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新型インフルエンザワクチンの投与回数は1回 

いよいよ新型インフルエンザワクチン接種が始まる。その投与回数は、13歳以上では1回と決められた様子。

この研究では、15μg1回皮下注と、30μg1回筋注を比較しているだけで、2回投与は行なわれていない。1回投与とした根拠として、1970年代以来のAソ連型の流行によって、中高生以上の年代では、(部分的な)プライミングが済んでいる可能性を挙げている。が、これは推測であり、証明されたことではない。また、米国でも10歳以上は1回投与とされたことも、今回1回投与と決めた根拠の一つとされているが、FDAのその記載を読むと、「1回でも効果が期待できると予想される。臨床試験を行なっている。」と記されているだけで、明らかな根拠はなさそうだ。

というわけで、希望的観測と、恐らくは、ワクチンをできるだけ多くの国民に投与したいという思いから、1回投与に決められた印象だ。

それにもう一点気になることがある。投与された200名中1名にアナフィラキシーを生じたケースがあった、という点だ。そのケースのアレルギー素因それに重症度を是非知りたいところだ。アナフィラキシーは、生命にも関わる副作用なので是非情報を開示してもらいたい。


以下、m3より引用~~~

10月16日、厚生労働省の「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」において、13歳以上への新型インフルエンザワクチン接種回数を見直し、1回とする意見がまとめられた。

 合意された方針では、(1)13歳未満の小児については2回接種(今後の臨床試験の結果により1回接種に見直す可能性あり)、(2)13歳以上18歳未満は1回接種(今後の臨床試験の結果により2回接種に見直す可能性あり)、(3)18歳以上は1回接種(妊婦、基礎疾患を持つ患者も含むが、これらの接種希望者については希望・主治医の判断により2回接種も可能)となる。この意見は長妻昭・厚生労働大臣へ報告され、来週初めに大臣の決定が発表される予定。

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