物価高により消費税は実質増税
消費税は、インフレによって増税しているに等しい。
昨年度は消費税は22兆円弱。全体の税収の32%。OECD各国の消費税、それに相当する税の、税収全体に占める割合の平均は21%程度。まず消費税の税収における占める割合が高いことは指摘されるべきだろう。
で、3.6%の物価高騰により、消費税は7920億円の増収増となる。この上に、政府は軍拡増税を行う積りだ。この消費税実質増税は、消費税の逆進性からして貧しい層に大きな負担になる。
さらに、政府の負債は目減りする。
財務省にとっては、ウハウハだろう。インフレがスタグフレーションとなり、国民の生活を直撃し、将来国家財政がさらに厳しくなることはお構いなしだ。彼らの主要関心事は、天下り先が存続することだけ。
FRBは、今年中の金利引き下げはないと述べた。日米金利差は、開いたまま。日銀は、国債価格低下によって債務超過になっている。今後、円高に振れることはない。物価は高いままで推移する。
- [2023/01/05 10:54]
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