日本版NSC 

安倍首相は、日本版NSCを作るのだという。首相・官房長官・外務大臣・防衛大臣(おぉ、おぞましい呼称だ)等で、防衛外交の方針を迅速に決めたいということらしい。

自衛隊の制服組も、これにかかわっているらしい。

米国のNSCは、いい加減な情報を元に、イラク戦争を始めた。

現政権は、そこから学習しているのだろうか。

経済財政諮問会議、「医療・農業・教育」分野での「規制緩和」を要求 

偽装請負で有名なキャノンの会長らが、経済財政諮問会議で、医療・農業の規制緩和を求めたという。規制緩和といえば聞こえが良いが、大資本による収奪である。食べること、健康をまもること、さらには子どもを教育することまで、利潤追求の場にしようと、彼らは考えている。医療が、大資本に支配されると、どうなるかは、米国の例がある。医療費は高騰し、医療の成果は落ちることが分かっている。農業・教育も国民が生きてゆくうえで必須の分野だ。そこで利潤だけを追求することは許されない。

キャノンは、自らの偽装請負を検証し、謝罪せよ。自らの利潤だけを追求する姿は、見苦しい。

以下引用(共同通信から)・・・

政府の経済財政諮問会議が16日開かれ、規制改革を中心に議論した。日本経団連の御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)ら4人の民間議員は健康、医療、保育など「生活に密着した分野」の規制緩和に最優先で取り組むよう提言した。

 農業分野では株式会社などが新規参入しやすくなるよう、農地の「長期借地権制度」を導入することや、食品会社などに直接の「農地所有」を認めることを検討するよう求めた。医療分野では医師不足に対応するために「医師等配置基準」の見直しなどを挙げた。

 公共サービスの担い手を競争入札で決める「市場化テスト」についても議論。民間議員は政府の官民競争入札等監理委員会の権限強化を求めた。

 諮問会議には15日に政府が決めた「成長力底上げ戦略」の基本構想も提出された。

ヴァーチカル 

新しいエントリーにしました。

ヴァーチカルは、グラウンドプレーンとして用いた場合、地上高の違いで打ち上げ角、ましてやゲインなどに変化は起きないのではないでしょうか。理論的な問題は分からないのですが。

ただ、ON4UNだったか、グランドマウントにするよりも、数m浮かせた方が効率がよいと言っていたとも思います。ラジアルの効率の違いかもしれません。

昔、WA6IVNが、20数mの高さに、ヴァーチカルを上げていましたが、同じアンテナを低いところに設置した局に比べて、あまり差がなかった・・・ダイポール等水平系のアンテナを高くした時の様に、動作が劇的に改善するということはなかったようです。ただ、ラジエーターから入るノイズを相対的に小さくする効果はあったのでしょう。

貴兄の場合、その高さの違いでは、周囲の遮蔽構造物の影響、ラジアルの効率の変化はあるでしょうけれど、打ち上げ角はあまり変わらないのではないでしょうか。アンテナ解析ソフトでは、ラジアルの高さによる効率の変化は分からないのですか。聞こえ方はあまり変わらないかもしれませんが、ラジアルを増やすと、送信については明らかに改善します。アンテナのQが低くなるせいか、カバーする周波数帯帯域が広くもなりますね。それと、是非2エレのフェーズドアレーを試して・・・って、自分でやってみたいことをやらせようという魂胆(笑。

2,3日前は、北米東海岸・北ヨーロッパが、よく入っていましたが、昨夜は、静かなバンドに戻っていました。西海岸は開けているのですが、出ている局が少なかったようです。


美しい国・・・とは 

「イノベーション25」と題して、2025年までに、ここに書かれたことを実現するらしいです。

漫画です。

最初、おかしく、ついで物悲しくなるストーリーです。

医療分野についていえば、医療機関は、レセプトコンピューターを新調し、オンラインで診療情報を役所に送るシステムに強制的に参加させられることになります。パソコンメーカーが潤い、このシステムを動かす役人の天下り特殊法人が、元気です。医療機関は、毎年、その特殊法人に上納金を収めることになります。

それに、急病人や、事故の負傷者は、地域密着型の24時間対応救急医療施設でいつでも医療が受けられるようになるそうです。地域医療を精一杯破壊しておいて、どうしてこんな夢というか、医療人を愚弄するようなことを書けるのか。誰が24時間救急医療をやるのか。パソコンメーカーとお役人以外のことを一体考えているのでしょうか。

産科小児科崩壊 

勤務医開業つれづれ日記に、全国の産科・小児科の崩壊の現況が詳しく載っている。

柳沢厚生労働大臣は、産科医の減少は、小子化に伴うニーズの減少によって起きていると述べた。

現政権は、医療福祉は抑制する、入院病床は減らす、高齢者医療は限られたものにする、介護は自宅で行ってもらうと言明している。

大学病院医局を、新研修制度によって、壊しておいて、地域医療を担う代替のシステムを、官僚は事前に築かなかった。これは、どうも意図的なもののようだ。地域医療は、崩壊すべしというのが彼らの意図だ。

「美しい国へ」、着々と進む日本・・・。

偽装請負問題 

が、国会で激しく議論された。仕事の合間に、ちらちらと中継のテレビを観ていた。

経団連会長御手洗氏が会長をするキャノンが、岡田さんのご紹介のあった、偽装請負を行っていたようだ。そのような会社のトップが、経団連や、政府の諮問会議のメンバーに名を連ねているのは好ましくない、ということだ。尤もなことだ。

安倍首相の著書「美しい国へ」、私は読んでいない(意地でも読む積りはない)が、「小さい政府」即ち「低福祉国家」を目指すと、この著作の中で公言しているらしい。介護は、自宅で家族が行うべきだという。一体、家族の誰がそれを担うのか。その一方では、財政諮問会議の議論でも分かるとおり、労働者・国民を搾取することに汲々となっている。財政諮問会議の議事録は、ネットで検索すれば出てくるので、是非目を通してみて欲しい。企業にとって都合のよい労働力をいかにして得るか、ということが彼らの大きな目的だ。

財界と一体になって、国民に対しては低福祉を強いて、大企業に対しては、国際競争力を高めるという名目で、支援して止まない現政権。来るべき選挙では、この政権を支持するかどうかで、我々の生活ががらりと変わることだろう。

昼休みの院長室から 

チェロに触れることが出来るのは、専ら昼休み。昼ごはんが終わって、少し休んでから、午後の外来が始まるまでの時間、チェロと向き合う。

某他県のオケが、ブラームス4番をやるというので、知り合いから誘われたが、やはり毎日曜日午後から夜でかけるのは無理と思い、お断りした。

というわけで、簡単な音階練習をしたあと、チェロのソロやバッハの無伴奏を、あちこち抓んで弾いている。特に、バッハの無伴奏は、練習曲としても良いように思えるし、曲自体も素敵なので、弾くことが多い。2番のプレリュード、こころにじ~んと来る。3番のプレリュード、アルペジオの部分、ローポジションで親指を使うところがあり、音程が取りにくい。それでも、時々、バッハが思い描いたであろう大きく深い構造が、ふっと眼前に現れることがある。4番のプレリュードも、音が飛ぶが、癒しの音楽だ。プロの演奏家のように、完璧にはとても弾けないが、自分の部屋で、自分のために弾く分には、今のままでも十分。

締めくくりは、ゆっくりしたメロディの美しい曲。フォーレの「夢のあとに」のような曲。ここら辺になると、本当に酔っちゃってる・・・みっともない(笑。

ま、腕の上手い下手はさておき、何かに没入できるのは良いことだ。

さて、今日は、2番のプレリュードからいくか・・・。

K5BGB 

Rod K5BGBから呼ばれた。CONDXが、とても良い7メガだったが、ようやく存在が分かる程度。K2で15WのW7AQKが589まで振っていたことを考えると、とてつもないQRPか、室内アンテナ系を用いているかのいずれかだろう。

10年ぶりくらいになるだろうか。彼が、街中の住居に移るので、アンテナを建てられなくなると聴いて以来の交信だ。

御家族がお元気だということだけ、かろうじて分かった。こちらのemailアドレスを送ったが取れたかどうか・・・。

Rodは、私をFOCに推薦してくれた方のなかで存命の唯一の方ではないかと思う。また、ゆっくりお会いしたいもの。EEKとか、SEE Uとか、美しいキーイングにまた接したいものだ。

モーツァルト レクイエム 

モーツァルトのレクイエムを聴いた(正確には、DVDに録画してあったものを観た)。コリン デービスの指揮する、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の演奏。

モーツァルトのレクイエム(以下、モツレクと省略)は、今までも何度も聴いてきたが、演奏を見つつ聴いたのは初めて。典礼文も、字幕で出るので理解し易い。

まず、ドレスデン国立歌劇場の演奏会場、それにオケに感激。確か、世界最古のオケである。それに、かのザンデルリンクがブラームスの4番の交響曲の感動的な演奏を残したのが、このオケだ。少しくすんだ、それでいて暖かな響き。

御承知のとおり、モツレクのラクリモーサの8小節目で、モーツァルトは、作曲の筆を折ったのだ。典礼文を追いながら聞いてゆくと、そこまでは「自分の救い」を求める、極めて主観的な歌詞が続くことが分かる。自らの罪を悔い改め、神に許しを請うのだ。壮大な、フーガで始まるが、ラクリモーサに及ぶと、涙なしには聴けぬ、自らの死を前にしたモーツァルトの心情が、直裁に訴えられる音楽となる。

ラクリモーサを境に、死に行く人の平安を祈る「第三者の」鎮魂の思いが、歌い続けられる。モーツァルトの弟子、ジェスマイヤーによるこの後半部分も、モーツァルトが作曲した前半部分を援用し、なかなかの力作だが、何といっても、前半の「自らの救い」を求める楽章がこころに迫ってくる。

死に行くときに、レクイエムの音楽の作曲を依頼され、さらに「自らの救い」を求める音楽を作ったところで、力尽きたモーツァルト。やはり、天才の生涯とは、神によって支配されたものなのだ。

いや、我々下々の人間も、それぞれに神によって・・・言葉を変えれば、自分の意思を超えて、人生そのものにより生きるように運命付けられているのではないか。

こんな交信の始め方も・・・ 

今夜、7021KHzで・・・

JA1NUT; QRL?

K6ZB; GA

JA1NUT; ?

K6ZB; DE K6ZB

JA1NUT; WHOM DO YOU KNOW I AM?

こんな風に、Bruce K6ZBと交信を始めた。
ここで、彼が私のコールを即座に打ってくれば、感激もの
だが、そうはならず・・・。

彼とは、1980年に初交信。そろそろまた交信したいと
思っていた、なんて喜ばせることを言っていた。

exJA1APF 

今夕、静まり返り、あまり応答の無い7メガで延々とCQを出していたのだが、40年物のHK3Sを使ってCQを叩いていて、ふとexJA1APF尾関氏のことを思い出した。

尾関氏は、自宅が埼玉、仕事場が当地よりもやや北部の高原地帯にあって、週末だけ車で自宅に戻る生活をしておられた。430メガのFMでたまたま知り合い、お付き合いをさせて頂く様になったのは、もう25年ほど前のことだ。彼が、週末、仕事場から埼玉の自宅まで2時間以上かけて車で帰る時、こちらの時間が許せば、430でいろいろと話をさせて頂いたものだった。しばらくすると、そのドライブの中間地点にあたる我が家に寄ってお茶を飲んでいって頂くようになった。

彼は、アマチュア無線復活間もない昭和30年代に全て自作のリグで免許を下ろされた方で、様々な機械・アンテナを自作していらっしゃった。今夕、使ったHK3Sのボールベアリングを交換し、グリースを入れ替えてくださったのも彼だった。それで、ふっと彼のことを思い起こしたのだろうと思う。ローカルの方が、V/UHFのビームを上げるときにも、気楽に手伝っておられた。

私の家族の体調が悪くなった時に、彼は家族のように連絡や、病人を医療機関に運ぶ手伝いをして下さったことも思い出した。今夕、家内と、彼のことを改めて話題にして、本当にお世話になった方だということを思い出した。

私が大学を辞する少し前、10数年前になるか、早朝、近くの基幹病院の救急外来から、電話がかかってきた。尾関氏が体調を崩し、そこに運び込まれ、私に連絡して欲しいと言ったとのことだった。1時間近くかけて、駆けつけると、彼は既に心筋梗塞で逝去なさった後だった。御家族も駆けつける前だった。私一人で、彼と最後のお別れをそこで行った。具合が悪くなった時に、私を呼び出せと言って下さった彼の信頼に応えることが十分であったか、自問することもある。まだ50歳代半ばであった。亡くなるにはまだまだ早すぎた。

HK3SでCWを叩くたびに、彼のことを思い出すことにしよう。

「あるある大辞典」捏造についてのNatureの記事 

Natureは、自然科学系のなかでは、世界的にみてトップクラスの雑誌。そこで、下記のように「あるある大辞典」捏造問題が取り上げられた。問題が、それだけ深刻だということだ。このような番組を垂れ流しで放映していたテレビ局・制作会社は、自分で自分の首を絞めたようなもの。放送局に行政や、政治の圧力が加わる前に、徹底して検証作業をし、繰り返さぬシステムを作り上げて欲しい。

しかし、奈良県大淀病院の誤報道(捏造報道とまでは言うまい)を自ら検証しようとしない毎日新聞が、この報道を出来る立場にあるのかも大いに疑問。

         ・・・以下引用・・・

「あるある大事典」ねつ造:英科学誌「ネイチャー」が取り上げ

 22日付の英科学誌「ネイチャー」は、関西テレビ制作の番組「発掘!あるある大事典2」のねつ造問題を2ページにわたって取り上げた。科学データ、外国人研究者のコメントのねつ造があったことや、関テレが番組を打ち切り、520回すべての検証を行っていることを伝えている。

 記事では「犠牲者の1人」として、「みそ汁のダイエット効果」(06年2月放送)の回でコメントをねつ造された米国の大学の研究者が登場。「私が発言していないことを発言したかのように見せかけた。内容の60%は不正確だ」と証言した。また「レタスで快眠」(98年10月放送)の回では、マウスを使った実験結果が改ざんされたとした。背景に、テレビ業界の視聴率至上主義があることを指摘し、日本で放送法改正の動きがあることも報じている。

福島県立大野病院事件第二回公判 

検察側の証人二人が、証言をした。

検察にとっては、厳しい内容になったようだ。

当然のことだ。

CWのラウンドQSO 

今夜の7メガは、春のCONDXというべきか、午後10時頃も、東海岸に開けていた。Jim N3JTに呼ばれた。毎朝恒例にしている、1.6Kmの水泳を終えたところだと言っていた。しばらくぶりのQRQだ。J1NUTとミスキーイングしていたので、彼のキーボード使用がばれた(笑。ARRLコンテストでは、予定していたよりも長時間楽しんだらしい。彼も、私と同世代だが、若い・・・。私は、コンテストはただ聴いていただけだと言った。

途中で、John N3AMがブレークをかけてきた。お二人の距離は30Km程度らしい。同じような設備、2エレにリニアー、だとのことだ。ほぼ同じ強さ。

こうしたラウンドでは、3名がお互いに同程度の知り合いだと、話を進めやすいのだが、私とJohnは、まだ数回しか交信したことがない。というか、交信の間が空いており、共有する話題が少ない。

あちらは強風が吹いているといった天気の話題や、CONDXのことなどを話して、信号が落ち始めたこともあり、161となった。

ラウンドテーブルでは、やはり共有する話題があることが楽しめる交信とする上で必須だ。単位時間当たり送信できる情報が限られるから、手短に二人に向かって、話さなければならない。これはなかなか難しい。

真冬に7メガで、Joe DL4CFとBob W6CYXと三名で、ラウンドテーブルしたことがあった(別なところで記した通り)。その際には、お互いを同程度に知っていたし、Joeは私と同じくBobの家にお邪魔したこともあって、ラウンドテーブルがスムースだった。

やはり、基本は、実際の人付き合いと同じなのだろう。その上に、いかに要領よく話を進めるか、が問題になる。腕の見せ所だ。

米国の医療費 

NIKKEI NETの記事。米国の医療費は、現在対GDP比16%で、日本の2倍。2016年までに倍増する予想だそうだ。

米国の、この医療費の大部分は、民間保険がカバーするのだろう。7人に一人は無保険の状態にある。米国では、持てるものには、最高の医療を、持たざるものには、最低の医療をということがより徹底されるのだろう。

経団連の提言にある米国流の「効率化」は、医療に参入する企業を潤すだろうが、医療費を増やしこそすれ、減らすことはない、ということも良く分かる。これは、医療経済学では常識とされている。

健康を希求する人々の気持ちが、とても強いことも改めて分かる。新しい医療技術・新薬の出現により、病気を抑えることは出来るようになるが、その技術革新自体が、医療費を増え続けさせる。医療費を減らしながら、医療をより安全でより優れたものにして行くことは難しい。わが国でも、このバランスをどうするのか、政治家・官僚は、率直に国民に語りかける必要がある。

明日の朝は・・・ 

寝る前に無線を聴く。7メガが静かだ。W6とUA6と交信。淡々とラバスタ。

こうした日は早く寝よう。今日、コーヒーメーカーを手に入れた。値段の安さに驚く。物作りを商売にしている方々も大変だ。明日の朝は、入れたてのコーヒーを飲んで一日を始めよう。

深夜の14メガ 

23時頃、14メガで北米の中部から東部が、しばらく開けていた。これは、春到来の一番の徴だ。

まだ、フラッターを伴い弱いが、確かに、聴こえていた。アラバマのArt KZ5Dが聴こえたので、呼んだが、応答なし。

あぁ、医療が、最悪の崩壊への道を突き進んでいるのを目の当たりにし、無線どころじゃないという気分だ。しかし、国民がそれを選択するなら仕方あるまい。医療従事者の間にも、国民がどこでも公的保険で医療を受けられるシステムは、あまりに低コストで現実的ではないという意見も出てきている。国民が、医療の現実から目をそらされている間に、米国化した医療になっているのだろう。医療は、病人という社会的な弱者のためにあるのだから、本質的に社会主義的な視点が必要なのだが・・・効率化という名の利潤追求に晒されることになるのだ・・・。

嗚呼、眠れない・・・実際、無線どころではないのだよ、諸兄姉・・・。

経団連の「医療改革」についての提言 

経団連が、「持続可能で国民の満足度の高い医療の実現に向けて」と題して提言をしている。

現在の政権さらには官僚も、経団連の言うがままであり、このプランが、極めて近い将来実現するだろう。政治家は、大企業から献金を受け、官僚は特殊法人・民間企業への天下りを行い、大きな利益を得ている。彼等は、経団連のこのプランを諾々と受け入れ、実現することだろう。選択肢が増えるとか、効率化とか美辞麗句が並ぶが、この提言の本質を理解することが必要だ。

実際、この提言の指す方向に確実に進んでいる。我々は、この提言をよくよく読んでおく必要がある。このシステムが出来上がったら、元の皆保険制度には戻れないことは、米国の例が示している。

要するに、これまで国民皆保険を担ってきた公的保険を、最小限にする。国民は、自助・自立の精神で、病気になったら、自分で医療のコストを負担せよ、ということだ。医療貯蓄口座という、積み立てを国民各人が行い、医療が必要になった時に備えよ、という。政府は医療給付は極力抑制する(即ち、公的保険等を通しての、国民の医療コストを担うことは、最小限にする)。政府は金は出さない、自分でいざというときのために準備しておけよ、というわけだ。

医療コストは、一つの病気に対して定額で支払うシステムにする。患者は、入院が必要になっても、出来るだけ短期間に必要最小限の医療内容で退院させられることになる。自費の部分を増やせば、必ずしもそうではないが、医療は最小限のサービスを、高い自己負担によって得ることになる。粗診乱療にならないために、保険者等がチェックするというが、彼等はそのようなことはしない。特定の医療機関に圧力をかけ、医療支出を減らすことだけを目指すだろう。それも、米国医療で実証済みのことだ。

高齢の方に医療費がかかることから、このようなシステムにしないとやって行けないと、この提言は言う。高齢者が今まで営々と支払ってきた、税金や、保険金は一体何処へ行ったのか。このプランに、怒りを覚えないでいられるか。我々一人の例外なく、やがて高齢となり、病を得る。その時に、この医療システムで良いのかどうか、よくよく考えておく必要がある。

バグキーの調整 

昨夜、Tom K7GMFに会った。前回の交信では、彼のバグキーの長短点が続いてしまうことがあり、受信する私は、恰もブレインストーム状態になったのだった。しかし、昨夜は、少し重めのウェイトであるが、正確な元通りのキーイングのバグキーに戻っていた。

彼は、キーイング回路に10μFのコンデンサーを、バグキーと並列に入れていたのだが、それを5μFに戻したそうだ。昔の常識で行くと、そんなに大きなコンデンサーを入れたら、確かにウェイトは重たくなるかもしれないが、キーの接点で放電してしまい、クリックを撒き散らすことになるのではないかと考えてしまうが、キーイング回路の電圧も低く、電流もわずかなので、その心配はないとのことだった。

バグキーのキーイングウェイトを、レバーに付ける錘で変化させると巷間ではよく言われるが、それは正しくない。錘で変化するのは、長短点レシオだけだ、というのが彼の説であった。

彼の説明を聞いて、なるほど、と膝を打つことまではしなかったが、よく理解できた。ウェイトに関する、バグキーの機械的なスイートスポットは、ある一点で決まっているのだ。錘を変化させて、変わるのは、長短点レシオ、言い換えれば速度なのだ。ウェイトを変化させるには、キーイング回路の時定数を変化させる必要がある、というわけだ。何か一つ霧が晴れた気分だった・・・常識なのかもしれないが、錘でウェイトを変化させようと、苦労していた自分を振り返り、あれは無駄な努力だったと悟ったのだ。

医師の労働実態調査 

共同通信の最近の報道。こうした労働をしている医師に、診察をしてもらい、検査を受け、さらに手術をしてもらいたいと思いますか?この奴隷のような労働を強いられている医師を、医療費削減と医療訴訟がさらに追い込んでいます。

そうした医師は、静かに職場から立ち去っています。中堅どころの医師のいなくなった医療機関は、最早医療機関として機能しません。機能しなくなった医療の現場を、再び機能させるためには、極めて長い時間と、大きな人的・経済的な投資を必要とすることでしょう。それは、英国の歴史が明らかに示しています。それまでの期間、苦しむことになるのは、社会的な弱者である患者さんそのものです。

下記のデータは、私が勤務医であった頃の実際の経験とよく合致します。宿直明け後にduty freeになる場合が4%あるとされていますが、私の経験ではそうしたことはありませんでした。また、聞いたこともありません。

以下引用・・・

日本医労連は19日、医師の労働実態調査の中間報告を発表、宿直勤務明けも連続して勤務する医師は96%に上り、3割近くが調査前月の休日はゼロだったことが分かった。医労連は「医師の過酷な勤務が浮き彫りになった」としている。

 調査は昨年11月から今年1月にかけて、全国の加盟単組などの医師を対象に実施し、約1000人の回答をまとめた。

 1日の平均労働時間は10.5時間で、全体の45%は1日12時間以上。前月の宿直回数は平均2.9回、約4人に1人が4回以上の宿直をしていた。宿直明け後の勤務が「ない」と答えたのはわずか4%。これまでの最長連続勤務時間は平均32.3時間で、中には60時間以上連続で勤務した経験のある医師もいた。

 前月の時間外労働時間の平均は63.3時間。約3割は、時間外労働手当の請求をせず、サービス残業をしていた。

 女性医師で出産経験のある人のうち、妊娠時の経過が「順調」だった人は43%。2割以上が切迫流産を経験していた。

 全体の約9割が「医師不足と感じる」と答え、医師確保のために必要なこととして「賃金・労働条件の改善」を挙げた人が最も多かった。


VK3IM 

Tim VK3IMは、旧きよき時代を体現した数少ないCWオペの一人だ。数週間前に会ったときには、酒と睡眠薬で酩酊していた様子で心配したのだが、昨夜会ったときには、以前のシャープなオペレーションに戻っていた。

彼のことは、既に何度か、ここを含めていろいろなところで記しているので重複することがあるかもしれない。予めお詫びしておく・・・というか、自分の日記のような積りで書いているので、ご了解いただきたい。

彼は、メルボルンに住んでいたのだが、最近、元々の自宅のあるメルボルン近郊のマウントエライザに引っ越してきたらしい。1980年代に彼とよく交信したのは、そのマウントエライザからだった。あちらは、現在真夏、日中の気温が39℃ほどに上がることもあり、またバンド中S8から9のノイズだらけでとても無線をする環境ではない、そういったことで、マウントエライザに永住するために引っ越す決心をしたらしい。

Timは、マウントエライザでは、60m長のセンターフェッドワイアーを、梯子フィーダーで給電している。メルボルンのアパートの建物の間に張ったワイアーよりは、よほど恵まれたアンテナだ。このダイポール、昔は、両端が15m高であったが、現在片方が7m高しかなく、傾斜しているらしい。それでも、とても強力だ。木のポールを上げて、低いほうを何とか上げたいものだということだ。このダイポール、1980年代から使っているものであることを、私は記憶していた。その梯子フィーダーは、オペ本人と同じくらい年季が入っているね、と言うと、受けていた。

彼とは、同時代を同じように過ごしてきたことを、話の端々から感じる。1960年代、シンガポールから活発にCWで運用していた、Harry 9V1MTのことを、彼も良く覚えていた。ビギナーの私に優しくしてくれたHarry。彼がRoyal Armyの仕事を当地でしていたということで、Timと一致した。Timも同じ頃に彼とよく交信したらしい。イギリスに戻りG3ATHとなったHarryと、Gの友人の仲介で、一度スケジュールを私は組んでみたが、信号の存在が分かる程度の交信に終わってしまった。Harryの英国でのアンテナは大きいものが張れなかったようだ、1990年代半ばにSKになったようだと、Timが教えてくれた。

Roy VK2DOも、我々共通の友人だった。Timは、年末になると、しばしばキャンベラに車で出かけて、あちらに滞在するのを常にしていた。シドニーとキャンベラの中間、キャンベラ寄りのところに住む、Roy夫妻のお宅に、道中時々お邪魔したらしい。大柄なRoyと、小柄な奥様のMimiとが、並んでTimを出迎えてくれたらしい。お二人とも、ユーモアのセンスを持っておられたとのことだ。Royは、キーボードを使っていたが、すばらしいCWオペレーターだったと、Timは回想していた。私も、同感だ。彼も、1990年前後にSKとなられたようだ。

それに、Prose W4BW・・・何と言う懐かしいコールだろう。7メガで夕方悠揚相迫らざるすばらしいCWで、JAやVKとゆっくり交信していたProse。コリンズで長年技術者をしていて、75A4の設計に携わったというProse。Timの記憶にも強く残っているハムのお一人のようだった。我々二人にとって、等しく、Unforgettable Brasspoundersの一人だ。

Timは、神経系の珍しい慢性疾患にかかっており、田舎での生活はどうしたものかと思ったが、長距離歩くことはできるようで、歩いて10分の距離に、買い物をする店があるし、7Kmの距離の最寄り駅から1時間の鉄道旅行で都市に出られるし、不便はないとのことだった。入院は、民間の健康保険、外来診療は、公的な保険がカバーしてくれるらしい。後者は、ある一定の割合だけのカバーのようだが。無線で健康状態を判断するのは難しいのだが、聞いた限りでは、以前に比べて、少なくとも悪くなっているようには思えなかった。

Timとの共通の友人 荒氏 VK1ARAは、元気にしているかと、彼に尋ねられた。数年前に東京で会ったこと、仕事を変えて忙しくしているらしい、無線にはあまり出てこないことをお教えした。荒氏から、Timがマツダの旧いステーションワゴンの荷台に、冷蔵庫とマットレスを積み込んで、旅行中に野宿するらしいと聞いたので、それを言うと、確かにそんなこともあった、少し物騒だったけれどね、とのことだった。

1980年代、彼がメルボルンからマウントエライザに車で帰る途中、モービルから出ていた彼と交信をし始めることが度々あった。彼がマウントエライザに着いて、無線機FT101Bをシャックに持ち込み、Vermouthをグラスに注ぐ。そこからまた話が続くという交信を良くやったものだった。昨夜の交信は、それを、思い出させてくれた。もっとも、最近は、Vermouthではなく白ワインにしているらしい・・・。彼の健康を祈ってファイナルとした。

「たらい回し」訴訟の和解 

昨日のローカル新聞に載っていた、医療「過誤」訴訟和解のニュースについて触れよう。

自治医大に、若年性関節リュウマチの6歳の男児が入院したが、肝機能障害があり、国立成育医療センター(昔の、国立小児病院)に転院。しかし、消化管出血を生じ、自治医大に再び戻り生体肝移植を行ったが、救命しえなかったというケースだ。親御さんは、病院を「たらいまわしにされた」として、1億1千万円の賠償を求めて、自治医大を提訴した。

その民事訴訟で、和解が成立した。「因果関係は不明である」が、和解するようにとの裁判所の勧告に従って、自治医大側が和解を受け入れたらしい。

手元にこのニュースの記事がないので、もしかしたら、間違いがあるかもしれないが、大筋の流れは、このようなものだった。

この記事を読んで、納得が行かないことが二つある。

このケースは、若年性関節リュウマチの全身型、それもかなりの重症だったように思える。生体肝移植を試みたことから、肝不全の状態になっていたようだ。このように幼くして生命が断たれることは、親御さんにとり断腸の思いだったことだろう。しかし、主治医達にとってもそうであったことは想像に難くない。それが、何故「たらい回し」をされたという民事訴訟になるのか、全く納得が行かない。国立成育医療センターといえば、様々な分野でトップクラスの小児医療を行っている医療機関である。どのような理由で転院となったのか分からないが、少なくとも「たらい回し」ではあり得ない。

また、「因果関係が不明」であるのに、何故和解するのだろうか。親御さんとしても、どうしてわが子が亡くなったのか、徹底して理解したいという気持ちではないのか。裁判所が、そうした医学的な議論をする場として相応しくないのは分かるが、一旦、民事訴訟を提訴した、提訴されたからには、徹底して「因果関係」を究明して欲しいものだ。医療側から言えば、このように中途半端な形で和解しなければならないとなると、モチベーションは大きく低下する。自治医大の幹部が、この裁判を「穏便に」早く終わらせることだけを考えていたとしたら、それは、医療現場の思いとは全く違うだろう。

2月18日 

今日は、福島県立大野病院産婦人科加藤医師が、冤罪により逮捕されて一周年の日です。その日以来、ネット上、また現実社会でも彼の冤罪を晴らす動きが始まりました。これは、産科のみならず医療全体の崩壊をくい止めるための戦いでもあります。是非、医療関係者以外の方にも、この問題を知って頂きたいと思います。これまでも、ここでも取り上げて参りましたが、下記のサイトを是非ご覧になって下さい。そして、彼の無罪を信じ支援するという表明をして下さったらと思います。

ある産婦人科医のひとりごと

新小児科医のつぶやき

メディカルスクールが、医療危機を救うか? 

今朝の新しく取り始めたローカル紙朝刊に、医療問題について二つの記事が掲載されていた。

一つは、この近傍にある医療系大学の学長の主張だ。彼は、もと厚生労働省の官僚だったらしく、一県一医大構想で医師を増やしたが、医療費の増加と医師数が比例すると考えるようになり、医師数を抑制するようになった。しかし、医師が不足する今、メディカルスクールを創設してはどうか。4年制大学を卒業した人間に医学専門教育を施す学校を作れば、医師を増やすことが出来る、という主張である。

メディカルスクールそのものは、考慮されても良いのかもしれないが、この発想は、二つの点で大きく間違えている。

医師数が増えると、比例して、医療費が増えるという官僚の描いてきたドグマが、根本的に間違っている(と、この論者は、一応認めている)と、医療経済学的に大間違いであり、その後の医師数の抑制策を取り続けてきた、官僚の責任をまず明確にし、その反省の上に立って議論してもらわないといけない。この論者は、そこを極めて曖昧にしている。

現在の医師不足は、医師数の絶対的な不足もあるが、リスクが多く、過重労働の地域医療現場から医師が立ち去っていることが本態なのだ。その現実を見据えて、対策を打つのでなければ、根本的な対策とは言えない。現場の医師が抱えている問題、過重労働・それに見合わぬ収入・訴訟リスクといった問題に何故目を向けないのか。

恐らく、この医療系大学(医学部を擁していない)の学長は、自らの大学にメディカルスクールを付設することを考えているのではないかと思われる。学長ともなれば、もう少し全体を俯瞰し、問題の本質に迫って欲しいものだ。厚生労働省官僚出身であれば尚更のことだ。この医療危機を、自らの利益になるように利用しようと考えているとしたら、その罪科は大きい。

もう一つ、医療「過誤」訴訟和解の報道があったのだが・・・また機会を改めて・・・憂鬱な日曜の朝だ。

ARRL テスト雑感 

7メガでは、数KHzおきにビッグコンテスターがCQを出し続けている。夜7時から8時台、聴いていたが、東海岸はあまり強くないものの、それ以外は結構強い。たまたまかもしれないが、往年のビッグガン、W3LPL、W0AIH、NQ4I、K0RF等々が聴こえない。やはり世代交代なのか。N3BB等知り合いのコールも聴こえるが、じっと聴くのみ。

C6AKQ、TI5N、HP1WW等々が強力に入っていたが、パイルになるほど呼ばれていない。ZL3WWも呼ばれていなかった。

近くの山の中に作り上げられたコンテストステーション(クラブ局)の交信の様子をしばらく聴く。この局のアンテナは、たしか、30m級のタワーにフルサイズ3エレだったと思う。交信している相手は、大体聴こえた。中には、聴こえない場合もあったが、こちらには良く聴こえるのに、あちらは苦労しているということもあった。送受のタイミングが、もう一つと思うこともあった。しかし、こうしたメジャーコンテストで、段々鍛えられて行くのだろう。批評するのは楽だ(笑。

それにしても、東海岸の局は、弱いことが多い。私自身、あのような微弱な信号の局の相手を延々とし続けることに疲れてしまったことを思い出した。

JAのコンテスターも様変わりしていた。昔から聴き覚えがあるのは、JA3YBK位。JA7YAA、JA3YKA、JA9YBA、JA1ZLO等々は、どうしたのだろう。やはりオペの不足か。JA2YKAは、もう10年以上聴いていないような気がする。個人局では、JH4UYB、JAOQNJ、JH1AEP、JA6SHL等が目立っていた。

10メガに逃げ出して、CQを何度か出したが、SWRが高いし、何も聴こえない。早々にお開きにした。14メガも、Uゾーンが少し聴こえただけ。この週末は、のんびりとSWLだ。

出産は、危険を伴うもの 

出産時に重篤な合併症を生じる妊婦の数が、学会の調査で明らかにされた。

この調査で分かること・・・

○分娩・出産には、かなりの危険がつきまとうこと

○助産師だけによる分娩・出産は、より大きな危険を伴うだろうこと

○ある確率でこうした合併症が起きることを、妊婦・その家族は理解しておくべきこと

といったことだろう。助産所による分娩・出産を持ち上げているマスコミがいるが、助産所での分娩・出産で事故が起きた時に、マスコミは責任を取るのだろうか。

さらに、「産科医の減少は、ニーズの減少のためだ」などと他人事のようにのんびりした事を言っている、柳沢厚生労働大臣(および、彼を操縦している厚生労働省の官僚)の下では、こうしたリスクに対する根本的な対策は取れないだろう。

母親が偉大なのは、こうしたリスクを冒して、子供を生むことにある。彼女達が、安心して、出来うる限り安全なお産をするためには、産科医療を充実させることは待ったなし、だ。産科の現場の声に耳を傾けよ。こうしたリスクが現実となった時に、産科医が訴訟にさらされることを一刻も早く無くさなければならない。大野病院の加藤医師の公判を即刻取り下げるべきだ。

以下引用・・・

出産時に命の危険、年間2300人の妊婦が遭遇

出産時の大量出血などで母体に緊急治療が必要なケースが少なくとも年間2300件以上あり、これに基づく推計で出産の250件に1件の割合に上ることが、日本産科婦人科学 会周産期委員会(委員長・岡村州博東北大教授)の調査で判明した。

妊産婦死亡については国の統計で10万人に6人とまれなことが知られていたが、生命の危険にさらされる妊産婦が多数に及ぶことが初めて明確に示された。

調査は昨年、全国の同学会卒後研修指導施設と救命救急センターの計998施設に対して実施。2004年に出産した妊婦で、妊娠出産に伴い、重い意識障害や多臓器不全、脳出 血、子宮破裂、肺そくせん、2000cc以上の大量出血など、生命に危険があると判断した数と症状についてアンケートした。

335施設(回答率33・6%)からの回答を集計すると、妊産婦数は12万4595人で、このうち生命に危険があったのは2325人。回答施設には重症患者が集まる大規模 施設が多く、20人が出産時の大量出血、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)後の頭蓋(ずがい)内出血などで亡くなっていた。

この結果を、施設規模などを調整しながら、全国の出産数と妊産婦死亡数に当てはめると、高度な救命措置が必要な妊産婦は、推計で年間約4500人、約250人に1人の割合 で発生していることになる。

(2007年2月17日14時35分 読売新聞)

医療崩壊で一番傷つくのは誰か? 

医療崩壊についての各方面の意図・考え、とあるブログのコメントから、なかなか良くできているので引用します・・・

以下引用・・・

政府:お金を出したくないから。「貧乏人に出す金は無いよ」

アメリカ・国内外保険会社:日本の医療マネーを吸い取るため。「日本の一般国民からお金をふんだくるぞ」

マスコミ:「なんだか分からないけど、医者叩いていれば金が入るしいいや」

医者:「こんな奴隷制度でやってられっか。自由診療にしてくれれば値段を上げられるし、どうぞ崩壊してください」

国民:「日本では医者が悪さして金儲けしている。それに貧乏人が十分な医療を受けられなくて不平等だ。こんな医療制度潰してもっといい医療制度にしてしまえ」

引用終り・・・

一番、考え間違えをしているのは、どのグループでしょうか?国民皆保険が、なし崩しに破壊されようとしています。それによって、一番傷つくのは、誰なのでしょうか?

K君 

K君が、大学に合格したと、受診がてら報告に来てくれた。彼を乳児の時代から診つづけてきた付き合いだ。

受験生だった昨年は、精神的に少し参ってしまったようだったが、薬の力も借りて、乗り切った。今日は、とりわけ晴れ晴れとして凛々しく、頼もしい青年になったように見えた。

西洋史の勉強をするらしい。第一志望の発表はまだないようだが、もしそこに行くことになるとすると、私の母校のすぐ目の前の大学に通うことになる。30年以上前に私が青春時代をすごした場所だ。

次の時代は、君にかかっているよ、しっかり勉強して、遊んで、友達を作って、充実した時期を過ごしてくれよ、と声には出さなかったが、気持ちをこめて送り出した。

CWの世界は狭い 

今夜も7メガはウッドペッカーが五月蝿く、それに普通の交信をしている局があまり見当たらなかった。N7XM、K7AOそれにW7CYといったビッグガンが、Uゾーンのヨーロッパとロングパスで交信するのが聞こえた。

23時を過ぎた頃から、私のCQにも応答があり、最後に、Ed K8RD/Mが強い信号で呼んできてくれた。今週末は、ARRL CWだったかという話になり、私はコンテストは遠慮したいので、無線以外のことを何かするつもりだと彼に言った。

彼も、コンテスターではないので、WARCバンドに逃れる積りだが、各バンドをワッチして、知り合いにポイントを上げる積りでもいるとのことだった。たとえば、John PJ4/K4BAIのような局に、ポイントをサービスするつもりらしい。Johnとは、1960年代からの知り合いで、よく交信をした仲らしい。

そういえば、今夜早い時間帯に、Johnがそのコールでクラスターにアップされていたのを思い出し、それをEdに申し上げた。私もJohnとは頻繁に・・・とは言っても、年に数回程度であるが・・・交信する。Johnは、裁判官をしており、コンテストが大好きで、よくカリブに出かけて運用している。先日お会いした時には、医療過誤の問題、それによる医師へのペナルティの問題をお聞きしたのだった。

CWの世界は、狭い・・・というか、「より」狭くなってきているのかもしれない。

Edは、FOCに入会して初めてのマラソンコンテスト、大分頑張ったようで、230局程度と交信したらしい。/Mからの運用としてはこのCONDX下上出来だ。週末には、30mに避難することにすると申し上げたら、そこで私を見つけるよと言ってくれた。

産科崩壊は続く 

昨年来、産科診療を停止した、ないし制限した医療機関の一覧を、とあるサイトからコピーさせて頂きます。

以下引用・・・

昨年 9月 都立豊島病院/東京

 11月 県立志摩病院/三重

 12月 宇部興産中央病院/山口

 今年 1月 東京逓信病院/東京
     道立江差病院/北海道

 2月  みつわ台総合病院/千葉

 3月  九州労災病院/九州
     津和野共存病院 /島根
     柏原赤十字/兵庫
     阪和住吉総合病院/大阪
     住友病院産科休止/大阪
     大淀病院/奈良
     彦根市立病院/滋賀
     恵那市で唯一の産婦人科医院/岐阜
     三浦市立病院/神奈川
     総合磐城共立病院/福島
     盛岡市立病院/岩手
     釧路労災病院/北海道
     江別市立病院/北海道

 4月  オーク住吉産婦人科/大阪
     都立墨東病院/東京
     足立医院/釧路 北海道

8月  NHO栃木病院/栃木

 10月 塩山市民病院/山梨

分娩制限

 横浜市立みなと赤十字病院 平成18年12月~
 東京医科大学八王子医療センター/東京
 中津川市民病院/岐阜
 秦野赤十字病院/神奈川
 福井愛育病院 /福井

以上引用終り・・・

これ以外にも、中小施設での産科診療の中止はあることだろう。

先日の衆議院予算委員会で、民主党枝野議員の産科医師の減っている現状に対する対策を尋ねられた、安倍首相は

「診療報酬で手当てをしましょう。」

と答えた。

その後、社民党の議員にも突っ込まれていたが、産科は自由診療なのだ、診療報酬なぞ関係ない。

さらに、産科の収入が減ったという推測で、産科医が減っていると考える単純さ。金ですべて片がつくと考えている、汚さ。

少子化によってニーズが減ったために、産科医が減ったというボケ答弁をかました、柳沢構成労働大臣といい勝負だ。

この医療崩壊の波は、産科だけでは終わらない。急性期医療・ついで医療全般が崩壊する。それは既定のことといってよい。国民が満足に医療を受けられぬ事態が、すぐそこまで来ている。現政権と、財政諮問会議に属する医療福祉を食い物にしようとしている連中は、医療が崩壊してから、高額の民間保険で始めて受けられる医療体制を作り上げることを目論んでいる。地方の地域医療は、切り捨てられることだろう。その新しい医療体制では、利潤追求が第一義の目的になる。利潤を上げられぬ医療・対象は、放置されることになるだろう。

今のままで行くと、確実に、この道を歩むことになる。