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医師は、怒るべきではないか? 

妊婦が脳出血により死亡した事例を受けて、墨東病院産科では、当直2人体制を、年始まで続けることにしたようだ。常勤医の当直回数は、月8回に上るらしい。当直前後の日には、通常業務があるから、要するに、休みはなし、ということだろう。

年始まで、というところをどう捉えるかだが・・・患者さん達のなかには、年始までの一時的なことなのかとがっかりされる向きももしかしたらあるかもしれない。また、二階さんが、モラルが低いとか言い出すのではないか。

が、医療従事者としては、ここまで頑張らなくても良いのではないか、周産期医療センターの看板をとっとと降ろした方がよくはないかと申し上げたくなる。中で頑張っている先生方には大変失礼なことかもしれないが、頑張れば頑張るだけ状況は悪化するのではないかと心配になる・・・。



以下、引用~~~

墨東病院:年始まで産科医の当直2人体制を維持
08/11/28
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

墨東病院:年始まで産科医の当直2人体制を維持 /東京

 都立墨東病院(墨田区)の総合周産期母子医療センターで産科医が不足している問題で、都は27日、12月1日から来年1月4日までは休日を含め2人当直体制を維持すると発表した。新たな産科医が確保できたわけではなく、非常勤の医師をやりくりして対応し、4人いる常勤医の12月の当直回数は8回程度になるという。

 都病院経営本部は「引き続き常勤医の確保に努力したい」とコメントしている。【須山勉】

引用終わり~~~




一方、墨東病院の近くの江東区では、都から土地を譲り受け、それを民間に譲渡、新しい総合病院を建てる算段をしているらしい。上記の事例を受けての対応なのだろう。

果たして、十分な医療スタッフが、その民間病院に集まるのだろうか。またしても、箱もの作り先行の旧態依然とした政策なのではないだろうか。救急医療の充実のために、道路を建設するという発想と似たり寄ったりなのではないか。きっと、政治家や官僚にとって旨みのある公共事業の種なのだろう。

墨東病院産科では、労働条件の改善はなされず、医師達がぎりぎりの孤軍奮闘をしている

医師は、黙って耐えていてはいけないのではないだろうか。



以下、引用~~~

病院用地、都から買収 人口急増、救急対応を強化 東京・江東区
08/11/27
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

江東区:病院用地、都から買収 人口急増、救急対応を強化--方針 /東京

 江東区の山崎孝明区長は26日、人口が急増する区南部に急患などを受け入れる総合病院を建設するため、同区豊洲5の都有地(1・5ヘクタール)を取得する方針を明らかにした。区内の産婦人科医院に通院していた女性が先月、妊娠中に脳内出血となり、死亡した問題を受け、早期の建設が必要と判断した。

 区によると、都有地は未開発の更地で、区が都から買い取った後、民間の病院事業者に売却し、民間病院を建設してもらう予定。区が4日、妊婦死亡問題を受けて都に土地の提供を申し入れ、都側は「早急に検討する」と前向きの姿勢を示しているという。

 江東区は、南部でマンション建設が相次ぎ、人口が年間1万人のペースで増えているが、出産を扱う産婦人科は区内に3診療所があるだけ。人口が増える南部には特定医療の専門病院しかない。山崎区長は「周産期医療や救命救急医療を担う、できるだけ多くの診療科を備えた病院を建設してもらえるよう、環境を整備したい」と話した。【前谷宏】


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