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大きな決断、小さな一歩 

昨夜、10時過ぎにBob W7BVにお会いした。昨年、春に我が家を訪ねられた、アリゾナ大学の生理学の教授だった方だ。数ヶ月ぶりだね、と再会を互いに喜び合った。彼は、つい最近、ノールウェイへの研究がらみの最後の旅行を終えたばかりだとのことだ。学問領域では、あと二つ論文を仕上げると、すべての仕事が終了するとのこと。

研究生活を終えるのは、どのような気持ちか尋ねた。後ろ髪を引かれる思いなのか・・・それとも、きれいさっぱりという気分なのか。研究生活を終えることで、本当にホッとしているという返事だった。これは以前お会いしたときにも伺ったことだったが、丁度研究室を離れる時期に経済不況の波が押し寄せ、研究資金を手に入れることが難しくなってきたのだった、ということだ。

日本にもまた来てみたいとのことで、大きなハムの集まりはないのかと尋ねられた。ハムフェアが8月中旬に開かれることをお教えした。8月は暑いのでは、というので、その通り、しかし、室内で開催されるから、大丈夫とお答えした。どうも暑さを避けて、秋以降に来日したそうな様子だった。研究上知り合った研究者達との再会も望んでおられる様子だった。

Bobに刺激されたわけではないが、私もいよいよリタイアへの小さな一歩を歩みだす決断を下した・・・というと、いささかオーバーなのだが、毎週水曜日午後を休診にすることにしたのだ。これは、1年くらい前から考えに考え抜いたことだ。たかが半日の休診でオーバーではないかと言われそうだが、開院以来、休みは殆ど取ってこなかった。開院後数年間は、文字通り365日仕事場に足を運ばない日はなかった。が、そろそろ、ソフトランディングか、または離陸か分からないが、仕事の規模を小さくする方に舵を切るべき時が来たと思った。スタッフのこと、患者さんのことを考えつつ、来るべきリタイアに向けた一歩だ。

そのように決断すると、とても気がラクになるもの。水曜日の午後には、庭仕事をしたり、買い物に出かけたり、またアンサンブルも出来るかもしれない。Bobが、ホッとしたという気持ちを僅かながら分かったような気がする・・・しかし、先は長いなぁ・・・。

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