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政治的議論と中傷が、趣味の世界に入り込むと・・・ 

FOCは、第二次世界大戦前に英国で設立された、CWを愛するアマチュア無線家の団体だ。既に記した通り、私も会員になって20年以上経った。別に会員だから特に親しくなるというわけではないが、全世界的に、CWにアクティブなハムの多くがFOCのメンバーでもあるので、FOCメンバーとは親しくさせて頂いている。

最近、米国の友人のFOCメンバーA氏から、メールを受け取った。それによると、米国外のあるメンバーX氏が、米国とイスラエルのことを政治的に批判する言動を長い間FOCのMLで続けてきた、それに対し、英国のFOC本部に諌めるように進言してきたが、本部委員会は何もアクションを取らないとして、そのX氏とFOC本部を批判する内容だった。そのメールに添付された、X氏の発言は、議論と言うよりも、米国とイスラエルを揶揄し嘲笑する類のものだ。この件に関連し、FOCを脱退させられたメンバーが二人出ていることも、A氏を激高させた理由の様子だった。温厚そうなA氏をこれほどの行動に駆り出した背後には、よほどのことがあったのだろう。

MLに参加していないし、状況をよく把握しているとは言いがたいが、アマチュア無線に政治的な議論(というか、中傷のような発言)が入り込んでいる現状について、私なりの感想を記すと・・・
X氏の適切でない発言が、米国人・イスラエル人のハムを傷つけるものであることは、十分理解できる。FOC本部も、解決に向けて、どれだけのアクションを起こしたのか、理解し辛いところもある。さらに、この騒ぎの源である、X氏の言動は、内容は別としても、批判されてしかるべきものだ。個人的にも存じ上げているA氏を心情的に理解できる。

しかし、このX氏のような扇動者は、どの世界にもいる。そして、アマチュア無線の世界では、自由な議論を保障されているが、相手の存在自体を否定する(会員資格を剥奪する)ことは行き過ぎ
ではないかと思う。この件で会員資格を継続できなかったメンバーの復帰を要望し、A氏が要望しているX氏の会員資格剥奪は思いとどまるように申し上げたいと思っている。

趣味の世界では、政治的に熱くなることは避けたい。少なくとも、議論で熱くなっても、相手を否定し去るような行動に出るのは好ましくない。趣味の世界で、相互理解できなければ、国際政治の世界での相互理解など到底無理だということになる。また、ネットでの議論の危うさも感じる。ネットは便利なトゥールなのだが、利用してゆく上で、扇動的な発言をやり過ごす知恵が必要だ。

私は、FOCのMLには入らずに、専らお空の上でだけ議論するようにしようと思ったことだった。それにしても、このような騒動は、20年間一度も経験したことがなかったのだが・・・。

コメント

先日N3BBと話されていたのを立ち聞きしてしまったのでいったい何事かと思っておりましたが、そういうことでしたか、メールという媒体は時に予想以上のとられ方をしてしまうものですね。某電信クラブのMLでも時々険悪な状態になる人がいます。でも実際に会って話をしてみたら逆に意気投合、仲直りということもよくあります。
電信はメールと違い、打鍵の様子から感情が伝わるので誤解するようなことはあまり無いように感じます。

このケースは、何年にもわたって執拗に繰り返されてきたことなので、その点悪質だと思います。が、その「不規則発言」を繰り返してきた人物が、一人であることは救いですね。

ネット上は、実社会の人間関係がある意味強調されて現出する点があります。その点に気を配れば、上手く利用できることでしょうね。

N3BBは、ご当人ではありません>>ROMの方々。

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