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またやっている・・・ 

マスコミは、弱者の味方、権力者に抗うものというポーズを取りたがる。発熱患者を医療機関が診療拒否したと大々的に報じる、この新聞社の記者もそんな気持ちなのだろうか。ただし、医師・医療機関が権力者・強者であり、患者が弱者という構図は必ずしも成り立たない。マスコミは、本当の権力者には決して抗うことをしない。もし、本当にそうした反権力の精神がマスコミにあるならば、二階大臣・その関係者を、検察が訴追しないで、早々に幕引きしたことを何で追及しないのだろうか。解せない。

尚、この記事には下記のような様々な問題点がある。こんな杜撰な記事をよく載せたものだ。恥ずべき記事だ。このような記事を載せ続けることが、医療を崩壊させていることにマスコミ人は気付かないのだろうか。

○医療機関の言い分を全く聞いていない。推測で書いている。

○2日から4日までというと、多くの医療機関は救急体制であるはず。通常の診療体制ではない。

○発熱だけの患者を、救急体制時に余裕で診てくれるような医療機関が少なくなってきているのを記者は知らない(または、無視している)。

○医療機関・医師が新型インフルエンザを恐れているというが、現在世界で流行しているそれは、弱毒であることが分かっており、ほとんど治療の必要がないということを医療関係者は既に知っている。しかし、入院患者のようなハイリスクの患者がかかると生命に関わる事態になる。新型インフルエンザを院内感染させることは何としても防ぐ必要がある。

○「自治体の発熱相談センターに「新型インフルエンザではないから一般病院へ」と言われた」というのは本当か?発熱相談センターが、こんなことを本当に言ったとしたら、無責任なのはそちら。もし、そうではなく、記者の思い込み、さらには「脚色」があるとしたら、許せないことだ。現在世界で流行している新型インフルエンザは、季節性のインフルエンザと臨床像からは全く区別がつかない。




以下、引用~~~

発熱患者の診察拒否 感染国に渡航歴ないのに…東京で63件:新型インフルエンザ
09/05/05
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社


新型インフルエンザ:感染国に渡航歴ないのに…発熱患者の診察拒否 東京で63件


 ◇「成田勤務」「友人に外国人」

 新型インフルエンザへの警戒が強まる中、東京都内の病院で、発熱などの症状がある患者が診察を拒否される例が相次いでいることが分かった。都によると、2日朝-4日朝だけで計63件に上る。新型への感染を恐れたためとみられるが、感染者が出た国への渡航歴などがない患者ばかりで、診察拒否は医師法違反の可能性がある。大学病院が拒否したケースもあり、過剰反応する医療機関の姿勢が問われそうだ。(6面、社会面に関連記事)

 患者から都に寄せられた相談・苦情によると、診察拒否のパターンは(1)患者が発熱しているというだけで診察しない(2)感染者が出ていない国から帰国して発熱したのに診察しない(3)自治体の発熱相談センターに「新型インフルエンザではないから一般病院へ」と言われたのに診察しない--の三つという。

 拒否の理由について都は「万一、新型インフルエンザだった場合を恐れているのでは」と推測する。

 拒否されたため、都が区などと調整して診療できる病院を紹介した例も複数あった。「保健所の診断結果を持参して」と患者に求めた病院や、成田空港に勤務しているとの理由で、拒否した例もあった。友人に外国人がいるというだけで拒否された患者もいたという。

 国や自治体は、熱があって、最近メキシコや米国など感染が広がっている国への渡航歴があるといった、新型インフルエンザが疑われる患者には、まず自治体の発熱相談センターに連絡するよう求めている。一般の病院を受診して感染を拡大させることを防ぐためだ。だが、単に熱があるだけなどの患者は、その対象ではない。

 都感染症対策課の大井洋課長は「診察を拒否する病院が増えれば、『症状を正直に申告しないほうがいい』といった風潮が広まるおそれがある」と懸念している。【江畑佳明】

コメント

「病院自体が感染源」になりかねないのに…。

「諸君、担当医は、院長命に背き患者の診察を放棄した。受け入れ態勢がないから医療は出来んと言って患者の診察を勝手に断りよった。これが病院か。病院は受け入れ態勢がなくても受け入れをしなければならないのだ。検査機器がない、やれタミフルがない、リレンザがないなどは診察を放棄する理由にならぬ。

(中略)

担当医には応召義務があるということを忘れちゃいかん。病院は公立である。市長が守って下さる・・・」

以下、訓示は一時間以上も続いたため、当直明け通常勤務後の残業の連続で、抵抗力の落ちている医師がウイルスに罹り、病気で抵抗力の落ちた入院患者および外来患者に伝染する事態となった。

…。
……。
………。

…牟田口コピペのインフル版が作られてもいいと思う今日この頃です。

ただでさえ連休中で薬や検査キットの入手が難しいでしょうし、既にタミフル等の抗インフルエンザ薬は指定病院にしか卸されていないと聞いています。
断った病院の中には抗インフルエンザ薬や検査キットなどが底をついているところもあるのだろうなとも思うわけですが…。

今がどういう状態の時なのかということをマスコミは理解していないのでしょうね。

一連の騒ぎで体制の不備やマスコミをはじめとした一般の人の理解不足など様々な問題が出てきています。
今回は弱毒性だからまだ良いようなものの強毒性の新型インフルエンザが出てきた場合のことを考えると頭が痛いですね。

No title

お二方、コメントをありがとうございます。

行政の混乱、それに付和雷同して混乱を増大させるマスコミ、という構図でしょうか。

鳥インフルエンザが、ないしこの豚インフルエンザが強毒変異し流行し始めた時が思いやられますね。

そのようなパンデミック時に医療機関、ないし「発熱外来」が流行の源になり、そこで不幸な事態が起きないと、彼等は分からないのでしょうか。そうした事態になっても、医療機関叩きを続ける積りでしょうかね。

報道の貧困

現場に責任を押し付けるしか能のないメディアは、まこと貧困としか表現のしようがない輩です。現場から人がいなくなれば、誰も「助けてもらえなくなる」のですが。そうなったとき、自分だけは罹患せずに済むと考えているのであれば、愚かだとしか言い様がありません。

まあ、何かあったら他人のせいにして紙面を稼ぐのは彼らの常套手段ですし。徹底的な不買で報復してやるのも一興かと思われます(もう現実化していますが)。

No title

ネットで情報を得るようになって、マスコミのいい加減な報道振りが良く分かるようになってきました。新聞を取らなくなって、しばらく経ちます。

今回のインフルエンザ騒ぎは、行政も滅茶苦茶ですね。タミフル・リレンザの流通を止め、検査薬も市中医療機関に入らないようにして、患者は、市中医療機関に行けと言っているに等しいです。

都内で発熱患者を断った医療機関の一つが、新型インフルエンザに対応すべき感染症専門の医療機関だったようです。発熱だけの患者さんにワッと押しかけられたら、機能不全になってしまうということなのでしょう。そうした事実も、きちんと調べて、報道してくれないと、社会的な混乱をマスコミが作り出しているということになりますね。

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