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パブコメも、公開討論会もアリバイ作りのためだけ・・・ 

日本医学会が主催する診療関連死の死因究明制度創設に係る公開討論会が、昨日、東京で行われたはずだ。この会の開催を知らせるFAXを受け取ったときに、おぉ、いよいよ日本医学会も本腰をいれて議論するようになったかと思った。が、開催日時を見て、愕然とした。平日の日中なのだ。これでは、臨床に携わる現場の医師は、よほど恵まれた環境にいる方でなければ、参加できない。

その開催日時を見ただけで、これは官僚のお膳立て通りの結論を導く会合になることが見えた。それで、すぐに関心も失せた。同会の討論内容にもあまり関心がもてない。

何故、官僚達は、現場の医師の声を聞かないのか。パブコメの募集をしながら、法案化の準備を進めていた、即ち、法案にはパブコメの内容を全く反映させる積りがない。それに、こうした臨床現場の医師が参加不可能な公開討論会をお膳立てする。

さらに、その官僚の意図に迎合するばかりの学会の幹部達。一体、日本の医療の将来をどのように考えているのだろうか。日本医師会の木下理事は、この法案推進に向けて事実無根の説明をしてきた責任をどうとるのだろうか。

両者に共通なのは、自分達の思惑・利益だけを考えて動いているということだ。急性期医療がどのようになろうとも、両者ともに責任はとらない、また痛みを直接感じない立場の方々だ。そうした連中が、日本の医療を破壊しようとしているのだ。

コメント

詳細あり

「うろうろドクター」様のエントリに詳細がありました。http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/24845325.html

情報をありがとうございます。お手盛りしゃんしゃんではなかったことだけは幸いでしたが、産婦人科の方でも学会上層部は、三次試案を受け入れる方向のようですね。世界標準から離れて、逆方向に進む法案であることが分からないのでしょうか・・・。

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