FC2ブログ

新型コロナ感染対策と経済  

昨日、東京では、新たな新型コロナ感染者数が243名で過去最高を記録した。検査数を増やしているからという説明もある。

すると、これまで検査を絞っていたために表に出てこなかったケースが把握されるようになったので、現在の数が実際の感染者数を反映していると見られる。全国の新たな感染者数400数十名は、ドイツのそれを超えている。実効再生産数が、持続的に1・6前後を維持しており、新たな感染拡大のフェーズに入った可能性がある。

今後の推移を予測するのは難しいが、このまま何も手を打たないと、間違いなく感染拡大が徐々に進行する。

政府は、各自が感染防御策とることだけしか言わない。都は、医療体制に余裕があるから大丈夫と述べるのみ。両者ともに、新型コロナ対策で外出自粛、休業を国民・都民に要請することをしない。それへの補償財源の問題もあるのだろうが、一番は、再び動き出した経済を止めたくないという思惑のためなのだろう。

感染対策か、経済かは二者択一ではない。基本的には、感染対策がしっかり行われなければ、経済は回るはずがない。非感染者の多数を社会的活動から遠ざけてしまう、社会「全体」への自粛・休業の強制が問題なのだ。必要な検査を十分に行い、感染者を把握し、一定期間隔離する。また、社会のどこで感染が拡大しているのかを究明し、どの職種、どのポジションがハイリスクなのかを具体的に明らかにし、そうした職種・ポジションに就く人々への感染防御策を徹底することが重要だ。そうした現実的かつ柔軟な対応をすることにより、感染対策と経済とを両立させることができる。それしか道はない。

ところが、政府は今月22日からgo toキャンペーンを始める、という。この状況で、旅行や外食に出て行く人々は多くはないと思うが、リスクが低いと思い込んでいる若い世代が、全国各地、歓楽街に繰り出す可能性は高い。彼らがスプレッダーになるのだ。すでに、新たな感染者の年齢層は20、30歳台に集中しており、その若年層により感染拡大がさらに進むことになる。あのgo toキャンペーンは、アベノマスクと同等以上の愚劣な政策だ。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/10193-5ad7c70f