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しようもない思い出話 

昨夜、書斎兼無線室にこもり、ヘッドフォーンのコードを短くする作業を行った。コードを半分程度に切り、DIYで入手した、プラグをつなぐという単純作業。コードの右左のオーディオ信号を伝えるケーブルが、極めて細く、さらに縒り線一本一本に薄い絶縁皮膜がコーティングされていることに気が付くのにしばらく時間がかかってしまった。

プラグを接続、リグにつなぐと無事聞こえる。RFの回り込みも無視できるほどに減少した印象。作業終了。音はやはり高音の伸びが無線用としては良すぎる。その内慣れるだろうか。これも当たり前の構造なのかもしれないが、スピーカーに当たる発音部が、耳の少し前に位置し、斜め前方から音が聞こえるように工夫されているのに感心した。頭のど真ん中で音が鳴り響かないようにする工夫だ。

半田鏝を持つのは何年振りか。無線に興味を持った頃、真空管の機械を一生懸命自作していたのを思い出した。中学一年の頃、なけなしの小遣いを握り締め、秋葉原のラジオデパートにでかけ、必要
な部品を手に入れる。最初に作ったのは、6BA6単球の受信機だった。アルミのシャーシに電源トランスや真空管のソケット・バリコン等を取り付け、「実態配線図」の通りに配線し・・・恐る恐る灯を入れる・・・と、真空管が明るく光ったと思った瞬間、6BA6がボンと音を立てて破裂した。きっと、ヒーターにB電源を加えてしまったのだろう。

それ以降、少しずつ知識を深めて、最終的には、トリプルスーパー(第一IF3.5MHz付近、第二455KHz、第三50KHzという安直なトリプルコンバージョン・・・)、それに6146ファイナル(最初、6AQ5シングル、その後、6DQ6A、2E26と進んで、最終的に6146へ)の送信機を自作した。ファイナルのプレートを真っ赤にさせていたものだった。調整器具といえば、テスターのみ。当初の平衡二線フィーダーの電流給電ダイポールのマッチングをとるチューナーは、受信用二連バリコンを利用したもの。SWR計は、最初平衡二線のフィーダー上のランプの光り方で定性的にみるもの。VFOがとても難しく、安定度とピュアな信号を得るのに最後まで苦労した。きっと回り込みを起こしていたのだろう。受信機では、イメージ混信と思われる混信の除去に苦心した。JA1FHXさんが、遊びに来られた際に、国際のメカフィルをお土産に持ってきてくれて、その切れ味の良さに仰天したことは既に記した。それでも、ワイアーアンテナや、竹で作ったクワッドで、全世界相手に交信して楽しんだ。無線によって、世界への窓が開けたと言っても良かった。ヒースキットや、ドレークのリグを用いている米国のハムの豊かさに何時も憧れを持っていた。コリンズなど天上のリグであった。

半田と松脂の焦げる臭いから、そうした10代の日々が、さっと蘇って来た。

Don W6JLのように、PLLコントロールのリグから、7メガのビームまで完全自作は無理としても、リニアや、エレキー程度は将来また自作してみたいものだ。

その時間が残されているかな・・・。

コメント

懐かしい香り(?)でしょう?
少しの時間でも見つけてやってください。
K2を1年がかりでというのはどうですか?

ふふ、悪の道に引き込まないで下さい(笑。あの当時、Akiさんの電通製のエレキー(だったと思いますが)から繰り出される、美しい符号に聞ほれていました。

私は、どちらかと言うと、アマチュア無線技士よりも通信士なのですが、その内・・・時間が出来たら、自作にチャレンジすることを目指しましょう。

どうぞ良い新年をお迎えください。

あのエレキーは好んで使いました。(電通精器???)
でかくてごつい作りでしたが動作は安定していました。
どうぞ良い年をお迎えください。

トップバンド用のQマルチプライヤーつき4段のLCからなるプリセレクターを作ってみたところ,ゲインさえ欲張らなければS/Nをかなり改善してくれました。何せ4個の同調を取らねばならぬ代物で,操作性は極めて悪し。多連のバリコンを手に入れてもっと簡単に同調を取るように改造する予定です。適当に周辺機器を作って遊んでおりますが,来年もよろしく。よいお年を。

周辺の強い信号による抑圧を抑えるための機械なのでしょうか。トップバンドに出られるということは、かなり恵まれた環境にお住まいなのですね。四つの独立したバリコンで同調をとっている様子が目に浮かびます。プーリーを使って、一緒に回すとかは如何でしょう。また、別エントリーで記そうと思いますが、昨夜は、夕方から夜遅くまで、7メガがヨーロッパ方面にお祭りのような開け方でした。Joe DL4CFが、トップバンドをタワードライブでやっているが、JAとたくさん交信できたと言っていましたね。どうぞ良い冬休みをお過ごしになり、健康で幸い多い新年を迎えられますように。

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