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東北行 

昨日、母を見舞いに、宮城まで出かけた。東北自動車道に乗り、一路北上。那須を過ぎると、坂が続くようになる。ここ数年間、月に1,2回定期的に宮城から北関東の我が家を訪れ、母の面倒をみてくれた弟と義妹の苦労を、走りながら思った。

母は弟の家に入るはずだったが、準備が整うまで、しばらく老健施設に滞在している。宮城県南部のあるその施設は、西に蔵王に連なる山々を抱き、新興住宅と、水田に囲まれた静かな場所にあった。母の居室に入ると、昼寝をしていたところだった。さっと起き上がり、数秒間呆然としていたが、私と家内を認識して、満面の笑みを浮かべた。時々、顔をくしゃくしゃにして、***に帰りたいよと言っていた。が、弟と義妹がしょっちゅう訪ねてくれるようで、平安な気持ちでいるように思えた。弟も駆けつけてくれた。1時間ほど滞在し、見送ってくれる母と弟と玄関で別れ、帰路についた。

一度、福島の浜通りを走ってみたいと思っていた。亘理辺りで6号線に乗り、一路南下。鄙びた村落と、所々の町がモノトーンに続いた。10年ほどまえだったか、父が亡くなる前に、南相馬市(だったか)、いわき市の北部に、両親を連れてきたことがあった。両親が、東京で仕事をしていた頃、同僚であった看護師の方が、実家に戻っておられたのだった。両親を一緒に何処かに連れて行った記憶は、それ位しかない。訪れた街は分からなかったが、当時の記憶が、車の窓から見える景色にオーバーラップする。常磐自動車道に北端のインターで乗り、磯原海岸の近辺で降りて、早めの夕食。

そのレストランの窓から、灰色の海が見えた。レストランは、閑散としていた。もうしばらくすると、海水浴客でにぎわうのだろうか。

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家内は少し車酔いを起こしてしまったが、熱い紅茶を口にして、少し人心地付いた様子だった。もう、そろそろ日帰りの強行軍ではなく、ゆっくりした旅をしたいものだと少し思ったが、家に近づく頃には、そのような思いは吹き飛んで、新しい週の生活を準備する気持ちになっていた。

6月にも母が一時帰郷する。

コメント

No title

お疲れ様でした。
今度いらっしゃる時は、拙宅へお越しください。

No title

ありがとうございます。宮城は、やはりかなり遠いという印象でした。しかし、母がそちらで生活を続けることになるので、その内また訪れたいと思います。その節は、どうぞよろしくお願いします。

東京から宮城県、少し遠い

ですよね。 東京・仙台は新幹線だと1時間半ですけど車だと3-4時間なので少々疲れます。最近ETC付けたので休日に2回ほど東京・仙台往復しましたが、一人で350km連続運転はきついです。
でも6/6にもまた車で東京へ行きますが(^^;)

宮城県に来られたら仙台近郊の観光もどうぞ。

No title

あちらの在住でいらっしゃるのですか。東北自動車道は、飛ばす方が多くて(苦笑)。いつの間にか、自分も法定速度をウン十Km/hオーバーしていたり・・・。弟が、大学時代からそちらにいるので、母親の訪問をかねて、また北上の旅をしたいと思います。いつも慌しい旅行なので、今度はゆっくりと・・。

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