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トリビューンの破産 

米国の大手マスメディア会社が、倒産した。ニュースは、ここ

不況により広告収入が減少したためとされているが、その負債の大きさからすると、構造的な不採算が長年続いてきたのではないだろうか。

最近、日本のマスコミが、財界にとりわけ「気を使った」報道をしている様子が目に付く。その良い例が、最近の労働者の解雇についての報道振りだ。トヨタの奥田さんが、厚生労働省批判をするマスコミは広告を出さないと言ったことも、少し話題になったが、放送の自律をこれだけ侵す発言に対して、マスコミは全くの弱腰だった。

しかし、マスコミは、政財界の顔色だけを見ていて良いのだろうか。

毎日テレビ番組に流されているのは、一部の例外を除いて、宴会みたいなドンちゃん騒ぎと、下らぬ駄洒落ばかりだ。こうした番組を作り続ける製作者は精神状態が異様に昂揚し続けているのではないかと、以前から考えている。いずれにせよ、こんな番組は飽きられる。誰も見なくなる。

一方、報道番組も、ニュースの選択の仕方、さらにそれへのコメントに、特定のバイアスがかかっていることが多いことが、よく知られるようになってきた。ネットの情報も玉石混交だが、少なくとも自分の仕事などに関わる問題については、そのバイアスのかかり方が、自らの経験・知識とネット情報に基き手に取るように分かる。報道番組・新聞報道共に、我々は距離を置いて接するようになってきている。いい加減な報道を一旦でもすれば、信頼性は地に落ちる。

こうした現状で、マスコミは、視聴者から飽きられ、信頼性を失いかけている。この事実に目をむけず、広告収入を確保したいがために、政財界にだけ顔を向けていれば、トリビューンと同じ運命を辿るマスコミがぞろぞろ出てくるに違いない。

コメント

 >こんな番組は飽きられる

もうちょっと状況は深刻なように思います。刺激は関心を引くにはもっとも手軽な手法ですが、同じ刺激では飽きられます。

そこで飽きられかけたら、さらに強い刺激を行う事になります。これのサイクルを繰り返していると考えているのですが、加えられる刺激がそろそろ限界のように感じています。

ではなくせば良いかとなりますが、刺激に慣れすぎた人々は、強烈な刺激がないと満足できないように変質しているかと思います。

つまり限界を越えても刺激を強くしないと、現状すら維持できない状態に陥っていると考えています。

一種のチキンレースですが、関係者は降りる事さえ出来ずに破滅に突き進んでいるんじゃないでしょうか。

刺激が、さらなる刺激を要求する悪循環ですね。

少し前には、民放にも見るべき番組があったのですが、悪貨が良貨を駆逐しているようですね。

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