業の加計学園に、こうして公的資金が湯水のように流し込まれているわけだ。

以下、引用~~~

加計学園への補助金を一部カット 愛媛県と今治市
前田智、直井政夫2018年2月17日11時59分

 愛媛県は15日、学校法人加計学園(岡山市)が同県今治市に新設する岡山理科大獣医学部について、県と今治市が学園側に補助する対象額を、約186億4千万円と算定したと公表した。学園名が入った看板などの費用を除き、学園側が示す総事業費約192億円から約5億8千万円をカットした。今治市は半額の約93億2千万円を3年間で補助し、県はうち3分の1の約31億円を市に補助する。

 文部科学省のまとめによると、同学園の獣医学部を除き、2008年度からの10年間で、大学や学部などの開設時に地方自治体が補助金を出した事例は全国で27件。総額は約207億円(予定額ベース)で、1件あたりの平均は約7億7千万円(同)。10億円以上(同)は5件で、最高額は80億円(同)だった。

 今治市は加計学園側に市有地を無償譲渡し、建設にかかる総事業費の半額(最大96億円)を補助する議案を昨年可決。市民からは土地の譲渡や巨額の補助に対して批判が出ていた。

 市が設置した第三者による専門委員は今年1月、学園側の事業費を「問題ない」と報告したが、県と市で公費補助の対象とすべき事業費を協議。その結果、屋上の「加計学園」の看板はPR性が高いとして対象から除外し、会議室の天井に使う高級木材は普通の木材の費用に算定し直して額を減らした。建設工事費も県などが定める材料単価で算定した結果、総額で約5億8千万円減ったという。

 県は3分の1の補助率について「市からの要請や他県の事例を見て決めた」としている。補助は2017~19年度の3年間で実施し、県は15日発表の17年度一般会計補正予算案で約13億9千万円を計上した。

 中村時広知事は15日の記者会見で加計学園への財政支援について、「法的には既に認可され、開学できない状況が生まれたら受験生はどうなるのかとか色んな問題が生じてくる。トータルに考えて、県は今治市をバックアップする立場で決断した」と説明。「公的な単価を超過する金額は減額し、仕様が高級なもの、PR性が高いものは対象外とするとか積み重ねて、6億円は補助の対象にしないと判断した」と話した。

 加計学園の獣医学部新設を巡っては、県と今治市が2007年から計15回、構造改革特区での獣医学部新設を提案したが実現せず、15年6月に国家戦略特区に提案して認められた。安倍晋三首相と学園の加計孝太郎理事長は友人で、選定過程などについて野党が国会で追及している。(前田智、直井政夫)