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産科勤務医の労働条件悪化 

今春の診療報酬改定他の施策で、勤務医の労働条件の改善を、政府・官僚は目指したはず。だが、産科に限って言えば、昨年よりも、勤務医の労働状況が悪化している、との報告が出た。

官僚が行ってきたのは、産科開業医を潰すことだった。それにより、産科医を大規模な医療機関に集約しようということだった。この調査では、卒後研修を受け入れている大規模な施設の勤務医を対象としているので、医師が増えたため、自施設では改善したという割合が、産科全体よりも多い。しかし、中小医療機関が潰れることによる、負担の増大は、じわじわとこうした医療機関にも押し寄せることだろう。そうした専門領域に、研修医が多く集まってくるだろうか。

恐ろしいことに、これは産科だけの問題ではなく、医療全般にあてはまる現象ではないかと思われてならない。


以下、引用~~~



半数が「1年前より悪化」 産科勤務の環境めぐり調査
08/09/30
記事:共同通信社
提供:共同通信社


 日本産科婦人科学会が30日までに実施した332病院の産婦人科を対象とする意識調査によると、ほぼ半数が1年前より勤務状況が悪化したと回答した。「医師不足が改善されていない」「周囲の施設が減り、残った施設の負担が増加している」などの理由が多く挙がったという。

 調査は7月に実施。対象は医大生の卒後研修を実施している約750病院。産婦人科で責任者を務める医師に回答を求めた。回答率は44%。

 産婦人科全体の状況について1年前と比べてどう感じるかを問う質問に、「悪くなっている」「少し悪くなっている」とした施設は合わせて47%。「良くなっている」「少し良くなっている」の計18%を大きく上回った。

 一方、自分が勤務する施設については38%が「悪くなっている」と回答。30%が「良くなっている」と答えた。良くなっている理由として最も多かったのは「医師数が増加した」の49施設。

 学会で医療提供体制の検討委員長を務める北里大医学部の海野信也(うんの・のぶや)教授は「全体状況が改善する段階には来ていない。研修医らの参入を促す方策を推進する必要がある」としている。

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