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地域医療再生=医療機関の移転? 

北関東は、都会に比べて、二次、三次医療機関同士の距離がかなり開いている。この記事で取り上げられている、小山市民病院と下都賀総合病院の間の距離は、20km程度以上はあるのではないか。その途中に、自治医大病院がある。その二つを統合するとは、一体どこにどのような施設を作るつもりだったのだろう。県は、統合を取りやめることにしたようだが、その判断は間違っていない。

だが、各病院の病床を減らし、その上、移転整備するらしい。確かに、これらの医療機関の建物は、かなり年季が入っているが、すぐに移転し、新しい建物を建てる必要はなさそうな気がする。この経済事情下で、移転するという判断が腑に落ちない。病床を減らすのであれば、既存の建物の改修・既存の病床部分の他への利用等いくらでも、金をかけずに、整備する方法がありそうな気がする。

その移転整備に、例の地域医療再生基金から助成金が出るのだろうか。100億円、25億点といった極めて大雑把な金額がポンと出るところは、まずは予算額ありきであって、医療事情の詳細な検討に基づく予算の積み上げではなさそうだ。

大体、地域医療再生を、建物の移転整備で行おうという発想がピントはずれも良いところなのだが・・・。民主党政権でも、このような地域医療再生計画が認められるのだろうか。


以下、引用~~~

小山市民・下都賀総合病院の統合再編、両病院を単独整備へ 栃木県、医療再生計画
09/10/07
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

医療再生計画:小山市民・下都賀総合病院の統合再編、両病院を単独整備へ /栃木

 県保健福祉部は6日、県南、県西両医療圏の地域医療再生計画案を県議会の生活保健福祉委員会で明らかにした。県南医療圏をめぐっては、小山市が小山市民病院と下都賀総合病院(栃木市)の統合再編を要望していたが、県は両病院を単独で整備する方針を示した。

 計画案によると、県南は下都賀総合病院を下都賀総合医療センター(仮称)として移転整備する。14年1月に開院予定で、病床数は475床(今年4月現在)から300床程度に縮小。小山市民病院も移転整備し、14年度に開院する予定。両病院にはそれぞれ「栃木地区急患センター」と「小山地区夜間休日急患センター」を併設し、初期救急と2次救急の連携を図る。

 県西は、上都賀総合病院(鹿沼市)を移転整備し、13年3月に開院する予定。512床(今年4月現在)から402床程度に縮小し、休日夜間急患センターを併設して整備する。

 国の地域医療再生臨時特例交付金は、都道府県が策定した地域医療再生計画に基づき、全国10カ所に100億円、84カ所に25億円が交付される。県は7月、県医療対策協議会を開き、100億円の計画に県南医療圏、25億円の計画に県西医療圏を選定していた。【戸上文恵】

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