FC2ブログ

Kemp K7UQH 

Kemp K7UQHから、エアーメールが届いた。少し大きな封筒で、やわらかなものが中にある。開けると、Supershyneという機械磨き用の布。あぁ、やはり送ってきてくれたのか・・・。

先日、彼と7メガで交信した際に、バグキーが話題に上った。私のVibroplexの機種名は何かと彼から問われたが、思い出せず。ノブの形状、ベースの厚さ等々を教えると、「それは、Originalというモデルだよ。」と教えてくれた。彼が1960年代から用いているバグキーは、Championというモデルで、一番安いものだそうだ。Vibroplexのバグキーについては、各モデルの特徴から価格まですべて覚えておられる様子。

彼は、開局時からずっと同じバグキーを用いているようで、バグキーの話題になると(否、CWの話題であれば、何でもそうなのだが)、話しは延々と続く。私が、時折短点の接触不良が起きる(起きた)と言うと、spring armを外して、接点をよく清掃する必要がある、とのことだった。

実は、私は、短点接点の固定された側を僅かに回転させ、接点同士が線接触にすることによって、かなり安定した動作をすることを確認し、そのセッティングで使用し続けている。面接触を試みると、単位面積当たりの力が小さくなり、接点上の僅かな酸化皮膜の抵抗が効いてきてしまうのではないか、一方、線接触にすると、単位面積当たりの力が大きくなり、酸化皮膜をキーイングごとに破るのではないかと想像している・・・のだが・・・。

いずれにせよ、彼は接点の清掃は必須だという考えの持ち主であった。そして、その清掃に具合の良い布があるという。linen bond paperといったか・・・。その時に、その布を大量にストックしているので、送ろうかと、彼から問われた・・・いや、大丈夫だ、と一応お断りしたのだが、そのストックの一枚を、私に送ってきてくれたのだ。

別なところで記した通り、彼との交流は、1960年代に遡る。Ed WA6UNFとTrevor VK2NSとの7メガでの定時交信に纏わり付いていた仲間のお一人がKempだった。1960年代から交信を続けてきた友人は、他にも何人かいるが、当時の交信の様子を鮮明に覚えている相手は、Kempだけになってしまった。彼は、その後プロの通信士になり、太平洋を航行中に、現在の奥様Junkoさんと無線で知り合い、結婚されたのだった。しばらくのQRTの時期を経て、私が無線にカムバックした1980年以降、Kempとは、時折交信させて頂いて来た。サイレントキーになる共通の友人を、一人また一人と見送ってきた。とてもold fashionedな交信スタイルを捨てず、交信の最後には、CW FOREVERと打つ彼は、得がたい友人だ。丘に上がったKempは、現在はセミプロのトロンボーン奏者としてビッグバンドで演奏している。

接点清掃用の布、使うことになるかどうか分からないが、こころからの御礼の手紙を差し上げようと思っている。

コメント

最近の無線機は電鍵に流す電流が少なくて、接触不良を
起こしやすいですね。

無線機器の遠隔制御用電話回線も同じような接触不良を
起こします。以前は、電話回線が直流電流を流しており、
接触不良箇所でごく小さな火花が出ると、そのれにより
復旧したようです。使用者は一時的な障害で気がつか
ない場合が多かったようです。

近年は電流を流さない方法ですので接触不良を起こすと、
完全にアウトです。障害発生時にテスターの抵抗測定
レンジで導通確認をしたとたんに障害復旧となります。

機械式接点には電流を流してやって酸化被膜を作らない
ようにして下さい。

数mA程度を流すキーアダプタを試作して、私のキー
ヤーで実験しましょうか?そのうちに世界中のCWマン
の電鍵は昔のように
火花を散らす運用スタイルになるのかな?

時々はキーを分解し磨いてやるのも、楽しいものでは
ないでしょうか?

そういえば、Kempは、コリンズのSラインを今でも使っているのです。それで、接触不良があまり起きないのでしょうか。

私のVibroplexは、上記の線(または点)接触にすることによって、今のところ接触不良が皆無になっています。

行く行くは、カソードキーイングでバチバチやりましょうか 笑。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/1554-ad33025f