FC2ブログ

政治家と現場の医師 

Yosyanさんのブログ「新小児科医のつぶやき」の今日のエントリーに、例の都立墨東病院産婦人科医師達の苛烈な当直業務について記されている。

その内容も優れたものなのだが、コメント欄にあった、二つの対照的な文章が、印象深い・・・

医療機関の情報伝達システムの問題だから、それを改善しようと、舛添厚生労働大臣と話し合ったという二階俊博経産相の言葉

「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」

一方、都立墨東病院産婦人科の状況に詳しい医師のコメント

「かかりつけ医」の先生も必死でした。墨東の先生も、もうかなり「いい歳」をした偉い先生まで、この通り労基法上等、過労死寸前という勤務で頑張っています。いずれも毎日遊んでいるような人達ではありません。寧ろ子供の頃から、他人が遊んでいるときに勉学に励み、今日も前進を弛まない、かけがえのない人材なのです。そういった人達がこれだけ精一杯やっていても、それでも救えない命があった程、人命とは重いものなのです。それを守ろうと必死になっている戦士達に、後ろから罵声を浴びせるようなマネはやめて下さい。想いを為し得なかった医療者に、理不尽な追い打ちをかける事はしないで下さい。現状で我々にできる事はここまでです。それ以上を求めるのなら、その負担は現場の医療者ではなく、皆さんにも負って貰わなければ実現しません。たとえば医療に遣うお金は出して下さい。できれば更に、最前線の医療者に敬意を払って下さい。世の中は等価交換です。何も差し出さずに、結果だけを得る事はできません。」

さて、どちらが医療現場の問題を言い当てているだろうか・・・。

コメント

やはり責任とって辞職すべき

ですね。墨東の産科の先生(笑)

ここまで率直に考えを述べられる政治家も稀有な存在ですね・・・その考えの内容が、滅茶苦茶ですが。

これではやって行けないと、仕事を辞める医師が出ても仕方のないことでしょう。

ことば尻をとらえただけかもしれませんので、前後の会話の全容はわかなないとしても。

この二階大臣、最低ですね。
人が足らないから、忙しすぎるから、回らないのです。
弁解ではなく、現実です。
医者は機械ではありません。
1年365日、1日24時間、休み無く働くことは不可能なのです。

忙しすぎること、人が足らないことは、医療安全の問題でもあります。

この大臣に送る言葉、「愚か者」と「心のそこからの軽蔑」の二つです。

今度はクソ政治屋ですね

クソマスコミ連中が別のネタにかぶりつくようになったら、次はクソ政治屋・・・共通点は「相手を人間として見ていないこと」でしょう。「機械」だから、壊れるまで使えという考えしか、そこにはありません。

どの階層に属する人間であれ、医師を一人の人間として、社会の一員として尊重できないのであれば、カス以下の評価にしか値しません。

元外科医さんの仰るように、ここは道義的な責任をとって、関係医療機関の産科医はすべて辞職すべきなのかもしれません。モラルの問題だから、と言われたのですから。

その結果生じる事態の責任は、政治家が取ってくれることでしょう。それが政治家のモラルというものです。

政治のモラルの問題が生じたときに、政治家にも潔く辞めていただきましょう。(他の面のモラルでも、辞めて頂くことになる政治家は、二階さん始めたくさんいらっしゃるわけですが・・・。)

現実的に可能性のあることを言えば、周産期医療センターに要求される人員のいない医療機関は、センター名をすぐに返上すべきでしょうね。返上しない場合、管理責任を、医療機関の長と、監督官庁に問わねばなりませんね。

文章お借りします

たびたび失礼します。自分の日記でも取り上げましたが、一部文章をお借りしています。事後連絡ですが、ご容赦ください。

政治家ごときに…

政治家ごときにモラルを言われたくはないですね。
マスコミも然り。もっともモラルの低い職種でしょうに。

現場で汗水流し、必死に頑張っている医療者にものを言えるのは、同じ思いの同僚だけでしょう。

現場は既に崩壊を始めているのです。
医学部定員増は間に合うのだろうか、微妙なところです。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/1160-04e87af6