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森友学園疑惑は終わらない 

森友学園疑惑のポイント、なぜあれほど多額の値引きが行われたのかという問題が解決していない。

3mよりも深い地中にゴミがあると森友学園が(行政と共謀して)作った報告書の根拠を、地中ゴミを担当していた業者が否定する内容の証言をした。

ただ、国有地視察の際に、同社長はマスコミに対して深いところにゴミはあるとも話しているようなので、もう一度ボーリングして調べれば良いのではないか。

地中浅い部分にあるゴミの撤去費用も国が負担しており、森友学園は、実質200万円であの土地を入手した。

国家予算からしたらわずかな額の問題と片づけてはならない。この行政の私物化によって、安倍首相により行政統治機構が破壊されたのであるから、国家的な犯罪なのだ。

森友学園疑惑は、終わらない。

以下、引用~~~

森友ごみ写真「深さ意識せず撮影」と業者説明 野党視察
寺本大蔵 2019年1月17日22時30分 朝日新聞デジタル

値引きの根拠となった報告書の写真についての主なやりとり

 森友学園(大阪市)への国有地売却問題で、野党の国会議員が17日、通常国会を前に大阪府内で現地調査を実施した。野党は大幅値引きの根拠となった地中ごみの写真に疑義があると追及しており、国有地に小学校舎を建てた施工業者から経緯を聞き取った。野党側は業者が「ごみの深さを意識して撮影していない」と説明したとし、「値引きの根拠は崩れた」と述べた。

 立憲民主党と共産党の衆参議員8人が施工業者「藤原工業」(大阪府吹田市)の事務所や国有地を回り、同社社長から聞き取った。事務所での調査は約1時間で、非公開で実施された。

 土地には以前から深さ約3メートルまで汚染土やコンクリートがらがあると分かっており、学園が賃貸契約した後の2015年7~12月に除去工事が実施された。だが、16年3月に学園側が「新たなごみ」が見つかったと国に連絡。国は鑑定価格9億5600万円からごみ撤去費約8億2千万円などを引いて土地を売った。

 野党が疑問視しているのは、このときに学園側が作ったごみの報告書の写真21枚。藤原工業が撮影し、校舎の設計会社を通じて国に提出した。国は地下3メートルより深いところにごみがある根拠とした。

 野党は深さ3・8メートルからごみが出たとされる写真について、「不鮮明で根拠にならない」としている。調査後の野党の会見によると、社長は「経験の浅い従業員が撮影した」と説明。工事を進めるためにどの程度ごみがあるか把握するための写真で、「深さはまったく意識していなかった」と述べたという。

 また、同じ穴の写真を別々の地点のものとして載せているのではないかという指摘に、社長は「私もそう思う」と発言。「何か資料を出せと国土交通省から言われ、従業員がいい加減に作った。自分としてそれほど重きを置いている資料ではない」とも述べたという。一方、社長は国有地の視察の際に報道陣の取材に応じ、「確実に、深いところにごみはある」とも話した。

 国交省はこれまで野党の指摘に対し、「設計会社から回答が得られない」として明確に説明してこなかった。野党関係者によると、今回の説明の場は、藤原工業が野党側の要請に応じる形で設けられたという。

 野党は国交省大阪航空局と財務省近畿財務局への聞き取りを両省に打診したが、「本省で対応する」などと断られたという。

野党、通常国会でも追及へ

 立憲民主党や共産党など野党は森友学園への国有地売却問題の疑惑が何ら解明されていないとして、今月下旬に召集される通常国会でも追及する方針だ。森友学園の籠池泰典前理事長を改めて国会に招致して事実究明を進めることに加え、安倍晋三首相の妻・昭恵氏と当時の昭恵氏付政府職員の谷査恵子氏を同時に国会に招致することを求める構え。

 立憲の川内博史衆院議員は視察後の記者会見で「なぜ国有地がこれだけの値引きで売却されたのか。だれがどのような理由で何をしたのか事実を明らかにしなければ、行政の信頼の根本に関わる」と語った。視察結果を踏まえ、18日には国会内で野党合同ヒアリングを開き、財務省と国交省の幹部に対し、土地の大幅値引きの根拠とされた地中ごみの写真の疑問点などについて説明を求めていく構えだ。(寺本大蔵)

森友学園疑惑は終わらない 

森友学園疑惑は、国の財産を8億円以上不当な値引きをして、安倍首相のシンパの経営していた森友学園に売り渡したという問題。国と大阪府の背任の疑惑だ。

表層のゴミ撤去費用が値引きとは別に国から森友側に支払われていたので、実際の売却価格は200万円である。

その不当性、不法性を追及したNHK記者が左遷されNHKを辞めざるをえなくなった。

その背後には、官邸の直接的な「介入」があったのではないか、と相沢記者は語る。

これは恐るべき権力の暴走だ。これを看過したら、安倍政権に盾突く者、その疑惑を問題視し追及しようとする者が社会的に抹殺される。

相沢冬樹記者のインタビュー

こちら。

森友学園疑惑は終わらない。

森友学園疑惑は終わらない 

森友学園疑惑とは一体何だったのか?

1)仲間、友達を優遇する安倍政治

2)嘘を平気でつく安倍首相

3)行政・検察の劣化

の三項目にまとめられるだろう。

森友学園疑惑の経時的な出来事のまとめ。

こちら。

この事件は、加計学園疑惑と併せて、日本の政治史に残る大きな事件である。一人の政治家が、日本の統治機構をここまで破壊したのだから。そして、この問題の重大性を、国民が許容しているように見える。少なくとも、安倍政権を支持しないという意思表示を、国民の圧倒的多数が示すという状況には残念ながらなっていない。だが、それが安倍首相・安倍政権を免罪することにはならない。彼らには時間の審判が必ず下される。

森友学園・加計学園疑惑は終わらない。

1億3千万円で森友学園の得た土地の評価額は13億円だった 

安倍政権は、「規制改革」を進める一方で、自分たちや身内、身近な人々に利益・利権を与えている。その一方、国民には増税とさらなる服従を、公共のためとして要求する。

開発途上国独裁国家の在り様だ。

森友学園があの土地を1億3千万円で手に入れた直後に、不動産鑑定士は13億円の評価を下していた。この利権供与、それへの関与を否定した安倍首相の言葉から、公文書改ざん、そして財務省の現場の職員の自死を引き起こした。

森友疑惑はまだ終わっていない。

ブログ「Hikaruの井戸端放送局」さんから引用~~~

第123回国有財産近畿地方審議会 議事録書き写し 2

こちら。

森友疑惑:安倍首相を庇うために現場職員を追い詰める国 

この職員は、通院しているだけで、普通に出勤しているという情報がある。精神的に証言ができないという理由が納得しかねる。むしろ、裁判所で本当のことを話すことにより、精神的に楽なるはず。万一、国側がこの職員に圧力を加えているために精神的に追い詰められているとしたら、国の罪は大きい。

この森友疑惑では、国の公文書が改ざんされ、現場の職員、工事関係者などが自死している。生半可なことで、闇に葬ってはいけない。

国は、安倍首相を庇うために、国民が命を自ら断とうが、精神的に追い詰められようが、何でもするということだ。

以下、朝日新聞デジタルから引用~~~

森友問題訴訟、国「担当職員は体調不良で出廷できない」
大貫聡子、一色涼2018年11月14日11時03分

 学校法人森友学園(大阪市)の国有地取引をめぐる一連の問題で、学園への国有地売却額を一時不開示とされて精神的苦痛を受けたとして、木村真・大阪府豊中市議が国に11万円の損害賠償を求めた訴訟の第11回口頭弁論が13日、大阪地裁(松永栄治裁判長)であった。国側は、売却交渉を担当した財務省近畿財務局職員が「体調不良で出廷できない」として、証人採用しないよう求めた。

 この問題で、近畿財務局は地中のごみの撤去費を差し引いた1億3400万円で学園に国有地を売却し、売却額の開示を求めた木村市議の情報公開請求に当初応じなかった。市議側は「不当な値引きを隠すためだったのではないか」と主張し、売却交渉を担当し、情報公開請求に対応したこの職員への証人尋問を求めていた。

 今年9月の第10回口頭弁論では、松永裁判長がこの職員を証人採用する方針を示し、尋問の期日や尋問事項が協議されることになっていた。ところが、国側はこの日、職員がこの問題に関係して精神面の問題を抱えて通院しており、出廷したり、書面で説明したりすることはできないと主張。ただ、休職はしていないと説明した。

 木村市議によると、口頭弁論後に地裁と国側の3者で協議した結果、地裁が職員の診断書などをふまえて証人採用するか決めることになったという。

 木村市議は閉廷後、「真相解明に最も重要な証人だと考えていただけに残念だ。ただ出廷できないほど体調が悪いのであればお気の毒に思う」と話した。(大貫聡子、一色涼)

相沢冬樹記者の講演レジュメ 

相沢冬樹記者が、11月10日に神戸で行う講演の要旨がfacebookで公開されている。

なかなかユニーク。

狭いイデオロギーではなく、社会、国民のためにという思いで、取材活動を続けてこられた。

彼のような記者を切るNHK上層部は、マスコミ人として失格だ。

以下、引用~~~

《レジュメ》
①自己紹介を兼ねた、取材についての私の考え(30分程度)
・1962年(昭和37年)~宮崎県西都市で出生、宮崎市内で育つ
・1975年(昭和50年)~鹿児島のラ・サール中学・高校で寮生活
・1987年(昭和62年)~東京大学法学部卒業、NHKの記者に
山口→神戸→東京社会部→徳島→大阪→東京BSニュース→大阪
 報道の世界で31年間をすごす
・明治維新のふるさと、山口で5年間をすごし、
吉田松陰先生の教えに感銘を受けた、自称「真性右翼」
・本物の右翼はヘイトをしないし、他国・他国民の悪口を言わない
・右翼=国を憂うる、左翼=社会を憂うる
→国=国家機構ではなく、この国に暮らすすべての人々=社会
→右も左も根っこは同じ
 →本物の右翼と本物の左翼はわかり合える
 →朝鮮総連幹部が評価「おまえは本物の右翼だ」
・真性右翼記者と真性左翼記者が力を合わせて番組作り
「大阪市の同和行政を斬る」(クロ現)←部落解放同盟が抗議
「今も続く部落差別の現実」(関西向け放送)←民権連が抗議
「脱北者の悲劇」(クロ現)←朝鮮総連が抗議
 →抗議をすべてはね返し、何の問題もなし
《結論》取材で思想信条・主義主張は重要ではない。
    本当に大切なのは人柄・相性。
誠意をもって取材先とお付き合いし、信念をもって語る。

・籠池前理事長とどのようにお付き合いし、取材したか
→初対面で真性右翼記者と真性左翼記者が掛け合い漫才インタビュー
→うそはつかない。迎合しない。でも相手に気分良く話してもらう。
→約束は必ず守る。相手が伝えてほしいことを必ず伝え、
同時にこちらが伝えたいこともお聞きして伝える。
→「相澤さんは約束を守ってくれる」信頼を得て単独インタビュー
→偏見、先入観を持たず、誠意をもってお付き合いする。

② 森友事件の本質(30分程度)
・何がおかしかったのか?誰がおかしなことをしたのか?
 →森友事件は森友学園の事件ではない。国と大阪府の事件。
…設置要件を満たすか疑問のある小学校を無理矢理認可しようとした。
  →大阪府(私学課)の役人が行政のルールをねじ曲げ
臨時の私学審議会を開いて認可適当の答申を導き出した。
 …小学校の建設用地として国有地を大幅に値下げして売り払った。
  →国(財務省・近畿財務局)の役人が行政のルールをねじ曲げ、ごみの撤去費用の名目で9億円余の土地を1億円余で売った。
・「あの土地は価値がない」は本当か?
 →意図的な、ためにする無価値論。背任にはならないと世論を誘導。
 →大阪空港の着陸コースの真下で、
  騒音対策として国が一帯の住宅を買い取り更地に。
国土交通省大阪航空局が管理。
 →もともとは豊中市が防災公園にするつもりだったが、
  国の言い値で買うことができず、東半分だけを買って公園に。
  補助金を受け市の負担は2000万円余ですんだが、買値は14億円。
 →残った西半分が問題の国有地。
  隣接地にある大阪音楽大学が買い取りを希望。豊中市も支援。
  最後は数億円の値を付けたが、それでも近畿財務局は売らなかった。
 →それが森友学園が望んだとたん異例の貸し付け契約。さらには売買に。
交渉で財務局「めいっぱい出して上限いくらまでなら出せますか?」
  森友側は1億6000万円と回答。
実際には1億3400万円を10年の分割払い。
分割払いも財務局側が言い出した。
 →賃貸料は年2700万円。
分割払いになると年1340万円で負担は半額に。
  籠池氏「神風が吹いた」

・何のためにこんなことをしたのか?
 →この事件で現金は動いていない…贈収賄事件ではない
 →森友学園のためというより、森友学園にあの小学校を作らせるため。
 →だから問題が発覚したとたん首相も大阪府知事も籠池氏を切り捨てた。
 →本来お堅い役人たちがなぜこんなおかしなことをしたのか?
それを解明しないと森友事件の解決にならない。
(休憩 約10分)

③ 移籍への思い(30分程度)
・なぜNHKを辞めたのか?
 →記者を外されたから。記者を続け、森友事件の取材を続けるため。
 →NHK批判、政権批判のためではない。事実を追求する。
・なぜ大阪日日新聞を選んだのか?
 →社主の言葉「うちは何のしがらみもない。自由に真実を書いてほしい」
 →社長の言葉「うちは社長以下全員記者という心構えでやっています」
・これから目指すもの
 →森友事件の取材を続け、真相を明らかに。
 →NHKで出し切れなかったネタを出す(いじめ問題など)
 →NHKでは到底できないネタを出す。取材の幅を広げる。
 →真の生涯一記者。いくつになっても記者を続けたい。
・NHKへの思い
 →31年間育ててもらったことへの感謝
 →日本一厳しい水準で取材・報道をしてきたという自負
 →NHKを愛する一人として、最近の報道を見て思うこと

「改ざんは上からの指示」 

行政の現場の人間が一人自殺している。彼は、自分が負わされた不正な仕事を苦にしていた。

だが、その不正な仕事を彼に負わせた上司と、その上にいる政治家は、今ものうのうと暮らしている。

その自殺なさった方の残された父親は、上司から何の言葉もなかったと言っていた。

このようなことが許されてよいのか。

森友学園疑惑は、終わらない。終わらせない。

以下、引用~~~

【報ステ】財務局OB「改ざんは上からの指示」
10/25(木) 23:30配信 テレ朝 news

 森友学園への国有地売却問題をめぐり、国会での真相解明を求める近畿財務局のOBらが25日、野党からの聞き取りに応じた。今年3月、文書の改ざんを指示された近畿財務局の職員が自ら命を絶った。OBらは番組の取材に対して「(文書改ざんは)公務員の発想としてはない。上からの指示がない限りできない」と述べた。さらに「普通、貸し付けにしろ売り払いにしろ、極めてシンプルな書類のはずだ。あれだけ丁寧に事の発端から人の名前や行為が書かれているのは、現場の職員たちが必死に考えて、ちゃんと残さなければいけないという意識があったからではないか」と指摘した。また、麻生財務大臣が、森友問題で国税庁長官を辞任した元財務省理財局長・佐川宣寿氏について「極めて有能だった」と述べたことについて、「国会・国民を欺き、犯罪行為に等しいことをした人を評価するのであれば、自殺してしまった職員は一体何だったのか」「麻生大臣があんな態度で大臣であり続けるのは、自殺した職員を知っている周りの人や職員は本当に耐えられない」と語った。

森友疑惑自殺職員の父親、近財の元職員へのインタビュー 

テレビ東京 ゆうがたサテライト が放映した、自殺した職員の父親、それに元財務省(近畿財務局)職員への森友疑惑についてのインタビュー。

自殺した職員は、公文書改ざんを負担に思い、それが自殺の原因だと思われること。
改ざんを指示した上司が責任をとっていないこと。
森友学園に対する土地の値引きはあり得ないこと。
改ざん、土地取引については、上からの指示、政治家の関与が疑われること。
今後、公文書が改ざんされることはなくなるだろうが、公文書が作成される段階で虚偽の公文書が作成されることになるだろうこと。

等が、なまなましく証言されている。

特に、現場職員が自殺していることに誰も責任を取ろうとしないことは、絶対に見過ごせぬことだ。

こうして現場職員を見殺しにする行政・政府は、やがて国民をも見殺しにするだろう。

この優れた報道を行ったテレビ東京のヴィデオクリップは;

こちら。

現場職員を自殺に追い込んだ公文書改ざん 

森友疑惑で、公文書改ざんを強要された近畿財務局職員が自殺した。

その責任を、未だだれも取らない。何度でも繰り返し記すが、彼は公文書改ざんがなければ自殺しなかった。公文書改ざんは、安倍首相の強権的な政治、人事を通して官僚を支配する政治によって生じた。最終的な責任者は安倍首相である。

政府は、この問題を受けて、公文書管理を改革するとした。ところが、その公文書管理の改革とは、問題になりそうな議事録やメモを残さないという、新たな改ざんを最初の段階で行うことであった。

彼の死は、何のためだったのか。公文書改ざんの責任をもっとも取るべき安倍首相は、むしろ強権的な政治をさらに進めている。官僚をも人事を通して支配を続けている。彼の死は、一体何のためだったのか。

以下、朝日新聞デジタルから引用~~~

森友公文書改ざん、自殺した職員の父「正直やったから」
多鹿ちなみ2018年9月28日05時07分

遺影を手に「正直な性格やったから」と語る近畿財務局職員の父親=2018年9月26日午前11時57分、岡山県

 今年2月、久しぶりに岡山県の実家に帰ってきた息子は、少し痩せて見えた。

「財務省なんかやめときゃよかったんや」 自殺職員の父
 こたつに入り、世間話をした。いつもと変わらぬ息子の大きな声だった。それが、財務省近畿財務局に勤めていた息子と語らった最後のひとときだった。

 3月に入り、財務省が学校法人・森友学園(大阪市)との土地取引に関する決裁文書を書き換えた疑いがあると明らかになった。国会で追及が続いていた3月7日、息子は神戸市の自宅で自ら命を絶った。

 父親宛てに7~8枚の紙に印刷された遺書が残されていた。細かな内容は覚えていない。ただ、森友学園との土地取引の仕事に携わっていたこと、上司に指示されて決裁文書の改ざんに関わったことを苦にしていたことがつづられていた、と記憶している。

 普段は仕事のことはあまり口にしなかったが、真面目に、一生懸命打ち込んでいたことは感じていた。初任地の書類も全て、段ボール箱にきっちり保管するほど几帳面(きちょうめん)な性格だった。

 公文書に手を付けることが公務員にとってどれほど重大なことか、ぼんやりとしか分からない。でも、「正直やったから、それを一番苦にしたんやろう」と思う。

 息子の死から約3カ月後、大阪地検特捜部が一連の文書改ざんに関わった財務省関係者を全て不起訴にしたのは意外だった。「何か、罪になるんやないかなと思っとった」

     ◇

 検察の不起訴処分が妥当かどうか、検察審査会での審査が続く森友問題。自殺した近畿財務局の男性職員(当時54)の父親(83)が26日に朝日新聞の取材に応じ、思いを語った。(多鹿ちなみ)

籠池報告書が、安倍首相と森友学園の密接な関係を示す 

森友疑惑の追及も、地味にだが、しっかり続けられている。

籠池前森友学園理事長の報告書が、裁判に提出される。本来は、彼が証人として出廷すべきだが、それが認められぬための代わりの報告書らしい。

その内容の要点は;

〇森友学園の作ろうとしていた小学校は、本来「安倍晋三記念小学校」と名付けるはずだった。

〇小学校設立趣意書は、学園経営上のノウハウが含まれるとして、行政により非公開にされたが、実質的に経営ノウハウの内容等ない・・・これは、行政側が隠蔽するための口実であった。

森友学園と安倍首相の密接な関係が、これでまた明らかになる。

安倍首相は、首相職はおろか、議員も辞めるべきである。

この記事は、森友学園疑惑をNHKでスクープし、左遷され大阪日々新聞に移籍した相沢記者の記述。今後とも、森友学園疑惑の追及を徹底してやってもらいたい。

以下、引用~~~

野分 大阪発・論点 大阪から野分(台風)を起こします
2018/9/20

森友事件で新展開 籠池氏の報告書が地裁に
 ここに1通の報告書があります。作ったのは、籠池康博氏。森友事件の主役、籠池泰典前理事長の本名です。受け取ったのは大阪地方裁判所第7民事部。では提出したのは?森友事件を追及してきた弁護士たちです。代表の阪口徳雄弁護士の名前をとって、私は勝手に「阪口弁護団」と名付けています。弁護団は、敵味方のような関係にあった籠池氏の報告書をなぜ提出したのでしょう?


籠池氏の報告書で小学校名の経緯が明らかに
   ◇   ◇   
 阪口弁護団は、森友関連の公文書開示を巡り国と裁判で争っています。学園が提出した小学校の設置趣意書を開示するよう、メンバーの大学教授が求めたところ、冒頭の小学校名も含め、ほぼすべてを黒塗りにされたからです。不開示の理由は「経営上のノウハウを含むため学園の正当な利益を害するおそれがある」…でも本当にそうか?学校名まで経営上のノウハウか?疑問を抱いた教授と弁護団は開示を求めて提訴しました。

 すると国は突然、文書をすべて開示してきました。そして「開示したのだから裁判の必要はなくなった」として、訴えを退けるよう求めてきました。ところが開示文書を弁護団が見ても経営上のノウハウらしきものは見当たりません。「ならば最初から全面開示すべきだった」と、弁護団は目的を賠償請求に切り替えて裁判を続けています。

 最大の争点は、この文書に学園の経営上のノウハウが含まれているか否かです。それをはっきりさせるには文書を作った籠池氏本人に話を聞くのが一番だ。弁護団はそう訴え籠池氏の証人尋問を申請しましたが、国は必要ないと主張し、これも争いになっています。

 それを知った籠池氏はA4判の紙2枚の報告書を作り、署名・捺(なつ)印しました。この報告書で初めて明らかにされたことが、二つあります。

 (1)校名は当初「安倍晋三記念小学校」と考えていたが、大阪府から「これでは受け取れない」と言われ、系列法人の幼稚園の名をとって「開成小学校」にした。この名に深い理由はなく、認可されたら「安倍晋三記念小学校」に変えようと考えていたが、実際にはその名もやめて「瑞穂の國(くに)記念小学院」で申請した。

 (2)開成小学校という名は便宜的につけたにすぎず、経営上のノウハウではない。設立趣意書の内容も、建学の精神を記載したもので、経営上のノウハウと言えるものではなく、あえて秘密にする内容でもない。

 その上で籠池氏は「この文書を起案し提出したのは私ですので、その内容について問題になっているのであれば、裁判所で証人として証言することが可能です」とつづっています。

 弁護団は19日、この報告書を証拠として提出し、籠池氏の証人尋問を認めるべきだと強く求めています。さらに、不開示を決めた当時の近畿財務局の美並義人元局長についても、不開示の経緯を証言してもらいたいとして証人申請しています。

   ◇   ◇   
 この裁判を担当している大阪地裁第7民事部の裁判長は、松永栄治氏。果たして松永裁判長は、籠池氏と美並元局長の証人採用を認めるのかどうか?注目の弁論は、あす21日午前11時半から大阪地裁の806号法廷で開かれます。(大阪日日新聞 論説委員・記者 相沢冬樹)