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ゲノム編集食品が、やはり安全性審査・表示義務なしで今夏から流通へ 

EU最高裁が、ゲノム編集食品は遺伝子組み換え食品と同じ規制下に置くことを決めた。現在、前者に規制をかけていない米国も同様の対応になる可能性があると報じられている。

こちら。

ゲノム編集によって予期せぬ問題が生じる可能性があるから、ゲノム編集食品についても、遺伝子組み換え食品と同様に安全性等について詳細な検討をする、という当然の対応をEUは取る、ということだ。

ところが、厚労省は、ゲノム編集食品についてろくに検討せずに、この夏から流通させると報じられている。2月にパブリックコメントを公募し、その後4、5回諮問会議で検討しただけである。これで、安全性評価をせず、食品がゲノム編集食品であることを表示することなく、作物・製品を市場に出すことになる。

いわば、我々が壮大な安全性の実験対象となる。

政府は、国民の安全を考えていない。

以下、引用~~~

今夏にも流通可能に=「ゲノム編集」食品-厚労省

2019年03月18日 21時58分 時事通信

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の新開発食品調査部会は18日、遺伝子を効率良く改変できる「ゲノム編集」技術を利用した農作物などの食品に関し、外部から遺伝子を導入せず、遺伝子を切断する手法を使った場合は、届け出だけで販売を認める最終報告書案を大筋で了承した。同省は今後、届け出の内容など詳細を検討。今夏にも運用を開始し、ゲノム編集食品の流通を可能にする。 【時事通信社】

ゲノム編集食品が、安全性審査・表示義務なしで流通へ 

ゲノム編集食品が流通することになる。安全性審査、商品への表示義務なし、である。

こちら。

ゲノム編集生体については、議論が多く、普通それを市場に流通させる場合、安全性や環境への負荷に関して規制が行われる。ところが、わが国政府は、ゲノムを一部切り取る食品に関して、規制をまったくかけずに市場に自由に流通させることに決めた。国民の健康・環境への影響よりも、ゲノム編集食品を扱う企業の利潤だけを考えているためだ。

ゲノムの切り取りや、挿入を行うゲノム組み換え生体に関するWHOの見解は、下記の通り。EUでは、ゲノム編集生体についても、ゲノム組み換え生体と同様の規制を行っている。

こちら。