FC2ブログ

あるバイオリン発表会に参加して 

この週末も慌しかった。仕事を11時半過ぎに終え(ようとする時に限って、最後にどど~っと患者さんがいらっしゃるのであるが・・・)、あるバイオリンの先生の発表会に参加するために、一路千葉へ。湾岸で曲がり損ねて、反対方向に向かってしまったが、一つ先のインターで降りて、千葉方面へ。九州からいらっしゃるバイオリン奏者の方(高校の音楽の先生をしていらっしゃるそうだ)と、ピアニストの方と三名で、先日弾いたメンデルスゾーンピアノトリオ1番1楽章を練習。といっても時間がないので、二回ほど通しただけ。

私が通奏低音で参加する、弦楽アンサンブルのリハも、1,2回やったようなやらなかったような。それで、本番突入。ピアノの置いてある喫茶店が会場で、聴衆は関係者のみ30名程度。所謂レートスターター、またはリスターターが多い発表会だ。お弟子さんたちが、一生懸命演奏される姿に、じ~んとなることしばしば。特に、『千の風になって』を、歌心豊かに弾かれた50歳代と思われる女性の方と、もう一人、バッハのメヌエットを、バイオリンの先生と合わせて弾かれた、70歳前後でフルートの初心者と思しき方、お二人の演奏が印象に残った。『千の歌になって』の演奏は、一見簡単そうだが、背伸びせずに、素直に歌っておられたのが好ましかった。フルートを吹かれた方は、長くのばすべきところで音が続かないこともあるのだが、その真剣さが、こころを打つ。こうした方々を教え、一緒に演奏されるバイオリンの教師の友人も改めて見直した。

自分達の演奏は・・・好評を得たが、私個人の演奏に関しては、何か、少し演奏しなれてしまった(弾けないところは弾けないのだが)ようなところがあり、いつも真剣に感動をもって弾かねばならないと反省。バイオリン奏者の方にも、音を褒めていただいた(他に褒めようがなかったのかも・・・)。息子さんが東京の音大に入学したので、時々上京するから、また合わせようと仰ってくださった。

60の手習いでバイオリンを始めた外科の医師の方も、はるばる遠路参加された。お住まいは、九州なのだが、現在北海道に赴任中とのこと。「国境無き医師団」でも活躍なさっているようす。バイオリン奏者の方が、彼のバイオリンの先生で、お二人で、バッハのドッペルを演奏なさっていた。まだ、バイオリンを始めて、2,3年と思われるが、真剣そのものの素晴らしい演奏だった。

思い返すと、楽器を新しく買って、闇雲に弾き始めて(再開して)から、もう10年になる。レッスンにもつかずに、自己流でやってきたのだが、当初、どんどんヘタになっているような気がしていた。昔は、2,3回弾くと大体暗譜できたものが、それが利かなくなってきた。それに、暗かったりすると譜面が読み辛い。でも、いつも自分で自分の音を聴きながら(これが結構難しい・・・本当はレッスンにつけば、この問題はかなり解決するのだろうが・・・)、工夫をして練習を続けて行こう。もしかしたら、これからダウンヒルの本番が待ち受けているのかもしれないが、それでもアンサンブルをして下さる仲間の輪が少しずつ広がって行くことを支えに、もう一頑張りしてみようかと思っている。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/1360-0802b561