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朝令暮改再び 

厚生労働省の朝令暮改振りは、つとに有名である。またまた、診療報酬の大幅変更だ。変更するだけでは現場へのストレス負荷が少ないと思ったのか、書類作成を新たに強要している。

後期高齢者医療制度もめちゃくちゃになっているし、終末期医療に関わる診療報酬もすごすごと引っ込めている。根拠のないデータでっちあげ、強行導入し、現場をことのほか混乱させ、医師の正当な技術料を簒奪している「5分間ルール」も結局、実際上、事務員の判子押しの作業を、無意味な多くの作業に一つ加えるということになっている。官僚は、医療の効率化というが、彼等の施策は、医療現場を逆の方向に推し進めている。

ここで、また朝令暮改が一つ生まれた。

いい加減にしろ、厚生労働省の官僚よ。


以下、引用~~~

90日超の入院報酬減額せず 退院支援報告書の提出で
08/08/28
記事:共同通信社
提供:共同通信社


 厚生労働省は27日、脳卒中や認知症で重度障害を負った75歳以上の患者が90日を超えて入院すると、急性期向けの一般病棟に支払われる診療報酬が10月から減額される措置を見直し、医師らが「退院支援状況報告書」を書いて社会保険事務局に提出すれば減額しないことを決めた。

ははん、また書類作りを現場に強要するわけだ。

 入院患者10人に看護師1人の病棟では診療報酬が約3割減となり、一部病院や野党が「減収になる医療機関がこうした患者を受け入れなかったり、追い出したりすることにつながる」と批判していた。見直しは27日の中央社会保険医療協議会(中医協)で了承され、厚労省は近く都道府県などを通じて通知する。

受け入れなかったり、追い出したり・・・ではないのだ。この診療報酬では、経営が成り立たないだけのこと。ちょっとしたビジネスホテルの宿泊料金よりも低廉な診療報酬で、宿泊・食費・医療費を賄えというのは無理難題。要するに、90日を越えて入院する患者を、政府・官僚は認めぬということだったのを、改めるということだ。

 報告書は患者1人につき毎月1枚。入院日や病名、治療内容、退院が困難な理由や課題、リハビリなど退院支援内容を書き込む。厚労省は来年2月以降報告書を集めて内容を検討、今後の報酬改定の参考にする。

 中医協では「症状が固定した患者が一般病棟にいるのが本当にいいのか。医療や介護施設の地域連携で、症状に合ったサービスを受けられるようにするべきだ」「行き場のない患者が出るなら、厚労省挙げて施設整備に努力してほしい」などの声が上がった。

順序が違う!慢性期の患者さんの受け入れ先を確保してから、90日超入院不可とすべきなのだ。こんな明白なことを無視して、病院からの追い出し策を官僚が決めたことは、これから病人になる可能性のある我々は、よくよく覚えておくべきだ。後期高齢者医療制度など、追って知るべしである。

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