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桐生市伊藤弦楽器工房をTさんと訪ねた 

昨日午後、自由になる時間を使って、同じ北関東在住のバイオリン製作者I氏を訪ねた。室内楽でお世話になっている、バイオリンのTさんをお連れして紹介することと、I氏がつい先日クレモナで行われたバイオリンコンクールに提出した作品を見せていただくことが目的だった。

残念ながら、彼の作品は、まだイタリアにあって見ることができなかった。Tさんの弓・楽器を、I氏に診ていただき、彼の感想と今後のメインテナンスの方針を相談することに多くの時間を用いた。Tさんの楽器には、ニスのリタッチ・ペグ調整が必要のようだったが、急ぐことはないだろうとのことで、機会を改めて調整修理に持参するということになった。Tさんが不満に思っている、E線のハイポジでの音の伸びがもう一つなのは、フィッテング等の変更・調整等である程度解決できるのではないか、という話だった。

かの高名なバイオリン製作者佐々木朗氏のお弟子さんであるI氏・・・匿名にしておく必要もあるまい・・・桐生市の伊藤氏(伊藤弦楽器工房を主催され、ネット上でサイトも開いておられる)は、30歳前後の若手の製作家で、佐々木氏譲りの理論的な説明を、ソフトな語り口で丁寧にしてくださる。持ち込む楽器の良い点を必ず見つけて、楽器を大切にするようにと話されるところに好感を持つ。

Tさんは、既に何度かこのブログでも記した、演奏活動かつバイオリン教師をなさっている方だ。近々、自宅を出て独立することを考えておられると聞いて、感慨一入だった。彼女がまだ10歳代の頃、当時バイオリンを習っていた私の娘の同門で、上手に弾く優秀な生徒さんだった。音楽教育を終え、苦労なさって海外留学もなさり、今度は親元を離れて自立するというお話しに、なかなか大変なことだろうけれど、頑張ってもらいたいものだと心底思った。

彼女のお弟子さんには、大人の方も結構いるらしく、中にはアンサンブルの希望を持つ方もいるようだ。アンサンブルの好きなTさんは、将来弦楽合奏団を組織することが夢らしく・・・それとも、私が押し付けた夢?笑・・・同じくバイオリンを弾くTさんの妹さん、それに愚娘も引っ張り出して、弦楽合奏団を是非主宰して欲しい、私も参加させていただくとお話しした。

とりあえずは、来年1月、近くのホールで開かれる演奏会に、ブラームスのピアノトリオ2番を持ち込むことだ。11月8日の練習で、Tさんのご自宅にお邪魔することを約して、お別れした。

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