日経が混合診療に誘導している 

日経が、混合診療に誘導する記事を載せたらしい。ダイアモンドオンラインで見事に論破されている・・・というか、新聞記事に載せる段階で、もう少し調べないのか>日経。

日経という新聞、結構良い記事も載せると思っていたが、基本的には、大企業のための記事を載せるようだ。混合診療になると儲かるのは、保険会社のみ。国民、医療機関双方ともにひどい目に会う。

ダイアモンドオンラインの記事はこちら

母没後2年 

母が、遠く仙台近郊の病院で亡くなって、2年経った。明日、弟夫婦が仙台からやって来る。両親がかって住んでいた離れを数日かけて掃除し、今日は布団を干した。狭い居間兼台所、各々の居室、それに廊下を掃いて、拭き上げた。生活感はさすがに徐々に薄れてゆくが、まだ両親がふっと現れそうな気配を感じる、

もうだれも住むことのない離れをいつまでこうして維持するのか・・・きっと我々兄弟のこころのなかから、両親がすっと別な世界に移りゆくまでだろう。私たちの次の世代になれば、きっとさっさと取り壊されるのだ。

庭もできるだけきれいに保つようにしている。雑草との戦い。欅が新緑の葉を豊かに茂らせ始めた。離れの東側に植えられた梅には、実がなっている。庭には、さまざまな花を植えた。父が植えたジャーマンアイリスが涼しげな花を咲かせている。

こうしたことは長くは続かない。だが、このひと時が、私たちにとっては永遠の相を垣間見ることに繋がるのだ。


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河野太郎氏の医療批判を批判する 

Mike氏のコメントで紹介された、河野太郎氏の「ごまめの歯ぎしり」と題するブログをこのところ読んでいる。立て続けに医療に関するポストがあった。こちら

彼は、医療には無駄遣いがある、それを削減せよという発想のようだ。ただ、その根拠は、別な研究者が一地方都市の医療費を検討したデータ等、日本の医療政策を論じるにはあまりに限られたデータにだけ依っている。

河野氏の大きな主張の一つは、保険病名という出鱈目な病名が横行しているのがけしからん、ということだ。例として、統合失調症という病名が多すぎる。現実には、認知症の患者に抗精神病薬を投与する際に、統合失調症という病名が必要になることを挙げている。実際のところ、「適応症」に入っていない病気で、薬剤を投与する場合、保険での診療報酬請求にそのためだけの病名をつけることは、過去には行われてきたのは事実だ。だが、それも査定が厳しくなり、医療現場では苦慮するケースが多い。いわば、医療の現実に、行政側が追い付いていないために生じた問題なのだ。その事情を河野氏はご存じの様子だが、彼の主張はその行政の不作為を責め、改善しようと言うのではなく、医療現場が保険病名を用いることがおかしいという論調だ。さらに、統合失調症の患者実数は、この診療報酬データから得られる数よりも、大幅に少ないのではないかと主張される。しかし、実際のところ、病状の軽重はあるにしても、統合失調症の患者は、大まかに言って、100人に1人程度と昔から言われている。現在もそれは変わらないはずだ。統合失調症という病気の頻度はかように高いのだ。河野氏は、そうした事実をご存じなのだろうか。保険病名から医療現場を批判しても何も始まらない。

慢性疾患に対して、予防医学的な対応を取った群では、そうでない群に比べて、必要となる医療費が下がる、(だから予防医学を推進せよ)ということも、河野氏は述べている。が、これには、両群が同じバックグラウンドの集団であるのか、また統計処理上の問題はないのか、という厳密な検証を要する問題がある。生活習慣病というと、患者は生活習慣に問題があったから発症したと非難されそうだが、ことはそれほど単純ではない。生活環境、それに遺伝的な負荷を考慮に入れて、厳密に判断しないといけない。また、人は、歳をとり、やがて病を必ず得る。そこで医療の世話に必ずなる。そこで、医療介護のコストが発生する。その額が、生涯で医療介護にかかる費用の大部分を占める。予防医学が、医療費削減に万能ではない。

日本の医療費の高さについても、OECDのデータは、日本の医療費の内、歯科の自費分・介護費等々を除いたものだから、実質日本の医療費は、十分高くなっているとも述べている。OECDのデータがいい加減だという、驚くべき発言である。OECDのデータを見ると、医療費を厳密に定義していることが分かる。このような国際機関が、各項目の定義を行わずに統計を取るとはありえない話だ。河野氏は、日本の医療費が十分高いということを言わんとするために、このようなOECDのデータを、その厳密性を知ってか知らずか(たぶん知っていての発言なのだろう)、貶めている。政治家として恥ずべきことだ。日本の対GDP比医療費も、ようやく9%を超えてきたが、これは世界最高の高齢化社会での医療費としては、激安である。

また、4月24のポストでは、ある地方自治体の診療報酬請求書(レセプト)と「領収書」を突き合わせて点検したら、1%の点検だけでも、100万円の「還付」があった、と記されている。この内容がイマイチ分からないのだが、領収書は、レセプトに基づき発行されるものだし、行政が領収書を突き合わせることなど不可能なはずだ。ここで彼の言う領収書は、処方箋ないし薬局からの請求書の間違いではないだろうか。レセプトの電算化が行われ、レセプトと、処方箋内容の突合せが行政側で容易に行えるようになった。で、この突合せで「還付」というか、医療機関が強制的に、投薬に関わる診療報酬をすべて返金させられる。その最大の理由が、病名落ちと、適応症に合わない病名(上記の保険病名)をつけたことによる。高額な薬代、処方料等々は、医療機関がなんら直接利益を得たわけではないのに、すべて返還させられる(これについては最近記した)。こうした事情を知ってか知らずか、この「突合せ」を徹底して行えば、医療の「無駄」を省けるとでも言わんばかりである。

こうした方が、医療政策を策定し法律化する政治家なのかと思うと、暗澹たる気分になる。医療機関を悪者にして片付くような問題ではない。国民に、負担を増やさざるを得ないこと、サービスは低下させざるを得ないことを、正直に述べるべきだろう。そして、現在の国の借金を積み上げてきたのは、自民党政権時代の公共事業のコストが主たるものだったこと、も。

政治家の靖国神社参拝について 

政治家・閣僚の靖国神社参拝が、国内外に波紋を広げている。私は、靖国神社に政治家が参拝することには反対だ。

第二次世界大戦で戦没した兵士に哀悼の気持ちを抱くこと、彼らがによって現在の国の基礎が築かれたことに感謝することは人後に落ちぬつもりだ。

だが、それを靖国神社を参拝することで表すことには反対である。

その理由は、靖国神社は、明治時代に戦没兵士を祀るために建立されたもので、その後兵士を戦場に送り込む一つの政治的な装置として機能してきたからだ。第二次世界大戦以前、国体思想とあいまって、靖国神社が、アジア諸国への侵略を推進してきた。そのような疑似宗教組織に、国民の代表として政治家が参拝することは、あの敗戦を経たわが国では許されぬことだ。

靖国神社は、終戦直後、自ら生き延びるために、神社およびその周囲を、歓楽街にすることを、GHQに進言している。そのような自己中心的な組織に、戦没兵士を祀るための倫理はない。第二次世界大戦中、多くの兵士は、戦死ではなく、兵站の不足によって飢餓や病気で亡くなった。そのような兵士が、国策による疑似宗教組織である靖国神社に祀られることを良しとするだろうか。私にはそうは思えない。

さらに、靖国神社は、戦没兵士・その家族の意向に関係なく、合祀している。合祀に否を言う方々が、訴訟を起こしきた歴史がある。合祀に際しては、行政が戦没者の名簿を勝手に靖国神社に手渡している。これは国民を死後まで管理しようとする行政の不正だ。この点からも、靖国神社への政治家の参拝には賛成できない。

安倍首相・閣僚は、靖国神社参拝を足掛かりにして、過去の戦争の肯定に歩みだそうとしている。国家をまとめるために、過去へ安直に回帰することは危険極まりない。自民党の改憲案は、憲法が国家権力の暴走を止める機能を持つという立憲主義を否定し、国民が国家に服従することだけを求める内容になっている。これと、過去への思想的な回帰とが両輪になって、国を大きく誤らせる。

『偉大な芸術家の思い出』別な演奏 

この曲については、ザグレブ音楽祭での演奏を3年程前に紹介した。こちら。この曲にまつわる思い出と思い入れについてもそちらにすでに記した。

Youtubeで、大分昔の別な演奏を見つけた。ピアノRichter、バイオリンKagan、チェロGutmanという陣容。惜しむらくは、録音が良くなくて、ハイカットローカットで、歪も目立つが、演奏が熱い。Richterがかように熱情的な演奏をする音楽家だとは知らなかった。Kaganも硬質で情熱的な演奏。Gutmanは当時としては若手だったのだろうが、二人の巨匠に負けてはいない。耽美と情熱に溺れるかのようなチャイコフスキーの音楽を、真正面から堂々と演奏している。大時代的な演奏と批判されるのかもしれないが、この熱さは聴く者を酔わせずにはおかない。

すさまじい格差社会 

今朝、印象にのこったこと・・・

1兆4800億円の資産を有するユニクロの社長が、世界規模で社員給与の平準化をすると報じられている。彼は、社員は仕事の効率化ができなければ、年収100万円であっても仕方ないと言っている。

「国民は、医療費削減のために自宅で死ね」というメッセージ 

ついこの前まで、「患者が希望する在宅での療養、そして看取りを進めよう」というスローガンのもと、在宅医療が政策として進められてきた。あくまで「患者の希望」という建前であった。

それが、ここにきて、医療費を削減するために、在宅療養そして在宅死を、という本音が、政府・行政の意向を受けた諮問会議から聞こえてきた。

「地域全体で治し、支える医療」というと聞こえが良いが、本音は、病院で療養するな、自宅で療養をしろ、そして自宅で死ね、と言っているに等しい。

治し、支える主体を、「地域全体」とぼやかしてあるが、要するに在宅医療であり、看病をするのは家族しかない。

在宅医療が、医療コストとしてはたして低廉になるのか、さらに家族への負担を考えるとどうなるのか、分からない。行政は、現在比較的(あくまで比較的)高い診療報酬を設定している在宅医療には、後で梯子を外す積りでいるのだろう。一旦制度化されさえすれば、後で、コストを自在に減らせる、と考えているに違いない。家族への負担、恐らく就業している家族が仕事を休む、ないし辞めなければならなくなることについては、国の予算とは関係ない位に考えているのだろう。就業人口の減少は、国の経済活動を貶めることは確実なのに、だ。

国の借金がこれだけ膨らんでしまったからには、医療社会福祉の切り下げを国民が被るのは致しかたないことなのかもしれない。しかし、米国がかって年次改革要望書で日本政府に指示した、日本の国際競争力を割く膨大な公共事業の計画を諾々と受け入れ、実行してきたことが、この膨大な赤字の元凶なのだ。医療社会福祉に責任はない。それに対する反省は、全くなく、あたかも医療社会福祉が原因で借金まみれになったかのような、彼らの言い草には呆れる。

政府・行政の要人、さらにこうした諮問会議の面々が、まずもって、在宅医療で最後の時を過ごしてもらいたいものだ。ゆめゆめ、都内の大病院の個室でゆっくり療養することなどは考えておられぬはずだ。


以下、引用~~~

病院頼みの医療転換「適切な場所、最小費用で」
13/04/23
記事:読売新聞

 政府の社会保障制度改革国民会議(会長・清家篤慶応義塾長)は22日、首相官邸で会合を開き、医療・介護分野について主な論点をまとめた。

 費用や必要性を度外視した診療を避け、「必要な時に適切な場所で、最小の費用で受ける」医療への転換を打ち出した。また、病院だけに頼らず、「地域全体で治し、支える医療」への転換の必要性も盛り込んだ。

 22日にまとめた「論点整理」は、急速な高齢化で社会保障費が膨らむ中、その伸びの抑制と、信頼、安心できる医療制度の実現とを両立させる狙いがある。

 会議では、〈1〉国民健康保険の財政基盤を安定させるため、国民健康保険の運営主体を市町村から都道府県に移管する〈2〉都道府県に対し、ベッド数や救急医療体制などを盛り込んだ地域医療計画や、地域医療の「将来ビジョン」の策定を求める〈3〉75歳以上が加入する後期高齢者医療制度への現役世代の拠出金は、賃金が高い大企業ほど負担が増す「総報酬割」を全面導入する--などの具体策で大筋一致した。

Visalia Report by W6CYX 

今朝、21メガでBob W6CYXと会った。先週末、VisaliaのDX Conventionに出かけて、帰ってきたばかりとのことだった。850名の参加者が、新しくなったVisaliaのConvention Centerに集い、たいへん楽しい時間を過ごせた様子。土曜日のFOC・CWops合同の食事会には35名の参加者があったらしい。美しく着飾った奥様のMarikoさんが皆の注目の的で、W9KNIやW6RGGは、Bobに話しかけず、専らMarikoさんに話しかけていたと言って笑っていた。

参加者の平均年齢はどうか尋ねると、やはり高齢化のようだった。若い人々は少ない、と。これは、Face bookのDXerのアップする様々な写真でも感じるところだが、確実にDX界の高齢化が進んでいる。先日会ったJim W6YAが、友人たちのactivityが下がっていることを嘆いていたのも、彼らが高齢になりつつあるためなのではないか、と私も思っていた。

TS990の評判が良く、ケンウッドのセールスマンは満面の笑みで、踊りだしかねない状況だった、とのBobの報告だった・・・Bobは、ケンウッド党なので、少し差し引いて受け取る必要はあるが、TS990が大成功であることは間違いなさそう。すでに全世界で1000台売れたらしく、他のライバル機種すべての販売台数よりも多いようだ、とのこと。Bobによれば、ElecraftやIcomのブースでは、閑古鳥が鳴いていたらしい。

今朝Bobに会う前から考えていたのだが、無線の高齢化が進み、マーケットは縮小を続ける。すると、一台当たりの利益を大きくすることを、メーカーは考えるようになる。その結果が、最近、高額の無線機が数多く市場に出されるということなのではないだろうか。いわば、無線機メーカーの最後の花火で、今後はマーケットの縮小がどんどん進むということなのではないだろうか。私もカムバックして30数年、ほぼ休みなく、HF帯に顔を出してきて、そうした経過を取りつつあるように感じている。

でも、とりあえずは、米国の友人たちがVisaliaで旧交を深めることができたらしいことを知り、私も嬉しくなった。

バグキーの調整 順序立てて 

私のブログを「バグキーの調整」で検索すると、幾つかヒットする。各々は、それなりの私の考えを表しているが、調整方法を順序立てて記していない。これは、成書等ですでに記されていたからだったか。

メモ代わりに、私の取っている調整方法をここに記しておきたい。私の現用のバグキーは、バイブロプレックスの現在売られているタイプである。分かりずらいかもしれないが、昔のパソ通的な図を下に示す。レバーを二重線で示す。〇が回転軸。右手が打鍵ノブ。左手が、重り、短点のための振動構造等主要部分。

(後記:このブログでは、こうした図は正確に反映されない・・・順番だけでも参考にされたい


             P  W    S1     Sp1
          l _      I     I
         ===_============O=====
          I   I   I      I
          Dot  G2   Sp2      G1


上の図は、余りと言えば、余りなので、手書きの図を貼付しておく 苦笑。上から見た図。一応、機械工学科の出身 笑。

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1)レバーの右側へのストロークを決定する。ストッパーはレバーの回転軸よりも遠位で、回転軸に近い部分、レバーの右側にある(S1)。ネジの位置で調整する。打鍵していない状態で、レバー最後部が、最後部右側にある振り子のような構造(P)に、ようやく当たるかどうか、という位置にするのだ。この振り子状の構造物が、長点を打鍵時、または静止時に、レバーの不要な振動を抑えることになる。

2)1)で調整したネジの丁度反対側にある、レバーの左側(短点側)へのストロークを決定するストッパーネジの位置を決める(G2)。これはレバーの短点側へのストロークを決定する。パドルに比べると大きなストロークになる。これは短点を生み出すエネルギーをレバーに与えるためだ。1から2mm程度だろうか。レバーの短点側にある、長点のテンションを決めるスプリング(Sp1)も適宜設定。

3)短点の接点間隔を決める。ここが重要。まずウェイト(W)は、一番後ろで固定する。すなわち、短点がもっとも長めになるように。バイブロプレックスでは、それでも結構な速さだ。レバーの真ん中付近左側にある、U字状の構造と、固定された柱に立つストッパー、両者にある接点(Dot)の間隔を連続で変化させる。すると、短点が連続して出せる位置が見つかる。少なくとも5秒以上、できれば10秒以上安定して短点が出るような位置に固定する。このスイートスポットは、一か所しかない。この接点間隔を狭くして、重たいウェイトにすると、チャッタリングが増え、また動作が安定しない。間隔を大きく取ると、短点のウェイトが軽くなり過ぎる。慣れてもっとQRQにしたければ、重りを手前に引き寄せて固定する。QRSにしたい場合は、重りを追加。糸状の半田を既存の重りに巻きつけても良い。

4)手前右側にある、短点のテンションを決めるスプリング(Sp2)を適宜設定する。

5)レバーの長点側の接点(G1)間隔を決める。手前左側のストッパーのネジで行う。短点側のストロークほどではないが、結構広め。

これで出来上がり。今までの経験では、接点不良は使用頻度が多ければ、まず起きない。短点の接点を保持する柱の固定が、ベースの板の下で緩み、それによって短点が安定しないトラブルが一度あった。

また、レバーの回転軸のピボット(というのか・・・受け軸)の設定がクリチカル。緩めると軽くなるが、接触不良を起こしうる。軸ががたつかぬ程度に締めておく。

う~ん、分かり難いかな・・・3)のプロセスが重要であるのは言を俟たない。このプロセスが不十分で、不安定な符号を出している局も散見される。

Much water has flowed under the bridge 

昨夜遅く14メガでJim W6YAと交信した。最近あまり彼の信号を聞かなかったのでどうしたのか尋ねた。あまりCONDXが良くないのと、知り合いがあまり聞こえなくなってしまったので、リグのスイッチを入れるとしても短時間だけだった、とのこと。旧友のN6NDが最近亡くなったらしい。

近々初孫が誕生する様子。それについては嬉しそうだった。

旧いカードを見ていて、1930年代のJコールのカードを発見した、とのこと・・・あら、彼は1950年代にK6GLCで無線を始めたのではなかったか・・・その後、下記の画像を送ってくれたが、これらの交信当時、W6CUQ、その後K6ZOの遺品のカードからみ見つけたものらしい。

J2IX Suzy女史のことは知っているかと尋ねられた。杉田千代乃さんのことだ。コールと名前は知っているが、私が無線を始めた1960年代にはQRTしておられたと答えた。いや、その後JH1WKSというコールでカムバックなさったはず、とのことだった。残念ながら、そのコールも聞いた記憶がない。カードの住所を見ると、我が母校の近くにお住まいだった様子。

このカードの画像にもある、J2GX 矢木太郎氏のことにも話は及んだ。彼は後にJH1WIXでカムバックしている。以前にもこのブログに記したが、二度ほど直接お目にかかっている。親切で、開かれた心の持ち主だった。Jimも良くご存じの様子だった。

Jimは、こうした古いカードを眺めるのが楽しいと仰る。古き良き時代、過ぎ去った過去に、思いを運んでくれるからだろうか。

昨夜同じく交信したJack WA7HJVが、私との1967年の交信のカードを見つけたと言っていた。Much water has flowed under the bridgeである。

それにしても 再生受信機の0V1で交信している強者もいるな、と思ったが・・・1930年代だから、これでも立派な設備だったのだろう。その当時は、アマチュア無線は、短波通信のパイオニアだったわけだ・・・。


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地域独占の新型医療法人・・・新たな天下り先ができる 

行政が、地域医療機関・介護施設をまとめて、補助金を投入するという。「過当競争」を抑えるためだとか。過当競争?それは大都会だけの話だろう。多くの地方は、医療機関・介護施設の不足に苦しんでいる。特に急性期医療以外がそうだ。競争によって、効率化とより良いサービスが生まれると繰り返してきた官僚のプロパガンダはどうなったのか?

本音は、行政が医療・介護を、施設運営の面から支配するということだろう。

新たな医療法人および新たに設置される「地域医療・包括ケア創生基金」への天下りを目論んでいるのだろう。

あと3、4年またはそれよりも早く国債が市場で消化できなくなる時が来る。それまでに、官僚も生き延びる術を考えているのだろうか。

行政の医療支配の構図が着々と出来上がりつつある。

医師の人事権は、地域医療枠等で握り、恐らく専門医制度でも支配を強める。
医療機関の運営に関しては、この新たな法人組織化、病院の一種の公営化だ。
法的枠組みでは、新たな医療事故調がいよいよ旗揚げされようとしている。これもまずは院内事故調というが、遺族の意向で「第三者」の医療事故調がすぐに関与する仕組みになるらしい。

さて、行政による、こうした医療支配が実現して、一体どのような医療制度になるのだろうか?これは、一体、資本主義・自由主義経済体制国家での出来事なのか?



以下、引用~~~

毎日新聞 4月20日(土)2時30分配信
厚生労働省は医療、介護施設の効率的な配置を促すため、医療法を改正し、地域の複数病院をホールディングカンパニー(持ち株会社)型化した地域独占の新型医療法人(非営利 )の設置を認める方向で検討に入った。「地域医療・包括ケア創生基金」(仮称)を新設し、新型法人などに補助金を支給する。医療機関をグループ化して過当競争を抑え、それ ぞれの役割分担を明確化することを目指す。同基金には毎年、消費増税分の一部を投入することを想定している。19日の政府の社会保障制度改革国民会議で、委員の権丈善一慶 応大教授が同様の案を示した。8月までにまとめる同会議の提言に盛り込まれる見通しだ。

政府は圏域ごとに受けられる医療・介護サービスについて▽小・中学校区単位は日常的な医療・介護▽人口20万~30万人ごとに基幹的な病院を整備▽都道府県単位ではがん治 療などの高度医療--とする方針を立てている。しかし、それには地域での医療、介護施設の連携や役割分担の強化、小児科、産科不足に代表される診療科の偏りの是正とともに 、全国に約166万床ある病床を機能別に再編する必要がある。

しかし、各地域では大病院を中心に激しい競争が行われ、診療科や医療機器の重複、医師らの分散を招いている。入院日数も縮まらず、このままではベッド数が200万床を超え るとみられている。このため厚労省はグループ内に複数の医療機関を抱える新型医療法人を設置し、グループ内で病床や診療科の設定、機器の設置、人事、事務、仕入れを統合で きる環境を作ることが必要と判断した。

実施は消費税率10%への引き上げを想定する15年10月以降。都道府県の地域医療計画に沿って診療所や介護事業所と患者の情報を共有し、円滑に入退院できる計画を立てた 新型法人は新基金から補助金を受けられる仕組みとする。【佐藤丈一】

CW符号の心地よさについて 

現在、cw freaksというMLで、バグキーや縦振れの送信が、なぜ心地よいかという壮大な(笑)テーマの議論が始まっている。ある送信者がバグキーで打つ符号を短点・長点別に度数分布を提示するところまで話が進んでいる。

ヒストグラムを描くだけでは、本質的なところに肉薄できないのではないか、と私は思っている。ヒストグラムで分かることは、長点が短長点比が1:3よりも大きいということと、長点のばらつきがある、ということ程度しか分からないからだ。

このテーマに関わることがらを列挙すると

〇「心地よさ」を科学的に定量化する方法は何か?・・・これは、聴取者を多数集めて、統計的に処理する以外にあるまい。認識は複雑な過程であり、個体差もある。CWという単純な聴覚刺激であっても、「心地よさ」そのものを科学的に述べることは難しい。

〇バグキーの場合、短点の速度を決めると、短点を構成するスペースは、バグキーのセッティングで自動的に決まる。とすると、残るは、1)長点の長さ 2)長点(と短点)の間のスペース が検討の対象になる。それに、3)語間 4)単語間のスペースも検討すべきだろう。

〇特に変化の大きいのは1)と4)である。両者ともに、「ゆらぎ」の問題としてとらえることが一つのアプローチだろう。だが、ゆらぎは、いわば確率的な事象として現象をとらえる視点にすぎない。例えば、特定符号のなかでの長点の順序と長さのばらつき(というか一定に繰り返される規則性)の問題等は、捨象押されてしまう。そうした個別的な特徴をどのように把握するのか。

で、私の思い込みを定性的に表明すると

バグキーの送信における個性が、聴くうえで心地よさを生んでいることは間違いがない。その個性は、送信者がn人いれば、n通りあるように、極めて多様性に富む。「心地よさ」という感覚・認識の問題の複雑性と、この多様な個性を、科学的な言葉で語ることができるのか、私はどちらかというと懐疑的だ。(ただ、CWのような極めて単純な刺激が、良い認識論的な研究対象になることは言えるだろう。)

では、その個性の持つ意味は何か。恐らく、生体の現象と何らかの関わりがあるのかもしれない。例えば、心拍のゆらぎ等だ。その関係はよく分からない。生体は、ゆらぐことによって、環境としなやかに、うまく調和している。そうしたことが背後にあるような気がする。

個性的であることは、予測不可能であることを意味する。予測不可能であることは、自由さの別な側面だ。CWという組織化された通信手段のなかで、送出者の自由さの表出が、この「心地よさ」の源の一つなのではないだろうか。

以上、思い込みと、思いつきで記してみた。フーリエ級数展開やら、パワースペクトラム分析で、定量的に語れれば一番良いのだろうが、果たして・・・。

デッキを作る 

家人のかねての希望だった、デッキをエクステリアーの会社にお願いして作った。木製と、合成樹脂製で迷ったが、メンテナンスフリーに近く、また腐食の心配のない、後者に決定。合成樹脂に木のチップを混ぜてあるとのことで、見た目、触った感じも木製に似ている。

家人の趣味となったバラ等のプランターが並ぶことになりそうだ。過ごしやすい季節には、ここでビールを呑むのも悪くないだろう。

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庭仕事、草むしりに追われる日々がこれから続く・・・。

インフレはコントロール可能か?必要なのか? 

私は、毎日ないし二三日おきに、夕方スーパーに買い物にでかける。夕飯の食材を手に入れるためだ。最近は、外に出かけることが少なくなったので、この買い物が息抜きのようになっている。そういえば、亡父も同じだったと苦笑する・・・。で、今月に入ってすぐ、スーパーに出かけて、驚いた。パンや、油等々が、しっかり値上がりしているのだ。ガソリン価格の高止まり、それに今月から始まる電気料金の値上げも加わり、一斉の値上げが始まったようだ。

昨秋以来の、量的緩和の積み上げによるインフレの誘導、およびそのアナウンスの効果なのだろう。上記政策が、円安を生じさせ、輸入価格全般を上げる。さらに、エネルギー価格も上がり、それが全体に波及する、というシナリオだ。値上がりにより、企業に金が入り、それによって労働者の給与も上がる。そうして金が世の中に回り始める、と政府は繰り返し説明している。農業と医療を成長の柱に据える積りらしい・・・折しも、TPPでこの二つの業種は滅茶苦茶になることだろう。

このシナリオがどのような結末を迎えるのだろうか。春闘では、賃金が大企業を中心として多少上がったようだが、この政策でメリットを得ているのは、輸出企業、とくに自動車産業と、公共事業の業種だけのようだ。設備投資は冷え切ったままだし、中小企業は厳しい状況が続いている。輸出企業に利益を上げさせて、それが全体に回るか。恐らく、否だろう。グローバリズムのなかで経営を続けるために、輸出企業は、内部留保を貯めこんでいる。輸出企業以外もそうだ。この10年間、非正規雇用化を進め、賃金を下げ続けてきた。彼らが、ここで増えた利益を労働者側に回すことは考えにくい。

また、公共事業は、自民党政権時代から幾度となく繰り返されてきて、その乗数効果が少ないこと、景気浮揚効果があったとしても短期間しか続かないことはよく分かっている。公共事業での景気浮揚等は絵に描いた餅なのだ。

これまで長期間続いてきたデフレは、国内需要の低迷による。それを改善しない限り、経済は回らない。政府は、この政策を続ければ、やがて市中に金が回り始め、景気が回復するという。しかし、ここで「悪しき」インフレが進行すれば、需要の回復など望めない。

日銀のトップに座った、所謂リフレ派の方々には、インフレはいざとなればコントロールできる、という思いがあるのだろう。はたして、そうだろうか。猪木武徳著「経済学に何ができるか」に、リフレ派のインフレ観に強い警告を発する文章がある。所謂、市場経済を第一に考える経済学では、インフレを人為的にコントロール可能であると考えるが、現実はそうはいかない、という。一つは、貨幣には準貨幣と呼ぶべきものがあり、社会に出回る貨幣の量を金融政策によってコントロールすることは困難なのだ。さらに、ハイエクの考えを引用して、インフレを人為的に招来させた場合、インフレ率を加速することが必要になる、という。また社会心理学的に、「自己実現的期待」によって、将来インフレが進行することを人々が想定することで、インフレが加速する。それをコントロールすることは難しい、ということだ。

リフレ派の言う通りに、インフレが都合よくコントロールでき、それによってデフレから脱却することができるのだろうか。

もっと根本的に言えば、我々は経済的な量的発展をさらに期待し、それに向かって突き進むべきなのだろうか。

民間医療保険が参入する 

米国は、民間保険が日本で医療部門に進出できるようにと長年要求し続けてきた。いよいよそれが現実になりそうな気配だ。

民間保険が医療に進出すると、医療で利益を最大化しようとする。民間企業は利益を上げることが、株主から求められるからだ。オリックスの会長は、かって医療は100兆円市場になると言った。どの程度の市場が生まれるのかは分からないが、現在の低廉な医療から、高額な医療に変わることは間違いがない。そしてそれをカバーしようとする民間保険も高額になる。この100兆円という医療費は、国民の懐から出るのだ。

『「患者は、一時的とはいえ、多額の費用を準備しなくとも済む」というメリット』などと太平楽なことを言っていられぬ世界が出現するわけだ。

この民間保険の参入は、財務省が以前から企図していたことでもある。公的保険はすぐにはなくならないかもしれないが、漸次縮小してゆくはずだ。

今の医療制度が将来に亘って「持続可能か」と問われれば、私は、不可能だろうと即座に答える。が、そこに民間保険資本を参入させたら、なおさら酷い事態になることも分かっている。これは、医療の側の問題ではなく、医療を受ける国民の問題なのだ。だが、それを国民は十分知らされず、また知ろうとしない。


以下、引用~~~

[規制改革] 民間医療保険でも、保険金の医療機関への直接支払方式認可へ
13/04/09
記事:WIC REPORT
提供:厚生政策情報センター

保険商品・サービスの提供等の在り方に関するワーキング・グループ(第13回 4/4)《金融庁》

 金融庁は4月4日に、「保険商品・サービスの提供等の在り方に関するワーキング・グループ」を開催した。

 この会合では、新たな保険商品等の開発や販売ルールなどについて検討を行っており、今般、「現物給付型の民間医療保険」について議論の整理を行っている。

 現在、民間の医療保険(生命保険と、定額給付型の第3分野保険)は、医療を受けた後に、保険金を請求する「償還払い」の仕組みがとられている。これに対し、公的医療保険と同様の「現物給付の仕組み」を認めてはどうかという点が議論になっている。これが認められれば、「患者は、一時的とはいえ、多額の費用を準備しなくとも済む」というメリットがある。一方で、「保険会社と医療機関等が提携し、患者の誘導が行われるのではないか」あるいは「民間保険があることを理由に、公的医療保険の給付範囲が狭められるのではないか」などの懸念もある。

 この問題についてワーキング・グループでは、次のように議論を整理し、「直接支払い方式」であれば認めてはどうかとの見解を提示している(p23~p27参照)。

(1)現物給付型保険と、直接支払いサービスには、一定のニーズがある

(2)現物給付については、価格変動リスクやサービスの質の確保など、商品認可や監督の観点からさまざまな課題がある

(3)直接支払いについては、保険金の支払先の変更に過ぎず、問題は基本的に生じない

(4)現在のニーズは、直接支払い方式で対応でき、現物給付ではなく、直接支払い方式で対応してはどうか

 直接支払い方式とは、保険金の支払いを患者(契約者)ではなく、医療機関に行うというもの。この仕組みによっても、患者が一時的に用意する現金等は大幅に減少することになる。

 なお、ワーキング・グループでは、不妊治療に関する民間保険サービスについても議論を整理しており、そこでは(i)保険会社が不妊治療費を補填する保険を引受け可能とする(ii)当該保険の特性を踏まえた適切な商品設計・リスク管理が行われるようにするため、実務的な検討を行う―こととしている(p28~p29参照)。

資料1 P1~P30(0.6M

東電福島第一原発事故を忘れまい 

昨日、たまたま国会での討論を車の運転をしながら聴いていた。某野党の議員が質問に立っていた。彼の発言は、原発再稼働を促すものだった。曰く、この夏の発電余力が足りなくなる、電力料金はうなぎのぼりになる、だから原発再稼働は必須だ、ということだ。

帰宅後、たまたまグーグルマップで東電福島第一原発の場所を探した。第二はしっかり地図にその名称が記載されていたが、第一の名は、その場所にない。ただ、爆発した無残な姿が太平洋岸に並ぶ画像だけ。双葉町、大熊町等々、帰宅のできぬゴーストタウンになったであろう地域が並ぶ。その範囲が広大であることに驚く。以前にも記したように、4年程前だったか、白石の施設にいた母を見舞っての帰路、あの地域を車で走ったときのことが思い出される。

「除染」についても議論されていた。森林は後回し、というか、恐らく除染など森林は無理なのだろう。居住区域だけで、10トンダンプ200万台分の汚染物質(大部分は土壌なのだろう)が出る由。最後まで議論を追えなかったが、どうも最終処分場をあの居住できぬ地域に作る、という方向になっているようだ。

この事故を繰り返さない、教訓として生かすといった台詞が、政治家から聞かされる。が、2011年暮れだったか、野田首相が事故終息宣言を早々と出した時と同じくらい違和感を覚える。原発を語る際の、単なる枕詞になっている。

地震活動が世界的に活発な時期に入っていると言われている。日本は、地震が元来多い地域だ。そこに、東響、東南海、さらに九州等、日本の東側に沿って、次の巨大地震が起きることが、かなりの確率で予測されている。その際には、東日本大震災と同じような巨大な津波に襲われる。さらに、巨大地震の起きる時期には、大きな火山噴火が起きること繰り返されてきた。その溶岩流・火山灰による我々への影響は甚大なものになる。原発がコントロール不可能な状況になる可能性が、現実問題として存在する。

そうした自然災害に備えるためにも、原発事故を忘れてはいけないのではないだろうか。それが被災された方々への我々の責務だ。

志村建世氏の、このブログ記事の内容は重要なことだ。

TCDXA 

1980年代半ば、Tom K3WTが、我が家を訪れたことがあった。当時activeにDXを一緒に楽しんでいた、当地の面々と宴会を彼のために開いた。Tomが宴会で楽しそうにしている写真が、何枚かあったような気がする。彼はミネソタのTwin City(Citiesかな)を本拠とするTCDXAというDXクラブのメンバーで、お土産として、そのメンバー達の手製のアルバムを持ってきてくださった。それもどこかにあるはずだ。

一時、TCDXAの面々と良く空でお目にかかった。Ralph K0IRは、DXペディションの好きな放射線科の医師・・・もうリタイアしたのだろう。Earl W0IAK、 Jack W0HZ等ともしばしば交信したものだった。残念ながらDXクラブだけあって、ラグチューを専ら楽しまれる方はそれほど多くはなく、次第に縁遠くなっていった。ミネソタだけでなく、米国中部の有力なDXクラブの一つといってよいだろう。

来年初めにAmsterdam島へのDXペディションを、Ralphが中心になって計画し、島への上陸許可を得て、いよいよ計画が実現するというニュースをたまたま目にして、その関係からTCDXAのサイトにたどり着いたのだった。W0IAKが数年前にSKになったのは知っていた。W0HZも3年前にSKとなったらしい。K3WTは、大分頭の毛が薄くなっているが、元気そうで、TCDXAのサイトにも登場する。QRZ.comで彼のページを開くと、HK0等近くの島にコンテストをやりにでかけている、とあった。

TCDXAのサイトのメンバー一覧を見ると、知らないコールが大部分だ。世代交代というべきか。現存メンバーは大分高齢化している。Tomとも10数年以上お目にかかっていない。コンテストで見つけてみるか。

話しは完全に飛ぶ。我が家を訪れた海外のハムを思い出すままに記録しておこう。順不同。
WJ6O(現在W6IJ), WA6IVM, G***(コール忘れた)、ZL1BVB, W4NIX, K4XU, HL2SF, 9V1VV, W7BV, N9PI, N6SC, WG6P, NF6S(現在W4UAT), K3DI, W1FJそれにK3WT。我が家まで足を運ばなかったが、東京でお目にかかった海外のハムはLA3FL, N3BB, SM5***(コール失念)、その昔にW6QES、WB6BFR。いやいや、結構な数に上る。少なくともお二方は、SKになられた。無線で現在も連絡が取れるとなると、さらに少数。

地域医療再生交付金とは一体? 

地域医療再生交付金を政府が地方自治体に交付することになり、あちらこちらであたふたと、それを利用する計画が立ち上げられている様子だ。当地でも、二つの地域の基幹病院を統合して、300病床の新しい救急医療を担う病院が計画された。以前このブログでも取り上げた。だが、あまりに性急すぎた計画だった所為か、または医療現場の意見を殆ど聞かずに進めたためか、今のところ、その計画は延期になった様子。

宮崎県県立延岡病院では、立派な救命救急センターが、同交付金を用いて完成した様だ。しかし、ヘリポートも備えた、立派な三次救急施設らしい。だが、驚くべきことに、救急医療を担うスタッフが、3名での出発らしい。この病院のウェブサイトを見せて頂いたが、他の科、小児科とか循環器内科とか救急では八面六臂の活躍をすべき科で、必ずしも多数のスタッフがそろっているわけではない。これで、三次救急が担えるのだろうか。他の科では、医師が減っていることや、科自体が休診になっていることも記されている。

地域医療再生交付金とは、一体何だったのか?ずばり、箱もの行政そのものだ。地域医療のことなど何も考えていない。こうして、人的なスタッフ充足の見通しの立たぬまま、無理やり出発した医療機関が、どのような経過を辿ることになるのだろうか。そこで働く先生方には決して無理をなさらぬようにと祈りたい。3名で三次救急は、如何にも無理だろう・・・。


以下、引用~~~


宮崎県立延岡病院 新救命救急センター完成、受け入れ始める
13/04/02
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社


県立延岡病院:新救命救急センター完成、受け入れ始める /宮崎


 県北唯一の第3次救急医療機関である延岡市新小路、県立延岡病院(楠元志都生院長)の敷地南側に新救命救急センターが完成し、受け入れを始めた。

 屋上にヘリポートを併設した鉄筋3階建てで、総事業費は地域医療再生交付金6億4000万円を含む8億5000万円。診察室や処置室、CT室、救急透視室などを備えた診療スペースは約1890平方メートルで、今までの約7倍になった。

 これまで約1・5キロ離れた大瀬川河川敷ヘリポートから約20分かかった患者の救急搬送は、ヘリポート併設で約5分に短縮される。

 田代啓二事務部総務課長によると、ヘリによる患者搬送は切迫早産など産婦人科関連が多く、昨年4月から防災ヘリ13回、ドクターヘリ19回の搬送があった。今後は年間50回程度に増えると見込む。センター長の竹智義臣医師は「受け入れ態勢充実で、搬送数の増加にも対応できる」と話した。専任の竹智医師を含めた医師3人体制でスタートする。【荒木勲】