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週末 

昨日は、午前中の忙しい外来を終えてから、思い立って、次男に声をかけ、東京に出かけた。車で2時間弱かかる。御茶ノ水に駐車。息子は、卒論に使うための本を探しに、丸善、その後三省堂に。私は、中古CD屋に。御茶ノ水界隈は、学生時代から馴染みの街だ。本屋が減って、楽器屋と、食べ物屋・飲み屋が増えている。昔と比べること自体意味が無いが、学生と思われる人数が減っているようだ。

CD屋は、多くの客でごった返していた。メンデルスゾーンのピアノトリオのCDを探す。チョン兄弟の演奏と、スークトリオの演奏を手に入れた。息子のために、マーラーの5番、それにブルックナー9番(ヨッフムがドレスデンシュターツカペレを指揮した演奏のこのCDは、実に100円だった)を手に入れた。

メンデルスゾーンのこのピアノトリオは、学生時代から何度も演奏してきた。5年ほど前、信州で、大学時代の友人達と開いたオフ会というか演奏会では、N大学で教鞭をとっている後輩のM君と演奏した曲でもある。20年ぶり位にあった彼と、数年前まで室内楽の相手をお願いしていた信州在住のUさんと、学生時代と同じように弾いた。何と言う愉しさ・・・こころを開くことのできる友人と楽しむ室内楽は、本当に何ものにも代え難いものだと思った。そして、今度は別なメンバーとだが、この曲を演奏する機会ができた。音楽的には、まだまだなので、よく研究して、自己練習を積み重ねて、練習に臨むべく、複数の音源を手に入れたのだった。

手持ちの、現代のアンサンブルのメンバーによる演奏に比べて、チョン兄弟・スークトリオともに、少しゆっくり目の演奏。だが、こころに残るのは、後者二つ、特にスークトリオだ。スークトリオの演奏の録音は、弦楽器の近くにマイクを立てているようで、ピアノの音量が少し小さい。スークの良く伸びる、それでいて少し陰りのあるバイオリンが魅力的。フッフロのチェロ、パネンカのピアノも申し分なし。1楽章で、第一主題が再現するところなど、少し感傷的だが、それでも特にこころに訴えかける部分なのだが、チェロのフッフロは、思い入れたっぷりにアウフタクトを弾いて、主題を回想し始める。学生時代に、よく聴いた演奏が、彼等のものだったのかもしれない。琴線に響く演奏だ。

陽が落ち、寒風が吹きすさぶ御茶ノ水駅前で、息子と落ち合う。運動不足の息子も、駿河台下まで歩き、本を渉猟して疲れた様子。丸善に少しより、私は、吉田秀和氏の新しい評論集と、フォーレの生涯に合わせて彼の作品群を解説した本を入手。近くの喫茶店で疲れを少し癒して帰路に着いた。

途中で夕食をとり、仕事場に立ち寄った。息子は自分の車で帰宅。6回も吐いた1歳の子を診察した。点滴を実施。ふっくらした子で、点滴路確保に苦労する。サフロ針の針先の向きが、見えにくくなっているのを改めて自覚・・・こうした救急対応するのも、そろそろ引け際かな・・・。自宅には、午後9時過ぎに帰着。疲れていたが、無線機の灯を入れる。縦振れ電鍵を叩いていたら、Tom K5AXから、昔の電報を扱う技師みたいだとお褒めの言葉。彼も縦振れを見つけ出して、打ってみようかと思うと言っていた。その後、Nathan KO6Uが出現。クリスマス休暇を楽しんでいるらしい。TulareからLAエリアに来ている父上と、無線クラブのSwapミーティングに出かける由。ネットで手に入れてくれたMM3キーヤーを、いよいよ私に送ってくださる由。

今日も朝から何だかんだと仕事場につめていた。今、点滴中の喘息の子が帰ったら、店じまいして、自宅に戻ろう。夕方、陽が暮れる頃、全世界に無線が開けるかどうか・・・。

コメント

MUTさん、今晩は、充実した土曜日でしたね。20歳前後の息子さんとの会話って、テレビや映画でしか見たことがないので興味があります。私は仕事人間で家庭を顧みなかったせいか、息子から嫌われておりました。やむを得ず一緒に出かけたときも、お互いに無口で、ぎこちない会話しかしませんでした。息子と父親って本能的にぶつかる関係らしいですが(自分の言い訳)、NUTさんのところはほほえましいいい関係ですね。今日は珍しく一人になる時間があったので14メガ、7メガを聴いてみました。ノイズのみ、直径1メーター程度の磁界ループでは余程コンディションが上がらないとオーバーシーはだめです。

次男とは結構コミュニケーションが取れています・・・が、少し親離れをしていない様子なのが気にかかります。それに、彼から過大評価されているような気も・・・。徐々に親離れをしてゆくのでしょう。家内からは、まるで孫と祖父の関係のようだと揶揄されております。

この週末は、CONDXがもう一つでしたね。夜11時過ぎの西海岸とのパスは、いつも結構良いのですが、今夜はどうでしょうか・・・。

また仕事場でノロウイルス感染と思われる幼児の点滴をしています。そろそろ帰れるかな・・・。

良い新年をお迎え下さい。

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