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今日嬉しかったこと・・・ 

一つは、ブラームスのチェロソナタ1番の奏法について新しい発見(大げさ!)があったこと。3楽章のコーダ、3連符の最初をダウンではなくアップで始めると弾き易いことを思いついた。新しい動機なのと、コーダが始まる部分なので、疑わずダウンで弾いていて、sfの前でアップを二回繰り返していたが、弾きづらかった。この30年間(笑)、何で思いつかなかったのだろう?頭が固い・・・。

もう一つ、BSの音楽番組をHDDに録画する時に、短い音声ノイズが入っていたのは、HDDリコーダーへのアンテナ同軸コネクターの接触不良が原因であったことが判明したこと。ソニーのサービスマンが発見してくれた。自分で発見できなかったのは、アマチュア無線家としては失格だな・・・。

「嬉しい!」と喜んでばかりいられないことだが、まぁ、進歩のない毎日を過ごしている私としては、喜ぶべきことなのだろう。

東京の救急医療も崩壊寸前 

東京でも、救急医療が崩壊寸前らしい。昨年の他ブログの孫引き

発掘あるある大辞典 

私は、こんな番組があること自体知らなかったのだが、だいぶ前からの番組だったらしい。

今回の事態で、単一スポンサーだった花王は降りることになり、番組も中止になるそうだ。当たり前のことだ。

この番組、以前から捏造と思われる内容を取り上げ続けていたらしい。それを以前から、指摘し警告していたサイトがある。

お詫びして、番組中止、スポンサー降板だけではすまないような気がする。実際に、健康被害をもたらしてこなかったか検証し、責任の所在を明らかにしてもらいたい。納豆業界が、この事件に絡んでいなければ、テレビ局にたっぷりとした損害賠償請求をしてもらいたい。また、今後、こうした視聴率至上主義さらにインサイダーの臭いぷんぷんの番組を垂れ流さないようなシステムをぜひ確立してもらいたい。

毎日新聞も、大々的にこの問題を取り上げているが、その前に、大淀事件の誤報をちゃんと検証して欲しい。じゃないと、同じアナの狢だろう。

民放って見る気にならないんだよなぁ・・・。

私のHOW TO QSO・・・その3 

さて、いよいよ交信内容とそれに伴う技術的なことを記そう。あぁ、また同じことを言っているよと笑っていただきたい(笑。ラグチューのHOW TO物というのは、やはり自己撞着だと思いつつ・・・。

まず、ラグチュー全般に言える総論的なことがらだ。思いつくままに記すので、順不同。

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キーイングは、個性的でありながらも、正確を期したい。基本的には、自分の受信できる速度を超えないこと、語間を十分空けることが大切だ。相手に、聞いていて快感を覚えさせるキーイングが好ましい。お前のキーイングは、聞いていて楽しいとか、音楽のようだと言われるようになれば、しめたものだ。自分で様々なキーイングを聴き、惚れ込むキーイングがあるはずだ。それに近づけることだ。個性とは、正しく美しいキーイングの模倣から自ずから出てくるものだろう。

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一つの送信で話すトピックスは、2つ、せいぜい3つ以下に留めたい。一回の送信で扱うトピックスが多すぎると、それが如何に興味深くても、長くなりがちで最終的には興味をそがれる。年配の方を相手にすると、話が多岐に渡り、返答に困ることが時にある。そうした場合、相手が親しい仲であれば、

U GAVE ME TOO MNI TOPICS AT ONE TIME

と正直に言おう。すると、次からは気をつけてくれるはず(そうでもないこともあるが・・・)。

           ~~~

送信内容は、相手とのキャッチボールであるから、以前にも記した通り、定型的なものはない(各論で、ヒントのようなものは記す積りだが)。相手とのキャッチボールになっているか何時も気にかけて話を進めることが大切だ。さらに、最後には、相手への質問で終わると良い。何度も交信した相手なら、直前の交信で交わした話題について尋ねるのが、交信マナーとして優れていると思う。最近、おなじみのGlen NN6Tと交信したのだが、数週間前に交信したときに、彼が内視鏡的な胆嚢摘出術を受ける予定にしているということを言われたのをてっきり忘れてしまっていた。彼から、その手術を受けてきたということを聞いて、私は

I SHOULD HV ASKED U ABT UR SURGERY BEFORE

と、申し上げて謝った。

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ログについて別な機会に記したことがあるが、ログは大切だと思う。ログのリマークスの欄は大きく取る。一つの交信で、半ページ全部を埋めてしまうこともある。相手の基本的な情報以外に、次のような事柄を記入している。

○トピックスのキーワード 例えば、家族の話題になったら、WIFEとか、その方の名前を記す。これは、返答する際にも必要な情報だ。情報すべてを記さなくても、キーワードがあれば、情報内容を思い出せる。

○気に入った表現 凝った表現は不要であるのは、前にも書いたが、それでもスマートな言い回し、英語的な表現などがあれば、記録しておきたい。先日、Merrill WK2Gと夜遅く会ったときに、彼が

JA WINDOW WONT STAY OPEN LONG

と打って、ファイナルにしたのが気に入って、それをログに記入しておいた。言ってみれば、何も特別変わった表現ではないが、JA WINDOWという言い方が簡明であることと、STAYをこのように使うのが、いかにも英語的だと感じたのだ。凝ってはいないが、こうした表現は習いたいものだと思っている。こうした表現を自分の記憶の引き出しに増やしてゆくと、よりスムースな送信が出来るようになる(繰り返すが、このことのpriorityは決して高くない。HOW TO よりもWHATの方が大切なのだ。)

○分からぬ単語・語法 これは結構しょっちゅうある(笑。交信中に辞書を引ける場合は、引くが、引けなければ、ないし正確な意味を知りたければ、ログに記入しておき、後で調べる。これはかなり記憶する上でよい方法だ。勿論、交信中に相手に尋ねることが出来ればそれが一番。ただnativeだからといって、正確なことを教えてくれるわけではないので、後で辞書に当たることはしておきたい。

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こちらが言いたいのに、固有名詞や、言い方が分からぬ場合も結構多い。簡明を心がけることと、頭に上ってこない単語は、文章で説明するのも一つの方法だ。こればかりは、交信中ではなく、普段英語に接して、vocabularyを増やしてゆくしかあるまい。特に、興味を持った分野は、英字新聞なり、原書にあたるなりして、知識を増やしておくと良いだろう。楽しむためには、必要な自分への投資だ。また、上手くいえなかったことを後で調べて表現方法や単語などの知識を増やしておくことも大切。丁度受験のときに、試験で失敗したことは記憶からなかなか消えないのと同様に、こうして得た知識は、後々まで残るものだ。試験とは違って、楽しみながら自分のものにできるのだから、これ以上の学習方法はないとも言える。

ちょっと書き落としがあるような気もするが、今日はこの辺で・・・。
続く・・・。

医療危機 

という、特集を毎日新聞がようやく組み始めた。今朝、タイトルだけ見て、中身をまだ読んではいないのだが、公的病院が医師不足で診療停止になっているところが沢山出ているという内容のようだ。何をいまさらというところだが、ないよりはましな特集だ。

毎日新聞始め、マスコミ各社には以下の点を徹底して追及して欲しい。

医療崩壊の原因は何か
○医療崩壊に果たした、マスコミの役割は何か?具体的な事実はたくさんあるのだから、真摯に反省して欲しい。医療崩壊を促す立場にはいなかったとは言わせない。
○国家財政に占める社会保障・医療関係予算は、さらに削減すべき程に多いのか?総額400兆円といわれる特別会計予算には、無駄遣いを改めるメスは入れられているのか?公共事業と、天下りに伴う不要な支出はどうか?

日本という国は、伝統的に、物を大切にして、人を大切にしない。公共事業以外の様々な予算も、結局箱物を作ることに用いられている。そうしたことに、マスコミは何故もっと切り込まないのだろう。

私のHOW TO QSO・・・その2 

こちらが出したCQに対して、呼んできてくれる局がいると嬉しいものだ。こちらが呼ぶ場合でも、応答してもらえると嬉しい。

そこで、嬉しさのあまり、相手に自分の信号がどのように届いているのか考えることが出来なくなってしまうことがある。バンド・お互いの設備の差等によっては、こちらの信号が弱い可能性もあるし、ノイズ・混信まみれの可能性もある。相手の信号の強さだけから、相手の設備を推測できないこともあるが、同地域の他の局を少しワッチしていれば、それほど難しいことではない。

また、相手がどのような生活時間帯にいるのかも考慮する必要がある。夜遅くであれば、寝る前にちょっとだけ出てきていることが多いし、朝であれば、仕事に出かける前のことがある。

相手が、のんびりラグチューに入れるかどうかを、早めに推測し、こちらの最初の送信から、それを反映させることが必要だ。

相手が旧知の間柄で、CONDXもよく、相手に時間的な余裕がありそうであれば、最初からラグチューモードも可能だろう。一方、そうでない可能性があれば、それを確認するためにも、最初の送信はできるだけ簡略にすべきだろう。

こう記すと、当たり前のように思えるかもしれないが、この判断・対応が出来ていないケースが間々あるのだ。これは蛇足になるが、残念ながら、高齢になるに従い、この判断が出来なくなる傾向がある。W7ZQや、既に亡きK6YN、W6TSQ等等、70歳代後半以降になっても、この辺りの判断・対応がきちんとできるOMに会うと、素晴らしい、あのようなオペになりたいものだ、と強く思う。

最初の送信では、既に会ったことがあるかどうか分かる場合は、相手のハンドルで呼びかけたり、交信が何時以来かを表現すると良い。コールは聞き覚えがあるが、名前を失した、といった慣用的な表現も、すらすら出るようにしておきたいものだ。このあたりまでの送信内容は、定型的なものがやがて自分の中で出来てくる。相手により、それを若干手直しして実際に送信する。ラグチューモードに入れそうな時も、最初の送信は、それを確認するために、手短にした方が良いだろう。

続く・・・かな・・・こんな駄文を書いていないで、無線に出ろという声が聞こえてきそう・・・

私のHOW TO QSO・・・その1 

CWでラグチューするのが、私のお気に入りである。CQ出版社刊の「モールス通信」に、何故そうなのかを何点かに絞って記した。しかし、今もって、何が私に食らいついた「一番の」bugなのか、分からない。

お気に入りとか、好きなものが、どうしてそうなのかを追求すると、結論が出ないことが往々にしてある。自分のなかの何かと、その対象とが、共鳴しあうのかもしれないし、若い頃に経験したことが刷り込まれるのかもしれない。いずれにせよ、毎晩のように、この絶滅危惧種の楽しみに耽っている。

上記の本の執筆依頼を受けたときもそうだったが、ラグチューのHOW TO物は、それ自体自己撞着だし、殆ど意味がないと思っている。相手との話題のキャッチボールこそが楽しいのであって、どんな球種をどこに投げるかといった議論をしたら、ラグチューではなくなってしまう。

基本的なことで、一番大切なことは、相手の話に耳を傾ける、そこから独り言にならぬこと、対話を始めることだろう。そして、如何に話すかよりも、何を話すかが大切だ。話し方に凝ろうとする傾向が自分も含め英語を母国語としないハムにはややもするとあるが、CWでは単純明快が一番。これが、若輩の私が後進の方にお勧めできることだ。

しかし、そんなことは分かりきっているという野次も飛んできそうなので、多少「技術的なこと」を記してみよう。いわば、自分の反省をこめた備忘録みたいなもので人様に勧めるつもりはない。

というところで、仕事に駆り出されるため、連載にすることにした(笑。いつ続編を書くかは未定だ・・・。

地域医療の崩壊 三重県立志摩病院 

地方ですすむ医療崩壊の一例だ。大なり小なり、地方ではこのような状況になりつつある。

地方大学医学部の地域推薦枠入学を認め、それらの学生に地域に残ってもらうようにしようとしているが、それは次の二点で問題だ。

○医師の養成には、大学卒業後10年間程度の臨床訓練が必要なので、これから育成するとなると、10数年後になって初めてその効果が現れる。さらに、そうして育成した新人医師達が、地元に残る保証は何も無い。若手の医師が自分の意思で働く場所、仕事の内容を決めることを、強制的に制限するとしたら、憲法違反になる。

○「現在地域医療で頑張っている中堅の医師達の労働条件等を何故改善しないのか」ということが大きな疑問。この志摩病院のように、なぜ中堅医師がごそっと辞めるような事態になっているのか、行政が真剣に考えなければ、いくら新人医師をリクルートしても同じ事態は続く。

東北のある都市からは、着任する医師に行政が「馬」をプレゼントする等という笑えるようでいて、哀しいニュースが流れていたが、行政の着眼点は大きくずれていることが多い。

さらに、住民代表のコメントも、問題を理解していないことを表している。「分からない」のではなく、「分かろうとしない」のではないだろうか。医師不足の地方のあちこちで「署名活動」が行われているというニュースも流れているが、署名活動で一体何をしようというのだろうか。全く無意味だ。医師は、不眠不休で仕事を続けてきた挙句、労働条件はきつくなり、医療訴訟の危険にさらされ、さらに誤解を恐れずに言えば、患者意識の誤った昂揚により診療現場で酷い扱いを受けるようになって来た。また、政府の徹底した医療費削減政策により、経済面・労働環境の更なる悪化がもたらされている。それで、医師は地域医療の現場から立ち去っているのだ。

「医療崩壊」とは、患者さん・患者になるであろう私も含めた一般の国民一人一人の問題なのだ。医師は、医療崩壊することによって、過重な労働と訴訟を起される危険から立ち去り、ホッとしているだけだ。一旦、地域医療が崩壊すると、その回復には長い年月と莫大な費用がかかることが、英国の事例などで分かっている。医療崩壊で一番の痛みを受けるのは、国民自身だということをよくよく理解する必要がある。高級官僚や、政治家は、削減した医療費を、公共事業や、大企業への補助に回し、そのバックマージンを受けてのうのうと老後を送るのだろう。それを何故国民は気付かないのだろうか。

以下、引用~~~

リポート’07三重:県立志摩病院夜間救急週1回休診 医師不足で根幹脅かす /三重

 ◇勤務医7人退職、時間外労働年2000時間以上も

 志摩市阿児町の中核病院、県立志摩病院(田川新生院長)は18日、来月6日から3月末まで、毎週火曜日の夜間救急(午後5時-翌朝8時半)を休診すると発表した。4月以降については今のところ未定。この半年間に同病院の勤務医7人が退職し、十分な態勢がとれなくなったのが理由。同病院は昨年11月に産科医が不在となり産科を休診しており、医師不足が中核病院の根幹を脅かしかねない事態となっている。【林一茂、田中功一】

 ◇「一時も早く解決を」の声

 記者会見した田川院長によると、昨年7月から内科医など計5人、今年に入り神経内科医2人が退職。同病院では夜間救急に備え、内科と外科の医師2人態勢で当直を行っているが、医師の減少から内科医9人と外科医8人の計17人で当たらざるを得ず、週1回の夜間救急を休診することにした。

 隣接する伊勢市や松阪市では複数の中核病院があり、輪番制で救急患者を受け入れている。しかし、志摩病院が医療圏とする志摩市、鳥羽市の一部、南伊勢町には同病院しかなく輪番制がとれない。この結果、月に他地域の倍の4-5回、当直勤務に就かざるを得ず、多い医師では年間2000時間を超す時間外労働を強いられているのが実情だという。田川院長は「極めて過激な労働を医師に強いる結果、健康を害させたり医療事故の誘発につながりかねない」と話す。

 夜間救急の休診の間、内科と外科の管理職が同病院内に待機し対応。休診中は、かかりつけ医か救急医療情報センターに問い合わせてほしいとしている。4月以降については、医師の全国公募も含め検討するという。

 産科の休診に続く夜間救急の一部休診に対し、志摩市女性の会の北井美智子連合会長は「命にかかわることまでが切り捨てられていくみたいで、大変困っている。一体どうしたらいいのか、分からないから余計に困る」と、困惑している。また、同市内の30代の主婦は「小さな子どもがいるので、一時も早く解決してほしい」と話していた。

 ◇新医師臨床研修制度導入が要因に

 県内の医師不足は、04年度から導入された新医師臨床研修制度が要因。同制度により、医学部卒業後2年間の臨床研修が義務付けられ、研修する病院を自由に選べるようになった。このため、従来は卒業後も三重大学医学部付属病院に残っていた同大医学部卒業生の多くが、設備がより優れた県外の病院などを選択するようになったという。

 県医療政策室によると、臨床研修場所として三重大医学部付属病院を選んだ人は、04年度10人(うち三重大医学部卒業生2人)、05年度6人(同0人)、06年度3人(同3人)。同医学部は多くの医師を県内の病院に派遣していたが、「付属病院本体の医師確保が困難になってきている」という。県内の医師確保について同室は「三重大学に要望し、入試の県内出身者枠を5人から10人にしてもらうなどしてきた。医師の県内定着のために、一層の努力をしたい」としている。

〔三重版〕

日本の医療の評価と、これから 

某BBSからのコピペです。是非お読みください。

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社会保障給付費の国際比較実効負担率

患者さんの窓口負担は、高齢者は1割負担、現役世代は3割負担というように異なっています。この窓口負担率を平均したものを「実効負担率」といいます。日本の実効負担率は 03年で18.3%であり、イギリスの6倍で 先進国の中で突出して高くなっています。

日本の社会保障給付費(対GDP比)は16.8%と先進5カ国の中でも低い水準にあります。(注記:繰り返し記していますように、医療費の低さに対して、公共事業費は、G7全体の同費の総和よりも多いのです。)

医療費の国際比較

日本の総医療費(対GDP比)は、OECD加盟30カ国中で21位と、アメリカの半分で 先進国の中では低いレベルにあります。

医師数看護師数の国際比較

日本の医師数(100ベッド当たり)は13.7人で、日本の看護師数(100ベッド当たり)は54人と先進5カ国の中では最低です。アメリカの4~5分の1です。そのため “3時間待ち3分診療”の実態が発生しているのです。

少ない医療スタッフが原因の医療事故も発生しています。安全な医療のためには、医療スタッフを増員するための診療報酬の改善が欠かせません。


窓口負担引き上げの理由の一つに、日本の医療費が30兆円を超えて増え続けていることがあげられます。確かに日本の医療費30兆円は大きな金額です。しかし世界第2位の経 済大国の国力からみるとどうなのでしょうか。国内総生産(GDP)に占める医療費の割合を比較。

日本は先進国といわれる29カ国(00年時点)のなかで18位。国際的に見るなら、国力に見合った医療費を出していないことがわかります。つまり医療費30兆円は国際的に 比較するなら、けっして多くない額なのです。 (注記;この医療費とは、総額であって、国の医療給付費用は、8兆円前後です。それ以外は、患者さんと企業などの出費。)

日本の医療は国際的に最優等生

日本はOECD加盟29カ国(当時)中、18位という低い医療費でありながら、「健康達成度(Overall goal attainment)」や「健康寿命(Healthy life expectancy)」はWHO(世界保健機関)から世界一と評価されています。これは日本の医療制度が全体として健全に機能していることを表しています。もちろん、指 摘されているような課題を克服していく取り組みは重要です。

いっぽうアメリカは世界一高い医療費を使ってもなお、健康達成度は15位、健康寿命は24位となっています。これはアメリカの医療が産業化、営利化していることや、老人と 低所得者以外の公的な医療保険制度がなく、無保険者が人口の16.3%(1998年)いることと無関係ではありません。

アメリカの現状は、効率の悪い劣等生、日本が見習ってはいけない見本であることは明らかです。

(注記;ところが、財政諮問会議を筆頭とする現政権の政策ブレーンは、医療に株式会社参入を認め、混合診療を導入することを強力に推し進めています。

これは、医療の米国化に他なりません。公的医療保険が存続したとしても、それで受けられる医療は最低限のものだけとなり、少しでも進んだ医療を受けるには、膨大な自己負担が要求されるようになります。米国では、個人の自己負担の原因として、医療費支払いが、キャッシュカードについで二番目の理由になっています。

厚生労働省は、75歳以上の方の医療費を、定額化することにより、十分な医療を受けられぬようにする方針を示しました。また、この核家族化の時代に、入院病床を無理矢理削減し、在宅療養を推し進めようとしています。家族の中でだれが患者さんの普段の面倒をみるのでしょうか。

入院できたとしても、極めて短期間の入院だけとなり、場合によっては、米国のように、医療機関の近くのホテルに滞在して、医療機関にかかることになるでしょう。)

捏造プロダクション会社は、昔から生息していた・・・ 

いやはや、こんな制作会社を、全国ネットのキー局が使い続けていたのですね。慎重にチェックしてきた、とは聞いて呆れます。

昨年、TBSが「白いんげんダイエット」で健康被害を生じさせたことをどのように受け取っていたのでしょうか。

こうした番組、テレビ局にスポンサーとなっている企業にも責任があります。

視聴者を馬鹿にしきった態度です。他の番組にも、同様なものがありそう・・・。

以下引用~~~

<番組ねつ造>制作受注会社、他テレビ局でも問題に
1月21日3時3分配信 毎日新聞


関西テレビから番組制作を受注したテレビ番組制作プロダクション「日本テレワーク」(東京都品川区)は、2年前にも別のテレビ局から制作を請け負った番組で実験結果をねつ 造し、放送が打ち切りになっていたことが分かった。 問題になったのは、テレビ東京で放送されていた「教えて!ウルトラ実験隊」。05年1月25日に放送された花粉症対策の回で、臨床実験中の花粉症治療法の実験結果を紹介し たが、実際には効果が現れるまで2週間程度かかるのに5日程度で済ませ、2週間後に効果が現れたかのように放送していた。テレビ東京は関係者4人を処分した。
テレワークによると、「発掘!あるある大事典2」は制作に人手がかかる番組のため、同社からさらに複数のプロダクションに委託していた。問題を起こしたのはそのうちの1社 という。
同社の横山勇雄経営本部長は毎日新聞の取材に「テレビ東京の問題の後、再発防止策として二重、三重に番組内容をチェックする態勢を整えた。『あるある』は視聴率の高い番組 なので、慎重にチェックしてきたつもりだった」と説明。「視聴者、消費者、納豆業界の皆様にご迷惑をおかけし、おわびを申し上げたい」とコメントしている。

KD7GOV 

今夕、7メガで、私の疲れた心身を癒してくれたのは、Harry KD7GOV。テキサスに住む76歳。ベアフットにハスラーのバーチカルだそうだが、ピークで589まで振ってくる。

バグキーが上手で、ほとんどミスキーイングがない。ところが、開局してからまだ7年だと仰る。え、それはないだろうと思った。以前からCWを覚えていたのではないかと尋ねると、実は1950年代に一度無線の免許を取って、その際にCWを覚えたらしい。

39年間のLAY OFFを経て、カムバックしたのだ、と言っていた。その間、無線のことは忘れていたのか尋ねたら、CWは大好きで、片時も忘れなかった、とのことだ。カムバックに当たって、8日間で25WPMの速度まで戻った。昔は、45WPM程度は行けたのだけど、手が硬くなって動かなくなってしまった、と言っていたが、実際に見事なバグキー捌きである。

15年前退職するまで、研究所でガラス職人を続けていたらしい。イエローストーンの近くから、テキサスに越してきたが、広々した田舎が恋しい、都会生活にはなじめないということであった。

OLD BUT ASLO NEW COMERとして、後進の者達に刺激を与え続けて欲しいと申し上げて、交信を終えた。

納豆ダイエット捏造事件に関連して 

納豆ダイエット捏造事件を詳しく報じた最後に、毎日新聞の記者は、こう結んでいる・

引用開始~~~

健康ブームを背景に健康をテーマにした番組は増える傾向にある。「納豆」の回でも全国の小売店で一時納豆の売り切れが相次ぐなど、社会現象となった。そんな中で起こった今 回の不祥事で、改めて放送倫理のあり方が問われそうだ。【北林靖彦】

毎日新聞 2007年1月20日 19時14分 (最終更新時間 1月20日 21時05分)

引用終了~~~

「改めて放送倫理のあり方が問われそうだ。」と、他人事のように記しているが、自分達の書いた、悪意ある捏造記事に対する反省は、どうしたのだろうか?

奈良の大淀病院産婦人科事件で、産婦人科医師が、与えられた情況で最善を尽くしたと考えられるのに、その産婦人科医がいい加減な診療を行い、患者を放置したかのように記事にした。また、その患者の受け入れを打診されたほかの施設も、「拒絶した」と故意に忌避したかのように報道した。

それが原因で、大淀病院の産科は、診療を停止することになった。奈良県南部では、今後お産が出来ない状況になった。

60歳の産婦人科医が、週に2回当直をこなすことによって、ようやく保たれてきた奈良県南部の産科医療が、毎日新聞の報道によって、消滅したのだ。

彼等は、自分達の報道で、同地の医療が改善したと自画自賛している。全国の医師が、あの報道に疑義を唱えているのに、だ。彼等は、当初の誤報を訂正し謝罪しないばかりか、自己正当化をしている。

彼等に「改めて放送倫理を」問い質したりする資格はない。まず、自らの報道倫理を改めるべきだ。

捏造を生業とするマスコミ 

今、医師の間でとても有名な番組がある。フジテレビの、下記の番組。この番組についての、某医療系BBSでのスレッドは100万アクセスを超えている。

      ~~~~~

『今、日本がおかしい! 現役ドクター大告発!
アナタの命を救う病院教えますスペシャル』
制作協力 : 日本テレワーク

      ~~~~~

医療現場を貶める酷い内容で、一部、ヤラセがあると言われている。コメンテーターとして出演しているのは、臨床経験がない医師免許を持つだけのタレントのような人物。

製作協力の会社名を良く見ていただきたい。例の「納豆ダイエット」を捏造した制作会社なのである。これを見て、私は失笑を禁じえなかった。二つの番組は同じレベルなのだ

いかに費用をかけずに、視聴率を得られるかという観点だけで、こうした番組を作っているのだろう。ここまで来ると、民放で働く方々が哀れにも思えてくる。

このような番組のスポンサーになっている医薬品メーカーがいる。お笑いだ。

しかし、笑っているだけでは済まされない。こうした番組の積み重ねが、国民視聴者の意識を医療への不信の方向に変えて、医療崩壊に拍車をかけている。視聴者は、もっと賢くならなければならない。こうしたマスコミのいい加減な報道・番組を無批判に受け入れていると、めぐり巡って自分に降りかかってくる。

VK2DX 

今夜は、7メガのCONDXが大分改善していた。ヨーロッパとあわせて、北米が良く入るようになったのが嬉しい。

John VK2DXから、コールされた。66歳、リタイアした元高校の先生。彼は、元VK2DET、VK2AP、VK2JJさらに現在のコールになったそうだ。1983年に、前二者のコールと交信していた。やはり希望するコールを取得できるシステムを利用して、これらのコールを得たようだ。

Blackheathという場所に移った時に、ローカルにVK2AP(元のオーナー)が住んでいたが、やがて彼がSKとなり、その息子さんに承諾を得て、VK2APを引き継いだ。やがて、シドニーでの仕事に就いた時に、同僚にそのコールを譲った。その際に、VK2JJというコールを得たが、その後、VK2JJの元オーナーから、自分のイニシャルのそのコールをもう一度欲しいと言われ、現在のコールと交換した・・・という、長い説明を受けた(笑。

これほどコールをとっかえひっかえ変えたいとは、私は思わないが、希望するコールが得られるのは、良い制度だろう。免許制度の改善も全く進まない日本では、希望するコールの取得など実現は難しいことだろう。

彼が、私が送ったカードをメールに貼付して送ってくれた。みると、1993年の交信で、実に21メガのSSBでの交信であった・・・そういえば、その頃、SSBでお目にかかったような記憶がおぼろげに・・・。

最近は、SSBは気恥ずかしくて出られない。

愚痴か本音か・・・ 

昨日、スタッフの給与振込みのために、ローカルの銀行の営業マンが、仕事場を訪れた。それほど忙しくはなかったのだが、忙しく見えたのだろうか、私は休みを取って旅行に行ったすることがあるのか、と尋ねてきた。

そういえば、開業後12年間、旅行らしい旅行といえば、以前ここでもアップした信州でのアンサンブル合宿位のものだ。その時は、3泊4日の休みをようやく工面した。大学の医局に依頼すれば、もう少し休みも取れるのかもしれないが、自分で仕事を始めると、なかなか休めない。

開業後の2,3年間は、元旦を含めて、仕事場に足を運ばない日はなかった。大きな借金を背負っていたため収入を確保しなければならなかったのと、自分の患者さんのためを考えて具合が悪くなった時には、できる範囲で対応するためであった。今も夜10時頃までは、携帯をオンにして患者さんからの呼び出しに備えている。冬場は、往復1時間車を飛ばして仕事場に急患を診に行くことも多い。休みの日には、2,3往復することもある。これでも、徹夜の連続のようなdutyはなくなったので、楽にはなった。

しかし、現在の医療の状況を考えると、この生活を続ける情熱が、何時まで続くのかと時々考えるようになった。こちら田舎では、都会部に比べると、患者さんとの関係は上手くいっていると思っている。が、中には、あからさまに不信感をぶつけてこられる親御さんもいる。また、官僚の一存で、医業収入は減り続けている。マスコミやネットで、流される医療事故とそれによる訴訟の報道を目にしたり、聞いたりすると、モチベーションは更に低下する、というのが正直なところだ。

医療崩壊という言葉を、マスコミやネットで目にするようにはなったが、国民が自分の問題としては考えていないようだ。「安価に何時でもそれなりのレベルの医療を受けられる時代」は、過ぎ去ろうとしている。それを国民は自覚していない。知らされていない。知っていても、自分の問題とは考えていない。そのような状況で医療に関わり続ける意味がどれだけあるのか。時々、この疑問が、心を過ぎるようになってきた。

明日は、応急診療所の仕事だ・・・。

納豆ダイエットは「でっち上げ」 

フジテレビ系列関西テレビ製作の「発掘あるある大辞典」で、納豆がダイエットに効果ありという情報を流したために、納豆が品薄になっていた。この田舎でも、スーパーの納豆が棚から殆どなくなっている。

その直後、この件について記事をアップしたが、ばかばかしいので削除してしまった。コメントするのも馬鹿馬鹿しいことだったのだ。

そして、今日になって、関西テレビは、この番組内容がでっち上げであったことを謝罪した

納豆に含まれるイソフラボンやヴィタミンKは、取りすぎると、身体に悪影響を及ぼしうる。でっち上げでしたと謝罪するだけで済むことだろうか。健康被害を生じさせた可能性がある。食物は、バランスよく取ることが一番。サプリメントといわれるようなものも、例外を除き健康に良いということはまず言えない。

さらに、私が暗澹たる気持ちになったのは、あの番組の影響で、人々が納豆に飛びつき、納豆が品薄になるような状況になったことだ。マスコミの情報を鵜呑みにして、不用意な行動を起す、その軽薄さ。

時の権力者や、大企業は、それを利用して、世論を誘導し、自らの意図を実現しようとする。郵政民営化を謳った選挙で一体何が変わったか。小泉元首相のマスコミ利用の戦術に乗せられてしまったのではないか。マスコミに距離を置き、批判的に見ることがどうしたらできるようになるのだろうか。一体、そうしたことが可能なのか。

これはかなり深刻な問題だ。

厳寒の朝に 

朝の光が、乳白色になり、厳寒の大気が輝いている。冬の峠だが、その先に、生命の萌え出でる春の日々が待ち受けているようだ。

ベートーベンの弦楽四重奏曲16番を聴きながら、仕事場への道を走ってきた。

昨日、通勤途上から見た筑波山・・・

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W1AW 

今朝、といっても正確には、昨日の朝、W1AWが14045辺りでよく聞こえていた。589程度。ニュースを送信していた模様。VANITY CALL PROGRAMのことや、AMSATのCOORDINATORのことなど。あまり時間がなかったのでゆっくりは聞いていられなかった。まずはCQを出さなけりゃ・・・。

東海岸に開けていると思ったが、あまり応答がない。それに、交信している局が聞こえない。これまでCONDXが低かったせいだろうか。聞こえない。Wを目的としてCQをだすJAも聞こえない。たまたまのことだったのだろうか。

リタイアした直後で、時間と力量があり、DXを追いかけるのにも飽きて、JAの相手をしようというWの局が減ってしまったのだろうか。前サイクルでは、このようなことはなかった気がする。activityでは人後に落ちなかったはずのFOCギャングもあまり聞こえない。

ひょっとすると、まだまだと思っている内に、のんびりCWで交信する人々の世界(少なくとも、太平洋を股にかけた、それ)は、終焉を迎えつつあるのかもしれない、と思った。別に悲観でもなんでもなく、事実として、そうした思いが生まれた。悪いことでも、良いことでもなく、ただ事実として・・・。

BS受信トラブル 

今年の夏、仕事場のテレビを買い換えたのにあわせて、HDDリコーダー(っていうのかな?)を入手。専ら、音楽番組、時々映画を録画して楽しんでいましたが、音が一瞬飛ぶ、というか、プチッという音が入るトラブルに見舞われています。映像は問題ないことが多い(時に乱れのあることもあるが、大体は音の問題のみ)。HDDリコーダーをスルーにした時にはどうも出なそう(確信なし)。クラシック系を観る場合にとても気になります。同様のトラブルに見舞われた方はいませんか。電界強度はあまり強くない地域です。地デジは良く見ないので分からず・・・恐らく同様の症状はなさそう。

電界強度の問題の場合、音だけにノイズが入るということはあるのか、そして、プチっと音飛びするような現象になるのか、知りたいのですが・・・。

今頃、官製談合防止法初適用?! 

官製談合防止法が、省庁に対して初の適用だそうです。国水省の水門工事。

2002年に施行されてから、適応するケースは一つもなかったのですか??>公取委の皆様。5年経って、今頃、初適応ですか??

公共工事から酷く離れたところにいる私の耳にも、関係者から官製談合の話は、以前から入ってきておりました。

800兆円の国の借金の6割は公共事業がらみと言われています。その借金があるからと言って、病人や老人への福祉・医療予算を剥ぎ取るように奪い取っている。高速道路は以前の計画通りに着々と建設されていますね。

何かが、狂っている。

医療と法曹 

町村さんという大学の法律の先生のブログで、医師と法曹関係者の対話が行われています。ギャップが大きい。法曹関係者には、医療だから裁判に馴染まないとは言わせないという気持ちがあるようです。ぜひ、ご一読ください。

医師がこの問題で意見を様々な場で述べるようになったのは、今のまま医療崩壊を許せば、最終的に国民が大きな被害をこうむることになるからです。私も、やがて医療を受ける立場になります。このままでは、まともな医療が成立しなくなってしまいます。ぜひ、ぜひご一読ください。

http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2007/01/juge_1e70.html

「まいまいクラブ」への感想 

例の、毎日新聞のブログ「まいまいクラブ」、読者との意見交換の場という触れ込みだ。「ネット君臨」というネット批判のキャンペーンに関して、「炎上」している。既にコメントが400以上ついている。

それらのコメントをすべて読む暇も根気もないが、毎日を支持する立場の方の意見は、募金で助かる命があるのだから、募金をするのが何故いけないのか、心移植が実際に行われたのだから詐欺ではないという単純な主張のようだ。こうした意見の発言が、頻繁に取り上げられている。確かにそれへの反論も取り上げられているが、それらに対して、論議が進んでいない。私は、大淀事件の青木絵美記者のブログ記事に対して発言したが、無視されたのは以前記した通り。医師仲間でも同じ経験をした方がいる。

この募金の問題をここで取り上げる積りはないが、問題は、上記のように単純なことではない。どうも募金ブローカーのような存在が見え隠れする。さらに、マスコミに身を置くことを最大限に利用して募金活動することの是非もある。募金をする場合は、自らが公の存在になる。さらに、日本で臓器移植が進まぬ現状、臓器移植後の長期予後の問題など大きな問題が横たわっている。こうした問題をこそマスコミは取り上げるべきではないのか。2ちゃんねるを始めとするネットでの、この募金への問題提起を無視し、一部のネット利用者の過激な言動だけから、ネットを否定する結論を出すのは可笑しなことだ。少なくとも、この問題の本質論から外れている。

あのブログについて疑問に思う第一点は、様々な問題点があるのに、新聞社の一存で発言を掲載するかどうか決められていることだ。善意に理解すれば、公序良俗に反する発言をフィルターにかけて排除するということなのだろうが、どうも掲載される発言内容を見ていると、新聞社の意向・シナリオに沿った発言を主に取り上げているように思える。新聞社のこれまでの行状からすると、この可能性のほうが残念ながら高い。言ってみれば、一種の世論操作だ。これでは、内閣府の行ったヤラセタウンミーティングと何ら変わらない。公序良俗に反する、いわゆる煽りの類を排除するだけで、ネットであっても、議論は十分意味のあるものとなる。ウェブ管理者のやる気、考え方一つで、決まることだ。

第二に、読者との意見交換の場と言いながら、読者の疑問・質問に対して、編集者の反応がないことだ。これは、大淀事件報道についても言えることだ。ネットが匿名の場であることが問題とするならば、編集者・記者は、名前・身分を明かさないとしても、「肉声」を出すべきではないのか。マスコミが、国民の意見を統御し、「正しい方向」に向かわせるのだ、というのが大きな驕りだろう。読者と同じ平面にたって意見交換をしないのは、どうにも理解しがたい。

勤行 

今夜(正確には、昨日の夜)、7メガではあまり聞こえず。時々聞こえるウッドペッカーもさほど強くない。CQを出すも、ビームとは90度ずれたウクライナから呼ばれ、その後Wにも一局呼ばれたが、共にBKの好きなお方で、早々に終了。Wの中西部の日の出後になると思われる23時過ぎにようやく信号が上がってきた。こちらから一局お呼びするが、これもBKを使わないものの、定型文をメモリーに入れて自動送信しているかのような交信。

7022付近で、恐らくVU7を呼ぶWのパイル。ピークでS9を振っているが、ガツンとは入ってこない。ビームを振っている所為か?私は、一昨日の夜、10分程でストレス解消したので、あえてVU7を探さず。

7026では、FISTSの面々は聞こえず、WI5C/MとAK4Zのラグチューが聞こえた。

Wでは、ノビス・テクニシャン等のクラスに、バンドを広く解放する一方、フォーンバンドを広げる決定を下したようだ。7メガは、これまでフォーンバンドが7150以上だったものが7125以上とされたようだ。CWのアクティビティが落ちれば、やはりCWのバンド幅を削減する動きは出てくるのかもしれない。

CWを愛好する諸兄姉、さぁキーボードを叩いていないで、パドルを叩こう・・・私は、30分の応答なし勤行を務めたので、今夜はお役御免だ。

人生の流れを・・・ 

老母が、朝飯の時に、「鶏を飼ってみるよ」と言い出した。私の次男坊に鶏舎を作らせ、そこで鶏を飼って、過ごしたいという。ヘルパーさんには、「デイケアに行きたくないな」とこぼしてもいたらしい。

デイケアで、何かあったのだろうか。毎日、学校に通うように車で送り迎えされる生活が、管理されたものに感じられるのだろうか。悪いな、お祖母ちゃん、思い通りの生活をさせて上げられなくて・・・。

父が存命だった頃は、喧嘩もしていたが、それなりに楽しそうだった、母。その楽しい晩年の時間はあっという間に過ぎ去り、一人残されてしまった。そうした人生の流れを、身をもって教えてくれているのかな、そうとは意識せずに・・・。

しかし、一人きりじゃないからね、お祖母ちゃん。家族が一緒だよ。

お産は、本来命がけな事業 

河北新報の特集から、福島での産婦人科医の報告です。

助産師によるお産を讃えるようなマスコミ記事も散見されますが、それは、この記事で言う、大正時代に戻るようなものなのです。経過の良いお産とは、後になって振り返って分かるもの。助産師に、安全なお産を任せればよい、というのは間違いです。お産の合併症は、予測しがたいものが多いのです。助産師だけによるお産は、あまりに危険です。

阪神大震災から12年 

阪神大震災から12年経つ。あの朝、テレビ局アナウンサーが報告する被害状況は、それほど大したことがなかったのに、それに反して、ヘリコプターからの映像が、あちこちから煙が上がっている状況を映し出していた。あの震災で、親しい方を亡くされた方、被災された方、お一人お一人にとって、どのような12年間だったことだろうか。あの震災の教訓を、我々が自分の置かれた場所で生かすことが大切なことなのだろう。

私は、被災したわけでもなく、被災者に親しい方がいるわけではないが、医師として、またアマチュア無線を楽しむ者として、この震災に関心を抱き続けてきた。

この機会に考えていることを幾つか記しておきたい。

震災での死者は、瞬間的に亡くなる方が多いが、中には、十分な医療を受ければ助かったかもしれない方もいた様子だ。特に、クラッシュ症候群という、筋肉の挫滅により、腎不全・循環不全をきたす病態は、死亡率が高いが、早期に加療すれば、助かる場合もあるようだ。あの震災直後のNHKの報道では、震災直後、被災地以外の近隣の大病院では患者の搬送を受ける準備をしていたが、十分利用されなかったとされている。震災直後数時間、遅くとも1、2日以内に、どれだけ医療を必要とした方に、適切な対応ができるか、よくよく考えなければいけないと思う。

私の住む県の防災無線・災害対応医療機関の状態を見ると、大分整備されてきているように思えるが、
○被災直後、通信インフラが破壊され、行政が機能しない時期に、被災者をどれだけ助けられるか?
○特に、被災者の近隣医療機関へのアクセス、さらに被災者が殺到するであろう同地域の医療機関と中核的な医療機関の連携、通信は、どのように確保されるのか?
という問題が残っているように思える。医療機関も被災している可能性が高く、被災地外からの援助を待たないといけないのかもしれないが、地方自治体の防災計画では、まだまだこれらの点についての検討が抜けているように思える。地方自治体の防災センター、中核的な拠点医療機関の間の通信インフラ等が立派に整備されているのを見ると、末端での対策の乏しさが余計目立つ。そこで、アマチュア無線の出番がもしかしたらあるのかもしれない。

これは、防災問題だけに関わらないが、わが国では何故住居同士の間隔が大きくとられていないのか?勿論、土地の値段が高く、余裕を持った土地に住居を建てられぬということなのだろうが、これも政治の貧困から来ているように思えてならない。人口密度が高いのは、米国の大都市でも、日本の都市でも同じだ。しかし、日本は、江戸時代の長屋のような住居が、都市だけでなく、私の住む田舎でも当たり前だ。質のよい住居を地方自治体・国が作り、国民に供すれば、土地・不動産の値段は、大きく下がるに違いない。住居間隔の狭い日本では、どこで地震が起きても、二次的な火災で、生命・不動産が失われる危険が極めて高い。公的な建造物に、あれだけの予算をかけるのであれば、それをまず国民の住居に当てるべきだと切実に思う。日本の住環境の貧弱さが何故問題にされないのか不思議だ。国民の福利だけでなく、防災対策としても極めて大切なことだ。

バッハ フーガの技法 

この曲を聴いた記憶は、浪人していた頃に遡る。三鷹にあるICUのパイプオルガンの演奏会に定期的に通っていた時に、この曲も演奏されたのだ。ICUのデュッセンドルファー記念館という礼拝堂に設置された、今となっては大して大きくないパイプオルガンだった。私がどうして通うようになったのか、まったく思い出せない。バス停を降りて、桜並木の先にその礼拝堂が見える。当時、私は何を考えながら、あのエントランスの道を歩いていたのだろう。晩冬から春にかけてのことだったような気がする。

もう一つのこの曲にかかわる記憶。大学でオケに入って間もない頃、夏休みの間、毎日のように大学の部室に通って、チェロの練習をしていた。ベートーベンの1番の交響曲に乗ることになって、ウェルナーという教則本と一緒に、その曲を一生懸命さらっていた。部室は、旧い建物の半地下になったところにあった。部室の前には、薄暗い廊下があった。黒く光っている床。冷房がなくても、ひんやりとした空気。人気のないその廊下に、譜面台を持ち出して、拙いチェロと格闘した。

夏休みだというのに、ほかにすることがないのか、2,3人同じように部室に通ってくる連中がいた。そこで一番年長で、また音楽的にも優れていたH氏が中心になって、何か合わせようという話になる。本来トロンボーン奏者である彼は、リコーダーを持ち、そこに居るほかの楽器の連中も加わって、様々な曲を合わせた。ビオラ・クラリネット・ファゴットそれに私のチェロ、バイオリンも時に居たかな・・・。ヘンデルのリコーダーソナタ、モーツァルトやハイドンの弦楽四重奏曲の易しい楽章、バッハのトリオソナタもあったか、それにしばしば登場したのが、このフーガの技法だ。基本的に4声で、楽器指定はなく、各パートの難易度も同程度だから、という安易な選択だ。当然、第一曲それも途中までしかあわせられないことが多かったが、確かにあのテーマが、そこで鳴り響くのを聴くことができた。

最近、トゥリーナのピアノ五重奏曲を聴くようになって、その第一楽章冒頭のテーマ(やはりフーガになっているようだ)が、このフーガの技法のテーマにきわめて似ている、というか持ってきたのだろう、ことに気がついて驚いたことは既に記した。このピアノ五重奏曲も、若い時期の作品としては優れているが、フーガの技法に気持ちを向けさせてくれた。

この曲は、かなりの時間をかけて、フーガと対位法の技法の集大成として作曲されたものらしい。終曲が、三声のフーガ(おそらく四声に拡大させるはずだったという)で、BACHという動機のテーマが出現するところで、未完のまま終わっている。その終わり方が、とても印象的だった。ICUの演奏会でも、パイプオルガンの響きが突然終止し、そこに静寂が戻ってきた時のことを覚えている。この終止が何を意味するのかは、分からないが、人生の終りを思わせることではある。人生は、自らの手で完成するものではない。精力的に創作し仕事に励みつつも、人生の終りは未完のままに終わるのだということを指し示しているように思えるのだ。

ムジカ アンティクヮ ケルンのバロック奏法による演奏。音を伸ばすときに真ん中を膨らませる奏法、ちょっと違和感が最初あったが、刺激ではなく、こころを慰撫する奏法であるかのようにも思えてきた。

以前にも記したが、フーガという音楽技法は、何故このように重層的なこころの有り様を表現するのに優れているのだろうか。一つのテクニックなのだろうが、それがこころの有り様に呼応しているかのように思える。

そして、バッハの音楽には、虚飾・誇張・大言壮語や感情の大げさな吐露は一切ない。虚無のなかから、一つの条理を指し示しているかのように聞こえる。カオスではない何者かが存在することを語りかけるかのようだ。思想家の記した文言や、宗教家の説教とは違い、そっとこころに入り込み、こころを充足させてくれる。不思議な音楽だ。

毎日新聞 迷走 その2 

毎日新聞の編集委員(または、社長室委員?)が、またまた可笑しなことを講演で言っています。あげつらう積りはないのですが、メージャーな新聞の編集委員がこれでは思いやられます。

引用開始~~~


1月15日12時1分配信 毎日新聞


 オウム真理教(アーレフに改称)事件などを取材した毎日新聞社長室の小川一委員が14日、川崎市多摩区の長尾会館で「変わる犯罪…動く現場、最近の凶悪事件から」と題して講演した。
 講演会は毎日新聞向ケ丘遊園店(渡辺四郎店長)が開催し、約40人が参加。東京社会部などで事件取材に携わった小川委員は、犯罪の流行発信地が90年代を境に首都圏から地方に移り、考えられなかった事件が頻発していると解説。背景の一つにネット社会の浸透による家庭崩壊があると指摘し「好きな情報だけを得られるネットもいいが、紙面を見ただけで多様な情報が目に飛び込んでくる新聞も読んでほしい」と訴えた。【吉住遊、写真も】

引用終り~~~

○犯罪の「流行発信地」とは一体何なのか?

○犯罪が多いか少ないかは、人口を考慮して検討する必要があるが、首都圏よりも地方で犯罪が増えているデータはあるのか?

○ここがポイントだが、ネット社会の浸透(これも、おかしな日本語)によって、家庭崩壊が進んだという根拠は何か?地方のほうが、ネットがより浸透しているのか?ネットインフラのことを考えたら、そのようなことはないことはすぐに分かる。(田舎の我が家は、まだISDNだぞ!)

○家庭崩壊が何を意味するかこれだけでは分からないが、離婚家庭の増加を意味するとしたら、この発言はそうした家庭の方々に対する一種の侮蔑発言

○「好きな情報だけを得られるネットもいいが、紙面を見ただけで多様な情報が目に飛び込んでくる新聞も読んでほしい」と、正直に本音を言っているところ、それを記事にして配信するところが、可愛らしいといえば可愛らしいが、まるで子どもの言うことのようだ。こんあ記事の羅列に過ぎぬ「多様な情報」など殆ど無意味。こんなことを、毎日新聞の社長室の委員が言っていて良いのか?例の「ネット君臨」というシリーズも、この発想で記事にしているのではないか?それでは、マスコミとして終りだ。

安全で安心な医療のために・・・ 

河北新報の記事から・・・以下引用

http://blog.kahoku.co.jp/osansos/2007/01/post_3.html

上)崩壊の瀬戸際/減る産科医 忙殺の連鎖

「安心して産みたい」。妊産婦の叫びが聞こえる。東北各地で産婦人科を閉じる病院が相次ぐ。出生数がわずかながらも上向き、少子化にかすかな明かりが差す一方で、肝心の産 む場が地域の中でなくなっている。「お産過疎」の進行は、全国的にも東北が特に深刻だ。医師不足、過酷な勤務、訴訟リスク…。産科医療を取り巻く厳しさは、都市も郡部も、 大病院も開業医も変わりはない。さまよう妊産婦、悪条件の中で踏ん張る医師。東北に交錯する「SOS」の発信地をたどり、窮状打開の道を探る。(「お産SOS」取材班)

「5日と2時間」。通知書類には直前の9カ月半に取ったわずかな休日数が記されていた。
東北の公立病院に勤めていた産婦人科医。2004年、過労死の認定を受けた。亡くなったのは01年暮れ。自ら命を絶った。53歳だった。「僕が地域のお産を支えているんだ よ」。家族に誇らしげに語っていた。
亡くなる半年前、医師5人だった産婦人科で1人が辞めた。後任は見つからない。帰宅は連日、夜の10時すぎ。昼食のおにぎりに手を付けられない日が増えた。
床に就いても電話が鳴る。「急変した。診てもらえないか」。地元の開業医や近隣の病院からだった。「患者さんのためだから」。嫌な顔一つせず、職場へ舞い戻った。
心身の負担は限界に達しつつあった。ようやく取った遅い夏休み。1人の患者が亡くなった。「自分がいたら、助けられたかもしれない」。食は細り、笑顔も消えた。
「つらいなら、辞めてもいいよ」。見かねた妻が言った。「自分しかできない手術がずっと先まで入っている」。そんな責任感の強い医師が死の前日、同僚に漏らした。
「もう頑張れない」
家族あてとは別に、「市民の皆様へ」という遺書もあった。お別れの言葉をしたためていた。「仕事が大好きで、仕事に生きた人だった。そんな人が頑張りきれないところまで追 いつめられた」。妻は先立った夫の心中をこう思いやる。

本年度、東北の6大学医学部・医大で産婦人科医局の新人はたった8人。東北大と弘前大は1人もいない。学生が産婦人科医になりたがらない。
この10年で全国の医師は約4万人増えた。それなのに、産婦人科医は約900人減った。24時間、365日の激務。母子2人の命を守るプレッシャーがのしかかる。
出産をめぐるトラブルや訴訟の多さも、なり手をためらわせる。
06年2月には福島県立大野病院(大熊町)の医師が、帝王切開手術で妊婦を失血死させたとして逮捕された。医師1人体制で、年間約200件の出産を扱っていた。
会津若松市の病院で働く産婦人科医曽我賢次さん(57)は言う。「限られた体制で命を救おうとした医師が結果を問われ、刑事罰まで受けるのでは、産科のなり手は減るばかり だ」
10年前から、曽我さんはお産の扱いをやめた。今は内科と婦人科で働く。きっかけは後輩の突然死。「熱心で優秀な医師だった。夜中に呼び出され、病院へ向かおうとして倒れ たと聞いた。やりがいだけで長く続けられる仕事ではない」。大学の同期5人のうち3人は内科などに移った。

鉄の街として栄えた釜石市。04年、釜石市民病院はお産をやめた。隣の遠野市の岩手県立遠野病院は5年前から休診中。分娩(ぶんべん)を扱う開業医はいない。
地域でお産ができるのは県立釜石病院だけ。「1時間以上かけ、市外から山道を越えてくる妊婦さんも多い」。産婦人科の医師小笠原敏浩さん(46)は言う。
04年春、医師は1人から2人になった。もっと忙しくなった。それ以上に患者が殺到したからだ。入院患者は以前に比べて倍増した。出産は本年度、約500件に達する見通し 。2人が手術に掛かりきりのとき、診察室は空っぽになる。
分娩の数を制限すれば楽にはなるが、「行き場を失う人は出したくない」と小笠原さん。「産婦人科は大変なだけじゃない。面白さを若手に伝えるのも、僕の使命」
生命の誕生に立ち会う喜びと誇り。重圧と真正面から向き合う医師たちが今、瀬戸際で踏みとどまっている。

【写真説明】生まれたばかりの赤ちゃんと母親を優しく見守る小笠原さん。「地域のお産」も支え続ける=岩手県立釜石病院

引用終り

これまで医師の自己犠牲の献身的な仕事によって支えられてきた医療が、崩壊しようとしています。自己犠牲だけではやって行けない、自己犠牲でやっていて、結果が悪いと訴訟になるという状況があるからです。二日続けて殆ど眠っていない医師に、安心してかかれますか。医療人の安全で安心な労働環境を整えなければ、安全で安心な医療はありえません。

一方、政財界は、自らの利益を守ることに汲々とし、医療・社会福祉のための予算を減らし続けています。国の赤字の大部分は、公共事業という道路箱物行政のために生じてきました。公共事業費は、他の先進国と比べても、断トツに高いのです。特殊法人という闇に包まれた存在にも不要な多額のお金が垂れ流されています。高齢化が進むから日本の財政が破綻しかかっているというのは、彼らの口実です。彼らは、貧しい人々と老人を切り捨てようとしています。

自分の身に火の粉が降りかかってからでは遅いのです。自分の問題として考えて、行動を起こしましょう。行動を起こしてください。

日興コーディアル証券の不祥事 

この証券会社が、経理を不正操作し、140億円の利益を水増ししていたことが分かった。東証は、一旦、この会社を「監理ポスト」に入れたが、その後どうなったのだろうか?行政側は5億円の課徴金でことを済まそうとしている。

かのライブドアの水増しは15億円だった。それで、会社は上場廃止になり、名前は残っているが、内実は取り潰されたも同然だ。勿論、ホリエモンの所業を擁護する積りは毛頭ない。あの武部幹事長(当時)が、「わが弟」とホリエモンを持ち上げているのを見て、苦々しく思っていたものだ。しかし、ライブドアにあれだけ断固とした処分を下すのであれば、日興コーディアルの処分は、大甘だ。一体、何が背後にあるのだろうか?

政治・経済の背後に何かどす黒いものが蠢いているような印象がある。マスコミは、こうしたことに何故徹底した追及をしないのだろうか。