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オリックス、斜陽か? 

オリックスといえば、宮内義彦氏の率いるリース会社だ。オリックスが、日本郵政から「カンポの宿」を安く一括購入すると報じられている。宮内義彦氏は、小泉政権当時、規制改革を進める諮問会議を引っ張ってきた、飛ぶ鳥を落とす勢いの人物だった。日本郵政の民営化には直接関わっていないと弁明しているらしいが、規制緩和で民営化された日本郵政の財産を簿価よりも低廉な価格で一括購入することは、どう考えてもおかしい。

オリックスは、子会社を通して、例の高知医療センターのSPCとして利益を吸い上げている。高知医療センターは、赤字で、すでに債務超過になりかかっているという。このブログでも過去に取り上げた。最近、『ある経営コンサルタントのブログ』で詳細に論じられている。

しかし、オリックスの財務状況に暗雲が立ち込めていることも、同じブログで記されている。CDS値が上昇しており、資金を市場から得る際に高い利率を上乗せしなければならない状況に陥っている様子だ。今回の米国発金融危機の影響をもろに受けているのだろう。

こうした状況のオリックスに、カンポの宿を一括売却とは、一体どうなっているのだろうか。宮内義彦氏自身が進めてきた規制緩和の甘い部分を、ここで何とか吸い取りたいということなのだろうか。現鳩山総務大臣が、この売却に難色を示しているらしい。水に落ちた犬は叩けということなのだろうか。自民党は、オリックス等規制緩和で甘い汁を吸ってきた企業から、巨額の政治献金を受け入れてきているはずなのに、落ち目になったオリックスを叩き落そうとしているのか。

市場原理主義の破綻によって、市場原理主義の申し子のような企業が危機に陥っている。それを、叩こうという現政権。こんな政官業の癒着のドロドロした茶番劇はいい加減止めてもらいたいものだ。

コメント

市場原理主義は、日本を破壊しようとした。その原因究明の第一歩になるのではないだろうか。

Orwellさん

コメントをありがとうございます。そちらのサイトの最近の発言を読ませていただきました。とても興味深い内容でした。また、ゆっくり立ち寄らせて頂きます。

宮内義彦氏は、例の何とかファンドの後ろ盾でもあり、市場原理主義以前に、かなり胡散臭い人物でもありますね。

市場原理主義が、世界をどれほど混乱に陥れているかを明らかにする作業も是非必要です。ますますの健筆を期待しています。

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