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最高裁判事 国民審査 

来る8月30日に、最高裁判事の国民審査がある。国民が、法曹界に直接意思表明のできる貴重な機会だ。裁判官を罷免することはできなくても、国民が法曹界に批判を持っていることを示すことができる。

法曹界の判断が、医療の現実に合わなくなってしばらく経つ。それを医療の立場から発信するために、不適切な判決を下した判事には、国民審査で否と記そう。

m3から孫引きで、今回審査対象になっている判事の係わった医療事故裁判の記録;

.秋田市立秋田総合病院で採血を受けた際、神経を傷つけられ左手に障害が残ったとして、潟上市の元飲食店経営の女性(58)が秋田市に約3500万円の賠償を求めた訴訟 で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は18日付で、市側の上告を退ける決定を出した。女性側が逆転勝訴した2審・仙台高裁秋田支部判決(今年1月)が確定した。

.長野県軽井沢町が運営する国保軽井沢病院で女性(当時32歳)が出産後に死亡したのは医療ミスが原因として、遺族が町と担当医師に総額約1億8000 万円の損害賠償を求めた訴訟。
最高裁第1小法廷(涌井紀夫裁判長)は、遺族の上告を棄却する決定をした。 これにより、約7200万円の賠償を命じた判決が確定した。
第一審・東京地裁(H18. 7.26)は、賠償のうち、慰謝料について「患者には医師に対する信頼を裏切られたことによる精神的苦痛も生じるため、交通事故よりも高額になる場合もある」と述べ、27 00万円とした。 控訴審・東京高裁(H19. 9)も同額を認定した。

.東京地方裁判所平成5年4月27日判決(近藤崇晴判事の事例)
本件は、心臓カテーテル検査を受けた患者が脳梗塞を発症した後、心不全で死亡したしたことにつき、同検査中に患者の最高血圧が急上昇したのに、検査を中止せずに続行した担 当医の過失が認められた事例である。本判決は、心臓カテーテル検査をする医師は、検査中に患者に何らかの脳血管障害発生の兆候が生じた場合には、たとえ障害が何であるかを 具体的に特定することが出来なくとも、検査を中止すべき注意義務を負うことを認め、この注意義務から、患者の最高血圧が250を超えて上昇したにもかかわらず、本件検査を 中止せず、右冠状動脈造影検査を行なった点に過失を認めた。

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