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医療監視終了 

先週の金曜日、25日に、予定されていた保健所による医療監視が、無事終わった。一種の儀式であるとはいえ、行政相手のこうした手続きは心理的にも時間の上でも負担になる。

医療監視に来られたのは、保健所総務課の職員二人。とても低姿勢である。5年に一回地域の医療機関を順番に回っている由。とすると、二回目は、最初のそれから3年後くらいに回ってきたから、SARSへの医療体制に関して、私が県の担当部署にクレームをつけたことと関係しているかもしれないと、苦笑しながら思い出した。5年間隔だと聞いて、私が「では、これがここの最後の医療監視になりますね・・・。」と独り言のように言うと、「えっ、何ですって・・・何かあるのですか?」と、職員氏は怪訝そうな顔をしていた。

監視内容は、医療設備・医療廃棄物・薬消毒薬の保管状況等をざっとみて、後は例の書類のチェックであった。特に今回指摘されたことは、医療法改正によって無床診療所でも医療安全マニュアルの類を備えることと定期的なスタッフへの教育カンファレンスを行なうこと、それに雇う看護師の免許を現物でチェックすることといったことであった。医療廃棄物の電子マニフェスト化については、知らない様子だった。医療廃棄物のマニフェストにしろ、他の書類にしろ、詐欺的な行為に対して、こうした小規模医療機関ではほとんど対抗する術はない、だからあまり意味がないと彼等に申し上げたが、ある程度理解されつつも、しかし結局法的に医療機関の立場を守るための手続きだから、確認しておいた方が良いとのことだった。

今回、監視にこられた職員の方は、いつもと同様に、とても親切で、こちらの考えを聞いてくださる方々だった。暑い中大変なお仕事だろうと思った。だが、行政手続きには、本音と建前に多少のぶれのある部分があるので、行政の監査・監視の仕方(所謂、匙加減)次第で現場がとても困ることもありうる。またマニュアルを厳格なものにしてしまうと、後々それが医療機関の首を絞める可能性があるといった問題は、依然として残る。行政担当者の「善意」に頼ってはいけない、自らを守ることが必要であることを感じた。

30分程度で監視は終了。これを受けることは、今後よほどのことがない限りないはずだ。

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