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8月20日 

福島県立大野病院加藤医師不当逮捕起訴事件の地裁判決が、8月20日に下される。

正当な医療を行ったのに、ただ結果が思わしくなかったということで、加藤医師は、逮捕・起訴された。医療人が結果次第で刑事訴追されるという、医療界に衝撃をもたらした事件だ。

この日午後に、現地でシンポジウムが開かれるらしく、私も仕事を休んで駆けつけることも考えたが、様々な条件がそれを許さない。遠く離れた地で、加藤医師が完全無罪という当然の判決を受けることを祈りたい。

有罪は、受け入れ難い判決だが、まだそれでもこれまで通り医療界が一体となって、加藤医師を支持し、支援して行くことができる。一番受け入れ難い判決は、無罪だが、加藤医師は注意をもっと払うべきであったといった加藤医師の非を諌める付帯意見のついた判決だ。

この裁判は、産科のみならず、急性期医療を、完璧に萎縮させ、さらに崩壊させうる事態を齎すものだ。医療人だけでなく、国民の一人一人に直接関わることだ。是非、関心をもって見守っていただきたい。

思えば、私が、医療問題の情報をネットで渉猟し始め、また拙い内容であるが、ブログで自分の考えを発信し始めたのは、この事件がきっかけだった。息をのむような気持ちで、20日の判決を見守りたいと思っている。

コメント

8月20日

長い長い2年半でした。そして2年半は期間は医療を取り巻く環境を大きく変えました。逮捕当時は「有罪になれば日本の医療は崩壊する」でしたが、現在では「無罪でも日本の医療崩壊は防げない」までに変った2年半です。

私も到底、福島までは出かけられません。ささやかなサブ企画をやっていますので、メイルだけでも参加されたら如何でしょうか。もう出されているなら申し訳ありませんが、

 oono.obs@gmail.com

シンポジウム会場には届きますし、予定では被告産科医師まで届く予定です。

コメントをありがとうございます。お教え下さった企画に何らかの形で参画させていただきます。

レセプトオンライン化で10%の開業医が閉院する予測が出されています。診療報酬の急激な落ち込み、さまざまな時間外診療の強制なども、閉院への動きに拍車をかけることでしょう。この裁判によって、急性期医療からの撤退も進行しそうな気配ですね。

社会のインフラストラクチャとしての医療制度を、まず国民の方々が認識して下さらないと、医療は崩壊するか、窮乏化するばかりのような気がします。インフラストラクチャは、それがなくなって初めて、その存在・必要性に気が付く類のものなので、当面は、崩壊への進行はくい止められないということなのでしょう。

医師になって、このような事態を眺めることになるだろうとは思っておりませんでした。出来る範囲のことをやりつつ、この大きな流れを呆然と見ているというような心境です。

無罪でしたね。
あとは検察官控訴があるかどうかです。検察官控訴の確率は通常は5割いきません。

控訴されることのないように、出来るだけの運動をしたいと思っています。

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