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詐欺商法二題 

所謂、風邪を弾いた時に、市販薬を使って「治そう」とする方も多いことだろう。風邪にすぐ効く○○○○等という宣伝文句が頭にこびり付いている位、市販薬の宣伝は頻繁に行われている。

小児のために売られている「風邪薬」に含まれる内容を、しげしげと見たことがある。解熱剤・鎮咳剤・抗ヒスタミン剤等が含まれている。鎮咳剤は、医療機関の小児科ではついぞ使われなくなった、中枢性の鎮咳剤である。それに、それらの投与量が、年齢相当の適切な投与量に比べると少ない。要するに、どの症状にでも効く「かもしれない」多数の薬剤を、少量ずつ合剤にしたものだった。少量にしているのは、副作用の生じる危険性を少しでも減らしたいという製薬会社のイジマシイ思いからきているのだろう。一番怖いアレルギー性の急激な副作用は、少量でも起きる場合は起きる。

そもそも、狭義の「風邪」に「効く」ということ自体が、不当表示である。せいぜい症状を多少緩和する程度の効果しかない。それに加えて、旧態依然とした薬品も含めて、少量づつ配合した合剤を服用する意味は殆ど無い。

これは一種の詐欺である。

下記は、中国で生産された「化粧クリーム」に強力なステロイド剤が含まれていたというニュース。きっと、アトピー性皮膚炎に効く「化粧クリーム」として、アトピー性皮膚炎の患者さん達に販売されていたのだろう。様々なバリエーションのあるアトピービジネスの一つ。

しかし、上記の市販風邪薬も、これとそれほど違わない詐欺商法の一つだ。それを問題にしないマスコミ。やはり製薬会社を敵にできないのだろうか。先日、「うつ病の常識を変える」と豪語したNHK等も、いかに政治家から頼まれた(命じられたから)と言って、うつ病のクリチカルな問題を単純化し、変な方向にリードする等と言うことをしたりせず、正々堂々と行われているこうした詐欺商法を追及してもらいたいものだ。



以下、引用~~~

化粧品にステロイド剤 中国から輸入、回収指示
09/03/11
記事:共同通信社
提供:共同通信社


 奈良県は11日、同県吉野町の化粧品販売会社「コスメプロ」の化粧クリームから、薬事法で化粧品への配合が禁止されているステロイド剤が検出されたとして、製造販売中止と自主回収を指示したと発表した。

 県によると対象は「がいようクリーム」。外用ステロイドホルモン製剤としては最も作用が強い部類の「プロピオン酸クロベタゾール」が含まれていた。炎症などが出る恐れがあるという。健康被害の報告はない。

 同社によると、同製品は長野県の会社が中国から輸入し、コスメプロが瓶詰めしていた。中国の製造業者はステロイド剤が入っていないという証明書を提出。中国製との表示はしていなかった。 県によると、ステロイド剤の使用を止めようとするアトピー患者らが、保湿クリームとして使うケースもあったという。

 2006年3月から、約7600個がインターネットや店頭で販売された。県は、使用者は医師に相談するよう呼び掛けている。

 コスメプロは「ご迷惑をお掛けして申し訳ない。知らなかったとはいえ、責任を持って回収する」とコメントした。

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