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大淀病院産婦人科事件 

霞ヶ関の官僚という方のブログ、12月23日の記事をまるまる引用する。マスコミの医療事故報道を厳しく問う内容だ。筆者の柔軟な知性を感じさせる。

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仮に当初の毎日新聞の報道のとおり、医療ミスであったとしても、なんとかそこで産科医療が継続されるような方向での論評が望まれたケースであったとwebmasterは考えます。記事にあるとおり、大淀病院が奈良県南部での唯一の産科診療の選択肢だったからです。悪いことをしました、だから潰しますでは、困るのは現地の妊産婦ということになってしまいます。

しかるに、本件は医療ミスだったとの報道は、webmasterが関連情報を見る限りは間違いだったと言ってよいと思います。大淀病院の産科医をはじめとする関係者は、当時の切迫した状況・限られたリソースの中で、ほぼベストといえる対応をしたと評価できますし、それでもなお死が避けられなかったからといって責任が追及されるようでは、誰もがしり込みして当然です。

そのような報道を行い今回の残念な結果をもたらした毎日新聞こそ、その責任をとことんまで追及されるべきでしょう。速やかに自らの誤報を認めた上で謝罪を行い、新しい産科医の人件費を丸抱えしてでも大淀病院での産科診療継続を図るべきです。今後奈良県南部において妊産婦に何らかの問題がおき、大淀病院に産科があればなんとかなったのに、ということがあった場合、そうした事態を招いた原因の過半は毎日新聞の報道に帰せられるのですから。

コメント

官僚のブログ

霊の官僚のブログ、拝見しました。至極真っ当なことが書かれております。現状をきちんと把握し、どういうことが分かる人なんですね。
こういう方々に、きちんと官僚を統括し、仕事をしていった欲しい、と思います。

仰る通りですね。天下りの議論等も興味深いです。こうした柔軟で、知的に優れた人材が、霞ヶ関にはまだまだいるのでしょう。そうした人々が、黙々と仕事をこなしているのだと思います。

ただ、官僚制度の疲労の問題はあるような気がしますが。これからも注目してゆきたいブログですね。

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