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世界恐慌の瀬戸際 

株価が、全世界で急激に下げている。多くの金融機関が、経営状態の悪化に陥っている。金融機関の経営悪化に留まらずに、実体経済の悪化が明らかになってきている。高GDPを誇ったアイスランドが、国家破綻の瀬戸際にまで追い込まれていると報道されていた。

資本主義社会の先端を走る、ヘッジファンドや多くの金融機関が、証券化金融商品の売買を通して、巨額の利益を上げてきた。しかし、その市場がいわば無政府状態になり、ここ数年、想像を絶する巨額の規模になった。投機的な投資活動が、サブプライム問題をきっかけに、破綻し始めたということらしい。

この現象自体を十分理解し、因果関係を明確に把握することは、私にはできない。ただ、次の二点で私にも深く関わっていると思う。

第一に、市場原理主義、市場に任せることによって、すべて上手く行くという、どう考えても、楽観的過ぎる考え方が、行き詰まっていることを示す現象なのだろう、ということだ。それに対して、どのようなアンチテーゼが出てくるのか、それが如何に実行されるのだろうか。新しく、より好ましい、格差を拡大することのないパラダイムが生まれてくることを祈るような気持ちで見守るばかりだ。

第二に、この経済的な混乱、もしかすると世界恐慌にまで進行するかもしれないこの現象が、我々の生活をかなり破壊するだろうということだ。リタイアをすることは、無理になる可能性も高い。日本では、証券化があまり進んでいなかったとも言われているが、世界経済は、既に一体化している。甚大な影響を日本経済も受け、さらにそれは我々の生活にも直接関わってくるだろう。

世界恐慌の瀬戸際で、剣が峰を歩くような状況がここしばらく続く様子だ。冷静に、しかし熱い関心をもって、状況の進展を見守ろう。

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