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TR WB6TMY 

数週間前、John 9V1VVからメールがあった。KPHという商業通信局のクロージングリマークを、バグキーで流暢に送出する女性オペレーターの姿を映し出した、You tube映像を送ってきたのだ。彼女のバグキー捌き振りが好ましいと、書かれてあった。昔、プロのオペレーターだったJohnにしてみると懐かしい映像だったに違いない。

その後、最近になって、7メガで続けて二回、TR WB6TMYにお会いした。彼とは、以前にお目にかかっていたが、その記憶はおぼろげだ。しかし、偶然、彼のサイトを見つけ出し、何気なく二三度立ち寄っていたことがあった。奥様のBarbaraがNurese Practionerをなさっており、彼と合わせて、Radion(Radio + Nurse)だそうだ。同じサイトで、KPHのことが取り上げられているのを、交信中に思い出した。彼のサイトは
ここ

TRはKPHで10数年間仕事をしていたらしい。とても居心地の良い職場だった、とのことだった。上記You tubeの女性オペレーターを知っているかと尋ねた。よく知っている、「DAだ」との返事。KPHでは、オペレーターをミドルネームを含めたイニシャルで呼んでいた様子。彼のハンドルTRは、その当時からのもののようだ。船舶通信局KPHは、1990年代後半に経営母体が変わり、サンフランシスコ近くのハーフムーンベイに移転したらしい。もうKPHを訪れることは容易ではなくなった、と言っていた。

交信後、彼のサイトを再び訪れて、彼の履歴を読ませていただいた。苦労なさって、自分のキャリアーを積んでこられた様子が分かる。交信中に彼が全く触れることはなかったのだが、彼は事故で脊髄損傷を起こし、四肢麻痺の状態であるらしい。仕事でもキーボードを用いておられたというが、現在もキーボードであるのは、その後遺症のからみもあるのだろうか。

彼が、サイトに記された、アマチュア無線の将来についての文章、私もほぼ同感だ。アマチュア無線は、徐々に社会での存在意義を失って行くのではないか、という思いだ。楽しんでいる者としては、そう在っては欲しくは無いのだが、現実はそうした方向に向かっている。その議論との関係で、Bob W9KNIの文章が掲載されている。彼がまだ50歳代のときに記した文章のようだが、90歳代まで無線を楽しむと書かれていて、思わず笑ってしまった。Bobの言うとおり、CW専用周波数帯域の防衛は是非必要なことだろう。

コメント

魚釣りはかつて職業であったが、今はほとんどの場合趣味で行われてます。アマチュア無線も楽しみのみで行われても良いのでは。社会的存在意義がなければ存在できないなんていったら、どれだけのものが存在できるでしょうか。ただ、貴重な周波数が取り上げられてします懸念はありますが。
小生はアマチュア無線が、電波や電磁気学的現象に対する子供たちの興味のきっかけになればいいと思ってます。将来の技術革新のためにも必要なことです。そういったことを考えると、今のアマチュア無線は通信することに偏りすぎているのではないでしょうか。もう少し技術的興味を引くような方向に向かえばと思います。電波と戯れるとでも言えばいいでしょうか。

主観的な願望としては、VVXさんの仰ることは良く分かるのですが、ネットや携帯の発達した社会のなかでアマチュア無線が生き残るためには何が必要か、生き残れるのか、というとかなり悲観的です。

技術的な側面といっても、ICチップを組み合わせ、場合によりCPUを用いて、組み上げることが、技術的な訓練、探求にどれだけ寄与するのか、分かりません。少なくとも、アマチュア無線が通信技術の先端を走っていた時代は、過去のものになってしまいました。

通信だけに偏りすぎは確かに良くないとは思うのですが、技術と知識を総動員して行うことの最終ゴールは、通信ではないのでしょうか。

バンド防衛が、社会で生き残るための前線になるのでしょうが、VHF・UHF・それ以上の周波数帯は、ますます厳しい状況になるでしょう。HFは商業通信の需要が減っていますが、PLC訴訟等を見聞きすると、HFをアマチュア無線により広く開放しているのは、ただ単に余った周波数帯が便宜的に開放されただけにすぎない、アマチュア無線のことを考えてのことではない、と言えそうです。

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