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タバコという利権に群がる政治家・官僚達 

タバコは、精神的・身体的依存を生じ、身体に様々な病的な変化をもたらす麻薬である。その麻薬を、国民に独占的に供給し、そこで莫大な税金を納めさせ、その一部をタバコ独占企業に天下りした官僚達が自分の懐に入れている。また、そこで生まれる利権に政治家が群がっている。

これは、関東軍が、満州で、麻薬を栽培し、それを中国・満州各地で現地の人々に売りさばき、それによって得た金を自らの懐に入れていたのと何ら変わりがない。

その麻薬かつ毒薬であるタバコの消費を下げるために、価格を上げ、ついには、社会からタバコを無くしてゆくことが、政府の行なうべきことだ。

その正当な政策を実施するオプションを、現政府と官僚達は、自ら放棄した。彼等にとって、国民の健康よりも、自らの利益の方が大切らしい。タバコ栽培農家の保護、さらには税金の増収が見込めぬ、といったもっともらしい理由を、与党政治家は挙げているが、自らが、何が大切なのかを判断する識見の全くない、利権に蠢く連中であることを暴露している。

もう一度言おう、彼等は、国民に麻薬を押し付けることによって、自らの利権を貪っている。

14038KHz at 23Z 

最近、気になっていたネットがあった。W7HCH、N7AVXといった連中が、14038KHzで23Zから始めているラウンドテーブルだ。とても親しい関係の方々らしい。

日常生活や、家族のこと等を話している。

今朝も、交信し始めを聴いていた。当初、ネットが終わってから、誰かにブレークして、どういったネットなのか尋ねてみようかと思っていた。が、仕事に行く時間にが迫ってくる。W7HCHが、N7AVXを呼んだところで、周波数に空白ができた。そこでブレークを入れた。

W7HCHは、私の名前を覚えている・・・いつ交信したものか。彼等は、昔アリューシャン列島で無線通信士をしていた仲間達だそうだ。小さなグループを作って、平日の23時Zにネットを開いているらしい。それだけ聞いて、私はそそくさと退散した。その後、また何もなかったかのように、ラウンドテーブルは続いていた。

そういえば、John 9V1VVも、かってR/Oだったころ、全世界のプロの無線局のオペと知り合いになったということを言っていた。同じアリューシャン列島という地域であれば、無線を通して、親しくなり、仕事を終えてリタイアしても付き合いを続ける、それも仕事で使っていたCWというレトロな通信手段を使って連絡を取り続けるということは、大いにありうる話しだろう。

また、仕事に出かける前に、少し耳を傾けてみよう。時間の余裕があるときに、少しブレークをかけて、仲間に入れてもらおう・・・。

通知一つだけ・・・ 

厚生労働省は、注意喚起の通知一つで済ます積りらしい。

サクシゾンとサクシンの取り違えは、今までもあったのだから、どちらかの品名を変えさせれば良いことだ。官僚は、製薬会社に気兼ねしているのだろうか。

当直でろくろく眠れない医療スタッフが、一刻を争う医療現場で、この二つの薬をまた間違える可能性は、限りなく大だ。

こうしたケースの医療事故は、是非、厚生労働省によるシステムエラーだから、厚生労働省を相手取って、訴訟を起こしてもらいたいものだ。



以下、引用~~~


サクシゾンとサクシン注射液、販売名類似により死亡事故発生  厚労省通知
08/12/08
記事:WIC REPORT
提供:厚生政策情報センター

医薬品の販売名の類似性等による医療事故防止対策の強化・徹底について(注意喚起)(12/4付 通知)《厚労省》 厚生労働省が12月4日に、都道府県知事等宛てに出した通知で、「医薬品の販売名の類似性等による医療事故防止対策」の強化・徹底を注意喚起するもの。 医療機関における医療事故防止対策は、厚労省通知により取組強化を図るよう要請しているが、依然として医薬品の使用に関する取り違え事例等が報告されている。具体的には、ヒドロコルチゾン製剤「サクシゾン」と筋弛緩剤「サクシン注射液」を誤って投与したことによる死亡事故が発生したことから、各製造販売業者に対し各医療機関への注意喚起を行うよう指示した、と報告している(P1参照)。 資料では、処方、調剤、投与等における誤りは、患者に重篤な健康被害を及ぼす可能性があるとして、(1)各医療機関における採用医薬品の再確認(2)医薬品の安全使用のための方策についての確認・検討(3)処方せん等の記載及び疑義内容の確認の徹底(4)オーダリングシステム等の病院情報システムにおける工夫(5)医薬品の安全使用のために必要となる情報の収集等-をまとめている(P2-P4参照)。


週末を挟んで・・・ 

一昨日から、中国からといわれているOTHレーダーのノイズが、また7メガのCWバンドを覆い始めた。今のところ、それほど強くは無く、私のFT1KMPMkVのNBで十分カットできる。しかし、ノイズが最も少ないはずのこの時期に、あの調子でノイズをばら撒かれるのは、正直ウンザリである。中国のCRSAはIARUに加盟していると思うが、明らかにIARUへの挑戦だから、IARUはCRSAを通して、断固として中国当局に抗議して欲しいものだ。一党独裁の国は、いかに民主主義の衣を着けようが、結局、自分勝手な行動を国際社会においてもとるということの証明になっている。

週末のactivityは低調で、あるWの局によると、160mのコンテストが開催されているからではないかとのことだったが、どうもsolar flareが生じているためのような気がした。昨夜は、それに輪をかけて、バンドが死んでいた。ただ、Wの局の強さにばらつきがあり、それは設備の大小だけによるものではなさそうだった。spottyなopeningの一つではなかっただろうか。いつものNathan KO6Uは449程度。ノイズの海からようやく浮いているような感じだ。Nathanのアンプ、ファンが回らなくなってしまい、オレゴンで修理をしている方のところに送付したらしく、ベアフットでの信号だった。バーチカルはどうだろうかと、かって彼に言ったことがあったが、早速、ButternutのHF6Vを入手した由。私は、クッシュクラフトのRシリーズを想定していたのだが・・・。ラジアルを何とかして張り巡らし、より強い信号で出てきてくれることを期待したい。それにしても、activeなNathan・・・素晴らしい。

Jim K7HZは、オレゴンの局。町の地名を忘れてしまったが、オレゴン大学のある町だそうだ。atmospheric scienceをそこで教えておられる教授の由。東大に親しくしている研究者がいると言われて、その方のお名前を伺ったが、当然のことながら存じ上げず。結構狭い研究領域なのだろうか。彼とも、昔から数年毎に交信しているとのことだったが、私の不正確なindex notebookでは、彼のコールが見当たらない。彼は、未だにカード式のindex systemで過去の交信を管理しているらしい・・・私にLogger32が使いこなせるのか、それが問題だ。たしか、ヘルムートリリングが、かってオレゴン大学で教鞭をとっていたことがあったと思い、彼のことをしっているかどうか尋ねた。彼の名を聞いた記憶はあるということだったが、それ以上には話題は発展せず・・・。

日曜日の夜は、本当に久しぶりに、ローカルのDXクラブの21メガでのネットに出没。旧知のJH1UUT佐藤氏としばらくお話しをした。SSBで話すのは何か変な感じ。今年の冬急逝されたJA0BMS川口氏のこと等等。DXクラブのネットといっても、もう一方と、いつも二人だけで行っているらしい。高齢化と、activityの低下は、ここでも明らかだ。佐藤氏は、DX特にコンテストが主体の楽しみ方で、専らSSBで運用されている。私との接点はあまりないのだが、もう20年以上親しくさせて頂いている。冬の間、週末夜間の21メガというと、どこからともなくSSBでラグチューが始まっていたものだが、最近は、何も聞こえない。佐藤氏も健康問題を抱えておられるようだが、大切になさりこれからも元気な声を聞かせていただきたいものだ。

「過失認定に厚い壁」? 

治療・診断の困難な症例で、結果が思わしくない場合に、医療訴訟が起こされる。

大きな問題は、繰り返し記している通り、マスコミのこうしたケースの取り扱い方だ。

原告敗訴が確定しても、「治療内容の過失認定には厚い壁」とか「医療界への不信感が根強い」とか報じるのだ。

原告敗訴が確定したならば、刑事責任は、問われない、ということだ。それを、恰も、医療者側が刑事責任を本来とるべきなのだが、「負けてしまった」と言いたげである。この報道に接する読者・視聴者に、誤ったバイアスを与える。これこそが、医療崩壊の大きな原因なのだ

それが何時になったら分かるのだろう?>>共同通信記者よ!


以下、引用~~~

特異事例で検察完敗 【2】
08/11/21
記事:共同通信社
提供:共同通信社


 【解説】4歳男児が死亡した割りばし事故をめぐり、1審に続き担当医を無罪とした20日の東京高裁判決は、複雑な人体に、高度な専門知識に基づいた迅速な処置が求められる医療行為に対し、刑事責任を追及する困難さをあらためて示したといえる。

 のどから入った割りばしが脳に刺さるという今回の事故は、外見上は判別できないという極めて特異なケースだった。

 控訴審でも1審同様に(1)医師の過失の有無(2)医療措置と死亡との因果関係-が主な争点となった。判決は前例のない特異性を強調。死因も特定できない症状だった上、診療時の男児の意識状態も考えると、脳負傷の予見可能性は極めて難しいとして、詳しい問診や検査をする注意義務を否定した。検察側が完敗した形だ。

 妊婦が死亡した福島県の「大野病院事件」でも帝王切開手術の判断をめぐる過失が否定されたように、投薬や輸血での明白なミスと異なり、一般的な治療内容の過失認定には厚い壁があるのが実情といえる。

 しかし、医療行為全般が常に免責されるわけはなく、刑事責任追及が必要な場合も当然ある。これまでも「身内による不祥事隠し」やカルテ改ざんが表面化したこともあり、医療界への不信感も根強い。

 国は、医療事故の専門機関「医療安全調査委員会」(仮称)を創設し、捜査より原因調査を優先させる方針だが、医療側には正しい情報を開示し、患者側と向き合う姿勢が求められる。

Season's Greetings! 

そろそろ年末のニュースレターを、外国の知り合いにお送りする時期になった。1,2週間前から気になっていたのだが、今年はemailで送れば良いだろうと、まだ書きはじめてはいない。一昨年にも、同じトピックでこのブログに記している。ここ。さすがに、プライヴェートな話題を扱うニュースレターを、ここで公表するわけにはいかないが、内容は、こんなことになるだろうか・・・。

・・・

医療崩壊がさらに進んでおり、様々な面で顕在化しつつある。官僚と政治家が、医療を理解せず、一種の社会実験を根拠無く行おうとしている。その変化はある意味必然なのかもしれないが、他の国々で既に実験され、惨めな結果に終わっていることを繰り返そうとしている。そして、意味の無い精神論で、医療現場にさらなる負担を強いようとしている。

私の小さな職場でも、その波をかぶり続けている。それによって、ないしそれとともに、私の仕事への熱意は小さくなり始めており、退職を具体的に考えるようになってきた。来年夏、LAエリアでBruce K6ZBやEd K8RDによって準備が始められるFOC eventには何とか参加したいものだと考えている。引退する上で、後継の問題、スタッフの問題、そして私自身の将来のことをよく煮詰めておかなければならない。

昨年後半から徐々に顕在化してきた、米国発の金融危機は、金融システムを破壊し、それが実体経済にも極めて深刻な影響を及ぼしていることを私自身も感じている。1980年代以降、資本主義経済は、バブルを繰り返してきた。バブルの救済のために、金融緩和を繰り返し、それが次のバブルを準備してきた。その際限の無いバブル経済の問題を、政治経済に携わる人々は解決できないばかりか、決定的な隘路にはまり込んでいるように思える。最近読んだ経済の書物で、米国が日本を始めとする諸外国に金融のグローバルスタンダードを求めながら、一方で、自国の金融資本に対しては、政治の監視の目の届かない金融システムを放置し、それが大きな負債を生んでいることを知った。医療の崩壊にも関わるこの問題がどのように扱われ、具体的にどのように対処されてゆくのか、強い関心を抱いて過ごした今年後半だった。また、来年以降も関心を持ち続けてゆきたい。

プライヴェートな生活で言えば、仕事以外は、無線とチェロに明け暮れていた。チェロでは、オケの定演に二回乗り、室内楽でも楽しい時間を過ごせた。春には、ベートーベンのエロイカとブラームスの交響曲2番に乗ることができた。今秋には、憧れだったフォーレのピアノ五重奏曲1番を一度合わせることができた。だが、アンサンブルやオケに参加するために出かけること、そして長時間弾きつづけることが少し大変になり始めた。少し活動の範囲を狭めて、のんびり続けようと思っている。それでも、休み時間には毎日のように弾き続けている。

電離層の状態も、この秋から改善し始めた印象がある。私にとって、ヨーロッパの西側はまだ遠いが、米国の東海岸は、身近になりつつある。7メガでは13時Z頃、時々14メガで22時Z頃出ている。最近感じるのは、CWでラグチューをする人々が少なくなっていることだ。時々、昔からのラグチュー好きの方とお目にかかると、毎年ラグチュー派が少なくなっているという話題に落ち着く。それでも、毎日のようにパドルを叩いているし、これからもたたき続ける積りだ。JAでも外国でも、有望な新人を耳にすることある。希望を持って、無線も続けてゆきたいと思っている。是非、上記の時間帯のバンドで、JAに向けてビームを回して欲しい。

・・・

何か、寂しい暗いニュースレターになりそうだが、ま、これが現実だから仕方あるまい。これに、家族の近況を書き加えて、各々のご家族の健康を祈りながら、メールでお送りしたいと思っている。

JPの単車自賠責保険は、本当に安全か? 

先日、郵便局に出かけて、待ち時間の間、壁に貼ってある様々なポスターに目をやっていた。

単車の自賠責保険加入を勧めるポスターがあった。単車の自賠責保険に入っていないだけで、1年以下の懲役(?)または50万円以下の罰金だそうだ・・・うわ、重たいのだな、しかしやはり交通事故に備えて保険に入っていないと不味いのか・・・当県では1/3の単車運転者が、自賠責に未加入らしい。

その下に目をやると、少し小さな文字で担当損保会社名が記されいた。

AIU・・・かのAIGグループの保険会社ではないか。AIU一社のみである。

AIGは、金融危機・・・というか、証券化金融商品でリスクをかけて儲けて、その挙句、自ら破綻しかかり、米国政府にようやく救済された金融資本である。米国は、現在様々な企業を救うために、ドルを刷りまくっている。かの国の経済は一体どうなるのだろうか。

こんな会社に、JPは保険金を運用させているのだ。

我々の郵便貯金も、リスクを目一杯抱え込んだ、米国の金融投資会社に回っているのかもしれない。JPの投資アドバイザーも、やはり米国の金融投資会社だったような気がする・・・。

郵政民営化とは、こうしたことだったのだろう。

国民の資産を、経済界は狙っている・・・ 

昨日、土曜日は、75名の外来があった。インフルエンザの予防接種が含まれているので、「5分間ルール」はクリアーしている(笑)。このルールのことを考えるだけで、虫唾が走る・・・。インフルエンザの確定症例もあった。いよいよこれから流行の第一波だ。

夕方から断続的に無線をした。アラスカのフェアバンクスの局が、オーロラをここ数日観察したと言っていた。solar flareがあったのだろう。全体的に、もう一つのCONDX。

夜遅く、寝る直前に常連のBob K5AYがコールしてきてくれた。外来がこれこれの数だったと報告。彼も高血圧で診療を受けているのだが、彼の主治医、30代半ばの女性医師でハーバードで研修を受けてきた方とのこと、に私の外来の様子を話すと(以前から患者数は時々Bobに話してあったのだが)、それは信じられないとのリスポンスだったらしい。Bobの診察には、長いときは30分間程度かけてくれるらしい。雑談もするようすだ。

米国の医療事情は良く知っている。それくらい一人の患者に時間をかけられるとよいのだけれど・・・と言った。しかし、米国では、保険会社との交渉が大変なのが問題だねと申し上げると、その通りだ、行うべき医療に保険が用いることができるかどうか、保険会社と交渉する専門の人間を配置しないといけない、とのことだった。

最近、経済界の人間が、医療で経済を活性化しようという発言を良くしている。高齢者の資産を見込んで、混合診療を導入し、医療で経済界が潤おうという魂胆である。現在の、医療費抑制策と、医師数の単純増等の政策は、この混合診療導入の条件作りなのだろう。

米国のような医療制度になれば、医療従事者は、少なくとも「楽には」なる。しかし、医療費は増大し続け、深刻な病気にかかると、それだけで破産するような事態になることも分かっている。

さて、どうなるのだろうか・・・。



晩秋の観音院の境内の木々・・・通勤途上西の方角に見える・・・。

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兵站補給・援軍なしの前線に、もっと戦えと・・・ 

文科省が、NICU・周産期医療関連病床を増床するとのこと。

集中治療室には、専任の医師が必要になる。半分の10床程度であったとしても、夜間の当直(実質は、夜間勤務)には2名の医師の配置が必要だろう。週一回の当直として、14名の専属医師が必要になる。大きく譲って1名で夜間勤務をするとしても、7名だ。これだけの新生児専門の医師をそろえることは、無理な話だ

ところが、病床だけをそろえる積りらしい。「産科医や新生児専門医らの人材確保や財政面で課題があるという」と記事の最後にあるが、それを官僚が考えているのかどうかが問題だ。優秀な官僚のこと、現場の状況を知らぬわけはあるまい。恐らく、スタッフ数が十分でない墨東病院の産婦人科を周産期センターと強引にしたのと同じように、人出は足りなくても、NICU病床数だけを揃えて、後の運営は現場に丸投げなのだろう。

小児科を不採算部門に貶め、大学医局の人事権を奪っておいて、大変な仕事のNICUを増床し、後は現場に丸投げするとは、恐れ入る。第二次世界大戦中、前線にろくに補給せず闘えと前線の兵士に命じた軍部と同じ精神構造ではないか。

これでますます新生児医療を志す医師が少なくなることを、強く憂える。


以下、引用~~~

国立大全病院にNICU 周産期病床も半数で増加 文科省が整備計画 (1)
08/12/05
記事:共同通信社
提供:共同通信社


 満床などを理由に、病院が妊婦の受け入れを相次ぎ拒否した問題を受け、文部科学省は5日、2009年度から4年間で、現在9つの国立大病院で新生児集中治療室(NICU)がない状況を解消し、全国立大病院の半数に当たる21病院では、周産期医療の関係病床数(国立大平均11.4床)を各20床に増やす整備計画を公表した。

 文科省調査で、大学病院の関係病床数(分院を除く)が私立大の平均29.8床、公立大の平均16床に比べ、国立大が少ない実態が判明。文科省は若手医師育成の充実や産科・小児科の女性医師の復帰支援なども含め、地域の周産期医療の拠点として国立大病院の機能強化を目指す

 しかし、妊婦受け入れ拒否の要因とされているNICU不足は、厚生労働省研究班の調査で全国で約1000床に上るとされ、ほかの大学病院や国公私立の病院の整備も急務となっている。

 計画では山形大、福井大、山梨大、佐賀大、長崎大などNICUがない9大学病院に最低各6床を設置。NICUと、母体・胎児集中治療室(MFICU)、継続保育室(GCU)を合わせた周産期医療の関係病床数を少なくとも21大学病院で各20床にする。

 09年度予算で58億円を概算要求しており、今後、人材確保や施設の状況などをみて対象病院を決める。

 調査は周産期医療をしている113の国公私立大病院(分院を含む)が対象。うちNICUを設置しているのは79病院で、07年度のNICU稼働率は平均93%と慢性的な満床状態だった。

 一方、07年度の分娩(ぶんべん)件数は05年度から20%増え5万47件。うち、切迫早産などリスクの高い分娩は2万791件で、05年度から24%増えていた

 文科省は「分娩が増加傾向にある中、体制が十分とはいえず、特に私立大が少ない地方は国立大病院の整備が重要だ」としている。

▽大学病院と周産期医療

 大学病院と周産期医療 文科省調査によると、医学部を持つ国公私立大学が設置する134大学病院のうち、周産期医療に当たっているのは11月1日時点で分院を含め113病院で、28病院が総合周産期母子医療センターの指定を受けている。新生児集中治療室を持つ79病院の平均病床数は9・1床で、切迫早産や胎児の異常などリスクの高い出産にも対応する。45病院が病床の新設や拡充を予定しているが、産科医や新生児専門医らの人材確保や財政面で課題があるという

▽周産期医療の施設

 周産期医療の施設 母体や胎児、新生児の緊急事態に対処するため、救急蘇生(そせい)や呼吸循環監視などの装置を備える施設。新生児集中治療室(NICU)は専任医師を常時配置し、1500グラム未満の極低出生体重児や仮死新生児らが対象。母体・胎児集中治療室(MFICU)は、専任医が合併症などのハイリスク妊娠の可能性が高い妊婦らに常時対応する。継続保育室(GCU)は、NICUを退室後も継続して比較的密度の高い医療が必要な新生児を受け入れる。

マスコミのセンセーショナリズムが医療を破壊する 

昨日、もうすぐ一昨日になってしまうが、のNHK「クローズアップ現代」で、小児脳腫瘍の問題が取り上げられていた。診断が難しく、不適切な診断・治療が行なわれている。従って、医療機関を集約化しなければならない、という論調だった。この方向性は、大まかなところ間違いではないのかもしれない。

しかし、不適切な診断・治療の具体例とその取り上げ方が、どうにも納得しがたい。前の医療機関で手術を受けたテント下腫瘍の患児に、まだ陰影があるということで北大で再手術することになった。ところが、腫瘍と思われた部分から、ガーゼが出てきた。その映像を大きく映し出すのだ。これは、小児期脳腫瘍の診断・治療の困難さとは本質的に関係のない、いわば医療事故のケースである。

こうした医療事故のケースは、どうして起きたのかを冷静に検討し、再発防止に努めることが一番大切だろう。患児・そのご家族へのきちんとした説明もする必要がある。しかし、小児期脳腫瘍の問題とは、本質的に関係のないことだ。恐らく、たまたま手術を取材していて、手術部にガーゼを発見した、いわば衝撃的な映像を得られたので、NHK取材者は、その映像を何とか番組に組み入れたかったのだろう。繰り返しになるが、それはこの番組の扱う問題から離れた事柄だ。むしろ、視聴者には、医療が信頼の置けぬものだという印象だけを与えることになる。

こうした医療事故を問題にするのであれば、その起きた理由を是非丁寧に取材してもらいたいものだ。特に、医師の労働時間と、医療事故との関連を調べていただきたいものだ。最近号のNew Engl J Medは、米国でのレジデントの週当たりの就業時間の上限について議論した総説を載せている。レジデントの就業時間を制限するのは、患者の安全、医師の安全そして教育効果の観点から、是非とも必要だとされている。マスコミは、患者の立場に立つという建前で、視聴者によりアピールする画像・番組を作りがちだ。しかし、それはセンセーショナリズムに過ぎず、医師患者関係に水を差すものだ。医師が疲弊しきらずに仕事を続けられ、それが患者の安全につながり、両者の信頼関係が醸成されるにはどうしたらよいのか、という観点から番組をどうして作らないのだろうか。上記のガーゼ忘れ事故がどうした要因で起きたのかは、番組からは全く分からなかった。医師と患者の安全という観点から問題を解析してもらいたいものだと切実に思った。

五十嵐正紘先生 

先日、私が初期研修をした自治医大小児科からの連絡で、五十嵐正紘先生が亡くなられたことを知った。彼は、私の研修中に病棟医長をなさっていた方で、懇切にご指導下さった先生だった。この10年間ばかり、開業医の仕事に追われ、もともと熱心ではなかった同門会活動にはかかわらず、学会に参加することもなくなっていたので、先生とはお目にかかったり、お話ししたりする機会がなかった。

彼は、東京大学卒業後同小児科医局から、米国に留学され、Adrenoleukodystrophyという遺伝性変性疾患の病態に関して業績を上げらた。超長鎖脂肪酸が、脳内に蓄積しているという知見を見出したと伺ったことがある。帰国後しばらくして自治医大小児科に招聘されたのだった。小児科医として、経験だけに頼るのではなく、テキストや論文に記されている知見を尊び、若い医師とも対等にいつも議論しておられた。ややもすると、経験の長さだけが物をいう臨床医の世界にあって、医師としての在り方を、身をもって教えてくださったような気がする。

ご指導いただいたことで一番記憶に残っているのは、小児科医として正しいと思ったら、親御さんと「喧嘩」をしてでも、患児のために正しいと思うことを貫けという言葉だ。慢性骨髄性白血病を強く疑われる患児に、骨髄検査をどうしても行わなければならなかったのだが、親御さんから承諾を得られず、困ったことがあった。その時に、そのように言われたのだった。五十嵐先生の言葉を反芻しながら、親御さんに、その検査がどうしても必要であることを、改めて十分説明し、どうしても行わなければならないことをきっぱりと申し上げた。幸いなことに検査を行う承諾を得て、診断を確定することができたのだった。彼は、議論になるととても熱くなる方ではあったが、決して怒り易いということはない。むしろ、いつも笑顔を湛えて、相手が理解できるまでじっくり話しをする先生だった。議論することを楽しんでいるかのように、小柄な身体全体から豪快な笑い声を発している姿が目に浮かぶ。

現在、医師患者関係では、これまでのパターナリズムを排して、患者を「客」としてもてなすという風潮がある。「患者様」という言葉に端的にそれは表現されている。患者さんに情報を与えず、すべて医師の判断に委ねさせるという誤まったパターナリズムは排さなければならない。が、医師患者が同じ地平に立って病気とともに戦うという、対等な関係はどうしても必要なことであり、さらに医師と患者の医学的知識・経験に差があることは、いかんともしがたい厳然たる事実だ。五十嵐先生の上記の言葉は、そうした医師患者関係に決然として立つべきことを、駆け出しの小児科医だった私に促してくれた言葉だった。

研修医時代に、ケースカンファレンスに出した症例を、症例報告としてまとめ雑誌に投稿するように促し、ご指導下さったのも五十嵐先生だった。単なる症例報告だったが、生まれてはじめての論文も、彼の指導があって初めて実現したのだと思う。

私が自治医大を去るのと前後して、彼は、自治医大を辞して、地域医療を実践するために、北海道のとある町立病院に赴任なさった。自治医大時代、夜、診療を終えて、医局で雑談をしている時に、ある年齢になったら、地域医療の現場に出るつもりであることを繰り返し彼は仰っていた。

ある夏、彼を北海道のその地に一度訪ねたことがあった。小児科医かつ病院長としてご活躍なさっていらっしゃったようだ。地域全体の患者のデータベースをPC上に作り、長期間にわたって、成育暦・病歴を追跡するのだと仰っていた。感染症がどのように伝播するのか、一目瞭然で分かるよと、いかにも興味深そうに、お話しされていたことを思い出す。大学を離れても、臨床に携わりながら、こうした仕事ができるのかと思ったことだった。

その後、10年前後して、自治医大の地域医療学の責任者として、こちらに戻ってこられ、地域医療の教育に携わり、それに全国的な開業小児科医の研究会を主宰されていた。自治医大を数年前に退官されてから、お会いする機会がなかった。小児科医のMLで、病床から講演をなさっているという記事を読んで、健康を害されていたことを知り気になっていたが、とうとうお見舞いすることもできなかった。

私にとって、小児科医としての生き方を身をもって教えてくださった得がたい先輩だった。ご冥福を心から祈りたい。

驚異の設備 

今夜、3.5メガに少し出た後、7メガに戻った。とても静か。NN0D Alが、呼んできてくれた。QTHをSGFと送ってきた。Springfieldsの略なのだろう。驚いたのは、彼の用いているセットアップ。25Wにホイップとのことだった。

これだけであれば、信号がS7まで振っていても、この良いCONDX下であれば、そうは驚かない。しかし、彼のホイップが、ベースローディングで僅か55inchの長さであり、かつ「机の端に」据えつけているという。ということは、室内アンテナなのか?彼は、その通りと言う。

一階の室内にホイップを設置し、窓枠(サッシなのだろう)をカウンターポイズにしているようだ。この設備で、北米中部からしっかりした信号を送り込んでくることにびっくり仰天であった。室外にアンテナを張ることが禁じられているわけではなく、チャレンジしたいということが、この設備で無線をしている理由だそうだ。この設備でDXと交信できることが嬉しいのだ、と仰っていた。

7メガだけの運用で、アンテナの設定は、トライアンドエラーをし続けて、現在の場所になったとのことだった。小さなランプを点すだけのエネルギーの電力と、1mちょっとのアンテナで、北米中部から、ここまで飛んでくる電波。う~ん、何度考えても感動ものだ。

こうしたことに感動するのは、やはり時代遅れの感性なのだろう・・・か。

インフルエンザ流行開始か?! 

国立感染症研究所からの報告では、インフルエンザの流行の兆しが、11月下旬に全国的に観察された様子。小児科医のMLで毎晩流される症例報告数でも、関西地方に限局していた流行が、いよいよ関東他の地域でも始まったようだ。

インフルエンザは、基礎疾患を持つ方、高齢の方にとっては、命にかかわる。

人ごみを避ける、マスクをするといった自衛手段が必要になる。予防接種も、大人で7割程度の有効性だが、ハイリスクの方には欠かせない。

小児科医にとっては、戦いの時期だ。今日は、少し寒気を感じて、夕食直後に寝込んでしまった。

さ、明日からの仕事に備えて寝よう。十分な睡眠も大切な予防になる。

健保連は高齢者支援を断固拒絶 

健康保険は、加入者が多いほど、セーフティネットとしてよく機能するようになる。

ところが、健康保険は、細かく細分されており、大企業の健康保険や、公務員の健康保険(共済健康保険)は、財務状況が良好なのだが、無職の国民や高齢者が多数加入する国民健康保険は火の車だ。これらを一括して一つの組織にすることが、どうしても必要なのだ。

が、大企業の健康保険組合は、それを強固に拒んでいる。それだけではなく、高齢者への支援を拡大することを「断固阻止」しようとしている。


以下、引用~~~

他保険支援拡大、断固阻止を決議 健保連全国大会
08/11/18
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社


健保連:他保険支援拡大、断固阻止を決議--全国大会


 大企業の健保組合を中心とする健康保険組合連合会(健保連、約1500組合)は17日、東京都内で全国大会を開いた。膨らむ高齢者医療への支援金負担で「多くの組合が存亡の危機にひんする」として、政府が求める他の医療保険への財政支援拡大を「断固阻止」することを盛り込んだ決議を採択した。

 健保組合は4月からの医療制度改革に伴い、65-74歳(前期高齢者)への医療費支援が急増。08年度は9割の組合が赤字になるという。【堀井恵里子】

平凡な週末 

この週末は、あまり無線に時間を費やすことも無く、料理(の下ごしらえ)と、仕事で時間が過ぎていった。

コロッケを、味付けし、たまねぎと卵でとじる、トンカツの応用版。写真を撮り忘れてしまった。コロッケだけで食べるのよりは、マシかもしれない。

仕事は前のエントリーに記した通り。30日の午後から2日までお休み。その前後で、死ぬほど忙しくなる。その反動で、1月中旬には閑古鳥がなくというのが例年のパターン。

昨日、仕事場からの帰路、いつもとは少し違う道を走った。そこで見つけた、小さな神社。2,3畳程度の木造の社が、小高い丘の上にあり、鹿島神宮とある。もしかすると、古い遺跡なのかもしれない。落葉する直前の木々が、夕日に映えて美しかった。

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夜は、3.5メガで少しコンテスト。全世界に開けていたので驚きだ。リニアーを炊いてCQを出すと、弱い局にどんどん呼ばれて、耳にとって過酷な修行になるので、そうそうに引き上げた。チェロの練習。音階。メンデルスゾーンのピアノトリオ1番、コレルリクリスマス協奏曲等々。

平々凡々たる週末・・・。