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QRMがあるから、さようなら・・・ 

昨夜遅く、寝る前に7メガをワッチした。7030辺りを中心周波数とするジャミングが酷く、7026は五月蝿すぎた。その少し下で、Don W6JLがJAのビギナーと思われる局と交信していた。Donは、例によって、自作のリグ・アンプ、それにQSKシステムも自作、2エレ八木も自作と自慢げに紹介していた。相手に、リグは何を用いているのかと尋ねて、受信に移った。ところが、相手のJAは、QRMがあるからといってそそくさとファイナルを送ろうとしている。

それでも、Donは食い下がっている。599のリポートをくれたのに、QRMなのか、自分はQSKを用いているから、QSYをいつでもできる、と繰り返した。が、相手のJAは、別れのメッセージを送って、そそくさといなくなってしまった。

そこで、私がDonを呼び出し、かのJAはビギナーなのだ、まだ受信できなかったのだろう、「QRM」は初心者が受信できないエクスキューズとしてよく使う台詞ではないか、それに我々には言葉の壁があるし、ね、と申し上げた。

Donは、それは良く分かるが、あのような場合QRSをしてくれと何故頼まないのだろうか、頼まれればいくらでもQRSで相手をするのに、と答えた。英語だって、極めて簡単なものしか使わないで、交信を続けることができるのに、と。HONESTであって欲しいのだ、と繰り返していた。

その通りだと思うが、取れないのでQRSしてくれと依頼することで、SELF CONFIDENCEないしSELF ESTEEMが侵されるように感じてしまうのかもしれない、と私は申し上げた。

Donとは、そのような会話を交わした後、彼が70セントのMOSFET二個を用いたアンプを作っている、それに2マイルの散歩を毎朝続けているといったことを伺いお別れした。彼は、リグの自作それにCWの運用面でも超一流のオペだと思う。JAのビギナーに対して少し厳しすぎるかとも思ったが、彼が相手と意味のある会話を交わしたいと思っているのに、それが出来ぬもどかしい心情も理解できる。

最近、ネットでCWトレーニングについて少し調べたが、検索してヒットするのは、専らCWトレーニングソフトだけだ。そうしたソフトでトレーニングすることで、符号を覚えることができ、さらに所謂ラバースタンプの交信を楽しむことは一応できるようになるのかもしれない。しかし、オンエアーで実際の交信に耳を傾け、交信相手への関心を強く抱き、何とかして意思疎通を図りたいというモチベーションは、そうしたトレーニング方法では生まれてこないだろう。勿論、両者が背反することではないが、ソフトによるトレーニングでは、一種のゲーム感覚しか生まれず、本当の交信の愉しさを追い求める意思は生まれないのではないか、却って、一つの閉じた自分だけの世界に留まるように促してしまうのではなかろうかと心配になった。

これはJAだけに限ったことではなく、アマチュア無線の生まれ育った地の米国でも大なり小なり同じようなことになっているように感じられる。

コメント

W6JL

今回、Wでの1st-QSOがDonでした。BK多用のchatモードに突入されて、20分後、Lunch-breakで解放していただきました(笑)。

QRZ.COMで確認したところ、“I am a CW-only op and a ragchewer.”と書いてありました。道理で・・・。

No title

途中からお聞きしていました.
ShinさんはQSKではないと言っているのにのDonはShinさんの送信中にしきりに合いの手を入れていたので,思わず笑ってしまいました.Hi

No title

う~ん、難しいですね。私も初心者、ボキャブラリも無いし受信もうまくありません。

先ほどCQをだしたら中国の局から呼ばれました。周波数が150Hz位ずれていて、やっと呼ばれているのが判ってRITでゼロイン。でも、相手のコールが早すぎてしかも縦だったのでうまくとれませんでした。PSE QRS ES CALL AGNを打ったのですが伝わらないようでそのままの速度。何度か打ち直してもらってやっとCPI。NAMEの交換まで終わったところでQRUを送られてしまいました。こちらのスキルが足りなくてご迷惑をおかけしてしまったので仕方なかったですが。
もうちょっとだけゆっくりと、間を空けて打ってくれればSOLID CPIできたなーと思いつつ。。。

精進精進。

No title

Atsuさん,そういえば、Donさんのお相手していて参ったのが、BKも打ってないのに打ち返してくることでした。フルブレイクインにしていないと、わかりません。Hi

No title

14.47MHz付近で朝Wから送信されてくる練習用CWの信号(コールサインなんていいましたっけ)を受信して受信練習するのですが、集中力が続きません。歳のせいですかね。CWも言語と同じく、年齢の閾値がありそうです。。。

No title

皆さん

コメントをありがとうございます。Donは、ラグチューを始めると、どんどんマニアックな領域に話題を進めてゆくタフな相手ですので、なかなか話題についてゆくのは苦労します。が、彼の偉いところは、自分の独り言・独演会にせずに、相手への関心を抱き続け、話を相手に振るところでしょう。

そうした対応をしたのに、そそくさと立ち去ろうとしたビギナー氏に少しイラついたのかもしれません。

今夕、FEAのネットの常連でもある、John VK4TJに7メガでお目にかかりました。CONDXが良くないという話題から、CWのactivityの低さに進展し、私は、ひとしきり悲観的な見通しを話しました。が、彼は、とてもポジティブでした。SKCCも発足以来3年間で5000名以上の会員が生まれた、彼の指導する地域のCWの講習にも多くのハムが集まっている、と。試験でCWが課されている間は、CWを嫌うハムが多かったが、一旦課されなくなると、CWに関心を抱くハムが増えたというのが彼の見方です。

それが、すぐにCWでのラグチュー・意思疎通の腕を磨こうという人口を増やすことにつながらないかもしれませんが、悲観論に終始せずに、CWのラグチューの楽しさをより一層喧伝してゆくことが必要だと改めて思いました。

BE HONESTというDonの言葉は、私自身への戒めとして、これからもCWのラグチューに精進し愉しんでゆこうと思います・・・こればかりでもいけませんが、ね。

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