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6月から新たな株が流行している 

新型コロナウイルスは、変異を続け、3月に流行したヨーロッパ型から六つの塩基で変異した株が、6月から全国に流行した株であると感染研が発表した。

恐らく、東大の児玉名誉教授らの発表した「東京型」「埼玉型」ではない、という主張なのかもしれないが、六塩基が変異した株であるから、ヨーロッパ型とは異なる株であることは明らかだ。また、実効再生産数の変化、実際の感染者数の変化を地域ごとで見ると、東京都心部から地方に順次広がって行ったことも明らかである。実体として、「東京型」「埼玉型」の流行が起きたと言えるのではないだろうか。

また、これだけ変異を続け、それが無症候感染者、軽症患者によって受け継がれ、流行して行くとなると、無症候感染者・軽症患者を把握するために、PCR検査を充実拡大することが必須。それを感染研は強調すべきだ。

変異を繰り返しているウイルスは、いつ強毒化するかも分からない。これから秋冬に向けて、感染拡大は、より容易に起きることになる。根本的な対策を打つのは今しかない。

以下、引用~~~

感染拡大 もとは3月流入の欧州系 6月クラスターを起点に全国へ 感染研解析 169
2020年08月06日 19:30 毎日新聞

 緊急事態宣言全面解除後の6~7月に国内で確認された新型コロナウイルス感染症の多くは、経済が本格再開するまでに収束しなかった感染者群を起点にしてクラスター(感染者集団)が発生し、全国に広がった可能性があるとの解析結果を、国立感染症研究所(感染研)がまとめた。起点となるウイルス株は3月に国内に流入した欧州系統のものとみられる。

 新型コロナウイルスのゲノム(全遺伝情報)は、約3万塩基の1本鎖RNA(リボ核酸)で作られている。感染研の病原体ゲノム解析研究センターは、国内患者3618人の検体を対象に、採取したウイルスのゲノム塩基配列のわずかな違いについて解析。7月16日までの結果から、現在の流行の起点は6月中旬に顕在化したクラスターとみられ、その後出張など人の動きによって全国に広まった可能性があるとした。

 また、現在の流行の起点となったクラスターのウイルスゲノムは、3月中旬に国内で確認された欧州系統のウイルス株から6塩基変異していた。新型コロナウイルスのゲノムは1カ月で2塩基のペースで変異すると推定されており、時期も一致する。この3カ月間に明確な「つなぎ役」となる患者やクラスターが確認されていないため、軽症や無症状など患者として見つけられないまま感染がつながっていたとみている。

 黒田誠センター長は「起点となるウイルス株は、3月に国内に持ち込まれた欧州系統のウイルス株につながっているとみられる」としている。

 ウイルスゲノムの調査は積極的疫学調査を支援するのが狙い。塩基の変異を足がかりに、ゲノム情報を基にしたクラスターを認定している。同センターは報告書でこうした分子疫学が「地域名や業種を特定して名指しするものではない」とした上で、「東京型、埼玉型といった地域に起因する型を認定するような根拠は得られていない」と指摘した。

 国内の新型コロナウイルス感染症を巡っては、1~2月に入った中国・武漢由来のウイルス株は終息し、3月に海外からの帰国者らが持ち込む形で国内に流入した欧州系統のウイルス株が流行を起こしたことが、同センターの研究で既に判明している。【金秀蓮】

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