Don WB6BEE 

今日、草むしりに汗を流していると、郵便屋さんが小包を持ってきてくれた。海外からの小包。送り主は、コロラドに住む無線の友人 Don WB6BEEだ。私の退職祝いに、table ornamentを送ったと数日前にメールで言って寄こしていたので、これがその祝いの品だ、と思った。何やら重たい。開けると出てきたのは・・・

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なんとバイブロのバグキーである。これを食卓に飾るわけにはいかない。一台、バイブロのバグキーを私が持っているのに、どうしてという思いがふっと湧いた。

同封の手紙には、我々の友情の証に、退職記念としてこのバグキーを送る、とあった。実は、このバグキーは1949年製。私の生まれた年に作られたもので、ebayで見つけてくださった由。重りが紛失していた以外は、とても良い状態だった、とのことである。確かに、最初観た時には新品に思えた。

重り、接点、スプリング等を新たにバイブロに注文し、W0EBが制作しているという短点のスタビライザーも得、さらに磨き上げて、こうして送ってくださったのだ。

手紙には、私と知り合ってから特に親しい思いを抱いてくださっていたと記されていた。彼と交信をはじめてから、まだ3年も経っていないのではあるまいか。無線で交信するだけではなく、メールのやり取り、ブログコメントでのやり取りもたくさん繰り返してきた。お互いに、かなり突っ込んだことも率直に語り合うことができた。彼は、細やかな心配りをなさる方であり、時には、そこまで気を使うと疲れてしまうのではないか、と思うほどであった。

でも、私のことを高く評価してくださり、また私も、彼をそのきめ細やかに心配りをされることや、物事の感じ方という点からも共感し、また同じ性向だなと感じることが多い。彼は、仕事の関係で日本に何度も来たことがあり、大の日本びいきでもある。お互い60歳台になってからの友人だが、末永くお付き合いをさせて頂きたいと思っている。

送られてきたバグキーを組み立てながら、こうして第二の人生の門出を祝ってくださる彼の気持ちにぐっとくるものがあった。

「消費税増税分は全額社会保障に充てます!」 by 安倍首相 

消費税増税は、社会保障に全額充てるのではなかったのか?この4月の8%の増税時も、結局社会保障へ回された予算は1兆円ちょっとだけだった。

高齢化に伴う社会保障費の自然増は、前年はたしか1.2兆円と見込まれていたはずだから、今回の予算での自然増の見込み額0.8から0.9兆円は、すでに減らされている。そこからまた厳しく査定する、とのこと。

話しが違うのではないか?安倍首相は、もともと国民を騙す積りだったのだろうか・・・。彼の言葉は、やはりかるい。

さて、高齢化社会がどのようになって行くのか?


以下、引用~~~

社会保障費、削減の方針…15年度予算骨子案

記事:読売新聞

14/07/22

 2015年度政府予算の概算要求基準(シーリング)の骨子案が17日、判明した。

 安倍首相の経済政策「アベノミクス」に充てる特別枠に最大4兆円を確保する一方、年金や医療などの社会保障費に切り込む姿勢を示した。

 骨子案は「無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化する」方針を掲げた。高齢化に伴う社会保障費の自然増(0・8兆-0・9兆円)について「内容を厳しく精査していく」と明記し、歳出を削減する姿勢を示した。

 予算を重点配分する方策として、首相の主導で成長分野や地方活性化のための特別枠を14年度に続いて設け、各省庁が総額で最大4兆円を要望できるようにした。

 特別枠の財源を確保するため、公共事業費や防衛費など、政策判断で増減できる「裁量的経費」の1割程度(1兆円強)の削減を各省庁に求める。各省庁は、削減後の裁量的経費の3-4割を特別枠に要望できる。

年金資金を株価を上げるのに利用して良いのか? 

米国では、年金の資金運用を株式で行うケースが多いらしい。、リーマンショック時の株価下落で、年金が受け取れなくなった人々が、100万人程度いると読んだことがある。株による年金資金の運用は慎重に行うべきなのだ。

我が政府は、年金資金を運用するGPIFに、株式による運用を増やすように指示している。現在は、資金全体の12%±6%を株式で運用しているものを、20%まで引き上げるということのようだ。その資金は、GPIFが所有する国債を日銀に引き受けさせて、手当するようだ。年金資金は、トータルで200兆円程度らしいから、40兆円を株式運用に回すことになる。株価の時価総額全体の約10%近くにもなる。

リスクをどうやって担保するのだろうか。株式は、いわばゼロサムゲームの博打だ。この一、二年は、「アベノミクス」とやらの効果で一時的に株による運用益が出ているようだが、それまでは年金資金を毎年取り崩してきた。株は必ず下がる。その際のリスクは大丈夫なのか・・・米国の例をみると、極めてリスクが高い。

また、国債をさらに引き受けさせられる日銀の財務は持つのだろうか。一頃の国債保有額の二倍近い200兆円分の国債を保有することになる。インフレが進めば、国債価格は低下、利払いは激増することになる。日銀の信用が崩れると、国債の価格はさらに下がることになる。

NISAという投資の利益課税をゼロにする制度を、さらに拡充することも、政府・財務省は計画している。これも、株価を高く保つための方策なのだろう。余裕資金で投資する分には良いかもしれないが、虎の子をリスキーな投資に回すと、ひどい傷を被ることになる。国民のすべてに株式投資を勧めさせようという、NISAの拡充は、そうした国民が被るリスクには無頓着だ。

年金運用にせよ、NISAによる投資にせよ、結局、政府は株価を高く保つことだけを考えているのではないだろうか。実体経済は置いておいて、インフレ率だけを高く保とうとするのに手法は似ている。誰が得をして、誰が損をするか、我々は良く考えるべきだろう。

無責任な原発再稼働政策 

原子力規制委員会が川内原発を新基準を満たすとした。政府は、この秋に向けて、再稼働をさせる積りのようだ。

だが、新基準がどのように作られ、どれほどの自然災害に耐えられるのかが問題だ。川内原発自体に根本的な改修がなされたとは聞かないし、建設後30年以上経つ老朽原子炉で満たされる基準とは、結局現実に基準を合わせただけなのではないだろうか。

川内原発の周囲30、40km圏には、鹿児島市をはじめ、中規模の都市が幾つかある。また、原発周囲は、小高い山に囲まれているようで、周囲から避難が必要となった場合は、かなり困難が伴うように思われる。深刻事故に際して周辺地域の住民が避難する計画は、国ではなく、地方自治体に任されている。鹿児島県知事は、原発周辺10kmの範囲の住民の避難だけを考える、それ以上は空論になる、と言っている。現実問題として、深刻事故が起きれば、半径80から120km程度は避難が必要になる可能性がある。福島第一原発は、自信と同時に一旦原子炉の臨界反応が停止し、さらに放射性物質の多くが海側に流れたことにより、被害が相対的にあの程度で済んだのだ。あの経験から、国も鹿児島県も、深刻事故を甘く見ているのではないだろうか。福島第一原発事故以前の避難計画と変わらないではないか。

原子力規制委員会は、原発が安全だとは言わない。政府は、原子力規制委員会の厳しい基準をクリアーした安全な原発だ、という。無責任極まる。

早々と、ヨード製剤を、半径5kmの住民に配布したらしい。ヨード製剤は、内服するタイミングが重要だ。それに、これだけで放射能被曝が解決することは全くない。そして、配布範囲が半径5kmとは、行政が何事かを対策しているポーズを示すことに過ぎないのではないだろうか。

原発再稼働の提案が、アーミテージ・ナイリポート第三報に述べられている。結局、アメリカの言うなりになるのか。また、原子力マフィアとも言える権益集団が、どうも蠢いているようだ。こうした背景に潜むものが、日本をさらに危険にさらすことになる。


以下、引用~~~

ヨウ素剤を初の一斉配布、鹿児島

2014年7月27日(日)7時39分配信 共同通信

 九州電力川内原発が立地する鹿児島県と薩摩川内市は27日、原発事故時に甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤を、原発から半径5キロ圏の住民に一斉配布した。原子力規制委員会の指針に基づくヨウ素剤の配布は全国で初めて。規制委は川内原発について、新規制基準を満たすとする審査書案をまとめており、秋にも再稼働する可能性がある。

 県によると、この日の配布予定は3歳以上の住民約4700人のうち、これまでの説明会で問診票を提出し、飲んでも問題がないと判断された約2700人。39人が受け取りを辞退した。3歳未満の乳幼児は事故後に保健所が調剤したヨウ素剤を避難所で服用する。

歩く 

このところ、チェロを練習する自分の姿をデジカメで映像化することに少し凝っていた。やはり運動不足、それに過剰カロリー摂取のためだろうか、体重が増えているのが分かる。体重計の電池が切れて、計測しなくなってしばらく経つ、庭仕事で汗だくになるが、やはり体重移動を伴う運動でなければ、カロリー消費はさほどないのだろう。

以前行っていた、夜間の散歩を再開した。夜、むっとする大気のなか、一陣のそよ風が吹き抜ける。杖替わりの木刀を手にして、ひたすら歩く。余計なことを考えずに歩くようにする。この散歩は、お気軽な短距離でしかないが、もしかすると、四国遍路も、本質的には、歩くことに集中するという点で同じことなのか、と考えた。四国遍路の旅には惹かれるものがあるが、私がそれを行うとすると、一種の過剰宗教性に陥ってしまうのではないかという思いもある。当面は、この田舎でせっせと歩くことだ。

もう20年以上前に亡くなった、藤枝伯母のことを思い出した。彼女の人生と、彼女が起こした結核サナトリウムのことは、このブログの最初の方で記した。彼女は仙台で学校に通っていた頃、結核に自身が冒され、それを契機にキリスト教の信仰に誘われた。やがて、病も癒えて、この生まれ故郷に戻り、松林のなかに小さなサナトリウムを開いた。今私が住んでいる場所だ。冬至は、戦争中であり、さらに結核の治療薬がなく、結核は死の病と恐れられていた。身寄りのない結核患者を引き取り、数名のスタッフで彼らを看護し、その生活を援助した。敗戦となり、やがて結核の治療薬が出現、そのサナトリウムの社会的必要性がなくなると、彼女は、施設をたたみ、愛知県渥美半島のとある小さな町に新天地を求めて移住した。日本地図を眺めて、日本の丁度中間部にあたる辺りということで、身寄りも何もないところに移住先を決めた、と後になって聞いた。そこで、子供相手の塾を開きながら、キリスト教の伝導を行って残りの生涯を過ごした。もう身内の少数の者しか彼女のことは覚えていない。が、身内のひいき目を排除しても、やはり傑出した人物であったと思う。彼女は、一族の精神的な柱のような存在だった。私は中学から高専の時期、夏休みごとに、遊びにでかけしばらく彼女のもとで過ごした。

前置きが大分長くなったが、彼女は朝夕付近の畑道をせっせと歩いた。小柄な体で、少し前かがみになり、せっせと歩くのだ。当時の渥美半島は、痩せた砂地の地質で、畑もあまり多くはなく、荒れ野になっているところもあった。時には、半島を横断して、太平洋岸に出ることもあった。人家は殆どない。緩やかな起伏の痩せた土地の間の細い道を、せっせと歩くのだ。私も何度か一緒に歩いたことがあった。あの当時は、健康を考えて、歩いていたのだろうとしか思わなかったが、あの集中して歩くことにはそれ以上の意味があったのかもしれない、と今になって思う。彼女を理想化するわけでは毛頭ないが、彼女は、世の中の名声や富等とは無縁で、それらを求めることは微塵もなかった。自らの信念に忠実に生きたのだと思う。あの集中して歩く姿は、その生き方を反映していたのだと今になって思う。

さて、信念を持って生きてきたとは言い難く、意志薄弱な私だが、どれだけ続けられるか。今のところ、歩くことを楽しく感じられるし、できる範囲で歩き続けて行こう。

PCトラブル 

このところ、ネット接続が遅くなり、時には接続できぬことも生じていたが、ネット回線の方の問題かと考えていた。しかし、昨日、キーボードで文字入力ができなくなってしまった。電池は大丈夫。たまたま取っておいた新品のキーボードに交換してもダメ。PCの方の問題だろうと判断。今日、数年前に購入したお店に持ち込んだ。マウスは動作するので、同じリモート操作のキーボードの信号を受信するシステムの問題か、という話しだった。メーカーに送る前に、内部の清掃と、キーボード交換の初期化?をするということで、機械を預けた。

かっての仕事場の近くの店だったので、周囲は勝手知ったる場所。修理が終わるまで、車で周辺を走った。ここで仕事を始めた20年近く前と比べて、葬祭会場が増えたことと、最近になって、ソーラー発電の発電施設が増えたことに改めて気づいた。1時間も経たないで修理担当者から電話。店に引き返した。

キーボードはしっかり動作している。恐らく、クーリングが不十分になって、熱で暴走していたのではないか、とのことだった。このPC、買ってこの方、清掃を一度もしていなかった。これからは、定期的にゴミを吹いて除く清掃、それにPC周囲の清掃をしっかりやらねばならない。

PCをメーカーに送っていたら、戻ってくるまでに3週間程度はかかるらしいので、これだけで済んで大助かりである。修理代金、四千円と少し、は安いものだ。この診断・処置料金と、診療報酬の医師の技術料を思わず比べてしまった。初診料が2000数百円、再診料は700円前後ではなかったか・・・。比べるべき対象ではないのは知りつつも、やはり医療のコスト、とくに技術料が徹底して低く抑えられていることを感じざるを得ない。

それに、PCは数年経つとどこか具合の悪い箇所が必ず出てくる。工業製品なので仕方のないところだが、HDDが飛ぶ等急にデータが回復できぬ状態になることもありうる。少しずつ、データのバックアップを取っておくことと、PCにあまりに依存する生活スタイルから脱却することも必要だと改めて感じた。今朝、21メガで会った、Pete K4EWGは、私がPCログを使えぬことを知って、だから私はずっと紙ログなのさ、と笑っていた。PCログは手放せないが、少しずつPC依存を改めてゆこう。

集団的自衛権行使によって生じる結果への責任 

集団的自衛権行使容認に反対する、社民党のポスターに

「あの日からパパは帰ってこなかった」

というキャッチコピーが記されている、という。集団的自衛権行使によって、戦場に駆り出され、帰らぬ人となる自衛隊隊員を仮想しての台詞だろう。

また、共産党区議が、ネットで、この問題について議論し、ニートを戦場に送れば良いと発言した若者に罵詈雑言を浴びせて、そのために区議を辞職した、とも報道されている。

こうした事象各々の評価は別として、集団的自衛権行使容認によってもたらされる結果についての議論が余りに乏しい。安全保障の危機と、愛国心を煽り、集団的自衛権行使に向けて遮二無二進む安倍政権は、結果責任を取ることはないのだろう。

ネットでの議論を観ても、集団的自衛権行使により、どのような結果が生まれるのか、他人事のような議論が多い。現実を観ていない。

アマチュア無線の楽しみ・意味 

今朝未明の蒸し暑さで午前2時過ぎに目が覚めてしまった。face bookで、conversational QSOについてのやり取りが、米国の(恐らくはビギナーの)ハムとの間であり、しばしそこに書き込む。でもface bookというのは、じっくり書き込むための場所ではないということを感じている。件の米国のハムは、リポート、その他定型的な情報の交換を終えると、次に何も話すことがなくなってしまうが、私は何を話題にするのかと尋ねてきた。そのような質問が出ること自体が、相手を知り、自分を理解してもらう意思が弱くなっていることの証左ではないか、とも思ったが、それを言ったらお仕舞なので、私の意見・・・といっても、何時もの同じことの繰り返しだが・・・を申し上げた。

そのような話題は、実にさまざまいろいろとある。自分のことで言えば、無線以外の趣味、私の場合はクラシック音楽なのだが、これが格好の話題になる。ただし、やはり相手が関心のないことを延々とまくし立てるのは良くない。相手と共通の趣味があれば、ベストだろう。

家族の紹介もありだろう。ただ、これも一方通行になりがちなので、相手の家族構成などにいつも関心を持ち、情報を得たら、記録しておくことが大切だ。家族のことはだれにとっても主要関心事なので、相手が家族についてどのような思いでいるのかを理解すると、とても喜ばれる。

共通の知り合いについても良い話題になる。私の場合は、1988年にFOCに入り、その頃からのCWのactiveなオペとはFOCを通して親しくさせて頂いたので、当時からactiveであった方とは、思い出を共有することが多い。これも、一朝一夕では成り立たないことだが、長く続けることによって、そうした綺羅星のような今は亡きハムにより、相手と思い出を共有できることになる。

政治・経済、まして宗教の問題になると、議論は難しく、また米国の方は保守的な方が結構多いので、鬼門の話題になる。だが、相手の考え方を理解する上では、重要なことだ。英字新聞等を通して、現在進行形の国際問題、他の世界の地域での問題に知識を広げておきたいものだ。それと同時に、歴史・経済学・政治学・哲学等が、机上の学問ではなく、より現実味をもって、我々に改めて学ぶことを迫ってくることになる。なかなか難しいことだが、是非いつも意識して学び続ける必要がある。自分の歳ではもう新たな知識を仕入れるのは無理とは思わずに、無線の友人とのやり取りのなかで浮かび上がった問題を、こうしたより広やかな視野で学びなおす意図を持ち続けたいものだ。

私の関心をもっとも引くのは、人生の経験を共有することだ。人生にはさまざまな出来事がおきる。無線という手段を用いて、定期的にお目にかかる友人と、それを共有すること。それによって、あたかも人生自体を共有しているような思いになる。これは、他の趣味では経験しえない、得難いものなのではないかと確信している。これがなかったら、無線なぞ時間つぶしの趣味の一つということになってしまう。

口幅ったいことも記したが、つたない交信であっても、人生を豊かにしてくれるきっかけを与えてくれる。相手とのやり取りを通して、自分の人生が豊かになることを実感することができるのだ。最近、この点で少しさびしく感じることも多いが、私はこの可能性にかけてまた続けてゆきたいと思っている。

川内原発を再稼働するのか? 

建設後30年も経つ原発の安全性をどのように確認したのだろうか。

鹿児島県知事は、原発周囲「10km」の住民に対してだけ、深刻事故の際の避難対策を検討しているようだ。東電福一の経験が全く生かされていない。もし、中性子照射脆化による稼働中の事故が起きたら、周辺80から120km前後は確実に深刻な放射能汚染に襲われる。

安倍首相は、周辺住民の理解を得て再稼働するというが、再稼働が結論としてありきでしかないのだろう。アーミテージ・ナイリポート第三報で提示された「提案」という名の強制を、着実に実行するということか。彼は、本当の愛国者なのか。


以下、引用~~~

「川内原発、再稼働進める」=安倍首相明言

2014年7月16日(水)13時41分配信 時事通信

 安倍晋三首相は16日、原子力規制委員会が九州電力川内原発1、2号機の再稼働に向け、新規制基準を満たすとした審査書案を公表したことについて、「一歩前進ということだろう。安全だと結論が出れば、地元への理解をいただきながら、再稼働を進めていきたい」と述べた。宮城県東松島市内で記者団の質問に答えた。 

集団的自衛権は、米国の意向に沿ったもの 

集団的自衛権についての国会審議を部分的に聴いた。安倍首相は、同権を「限定的に」行使すると言う。海外派兵はしない。アフガン・イラク戦争のような武力行使には自衛隊を参加させない、という。本当だろうか。同権が国民に疑いの目で見られていることを知り、同権を見せかけ上「限定的に」しているに過ぎないのではないか。

その一つの根拠が、米国の対日政策を策定するブレーンといわれる、アーミテージ・ナイ両氏によるリポートである。

2000年10月第一次リポートでは、彼らは日本に集団的自衛権の行使容認を求めた

2012年8月第三次リポートでは、彼らは以下の項目を「日本への提言」として要求している。
1)原発推進 2)TPP交渉参加 3)秘密保護法制定 4)武器輸出三原則緩和 5)日本版NSC設置
特に、中東における責任を伴う権限を日本側が持つことを、彼らは要求している。ホルムズ海峡をイランが閉鎖した場合には、日本は同海域の機雷掃海を単独で行うべきである、とも述べている。
これらは、安倍政権が、強行した、強行しつつある政策とまさに一致する。すなわち、米国の意向を受けて、集団的自衛権を行使する、即ち中東などでの米国の覇権の手助けをすることに向けて、すべてが動いているということだ。

集団的自衛権によって、米国の世界戦略に組み込まれるわけだ。それは、米国と敵対する勢力の敵になることを意味する。集団的自衛権が、「限定的に」行使されることなどあり得ない。

Wang W6/DK4AN 

今日、昼ごはんを終えて、14メガに顔を出してみた。CONDXはイマイチだが、それでも北米が聞こえてくる。私のCQに、Wang DK4ANがW6移動とのことで呼んできてくれた。彼のコールは、記憶にかすかに残っていたが、どのような方だったか・・・すると、かってFOCのメンバーだったこと、2006年に退会したことを教えてくれた。会員番号が1700番台だったようなので、2000年前後にも何度かお目にかかっているのだろう。

彼は、6週間の米国ドライブ旅行の最中で、あと1週間を残すのみとのことだった。フロリダの旧友George KJ4BBのところに1週間泊まり、その後大陸横断旅行をしてきた様子。ミニバンを借りて、そこで泊まるというスタイルらしい。旅行に来る前に、パナソニックのカメラを新調し、所々で写真を撮ってきたそうだ。無線の知り合いに会うこともなかった・・・が、旅行の終盤にさしかかり人恋しくなったのか、昔会ったことのある、Bob W6RGGのところに行ってみたいとのこと。彼の住所と電話番号を教えた。それに、私の友人のBob W6CYXの連絡先も。サンフランシスコ空港から帰途につくようなので、どちらかに会うことができるだろう。

私も、この夏北米旅行を考えていたが、結局実現できなかった、できたらWangのようにレンタカーで巡ってみたいと思っていた、しかしもう私の年齢ではきっと無理だと思うと申し上げた。すると、彼は私よりも2歳年上。まだ、遅すぎるということはないよ、良かったら来年一緒にどう?と訊かれた。カミさんがミニバンでの寝泊りでは躊躇するかもと答えたが、是非一緒に旅行しよう、と言ってくれた。ドイツに帰ってから、撮った画像を送って下さることになった。

一人で6週間もドライブ旅行する、でも無線の友人とはGeorgeを除いて会う積りはなかった様子。どんな気持ちで旅行を計画し、そしてそれを実行してこられたのだろう。旅行を一緒にすることはさておき、一度直接お目にかかってみたいものだ。携帯電話を持っていないので、誰かに借りようと思うが、借りたらちゃんと電話代は払うと二度も繰り返すので、思わず笑ってしまった。ベアフットに4m高のダイポールの信号でも、十分やり取りができる。彼も私も大いに楽しめた交信だった。あと一週間、楽しく旅行を続けられるようにと祈念してお別れした。

彼と直接面識のないBob W6CYXには、電話番号を彼に教えた、もし電話があったらよろしく頼むとメールで送っておいた。

中国の局との交信 BH4BFS 

昨夕、IARUコンテストが始まる前に、7メガに出てみようと、何時もの周波数でCQを出した。BH4BFSという局に呼ばれた。CQ DXとコールした時には、いつもは近隣諸国から呼ばれても応答しないのだが、中国の局特有の「ひきつったような」ハンドキーのキーイングではなく、丸みの帯びたキーイングだったこともあり、何とはなしにいつもの中国の局とは違うものを感じて、彼に応答した。

いつもの例では、中国の局は木で鼻をくくったかのような交信になることが多い。私は、かの地では、日本の局との交信では、そのようにしなければならないという規則でもあるのかとまで思っていた。上海のNiuと名乗る彼は、違っていた。私が丁寧にゆっくりと送信すると、それに応答して、こちらのリグは何かとか、年齢を送った際に、その意味が分からなかったようで、それについて何を言ったのかとか、尋ねてきた。

想像だが、全文筆記してそれを私の送信が終わってから読み上げ、さらにもしかすると、分からぬ単語を辞書で当たっているのかもしれなかった。彼の送信の順番になると、SRI と何度か打って、しばらく沈黙の時間が流れる。長い時には1、2分にもなっただろうか。そして、またSRIと打って、彼がメッセージを送るという具合である。私のリグ、年齢までは分かったようだったが、私がリタイアした医師であるということは理解して頂けないようだった。彼は38歳であること、YAESUのリグとV型のダイポールを使っていること、そしてqrz.comの彼のページの写真を私が観ていることは、彼は理解された様子だった。

普通の中国の局、いやどの国であれビギナーの方との交信ではなかなかこうは行かない。意思疎通を何とかしようという強い意図が、Niuさんには感じられた。惜しむらくは、恐らく全文コピーしているために、間髪を入れぬCWでのきびきびとした会話を楽しむまでにはいかなかったが、彼の交信の態度に、感動に近いものを覚えた。ヘッドコピーが必要であることを言いたいと思ったのだが、交信では無理のようだ。カードと手紙を送ってみよう。

現在、中国の膨張政策を危険視し、中国と「一戦」構える等と言うことをまことしやかに述べる方が結構いる。中国の内政、外交に問題がありとしても、我々はかの国を中から理解し、そして民間で交流できることを進めてゆくべきなのではないかと感じている。それで、複雑に入り組み、歴史的に不幸な経緯がある日中関係がすぐに打開できるとは思わないが、打開の糸口、根拠はそうした、一対一の民間の交流にあるのではなかろうか。アマチュア無線には、そうした交流を深めるために寄与できるものがあるはずだ、という思いでやってきた。Niuさんのような方が、あちらでもたくさん生まれることを期待して、中国からの信号に耳を傾けてゆきたいものだ。

安倍首相の言葉のかるさ その2 

安倍首相の言葉のかるさ、というか欺瞞をもう二点挙げる。

5月15日、安保法制懇の報告書を受け取ったその日に、政府の方針を述べた、彼の記者会見。この内容については、様々な疑問・批判が挙げられている。なかでも、パネルで示した、海外での有事(朝鮮半島での有事を想定している)の際に、米軍によって日本人が帰国するということは、現実には生じえない。

現憲法下では、日本人の女性や、赤ちゃんが、米軍の輸送艦に乗せられて紛争国から帰国する際に、敵国から攻撃されても、自衛隊は援護できないと、安倍首相は言う。「世界8月号」半田滋氏による「他衛の戦争に駆り立てられる日本人」によると、1997年、日米ガイドラインの協議で、日本側が求めた有事の際の在外邦人の輸送は米側から拒否されている。米軍の輸送艦で帰国する日本人は存在しえないのである。米軍だけでなく、オーストラリア、カナダ等の軍隊であっても、自国民の避難が優先課題であり、他国の民間人の避難は行わぬことになっている。当然、非常事態が迫る段階で、そうした在外邦人は、民間の輸送機関によっていち早く帰国することになる。

か弱い女性や子供を輸送する米軍を援護しないでいて良いのか、という問題提起自体が成立しない。首相たるもの、それを知らぬはずはない。それにもかかわらず、こうした問題提起をするのは、国民の「情」に訴えるためには、嘘も許されようという、欺瞞である。

記者会見では、アフガンやイラクでの戦争に巻き込まれることはない、と安倍首相は断言している。しかし、地域の限定を行わぬ、他衛を本質とする集団的自衛権では、実際上、米国から戦争への加担を求められれば、断れるはずがない。実際、これまで、わが国は米国の戦争・武力行使をすべて認め、かつ援護してきた。危急の事態のもと、米国からの情報だけで、戦争に加担するかどうかを判断するとなると、集団的自衛権は義務となり自衛隊に米軍との共同行動をとることにならざるを得ない。今年末に行われるガイドラインの改訂で、この集団的自衛権を、わが国政府は盛り込むつもりらしい。すると、集団的自衛権は、権利ではなく、義務となる。米軍の起こす戦争に巻き込まれない、という安倍首相の言葉はあまりにかるい。

かように、安倍首相の発言は、反知性的であり、情念に由来する、そして内容は欺瞞である。

安倍首相の5月15日の記者会見。13分前後から注目。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0515kaiken.html

安倍首相の言葉の軽さ 

安倍首相は、オリンピック招致演説で、東電福島第一原発事故は、完全なコントロール下にある、将来にわたってもコントロールされると明言した。招致のための美辞麗句では済まされない。日本の首長としての、国際的な宣言である。

しかし、同事故は収束どころか、現状さえも把握できていない。地下水への汚染を食い止めるための、氷の壁もどうやら失敗に終わるようだ。汚染された廃棄物も、結局山積みにしているだけのようだ。償却処理をする等抜本的な対策が取られる気配はない。さらに12万人と言われる避難民は、そのまま社会的な死の状態で放置されている。

安倍首相が、第一次内閣を率いていたときに、原発の深刻事故に関して、次のように述べている。恐らく、官僚が書いた作文をそのまま掲載したのだろうが、深刻な問題を引き起こす可能性のあることについて、あまりに無関心、無責任なもの言いではないか。百歩譲って、これはあの事故が起きる前のことであり、当時は深刻事故は予測不可能だったという弁解・・・それは政策責任者としては失格の弁明だが・・・を受け入れるとしても、現状に対して、最初に述べたように「単なる希望的観測」を「事実」であるかのように断言することは許されまい。

言葉の軽さに、辟易させられる。集団的自衛権についても、それによって、日本が戦争に巻き込まれることは決してない、この憲法解釈変更は、国民の生命と財産を守るためだという、彼の言葉にも同じような軽さがある。国民は、アベノミクスとやらの金のバラマキ政策で一時的に経済が浮揚しているかに見える幻影に惑わされて、根拠のない、また国民を欺く彼の断言口調に乗せられてしまっているように思えてならない。

政治家の言葉には結果責任がある。


以下、引用~~~

2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
http://web.archive.org/web/20130208020606/http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm

1-4
Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない
1-6
Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
1-7
Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
2-1
Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

一日無事過ごせたことに感謝して 

今日は、真夏の日差しが一日中降り注いでいた。日中、庭仕事をすると、肌が火傷をしそうなほど。朝夕に、庭に出て、草むしりや水やりをした。一陣の風が、日差しで火照った身体を一瞬ひんやりさせてくれる。生かされていることのありがたさを、改めて思う。こうして、庭仕事に精を出し、雨の日には無線で遠くの人と話しをし、本を読み、そしてチェロを弾く。やがて、寿命がきたら、かの空海師が最後のときに、山に還り休むことにしよう、と述べたように、私も土に還り永遠の休息に入ろう言って、眠りにつくことができるだろうか・・・いやいや、俗世間の思いと、病の苦しみそして死への恐怖で七転八倒するのかもしれない。一日を無事過ごせることに感謝。

家庭菜園の恵のサラダ。

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庭の花の一部。左のポットにあるのは、種から育てたトマトの苗。いささか、時期外れだが、トマトが雨に弱く、満足に育ち難いので、意地になって、種から育ててみた。すでに数か所に種から育てた苗を植えてある。購入した苗の一つに沢山トマトが結果し、現在一日に一つ二つ収穫している。農業というにはおこがましいが、生命を育てることの難しさの片りんを味あわせて頂いている。

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法人税減税は必要なのか? 

政府が減税を何とかしようとしている法人税は、下記の日経記事からの抜粋に示す通り、すでに様々な政策により、1/3は軽減されている。企業は減価償却で多大な節税をすでに実現している。その上に、また減税を行おうというのだろうか。

下記の記事が正しいとすると、法人税を1%減税するために1000億円以上の財源が必要となる。政府が目指している5%の減税だと、5000億円以上の財源を要することになる。消費税増税だけでは足りぬと見たか、他の増税策も矢継ぎ早に打ち出されている。

国民の税負担は必要だろう。しかし、現時点で、法人税減税にそれを充てるべきではない。医療介護の財源と、国家財政の健全化に振り向けるべきなのだ。


日本経済新聞2014年6月19日版 田近栄治 一橋大学特任教授 経済教室 税制と成長戦略 上 法人税改革より引用:

国税分の法人税負担額と軽減額 2012年度

法人税負担額                       10.2

税負担軽減額 欠損金の繰越控除           2.3
          受取配当等の益金不算入      1.4
          租税特別処置による軽減       1.0
          海外子会社配当の益金不算入    0.6
          その他                   0.6

本来の法人税額の推計                  16.2(税引前当期利益x法人税率)

参考)減価償却費損金算入額              36.6

                                 (単位兆円)


新宿駅南口焼身自殺未遂事件 

志村建世氏のブログで、新宿駅南口焼身自殺未遂事件のことが記されている。こちら

ネットのニュースで、焼身自殺未遂をした方がおられたのは知っていたが、その方が、集団的自衛権に反対の意思表示として自殺を企図されたことは知らなかった。マスコミは殆ど無視したようだ。

自殺を賛美する積りはないが、衝撃的な事件である。

海外での戦闘に日本が出てゆくことはないというようなことを安倍首相は述べているようだが、それはごまかしである。いくら限定的な集団的自衛権行使であっても、戦争・武力行使の一方に加担すれば、その時点で、日本は戦争に巻き込まれることになる。これまでの平和主義を根底から否定することであり、さらに時の権力者が憲法をないがしろにする暴挙だ。

永続的な形で、集団的自衛権行使容認に反対の意思を表明し続けたい。

PS:自殺されたものと誤解していました。自殺未遂事件と訂正させて頂きます。内容は変わりません。

混合診療になると・・・ 

今朝、21メガでBob K6RRに会った。こちら等で紹介している方。84歳になる、引退した医師だ。黄斑部変性という目の病気で引退せざるをえなくなってしまった方だ。

相変わらず無線を楽しんでおられる様子だったが、病気の方は少しずつ悪化しているようだった。月に一度新生血管の増殖を抑える薬を局所投与しているらしい。車の運転もまだしているが、何時まで続けられるかわからないと言っていた。2年前にお目にかかった時には、その治療薬が確か1000ドルどいう話だったが、今用いている薬は、一回5500ドルだそうだ。保険がカバーしてくれるが、自己負担が800ドルとのこと。新薬が出ているのだが、それは3割増しの価格なので、あまりに高く使えない、ということだった。医師の技術料は、300ドル。保険料は月に500ドルとのことだった。リタイアした身分では、きつい負担だが、治療を続けざるを得ない、と言っていた。

米国で、この手の話は良く聞く。また、以前紹介した「シッコ」という映画や、他の書籍でも情報としては、耳に届いている。だが、こうやって知り合いの方から、直接伺うと、そのシビアさに改めて驚かされる。

繰り返し述べてきたことだが、これは、わが国が進みだしている方向だ。混合診療で、医療の選択肢が増えるというマスコミもあるようだが、それは本質ではない。自己負担が際限なく増やされ、持てる者にしか医療の機会が与えられぬ制度というのが、本態である。それを国民の大多数は知らされていない。また、医師も混合診療によって現在の厳しい環境から抜け出せるのではないかと夢を描いている。が、それも大資本の飽くなき利潤追求の前に潰えることになる。