FC2ブログ

産科医療補償制度加入医療機関は7割程度 

だそうだ。助産所の加入は、5割程度。現在、この制度を運営する、日本医療機能評価機構は、やっきになって、この制度への参加を呼びかけている様子だ。

脳性まひ児の内、分娩に関わるものに対して、3000万円の補償金を支払う。そのために、分娩一回につき、日本医療機能評価機構が、3万円づつ医療機関から徴収し、損害保険会社から保険を買うということになるらしい。

推計では、年間500から800名に支払うことになるらしい(この推計は、多すぎるように思える・・・以前の、産科医療補償制度についてのエントリーを参照されたい)。

年間100万の出生があり、すべてこの保険に入るとすると、上記の支払い人数で計算しても、保険会社の利益は、50から20%程度、金額にして、150億円から60億円となる。この利益率は、普通の損害保険と比べて、高い。

上記支払い人数は、これほど多くはならないはずであり、さらに損害保険会社は、支払いをできるだけ少なくするように動くはずだ。とすると、利益率は、50%をはるかに超える可能性が高い。

こうした「ぼろい」儲け話に、日本医療機能評価機構のような天下り特殊法人がからんでくる。特殊法人にも、かなりの有形無形の旨みがあるのだろう。

出発点の理念は間違っていないが、実現すると、このように民間保険会社と天下り官僚が甘い汁を吸う構図になるケースの典型だ。

コメント

火事場泥棒

こういう言葉がぴったりです。

今日は夜間休日診療所の当番です。何事もなく無事に終わりたいです。

本当にその通りですね。日本医療機能評価機構を評価するシステムが絶対必要です。しかし、官僚、特に特殊法人に天下った官僚を監視する方法がないのですよね。火事場泥棒、言いえて妙です。

救急の仕事、お疲れ様です。少し風邪や、喘息が多くなってきているようです。あまり荒れた外来になりませんように・・・。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/1062-440de582