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恥という観念を喪失した国家 

テレビのワイドショーが、韓国文大統領の側近の「スキャンダル」を面白おかしく報じている。だが、あちらは、検察がきちんと機能している。

一方、わが国の安倍首相側近たちのスキャンダルはどうだ?小渕、片山、甘利、下村等々。そして今回の上野政務官。何も解明されず、検察は一ミリも動こうとしない。

どちらが三権分立が機能している国家なのか、ということだ。

検察が政権だけを見る「ヒラメ」になっていることと、それを追及しないマスコミ、本当に恥ずかしい。

日本という国は、無知・無恥の国になってしまったようだ。

ジャーナリズムの劣化 

この内田樹氏の言葉は至言である。

内田樹氏のtweet;

ある通信社から「安倍政権は歴代最長を記録しそうですが、長期政権の理由は何でしょう?」というインタビューの申し出がありました。答えは「あなたがたジャーナリストが知性と徳性を失ったから」以外にないんですけど・・・それを聴くだけのために神戸まで来ますか?

この二日ほど、例の進次郎の結婚報道がテレビを席巻しているらしい。それを報じるマスコミに、もう少し掘り下げる報道、内田氏による「知性と徳性」に基づく報道をすることはできないものか、という小田嶋隆氏の発言。もっともだと思う。こんなマスコミに我々は日々洗脳されて過ごしていることを肝に銘じなければいけない。残念なことなのだが・・・。

こちら。

トリプルゼロの、何の成果も出していない議員が、40歳前後になってできちゃった婚を、こともあろうに官邸で大々的に公表し、それをマスコミは徹底して報じ続ける・・・やはりどこか狂っている。

悪代官と瓦版屋 

先のポストに記した安倍首相とマスコミ人の会食・・・その名目が何と

「参院選の慰労会」

だったそうだ。

何故首相とマスコミが一緒に選挙の慰労会?

何か共謀したことがあったのだろう。「お代官様、うまく行きましたね、下々の民は選挙に関心を示さず・・・つきましては、我々に見返りをお願いいたしたく・・・(揉み手)」「おう、瓦版屋ども、よくやってくれた。これでワタシも、予算委員会を4か月開かず頑張った甲斐があったぞ。思い残すことなく、ゴルフ三昧の夏休みだ。お前らも悪よのう・・・スガから官僚機密費の裾分けがいくぞ・・・わっはっはっは」てなやり取りがあったのかも・・・。

南ドイツ新聞が報じた木村英子氏の当選 

れいわ新選組の二人の新議員について、仕事ができるのか、国会をバリアーフリーにするコストはどうするのか、といった下らない議論が、ネットだけでなく、マスコミにも横行している。

繰り返しになるが、この候補者選定は、我々にパラダイムシフトを要求している。社会の底辺・辺縁で苦闘して生きてきた「現場の」人々こそが、国会議員になり自らに関わる法律、社会の在り方に関わる法律を制定する立場に立つべきなのだ。

マスコミ、とくにNHK等はこの政党を無視し、フジテレビ等は悪意でれいわ新選組を紹介している。彼らは、この社会の変化への動きに乗り遅れている。

南ドイツ新聞というドイツの有力紙が、れいわ新選組の木村英子氏を中心に紹介している。

毛ば部とる子氏のブログから~~~

「南ドイツ新聞が報じた木村英子氏の当選(日本語訳)」

こちら。

マスコミと政権の爛れた関係 

7月23日の安倍首相との会食メンバー

田崎史郎、石川一郎(TV東京)、小田尚(読売新聞)、粕谷賢之(日テレ)、島田敏男(NHK)、蘇我豪(朝日新聞)、山田孝男(毎日新聞)

メージャーな報道機関、それも反政権的なスタンスの報道機関が含まれていることに驚きを禁じ得ない。

ただ、メシを奢られるだけなのか?いや、それはないだろう。政権側から、テーブルの下での饗応があると考える方が自然だ。準強姦事件で民事訴訟中の山口某のように、テレビに引っ張りだこで、政権寄りの解説を繰り広げている、田崎史郎が各マスコミの幹部に混じっていることからも分かるように、各マスコミを抱きこもうとするのがこの会食の目的だ。

官邸機密費から、マスコミに金が渡っていないか?

GPIF・日銀が株式に巨大な資金を投入している。これらマスコミ各社の株式取得を通して、政権による支配が行われていないか?

こうした疑問は、本来マスコミ自身が抱き追及すべきなのだが、それが行われなくなっている。記者クラブという同業団体が、取材現場で政権にベッタリになっているのと、こうしたマスコミ幹部が、政権に抱きこまれているのは、この国にとって不幸なことだ。行く行くはマスコミから国民の信頼が失われることになる。

こころあるマスコミ幹部は、こうした政権との爛れた関係を止めるべきだ。

「ポンプマッチ」 

松尾貴史氏が、参院選が終わると同時に、テレビをポンプマッチと評していたのを読み、爆笑した。選挙終了後、テレビ等マスメディアが「投票率が低い」ことを大きな問題として取り上げはじめたことを指している。

選挙戦の期間中、まるで選挙がないかのように選挙を無視し、政策論議を取り扱わなかった・・・それが、火を一生懸命消すポンプであり、選挙が終わると同時に選挙の問題として低投票率をあげつらうのが、火をいまさらながらつけようとするマッチである、というわけだ。マッチポンプならぬポンプマッチだというのだ。面白い。

だが、笑っているばかりではいけない。ベビーブーマー世代の子供たちの世代が、二次的なベビーブーマーとなるはずだった世代。彼らは新自由主義経済体制の歪をもろに受け、ロスジェネ世代となってしまった。主に経済的理由で、結婚・出産・子育てを諦めてしまった。2004年の1億2千万人をピークにして、人口は急激に減少している。2100年には明治維新の時代の人口4700万人にまで減ることが予想されている。人口と国力は、相関するので、今後国力は大きく右肩下がりで下がって行く。

その過程で、企業は労働力をさらに安価で使い続けようとする。また、社会保障を維持可能にするためと称して、少なくとも70歳までは労働し続けなけれがならなくなる。消費税増税と合わせて、こうした社会保障の引き下げは、経団連が以前から要望していたことだ。消費税は経団連は19%を要望し、先ごろ自民党の税制調査会の大物は20%までの増税を言明した。国力低下に伴い、社会保障も大きく切り下げられる。給付は切り下げ、社会保険料は切り上げだ。 マッチで発火する、発火すべきであった問題は数多い。マスメディアは申し合わせたように、こうした問題を選挙期間中に取り上げず、問題が燃え上がろうとするのに対して水をぶっかけていた。

その一方、投票率は過去最低に近かったらしい。特に若い人々は、3割台だったと聞く。政治への関心がなく、また政治にコミットしても何も変わらない、と自分の臍を向いた発想のようだ。最近、TBSの午後、時事問題を積極的に取り上げていたデイキャッチという番組が終了になり、若者向けの番組にとって代わった。あまり聴きたい内容ではないのだが、車を運転している最中に時々聴くことがある。その若者向け番組で扱っている内容は社会的、政治的関心はゼロ。もっぱら身の回りのこと、それに自意識の敏感さを思わせる内容ばかり。

この若い人々の生き方は、私を含めて上の世代の責任も大きい。教育の問題、それに戦後政治、とりわけ民主党政権時代の「失敗」(これは政権担当の問題もあるが、官僚制やあの大震災・原発事故そしてリーマンショックなど不幸なめぐりあわせの問題もある・・・失敗だけではなく、多くの「コンクリートから人へ」の政策は良い政策だった)という評価が、彼らを政治的なアパシーに貶めているのではないか・・・。

政治で社会がすべて変わるわけではないけれど、今の没政治性、そしていってみれば知性を信じない生き方は、自分たちの将来を危うくする、何かをきっかけにファシズムの熱狂に取って代わられることに若い人々が気づいていない。あのテレビのポンプマッチには、視聴者は大いに怒るべきなのだ・・・。

政権とマスコミ 

中野晃一教授がtwitterで述べていたこと・・・

今回の参議院選挙で、自民党は単独過半数を失った。公明党なくして、もはや国会で法案さえ通せない。

それなのに「勝ったから、俺の改憲やれ」と安倍がいばってる、意味不明。

そんな裸の王様をマスコミがのさばらせておく、もっと意味不明。

(一部改変)

マスコミ中NHKは、ますます政権にベッタリである。政治番組に、政党要件を満たした「れいわ新選組」を呼ばない。また、政治番組では、最終的に自民党議員に発言をさせ、あたかも政府宣伝番組となっている。選挙期間中に政策討論番組をほとんど出さなかったことも、公共放送としては失格だ。これらに関しては、NHKの意見窓口に一言言っておいた。

「NHKから国民を守る党」が一つ議席を獲得した。この党の党首も、自らヤクザと名乗っている通り、これまでの行状はヤクザそのものである。こちら。この立花という党首は、これ以外にも自分が行った、元の同党議員に対する恫喝をネットにアップしている。この党に投票した人々の多くは面白半分だったのかもしれないが、なかには本当にNHKを潰してくれると思った人もいたのかもしれない。NHKへの批判は、政治的立場に関係なく出ており、この党のような滅茶苦茶な党にも支持が集まっている、ということなのだ。しかし、この党は、自民党の補完勢力になる。自らの宣伝機関に成り下がったNHKをスクランブル化するはずがない。このような政党にも、政党助成金が毎年6000万円、一人の議員に毎年5000万円、国費が投じられる。こうした党、人物に投票した方は、その事実を知るべきだ。

私自身は、NHKのなかにも良識を守り、社会・政治の問題、真実を伝えたいと苦闘している人々がいると思っている。実際、時には優れた番組が放映される。だが、今のままで行くと、本当に政治に完全に取り込まれ、独裁政治家のためのマスメディアに完全に堕する可能性がある。批判すべきところは批判し、また良い放送番組には支持を表明してゆきたい。

一方、「テレビ朝日」の報道番組では、「れいわ新選組」による社会運動について選挙期間中に報じられなかったことを自己批判していたようだ。それは遅いという意見もあるかもしれないが、あれだけ政権寄りに変化したテレビ朝日にあって良くそれを表明できたものだ。恐らく、局のなかでも様々な葛藤があるに違いない。正しい公正な対応は評価したい。

自民党は、この参院選で「負けた」のである。その事実をしっかり受け止め、今後レイムダック化するか、暴走を始める現政権に対して、マスコミは距離を取り、必要な批判を加えるべきである。我々は、視聴者として声を挙げる権利がある。国民がスポンサーであるNHKも、また巨大企業がスポンサーである民放も、最終的には国民の声を聴かざるをえないはずだ。私は、まだ変革の可能性をそこに掛けたいと思っている。絶望に陥ることなく、我々の声をマスメディアに届けるべきだ。

ただ、NHKがさらに政権寄りになってゆくなら、視聴料拒否も考えなければならない。これは、「N国党」の見せかけの公約とは違う。彼らは、それを利権獲得の道具にしているだけだ。もし我々が視聴料拒否を始めたら、徹底してやることになる。

久米宏、NHKで正論を吐く 

安倍政権が誕生し、NHKがまるで、政権の宣伝放送のようになる前は、NHKのニュースや解説を視聴することは愉しみなことだった。世界でもっとも公平な報道だと言われており、その内容によって国内外で起きていることを理解することができた。NHKの報道は、日本人としての誇りだった。

だが、安倍政権によって、NHKのそうした報道は脆くも崩れ去った。その事実以上に、今後安倍政権の強権政治が終わった後に、元に戻すのにどれだけ時間とエネルギーがかかるのか、こうも容易に報道が変質させられることへの忌避感をどうして解消できるのかと思うと、憂鬱になる。

民間アナウンサー出身でもともとNHKには批判的で、とくにNHKが政権にベッタリになってからは舌鋒鋭くNHKを批判しまくっている久米宏をNHKがインタビューに呼んだ。

昨日のNHK「あさイチ」。生放送のNHKでは初出演となる久米宏が語ったこととは;

「NHKは独立した放送機関になるべき。人事と予算で国家に首根っこ握られてる放送局があっちゃいけない。そういう国は先進国とは言えない。絶対に報道機関は独立してないといけない」

より詳しい内容は、こちら。

NHKを民放化すべしという彼の主張にはすぐには賛成できないのだが、それ以外は、よくぞ言ってくれたという内容だ。いつもは「ヘラヘラ」している彼だが、75歳になって、まるで遺言を語るかのように、NHKが独立性を維持すべきことを真面目に語った。

あまり出演に気乗りしないとTBS土曜日午後のラジオ番組で述べていた彼だが、よくぞNHKに出て、述べるべきことを臆せずに述べてくれたものだ。そして、それ以上に、編集の利かない「生番組」に彼を呼んだNHKのスタッフ・ディレクターに拍手を送りたい。これはガス抜きでしかないという見方もあるようだが、私は、NHK内部にも、現状のままではいけない、かってのNHKの姿に戻そうと考えている良識派がいるのだと信じたい。恐らく、久米を出演させ、彼の持論を展開させたディレクタ―は、官邸と密接な関係のあるという報道局長辺りから強烈な叱責が飛んでいるのではないだろうか。自分の立ち位置を賭して、この番組を企画したNHKの良識派にこころ熱くなるものがある。彼らの奮闘を期待したい。視聴者として彼らを支援したい。

やがて安倍政権は崩壊する。その時に、NHKが公共放送としていかに政治的公平性を保つか、どのような制度でそれを担保するのかを検討する必要がある。

難病患者・障害者に対するマスコミの扱い 

存じ上げない方だが、この方のtweet、なるほどと思った。

モン=モジモジ @mojimoji_x

それにしても、いつもは24時間テレビとかで障害者を消費しまくってるテレビ・メディアが、最重度の障害者・難病者の立候補、という事態をまったく取り上げないのって、いかに彼らが本音ではどうでもいいと考えてるか、よくわかる。


マスコミ、とくにテレビは、障害者、難病患者を「可哀そうな人々」として扱うが、あくまでそこまで。

彼らが社会の政治中枢に入ろうとして、または政治中枢に向かって発言を始めると、無関心を装う。彼らが本気で発言を始めるのは困るのだ。

なぜ、「れいわ新選組」比例の特例候補お二人を取材しないのだろうか。広やかな視野でみたときに、政治的公平性をマスコミは失っている。

ニュース報道の偏向 

昨夕、何気なくNHKのニュースが流れていた・・・最近は、NHKのニュースを率先して聴くことは止めた。

すると、ホルムズ海峡への有志連合軍派遣にニュースの後に、ジャニー喜多川氏逝去のニュースを長々と流していた。明らかに前者よりも後者に長い時間をかけていた。

亡くなった方のことをとやかく言いたくないが、彼は単なる芸能プロの社長だった方、そして芸能界を支配し、若い男の多くのタレント候補にセクハラを働いた人物。このセクハラは、現在の定義で行くと強姦になるのではないだろうか。そのセクハラは、最高裁まで争われ、彼の有罪が確定している。そのような人物逝去のニュースをあれほどの重大ニュースとして取り扱うセンスが理解しがたい。テレビのワイドショーの類は、このニュース一色だと聞く。

ここまで、ニュース報道にバイアスがかかると、やはり政権が参院選、それに関係するニュースを報じるのを避けるようにマスコミに要請したということが真実に思われてくる。