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K6VVA・K6AR 

2日前の日曜日、仕事場に呼び出されることはなく、雑草が生え始めた庭で草むしりをした以外は、7メガをワッチし続けた。午後2時半頃から、北米に開き始めた。この時期としてはノイズも少なく、午後3時には西海岸の局が、ガツンと入るようになった。

以前にも記したかもしれないが、高専の低学年の学生だった頃、午後2時に授業が終わる日が、週の内、1,2日あり、1時間半程度かかる帰り道を自宅に急ぎ、日暮れ前の時間帯から7メガを聴き続けたことを思い出した。北米の信号が、ノイズの中から少しずつ浮かび上がってくる。その様子が何とも言えず好ましかった。いわば、青春時代を表象するような出来事だった。もう40年ほど前のことだ。

日が暮れてからも、7メガの好調なCONDXは続いた。印象に残った交信は二つ。一つは、旧知のRick K6VVAとの交信。当初、強い信号で呼んできてくれたが、すぐにメインの局に移るから待ってくれといって、しばらく引っ込んだ。サンタクルズの山の中に建設した、remote controlの設備を使って、台所でワッチしていて私もを見つけた。そのPCを用いてコールしたのだが、キーボードが小さくて打ちにくいので、メインの設備から出直した、とのことだった。山の上の設備からの信号は、ベアフットのようだが、S9で、メインの設備でアンプを用いたときと同じか、少し強い。山の上のロケーションは、JA方面に小高い丘があるらしいが、さすがに山の上のことだけはある。

ARRL CWにVP2Vから出たのだが、コンテストのためだけに行くのは忙しなかったと言って笑っていた。私の母親の状況を説明すると、よく理解できる、彼の場合は、母親と彼の二人だけの家族だったので、いよいよ介護が難しくなって、彼女をサンタクルズの丘の上にある介護施設に連れてゆくために、彼女と車に乗ったときのことを忘れることができない、と仰っていた。

もう一つの交信相手は、Jim K6AR。サンディエゴ近郊に住む61歳。昔、DXをしていたころに、パイルアップのなかでよく耳にしたコールのような気がした。昔は、7メガの2エレを上げていたのだが、今はダイポールにベアフットらしい。しばらくQRTしていたのだが、最近カムバックを果たしたとのことだった。

2005年まで、半導体製品の販売会社を経営していたのだが、思い立って、MBAの学位を取るために、ビジネススクールに入学したようだ。MBAの勉強をして、仕事を見直し、また新しいビジネスをはじめる積りだった由。バブルが弾ける前、2007年、勉強を終えた頃に、自分の会社を売り払ったとのことだった。また仕事を立ち上げたいのだが、現在の経済状態で出来ないでいる、とのこと。米国では、50歳代になってから大学院に進学し勉強をするという話を時々耳にする。恐らく、社会的に成功を収めた一部の人々だけしかそうした選択はできないのかもしれない。が、それにしても、凄いガッツだ。教職についていた奥様も最近退職し、自宅で互いに”run into”することもあるので、そろそろ新しいヴェンチュアビジネスを立ち上げたいと思っている、とのことだった。米国の経済も、そう遠くないうちに立ち直るだろう、と。

キーイングに回り込みを起こしているのか、時々ミスキーイングをしていた。以前は、CWの腕には自信があったのに、申し訳ないと盛んに謝っておられたが、彼の送信の腕は十分確かなものだった。

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