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裁判員制度、NHKの番組作りの姿勢 

裁判員制度が、いよいよ施行される。その意義を強調する番組が、過日、NHKクローズアップ現代で放映されていた。曰く、欧米で広く行われており、国民が社会参加する意義が大きいといった内容だった。それをぼーっと見ていて、そんなものかと受け止めたのだった。

ところが、何時も読ませていただいている「噛み付き評論、ブログ版」の記事によれば、その意義付けはどうも怪しい。米国であっても、陪審制による裁判は5%以下、その意義は、植民地の宗主国であった英国に対抗するためにできた制度らしい。英仏独でも、絶対主義体制下で権力者に対抗するために作られた制度らしい。

裁判員制度が、特に医療事故裁判に適用されると、マスコミの一方的な報道と相俟って、かなりバイアスのかかった裁判になるのではないかと危惧される。

それを置いておくとしても、NHKのこの番組作りは、現体制に追従し、その施策を宣伝するためとしか思えない。医療制度に関しても、NHKは同様の番組作りを続けてきた。米国の混合診療を礼賛し、英国の家庭医を地域医療の問題を解決する理想的な制度とした。物事のごく一面だけを取り上げて、現政権・行政が目指す制度を持ち上げることに終止している。NHKは、こうした番組作りの態度を改めるべきだ。

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