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旧きよき時代 

ここ数日、14メガが夜間から早朝にかけて、とても良い。昨日、早朝から、遠く大西洋に浮かぶEA9等が良く聞こえていた。日が昇り始めてから1時間前後に、こうした遠い地域への伝播がパッと開けるのに接すると、自然界の不思議さを改めて感じる。

Chirs G4BUEが呼んできてくれた。彼は、長くFOCの中枢にいて、現在もFocusというFOCの機関誌の発行に携わっている。彼との交信直前、偶然、FOCが1999年に発行した「Sixty Years of FOC(だったか)」とうタイトルのクラブ創立60年の記念誌に目を通していたので、そういえば、今年はFOC創立70周年ですね、と話を向けた。すると、彼はもうFOCの運営委員会からは離れてしまっている、というのだ。彼がクラブをひっぱっり続けていたと思っていたので、驚きだ。運営委員会には、今年中に70周年の記念行事を何か考えた方が良いのではないかと言ってはいるということだった。彼は、冬の間は、フロリダの別荘で生活することにしている。10月になったら、N4CJというコールを持つフロリダに帰ると言っていた。

今年はFOC創立70周年であると同時に、私がFOCメンバーになって20周年であることを思い出した。最近は、よくないCONDXのためもあり、FOCメンバーのアクティビティが余り高いとはいえないが、この20年間、多くのメンバーから知己を得て、得がたい交友をさせていただいてきたと思っている。主要なメンバーがいる北米やヨーロッパから遠く離れた東アジアのメンバーとして唯一できることは、アクティビティを維持することだろう。それがクラブへの恩返しになるだろうか。ビーコンだとか、半分揶揄されても(笑。

昨夜は、北米とヨーロッパに同時に開けていた。北米全体から強力に信号が飛び込んでくる様を耳にすると、一種の興奮を覚える。Al W1FJや、Jim W6YAといった顔なじみと交信したが、Bill N4ARが、ミシガンの別荘から呼んできてくれたのが昨夜のハイライト。Billは、某所の雑記にも記したが、ケンタッキーで循環器内科を専門とする医師だ。1980年代から90年代後半にかけて、あちらの時間で毎朝のように7メガに出没していた方だ。もっと旧い話としては、1960年代、彼がジョンスホプキンスという有名な医大の学生(ないしインターン)だった頃、K4GSUというコールで出ていた。オールアジアコンテストでナンバー交換をした記録が、旧いログにあった。やはりFOCのメンバーで、私がFOCに加入したころから、親しくお話をさせて頂くようになった。

ケンタッキーの自宅の大きなアンテナ群が、3週間前に吹き荒れたICE STORM(雹の類なのだろうか)で破壊されてしまった。ミシガンに来る前に7メガのビームだけは再建した、ということだった。ここ数年、夢中になっていた乗馬にはまだ凝っているのだが、無線にも復帰すると語っていた。

私が、Al相手に、仕事をそろそろ店じまいすることを考えているのだが、継承してもらう医師が今のところいないのだといったぼやきを語っていたのを聞いていたらしく、Billも同じ状況だとのこと。長く一緒に仕事をしてきた、3名の同僚がいたのだが、彼等すべてもう退職してしまい、残っているのはBillだけだ、とのことだ。誰かに仕事の後を継いでもらい、パートタイムの仕事にしたいのだが、とも仰っていた。米国では(でも、と言うべきか)、医師が病院の外来だけを受け持つ仕事につくことを好み、入院業務や救急業務までをしたがらない、ということだった。しかし、近いうちに、リタイアを考えているらしい。

1960年代の輝かしい旧きよき時代を思い起こすと言うと、確かに、輝かしい時代だったが、これからやって来る日々も良い日々になると思うよ、とのことだった。最後に、彼の年齢を尋ねたら、この6月で70歳になったそうだ・・・うむ、キーイングだけでなく、話す内容が若々しい・・・。

コメント

ice stormは過冷却の雨滴が,地上の木や電線などに達するや否や凍ってしまう現象です。米国留学中に経験したのですが,雨が強いなと思って就寝し,朝カーテンを開けると・・・,着氷で木の大枝は折れ,電線は垂れさがり,風景がすっかり変わっていました。

このエントリーを読んでから,ベランダの釣り竿アンテナで欧州と楽に交信できてびっくりしました。コンディションの不思議さには毎回感動します。

Takeさん

初めまして・・・ですよね。

ice stormについての説明をありがとうございます。彼は、10基程度のタワーに7メガの3エレを始めとするビームや、ローバンドのアンテナを上げていたようですが、きっとエレメントやケーブルに付着した氷で、一網打尽に破壊されてしまったのでしょうね。

昨夜は少しCONDXが落ち加減でしたが、きっとまた復活することでしょう。秋が待ち遠しいですね。

今後ともよろしくお願い致します。

大型の八木アンテナのエレメント・ブームや,ローバンドのアンテナのエレメントは自重を支えるだけでも大変でしょうから,そこに大量の氷が一気にまとわりついたらひとたまりもなかったでしょうね。停電などもあったのかも知れません。

こちらこそ,今後ともどうぞよろしくお願いたします。

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