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厚生労働省の資料はすべからく・・・ 

昨年の診療報酬改定で、医療機関とりわけ診療所の多くは大きな減収に見舞われた。

厚生労働省が、その結果を公表したのだが・・・診療所の入院外一件当たり点数(すなわち、外来患者さん一人当たりの売り上げ)が16%増とのこと。これは実態と大きくかけ離れている。

それもそのはず、『抽出された』医療機関で人工透析専門のクリニックなどが多かったと厚生労働省自身が言っている。要するに、元来点数の高い人工透析専門クリニックを意図的に多く含めた、と告白しているのである。抽出されたのではなく、意図的に抽出したのである。もし、偶然そうなったのなら、統計として意味がないので、統計を取り直すべきはず。それをしないで公表しているのは、意図的な操作をしたということだ。

これを、来年の診療報酬改訂で、診療所の収入を減らすための基礎データとする積りなのだろう。医師の労働時間といい、外来診療時間のデータといい、厚生労働省官僚のやることは、すべてこの調子だ。結論先にありきの諮問会議で、その結論に沿うデータをそろえて、予め決めた方向に行政を持ってゆく。彼等の頭の中には、統計の「と」の字も無いのである。数値は、国民をごまかすための道具にしか過ぎないのだ。

以下、引用~~~

外来の初再診、1日当たり6.3%減 08年診療行為別調査
09/07/01
記事:Japan Medicine
提供:じほう


 厚生労働省が6月25日に発表した「2008年社会医療診療行為別調査の結果概況」で、入院外の「初・再診」が1件当たり前年比5.9%減、1日当たりで同6.3%減だったことが分かった。厚労省統計情報部社会統計課は08年度診療報酬改定での外来管理加算の見直しの影響が大きいと見ており、特に診療所への影響が顕著としている。 

 入院外の「初・再診」点数は1件当たり215.5点、1日当たり119.0点。このうち再診料の外来管理加算の1件当たり点数は前年より10.5点減り、診療所に限ると10.2点減少となった。また診療所の同加算の算定回数は、前年より約1700万回減少していた。

 ただ、診療所の入院外の1件当たり総点数は1289.6点(前年比16.0%増)、1日当たり総点数は672.7点(同14.5%増)と増加傾向がみられた。特に「処置」の伸びが大きく、厚労省は抽出された医療機関で人工透析専門のクリニックなどが多かったことが要因の可能性がある」と分析している。



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