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国保、実質破綻 

国民健康保険の滞納世帯が、20%を超えた。453万世帯。その人口は1千万を超えることだろう。

国保には、収入のない無職の方や、高齢者が多く加入している。従って、このような状況になるのは、当然のことなのだ。

一方、公務員は、共済に加入している。年金にしろ、健康保険にしろ、彼等は、特別扱いである。昨年、公務員の定期昇給は行なわれなかったが、一日15分間の労働時間短縮が行なわれた。一日労働時間が8時間とすると、これは3%の定期昇給に相当する

また、国会議員も保険・年金の上で、特別扱いを受けている。

こうした人々が制度設計を行ない、運用する、保険・年金制度が、破綻しているのだ。制度設計・運用者には痛みが及ばない。

医療社会福祉の格差はもう既に始まっている。



以下、サンケイのウェブサイトより引用~~~

保険料滞納は453万世帯、過去最悪の20%超 国民健康保険 
2009.1.16 19:02

このニュースのトピックス:景気

 厚生労働省は16日、自営業者らが加入する国民健康保険で、全加入世帯に占める保険料(税)の滞納世帯が453万世帯に上ったと発表した。加入世帯に占める割合は平成20年6月1日時点で20・9%に上り、統計が残る10年以降で過去最悪となった。

 保険料を1カ月でも滞納した世帯数は14年以降、400万台で推移した。ただし、19年以前はその年の3月31日時点での統計。20年は、4月に75歳以上が後期高齢者医療制度へ移行したため前年比22万減の453万世帯となったが、若年層の滞納世帯が大量に残った格好だ。保険料を滞納した場合に交付される数カ月間有効の「短期保険証」も20年は過去最高の124万世帯に交付された。

 厚労省は、「無所得や低収入の加入者が増え、年々上昇する保険料を支払う余裕がなくなっている」と分析。21年以降は景気後退の影響で、さらに状況が悪化する可能性が高い。

 一方、厚労省は19年度の国保全体の財政状況(速報値)も公表。市町村の一般会計からの赤字補(ほ)填(てん)分を除いた実質赤字は3787億円(前年度比445億円増)で、2年ぶりに増加へ転じた。

コメント

当然でしょ

国民健康保険にたいする国庫負担割合をどんどん減らしてきましたからね。当然でしょう。折角作った皆保険も崩壊すれば無保険者の大量出現で、この国は一体どうなるんでしょ。政治から治療しないとダメでしょうね。

アメリカの「Sicko」の状況が、日本にも出現するということなのでしょう。そして、官僚支配という別な枠組みもついてますからね。本当に、どのようになるのでしょうか。

国民は、痛みが自分の身に及ぶまでは、分からないのでしょうね。安全で安心な医療を、といったスローガンの下に、医療を攻撃することばかりしているうちに、内側から崩壊し始めているのですね。

こんにちは。

以前、国保の手続きをした時に担当者の方にお聞きしたのですが、私の住んでいる市の場合、仮に滞納者がゼロになったとしても、医療費は毎年40億円の赤字になるのだそうです。

不足分は市税収入から補っているとの事でしたが、すでに制度としては破綻していると言う事なのでしょうね。

#個人的には、日本は消費税を上げた上で、医療、教育、年金を全て税金で賄う方向に行くしかないのではないかと考えています。

かの小泉政権が、国保への国から金をどんどん切り詰めましたからねぇ。

それに、国保には、無職の方や、高齢者が多く入っているので、構造的に赤字のようです。

財務省は、公的保険は縮小の方向と明確に打ち出しています。国保が機能しなくなるのも、すぐそこでしょうね。

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