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ホワイトカラーエグゼンプション 

経団連の意向を受けて、政府は、ホワイトカラーエグゼンプションを導入しようとしている。ホワイトカラーの労働者を対象として、労働時間のしばりを無くそうという法律だ。労働基準法によって定められた、週40時間労働のしばりがなくなる。

自由裁量で仕事をできる、年休を104日認めるといった条件をつけるらしいが、ホワイトカラーの業種では、仕事を肩代わりしてくれる人間がいないケースが多い。実質、労働時間の長時間化であり、それに対する対価としての超過勤務代を支払われない制度だ。

企業は、労働者に長時間労働をさせ、さらにそれに対する対価を支払わないということから、二重に利益を上げる。

現在でも、沢山の職場で労働基準法が守られていない。違法な長時間労働、超過勤務手当ての不払いが、横行している。勤務医もその例外ではない。夜一睡も出来ぬ当直も、睡眠が取れる宿直扱いだ。それが常態化している。当直の翌日も休みは取れない。30数時間労働がまかり通っている。現政権が行うべきは、労働基準法を無視したこうした状況を、労働基準法に沿ったものに改めることではないか。ホワイトカラーエグゼンプションは、全くの逆行または違法な現状の是認でしたかない。

小泉パフォーマンス政権の表面的な人気をバックに、財界と官僚は、思いのままに政策を実現させてきた。安倍政権でも同じようにことがすすむとたかを括っているらしい。

国民には、税負担を高くする一方、法人税の減税によって企業の負担を軽減する。ホワイトカラーエグゼンプションは、こうした企業優先の政策の一環である。社会福祉は、切り捨てられ、大企業とその上層部だけが豊かさを享受する社会の到来だ。

教育基本法の改訂によって、愛国心を持つことを子供達に要求する。為政者が愛国心を国民に喧伝し強要するのは、国家体制が愛すべきものではなくなってきた時なのだ。

今、育ち盛りのお子さんを持つ親御さんは、この非道な法律を制定しようとする政府に、強い否を突きつけなければいけない。そうしないと、お子さんが成長したときに、夢の持てぬ過労死をするかもしれぬ生活を送らねばならなくなる。

ホワイトカラーエグゼンプション等という「ハイカラ」な呼称であるが、内実は、「労働者をさらに搾取する法律」なのだ。ネットを通して、反対の声を挙げよう。

このサイトが参考になる。

コメント

労組が目玉をくり抜かれてからどれくらい経ちましたっけ?バブル崩壊のころからですよね確か。

このホワイトカラーイグゼンプションに対するサラリーマンの反対運動が全国各地で起こるのかどうか。起こったとしてメディアはそれをどのように報道してゆくのか。じっと見つめて行きたいと思います。

家族を抱えて「リストラ」という一単語を恐れるばかりに、何も行動を起こせない勤労者の弱みにますますつけ込む様な方策ですね。

寒い朝になりました。アンテナ設置が昨日に予定されていたのは、ラッキーなことでした。

さて、ブラスパパさんは、実業の世界で生きていらっしゃったから、そうした変化は、肌で感じていらっしゃったのでしょうね。私など、大学や病院での生活が長かったので、あまり自分の問題としては感じることがありませんでした。

医療の世界でも、市場主義が入り込もうとしているのは、何度か申し上げたとおりなのですが、そうした資本の「理念なき貪欲さ」には辟易します。そうした資本に患者さんと医療で仕事をする人間が飲み込まれ、搾取されようとしていることに大きな危機感を感じます。

小泉政権で、武部某が、ライブドアのペテン師を「我が息子」と持ち上げていたのが象徴的です。現政権は、国民の方を向いていない。それをマスコミは突っ込まない。ネットで頑張って情報を共有しまいましょう。

上記のホワイトエグゼンプションの私の紹介も、不十分際まるものですが、最後に紹介したサイト(過労死訴訟弁護団のサイト)に的確に紹介されています。是非、こうした優れたサイトを紹介しあってまいりたいと思います。宜しくお願いします。

さ、これから無線だ~♪(笑

裁量労働

おはようございます。
ホワイトカラーエグゼンプションは、問題ありだと思います。やっぱり。
もともと私も医師として超勤を付ける習慣がずっと無いし、いまの職場も裁量労働と言うことなので、まあほとんどホワイトカラーエグゼンプションの通りなのですが…。

ただようやく医師も労働者としての自覚が出始めてきているのにこの法律はどうか、と思うのです。
昨年も私より年下の外科医が病院で突然死しているのを発見されました。同僚が鬱病でダウンしてもいます。心療内科を標榜している科でもあるのに…。

日本社会の様々な問題を感じます。

医師の超過勤務に対して、賃金を支払えという訴訟も起きてくるようになり、この法令を考えた官僚は、そうした動きを潰すことも念頭においているのでしょうね。安い賃金で、過労死するまで働けと言っているに等しいですね。

年休や、労働時間短縮の可能性も含めた裁量労働は、医師のような代わりになる人間の少ない職場では、十分確保することが不可能でしょう。

日本医師会は勤務医の労働条件を改善することに本腰を入れそうにもないですから、きっと勤務医の全国規模の組合ができるのではないでしょうか。それが、個々の雇用主と交渉すれば大きな力になることでしょう。

現状でも、年に何万件と労働基準法違反で警告を受ける事例があるようですから、まずそれをゼロにしろ、と強く求めなければなりませんね。厚生労働省が、この法案を考えているそうですが、誰のための「厚生」なのでしょうか。大企業の経営者のための厚生労働省に成り下がったのでしょうか。こうした法案の原案を作った官僚は、法案に記名して欲しいものです。この官僚は、無責任です。

いずれにせよ、法案が通ってからでは遅いので、周囲にこれについて知ってもらって、反対の世論を盛り上げましょう。

これが導入されると、経営者は残業代の心配をしないですみます。今でさえ過労死や、自殺者が多いのに、とんでもないことになると思います。
教員は(職業の性格上だそうです)残業手当を誰でも定額もらっていますが、財務省はそれを普通の公務員のように時間制にしようと考えています。しかし、教員の勤務状態を2回ほど調べたようですが、いずれも時間制にすると今よりも残業手当が増えるようです。私としては、風呂敷残業もきちんとカウントしてくれる方がありがたいです。
時間で勘定するというのは大切だと思います。それをしなければ、働く側は奴隷のようなことになりかねません。

教員の方も、風呂敷残業やら、部活の指導やら、サービス残業が多いのではないでしょうか。

ホワイトカラーエグゼンプションという呼称が、その内実を隠している可能性が高いですね。

口コミで、このプランの酷さを伝えて行かねばなりませんね。

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