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加藤先生無罪確定 

福島地検は、福島県立大野病院加藤医師不当逮捕起訴事件の控訴を断念すると、今日発表した。加藤先生の無罪が確定した。

加藤先生には、本当に長い間お疲れ様でしたと申し上げたい。地域医療に戻って、医師として仕事をお続けになるという意向を表明されている。それが、しっかりと実現し、また臨床医として活躍されることを期待したい。

福島県病院局の当時の責任者には、早速、あの報告書と、それに基き加藤先生に不当にも下された処分を撤回して頂きたい。なぜこうした杜撰な報告書を出すに至ったのか、その経緯を明らかにしてもらいたい。さらに、その責任を当時の責任者は取るべきである。このような事件を繰り返してはならない。

福島県警にも、事件後1年間経ってから突然逮捕を行なったことに対して、真摯に反省し、その経緯を明らかにしてもらいたい。逮捕を実行した富岡署に対する福島県警本部長賞は、撤回すべきである。鑑定医及び福島地検にも、医学的に適切さを欠く起訴・公判維持を無理に行なおうとしたことを猛省して頂きたい。法曹界の方々と、官僚・政治家には、医療の内容を安易に刑事事件化することによって、医療の枠組みが崩壊することをしっかり認識して頂きたい。

マスコミは、どのようにこの事件を報じてきたのか。NHKの飯野奈津子解説委員は、無罪判決が出ても、加藤先生に非があるかのような解説を行なっている。物事の本質を報道せず、ただ視聴者の情に訴えることだけをしてこなかったか、猛省を促したい。

亡くなられた妊婦の方の御冥福を改めてお祈りしたい。

この事例を刑事事件化することによって、誰も納得せず、誰も救われた者がいなかった、むしろ産科医療が大きく荒廃したことだけは確かだ。このような事例を刑事事件化することをj繰り返してはならない。


以下、加藤医師と弁護団のコメント~~~

◆ 加藤克彦先生のコメント
 心中 ほっとしております。
2年6カ月は、とても長かったです。
支えてくださった皆様に大変感謝しております。
これからも、地域医療に私なりに精一杯取り組んでまいります。
あらためまして、患者さんのご冥福をお祈り申し上げます。

加藤克彦

◆ 弁護団のコメント
 検察官が主張する医療措置について、全く立証されていない本件では、控訴断念が当然の結論であると考えます。
 一方、加藤医師について無罪が確定することにより、本件裁判が、産科を中心とする医療現場全般に与えた悪影響が、収束することを期待します。

県立大野病院事件 弁護団

コメント

東京女子医大事件で、冤罪を着せられ、その後無罪判決を得た、心臓外科医佐藤一樹さんが、この事件の逮捕・拘留が不当なものであると記しています。下記。その通りだと思います。

http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_f0fe.html

この事件を捜査陣が知ることとなった県の事故報告書は、保険会社から保険金を出させる(騙し取る)目的で作られたもので、そこに書かれた事実については福島県官僚の捏造だったと言われています。(県立医大の教授が事実と相違するとはっきり言っています。)

 冤罪でしょう。

そのシナリオしかないでしょうね。それを福島県病院局が認め、今後そうした対応をとらない、医療が正当なものであれば、それをしっかり主張するという反省をしてもらいたいものです。そうした発言を彼等がする可能性は少ないとは思いますが、それがこの事件の教訓だという共通認識を社会が持つように働きかけ続けたいと思っています。

加藤先生は少しゆっくりされて悪夢を振り払ってから、なるべく早く現場復帰していただくことを願います。

仰られるとおりですね。長い2年半だったでしょうね、働き盛りの時期でしたから・・・。

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