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自らを客体化すること 

今回の演奏会には、所謂レートスターターの方もかなりいらっしゃったようだ。恐らく若い頃から楽器を弾いてこられたであろう方と、そうした方の違い・・・これは、あくまで印象であって、原則でも何でもない・・・が、演奏を聴いていて分かるような気がした。

音楽が自分のなかで鳴り響いているかどうか、それを基準に自分の演奏をコントロールできるかどうか、ということだ。早いパッセージでは「走ってしまう」、そして単純な頭打ちのようなところでリズムが甘くなり、遅れがちになる。また、音程についても、甘くなる。これが、レートスターターの方には、多い。

そうした問題点を、指揮や、自分のなかで鳴っているはずの他のパートとも同期した音楽と合わせることができないのだ。その合わせのためには、自分の出している音をまず聞くこと。自分を客体化することが必要になる。その上で、指揮なり、ありうべき音楽に合わせる作業が必要になる。自分を客体化すること・・・これは、どのようなことでも技術的なことを習得する際に大切なことなのだと、自分を反省しつつ思った。

コメント

レイトスターターの客体化

シュタルクさん 先日は演奏会とその後のお仕事、ゆったりと休む間もない忙しさに、さぞお疲れだったかと推察いたしました。

レイトスターターに当てはまるおっしゃること、本当に我が身にも迫ります。
これまで練習してきて、自分はもちろん、他の人達もそんな状況に何度も指導者から注意されました。

しかし困ったことに、楽譜にかじりつき、やっとで弾いている我が身では、自分が弾くとその音でほとんど他のパートの音が聞こえなくなってしまうケースが多く、チェロとかビオラなどを聴いて!と言われても聞こえてこないのです。

ファーストにももっと酷い人がいて、おかまいなしに自分のメロディーを弾くことに熱中して何度も「貴方だけで弾いているのでないから、コンマスに合わせなさい!」と叱られている人がいました。

書かれていることの大切さを改めて感じたところです。

マキさん

コメントをありがとうございます。オケでのそうした情景、よく目にしますね。それに、私自身もその経験をしょっちゅうしています。練習すれば良くなるかと言うと、そうでは決してないところが痛いですね。オケの曲は、まともに弾こうとするととても難しいところが多いので尚さらです。

今回のアンサンブルは、譜面面はそれほどの難所はなかったのですが、それでも、走るところは走るし、テンポに乗り遅れるところは遅れるし・・・録音を聞いて、大分落ち込みました。ま、楽しみでやっていることなので、ここをまた出発点に少しずつ練習を続けたいと思います。

しかし、次は、トンボ・タワケイ女史とのフォーレ ピアノ五重奏曲なので、今から心臓が口から飛び出しそうな気持ちです(笑。お手柔らかにと申し上げても、すぐいつもの調子になられますからねぇ(笑。

マキさんも、是非アンサンブルをお続けになってください。いつか一緒に弾けますように・・・。

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